AI支える銅、需給逼迫にチャンス 三菱商事が生産量2割拡大
AI支える銅、需給逼迫にチャンス 三菱商事が生産量2割拡大
世界的に銅の資源開発が拡大している。電気自動車(EV)や人工知能(AI)を処理するデータセンター向けに需要が増え、中長期的に世界で需給が逼迫する見通しのためだ。日本企業として最大規模の銅生産能力を保有する三菱商事(8058)は銅の生産量を2030年度以降に24年度比で2割増やす計画だ。息の長い収益源として仕込めるかどうか、権益の確保競争も激しくなりそうだ。
チリ中部の権益で隣接する鉱山と共同操業し…
