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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

金剛山 第108回 

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ブナ林より葛城山山頂を望む

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (1分46秒)


さすがに年末はいろいろと用事がいっぱいあって忙しい。
しかし今日はなんとか本年最終の登り納めができた。
家を出たのが8時ごろで、家に帰ったのも夜8時ごろなので丸々12時間も出ずっぱり。
山に登ってからそのままの続きで予定が5ヶ所もあったのだ。
今日の山頂11時すぎの気温は2℃と暖かく、樹氷もなく
目を楽しませてくれるようなものは特になかった。
残雪があったので山頂目前というところで登りにアイゼンが必要となった。
山頂では食事をせず、そのまま「ちはや園地」へ向かい「香楠荘」でお昼をとった。
「香楠荘」は宿泊施設でもあるだけに食事はそこそこ美味しい。
眺めも良いし、暖房も良く効いていて小ぎれいで、店の人もとても愛想が良く、
かなり満足度が高い。
凍てつく寒さの冬場は「香楠荘」でお昼というのが常態化しそうな快適さ。
登りは寺谷ルートで、下山は念仏坂(伏見峠ルート)。

「香楠荘」食堂の画像は以下より。
[ 2008/12/29 23:18 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(2)

金剛山の山中にある竜頭寺跡とは 

金剛山はとにかく昔からさまざまな歴史に関わってきた痕跡があちこちに見受けられる。
個人的には歴史にはほとんど興味がないのが残念ですが、
そんな中で以下のような記事をみつけました。
金剛山の南側山腹にあるそうですが、いったいどのあたりにあるものなのでしょうか。
久留野峠が南側に位置することから、奈良側、
しかもさらに南のダイトレ上にあるのかもしれません。
それであれば五條林道ルートを登った時に見ているはず。
ちょっと情報不足で場所が特定できません。

取材現場から:’08年を振り返って 金剛山南側山腹 /奈良
2008/12/26 毎日新聞 地方版 21ページ

 ◇信仰、歴史秘めた場
 年末になって、わくわくするような体験をした。古代、山岳信仰の場だった金剛山南側
山腹の林の中に、今は忘れられかけている古い寺院跡を尋ねたのだ。13日「巡礼 やま
とぷらっと」で紹介した草谷寺(五條市北山町)が元々あったと伝えられている竜頭寺跡
だ。
 ふもとから40分も歩くと寺跡らしい平たい場所に出た。広さ300平方メートルほど。
地図で見ると標高約600メートル、五條市街との高度差は約500メートル。
 一段と高い壇のような所もある。いかにも寺跡のようだ。現地を見た市立五條文化博物
館の前坂尚志学芸員は「金堂、講堂、塔のセットの配置は少し難しい。
大きめの堂があったのかも」と言い、建物礎石は見つからないそうだ。
 すぐ下の方には棚田のような段もある。草谷寺相談役の植田淳示さん(77)から水田
跡と聞いて「こんな山の上に」とまた驚いた。しかも戦後まで耕作していたとは。近くに
は「龍頭塚」と彫った自然石があり、その前の石碑は「宝永七年」(1710年)などの
文字が読める。
 草谷寺は修験道の祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたという伝承が、江戸
時代の1700年ごろの記録にも残る。役行者は続日本紀に「葛城山系に住み、世を惑わ
すと699年、伊豆の島に流された」という記載がある。
 金剛山の東側には古代豪族と関係があるとみられる飛鳥時代の寺跡が残る。竜頭寺があ
ったとしても創建時期も不明だが、南側の山林は、そうした寺に所属しない、農民が国の
課役を逃れて出家した僧らの行の場だった可能性があるのではないか。
 毎日見ている金剛山がこんな信仰や歴史を秘め、生活の場でもあったとは思いもしなか
った。【栗栖健】

■写真説明 金剛山山腹にある平らな場所。竜頭寺跡と言い伝えられている

※写真はありません。

金剛山 第107回 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分10秒)


