清水建設、鉄筋入り柱を3Dプリンターで 工期4割短縮
清水建設、鉄筋入り柱を3Dプリンターで 工期4割短縮
事前に組み上げた鉄筋の周りをノズルが動き回り、材料を吹き付ける。噴射した材料は丸みを帯びた直方体の形状を維持しながら積み重なり、鉄筋入りの柱が出来上がった―――。2024年10月25日、堺市にある建設現場で全国初となる、建設3D(3次元)プリンターを活用した鉄筋入りの構造部材の「印刷」が実現した。
現場は南海電気鉄道南海本線の石津川駅近くに立つ、日本製鉄の瀬戸内製鉄所阪神地区(堺)だ。製鉄所の敷…