ロサンゼルス港、水素で荷運び 豊田通商がインフラ構築
ロサンゼルス港、水素で荷運び 豊田通商がインフラ構築
【ロサンゼルス=藤生貴子】2030年までに港湾重機の温暖化ガス排出ゼロを目指す北米最大の港、ロサンゼルス港。切り札となるのが港湾重機での水素の活用だ。豊田通商を中心に日本企業が実証を進めている。世界の荷主企業から物流の脱炭素化が求められる中、水素で動く港の構築に動き出した。
ロサンゼルス国際空港から車を南に走らせると、大型クレーンがずらりと並ぶのが見えてくる。東京都板橋区ほどの敷地一面に5段に積…