今日は奈良側にある店で豆腐を予約していたので、郵便道(高天道)ルートから。
前回登ったときと同じ気温なのに中途半端に積雪があったので、
それが若干ハンデとなり滑って登りにくい。
登りはなんとかアイゼン無しで登れたが、下山はアイゼンを使用した。
山頂11時半の気温はマイナス2℃。
なんと山頂で、このブログをいつも見てくださっている方から声をかけていただきました。
いろいろお話ができて良かったです。
お昼は白銀の中で「道の駅かなん」の弁当。
家からは淡路島で買ったオニオンスープとティーバッグを持参。
冷たすぎて弁当の味がよくわからなかった。笑
売店でカップラーメンを買うと300円。道の駅かなんの弁当は420円。
売店食堂に弁当を持ち込んで食べるためにはラーメンを買わなければならないので
両方で720円とかになる。
それなら何も食べずに下山してからどこかへ食べに行くのも良いかもしれない。
氷点下では鍋すら面倒で、もう何もやる気がなくなってくる。
今日の山頂は天気も良く、樹氷はすばらしかった。
さて、今日は10時から登って13時半に下山完了したのだが、
下りきったところに男女あわせて5人の外人さんが居て、何やら困った様子。
聞いてみたところ、大阪側から登ったのにこちら奈良側に下山してしまったそうだ。
バス路線までは遠いので、たまたま居合わせた人と協力して2台の車に分乗してもらい、
奈良側の温泉施設「かもきみの湯」まで送ってあげた。
「かもきみの湯」からは路線バスも100円バスも走っている。
日本語がまったく話せないとのことで、しかもオーストラリアから来たそうだ。
金剛山に登るためにわざわざラリアから来たわけではなかろう。笑

その他の写真は以下より。
[ 2008/12/27 19:52 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(4)

ミズノ『ブレスサーモ・ヘビーウエイト・ジップアップ長袖シャツ 』 

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※画像はMIZUNO公式ページより

大型スポーツ店などにブレスサーモの原綿と霧吹きが置いてある。
霧吹きの中身は冷たい水。
ブレスサーモとはミズノが開発したもので、体からの水分を吸収、その吸着熱を利用して
温度を上昇させる発熱素材である。
そのブレスサーモの原綿に、汗と見たてた霧吹きの水を吹きかけ、濡れた原綿を握ってみると
「濡れて冷た~」とおもいきや、予想を裏切られ「暖か~」なのだからびっくりする。
そんなブレスサーモの原綿が最も含まれているのが「極寒仕様」なのだ。
他の仕様のものは原綿使用率がおおむね10%程度なのに対し、
この「極寒仕様」はシリーズ最大の30%も含まれている。
金剛山の冬ごときではオーバースペックかと思いつつも無理して昨冬に買ったのだが
寒がりやさんの自分はこれでも氷点下の気温ではけっこう寒い。
しかし、登り下りの時などはブレスサーモ+モンベルのロングスリーブジップシャツで充分だ。
暑すぎた時のためにジップアップタイプになっているのでクールダウンもできる。
日本製。
いよいよ明日あたりから寒さも本番を迎えるようだ。
[ 2008/12/25 22:44 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

金剛山が噴火? 

昨日の読売新聞の地方版に、以下のような記事がありました。
ちなみにうちで取っているのも読売新聞なので、
さっそく26ページを確認してみましたが、
地域が違うので内容が異なり、写真は確認できませんでした。
どんな写真だったのか非常に気になります。
残念です。

金剛山が噴火? 上空に噴煙のような雲=和歌山
2008/12/23 大阪読売新聞 朝刊 26ページ

 橋本市恋野の丘陵地から、大阪・奈良府県境の金剛山上空に噴煙のように厚く広がる
雲が眺められた=写真=。
 19日午前9時~10時半ごろ、葛城山脈の北東にある金剛山(標高1125メートル)
付近から雲がわき上がり、空を覆った。丘陵からは、火山の噴火を思わせる壮観さだった。
 地元のカフェギャラリーの経営者は「冷たい北風が吹くこの季節に、たまに見られる風
景です。たくましくて、なかなか見ものですよ」と話していた。

