
繰り返された政治家襲撃、警護も変遷安倍元首相銃撃28日初公判
安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の初公判が28日に始まる。選挙で選ばれた政治家を襲撃する事件は戦後日本で繰り返されてきた。警察による要人警護の体制も進歩してきたが、なお脅威はやまず、不断の見直しが避けられない。 安保巡る混乱期、相次いだ事件 【1960年7月14日】岸信介首相が刃物で襲われ重傷 首相官邸のレセプション会場でももを刺され、重傷を負った。日米安保条…
天皇、皇后両陛下の長女、愛子さまが公務に精力的に臨まれている。23日にご一家で初めて東京都慰霊堂(東京・墨田)に足を運び、11月には初の海外公務としてラオスを訪問される。かつて「公務の担い手」とは見られなかった天皇の娘や女性の孫の「内親王」は、時代と共に変わりつつある。 2024年に学習院大を卒業された愛子さまは、同年4月から日本赤十字社(東京・港)に勤務。公務と仕事の両立について、入社時に「周…
ひつぎに納めた遺体と一緒に思い出の地を旅する。そんな新たな葬送の形が広がってきた。霊きゅう車やマイクロバスにひつぎを載せて、遺族や友人とともにゆかりの地を巡る「旅行葬」だ。病気や老衰で生前に果たせなかった帰省や旅行の願いをかなえ、心を込めた最後のお別れができると注目を集めている。 「お父さん、帰ってきたよ。やっと来られてよかったね」。7月の昼下がり、駒月浩明さん(62)はひつぎの中の父、力(つとむ…
知り合いの塾の先生とタクシーに乗った。車中の話題は自然と塾業界の動きや個別の学校情報に向かう。やがて運転手さんが口をはさんできた。「さっき話していたA高校というのは最近落ち目なんでしょ?」 一瞬ぎょっとしたが「そんなことはない、いい学校です」と無難に答えた。すると「うちの息子が受験した頃は……」「友人の子はA高校に行ったけど期待外れで……」と語り始めた。 同乗している先生は、私がA高校の卒業生だ…
火山の噴火予測に人工知能(AI)を使う研究が世界で相次いでいる。東京大学の研究チームは阿蘇山(熊本県)の噴火を数カ月前に70%の精度で予測するモデルを開発した。海外では世界の噴火データを使った研究が進む。観測データを蓄積し、AIを組み合わせれば、火山防災に役立つ。 火山の噴火予測には、山の膨張や周辺で発生する火山性地震などの情報が必要不可欠とされてきた。特に人や建物に被害をもたらす規模の大きい噴…
25日午前1時40分ごろ、北海道の根室地方南部で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は根室半島南東沖で、震源の深さは40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.8。今後1週間程度は最大震度5弱クラスの地震に注意が必要としている。 道と道警によると、被害の情報はない。 総務省消防庁の全国瞬時警報システム(Jアラート)が予想最大震度5強の緊急地震速報を出した。政府は首相官邸の危機管理セン…
24日午前11時10分ごろ、秋田県東成瀬村役場から「クマに襲われ、複数人が負傷している」と県警横手署に通報があった。駆け付けた警察官が役場付近で、男女計4人が顔などから血を流し倒れているのを発見した。 近くの無職、佐々木喜行さん(38)が死亡。大工の父親(65)と、同県横手市の無職男性(76)とその妻(72)の3人が頭部外傷などの重傷を負った。 佐々木さんの顔や頭には引っかかれたとみられる深い傷…



































