岐阜から北海道へ大移転 三千桜酒造、転機はメキシコ
農(アグリ)のミライ
創業140年を超える岐阜県発祥の酒蔵・三千桜酒造の6代目が、約1500キロ離れた北海道東川町に蔵もろとも引っ越したのは4年前。温暖化により年々、冷却工程の管理が難しくなっているとの思いを募らせていたことがきっかけです。移転を決断した同社の山田耕司社長は杜氏(とうじ)でもあり、メキシコで日本酒の醸造を指導したことが本拠地を動かす大きな転機になったといいます。新天地での酒造りについてのインタビューはポッドキャストで配信中です。
ラジオNIKKEIと日本経済新聞が連携して制作する地域にフォーカスした音声コンテンツをお届けします。農業や食をめぐる未来志向の取り組みを深掘りする番組「農(アグリ)のミライ」を隔週で掲載。日本経済新聞の支局・支社記者がご当地のとっておきの話題を解説する「支局記者が語る地域再生」のアーカイブもお聴き頂けます。