金剛山 第106回 

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山頂の看板犬「タカマル」  ※本日初めて本名が判明しました。

今日も都合により朝8時から登山開始。
動画用カメラのバッテリーを充電したまま忘れてしまったのでスチル写真のみ。
家を出る前にライブカメラで山頂の気温が氷点下だったので、
ミズノのブレスサーモにいつものモンベルのモンベルのロングスリーブジップシャツ重ね。
寒くも暑くもないちょうど適温なウェアリングだった。
山頂が氷点下になるとブレスサーモの出番ということで結論づけ終了。
もう当分いちいち書くのはやめよう。
登りはかなりひさしぶりの文殊中尾根(通称ハード)ルート。
このルート、かつては結構しんどい重いをして登ったもんだが今ではそれほどでもなかった。
延々続く登り感があるという点と、それゆえに登る人が少ない点は
松ノ木ルートに共通するものがある。
山頂9時頃の気温はマイナス2℃。
今日も売店に避難して、カップラーメンと家からの冷や飯。
これでも十分旨くて満足するので、野外で鍋なんか面倒くさくてなかなかやれないでいる。
このまま冬場に外で食べることをやめてしまわないかと心配になるほど快適なあんばいだ。
会社の冬休みに入れば山鍋をやるゆとりができるかなと思う。
なんせ今回は9連休もある。
暇はあっても先立つもの無しとなると、金剛山にお世話になることが多くなりそうだ。
山頂付近は霜柱ができたりと凍結ぎみだったが、アイゼンの必要はなかった。
(最初から持ってきていないし。。)
下山は、ちはや園地に向かう近道を通って伏見峠の念仏坂から。
こちらのルートもかなり久しぶりだった。
念仏坂のコンクリートの道はぜんぜん楽しくない消化試合のようなものだ。
11時前には下山を完了。
まだあと年内3日間、忘年会付きで仕事があるし、年賀状も未着手なので
今日は控えめの登山にしておいた。

その他の画像は以下より。
[ 2008/12/23 16:30 ] 金剛山(その他) | TB(0) |   コメント(0)

金剛登山は天然のアトラクション 

アトラクションと言えば東京ディズニーランドや東京ディズニーシーが
さっと頭に思い浮かぶ。
以前は出張のたびに東京の連中らと通っていただけに、
おっさんである今でもなぜか大好きだ。
思い出すだけでも興奮してくるほどなので、
今でもチャンスがあればしっぽ振って飛んで行くかも。
単なる子供だましを超えた演出のアトラクションや遠くの音とも見事に
タイミングを合わるという調和の取れた音響に、完璧な演出のパレードなどなど、
そのこだわりぶりに気付けるとなお楽しめる。(USJはまったくの別モノ)
その完璧さは、会社の経営哲学や顧客満足度等の研修にも使われるほどだ。
たとえば次のような本などは非常に興味深いところ。

和書「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった
   そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! 」
和書「ディズニーランドはなぜお客様の心をつかんで離さないのか」
和書「ディズニーランドの経済学」
和書「ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念」
などなど・・。

一方、その対極とも思われるほど静かで地味の代表のような金剛登山であるが、
これがまた天然のアトラクションと言い切って良いほどに楽しい。
天候や気温、季節によってさまざまに姿、形を変える。
一週間足らずしか咲かないが、咲くとあたり一面、洪水のような花絨毯、
登山を一回さぼるだけで二週間も開いてしまうので、
ヘタすると見ぬままもう来年まで会えない花。
ほんの二、三週間だけ鳴きまくる姿の見えない山ガエルの声や、
セミしぐれにウグイスなどの野鳥の声。
そして苦手な夏場の雨期のブヨなどなど、いずれも特定短期間限定モノばかり。
若干連続二年程度の新参者なので他にもまだまだ気付いていないこともあるはず。
行くたびにどこか微妙に変化しているという点ではディズニーランドに共通する。
また、金剛登山は天候も季節も気温も時間帯も選ばない。
午前中でも午後からでも夕方からでも時間があれば行ってこれる。
捺印所だって冬場の真っ暗闇でも19時までやってる。
なんと懐の大きなレジャーだろうか。
まさに天然のアトラクションだ。

金剛山 第105回  

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分20秒)

※三脚を使ってステディカムっぽく撮ってみました。

今日の午前中は休日出勤で会社へ。
家に帰ってきたら14時を過ぎていたが、そのまますぐに準備して金剛山へ。
夜景が見れる時間帯になりそうなのでジーニックスIQも準備。
夜暗くなってからの下山になるので、ぽつんと自分の車が一台だけになることを
想定して「まつまさ駐車場」にお世話になる。
どこから登ろうか迷ったあげく、ちょっとひさしぶりの「カトラ谷ルート」にした。
登山開始は15時半。
午前中会社に着て行ってた昨年物のユニクロのヒートテック長袖Tシャツの上に
いつものモンベルのロングスリーブジップシャツを重ねて行ったら暑すぎるほどで
汗がたらたら・・。
夏の登山を思い出すほど。
山頂16時半ごろの気温は5℃で、夜景のために一時間ほど山頂に滞留していたが
夜になっても気温は下がらないままだった。
さて、ようやく下山する頃になって気付いたらあたりに人が誰も居ない。
山頂に着いたときには2,3人居たはずなのに、
さすがに冬の夜にいつまでも人が居るわけがないか。
夜の山は漆黒の闇。
目を閉じたときと同じくらい何も見えない。
そんな中を下山するルートは選ぶべくもなく最速・最安全の千早本道しかない。
ジーニックスIQの照らす明かりをたよりにひとりでしんみり下山する。
怖いほど暗くてしずかだ。
しばらく下りるのに集中していたその時、前方に小さな光が。
時間にして午後6時20分ぐらい。
こんな真っ暗闇の中を今から登ってくる人がいた。
ちょっとホッとする。
そうこうしていたら、別の人が後ろから来て「おさきです」と抜いていった。
暗闇の中、ライトに照らされる範囲は狭く、スピードを上げれないというのに
その人の光はあっという間に見えなくなった。
さらに前方に光が。
おばさんが一人でゆっくりと下山している。
声をかけて抜かさせてもらった。
みんな、こんな暗闇でも結構平気っぽい。
夏場だとまだまだ明るい時間だし、やはり千早本道ならでは。
なかなか楽しい非日常体験だった。

その他の夜写真は以下より。
[ 2008/12/20 22:34 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(6)

金剛山と山主の関係  

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金剛山の大部分は植林であり、個人の所有物である。
正規の登山ルートは千早本道のみ?で、伏見峠ルートは林道。
その他のほとんどのルートはすべて登山者が作り出した勝手ルートのはず。
おそれおおくも他人様の土地を通らせてもらってることになる。
そのため、山主との関係悪化を招く行為は努めてめてつつしむべきである。
木材間引き伐採中のため「8月~9月」までとなっている立ち入り禁止札が
12月になっても取り除かれないのには何か訳でもあるのでしょうか。
もう有効期限切れだろとばかりに突っ切って登っている方もいらっしゃいますが、
自分はさすがに通る気になれない。
ここが封鎖されていると、ロープウェイ駐車場起点の登山ルートは
文殊中尾根、文殊東尾根系はすべて通れないので
寺谷ルートと木場道ルートと伏見峠ルートと久留野峠ルートと
馬の背ルート(2系統)とババ谷ルート(3系統)しかなくなる。
(ってずいぶん選択肢があるじゃないか!?)
橋脚ルートなどの非公式のものを含めると最低でもさらにまだあと2本以上はある。
これだけあれば文殊系がダメでもまぁいいか。。

そんなわけで、登山者による勝手ルート問題に関する記事がありました。
詳細は以下より。

金剛山と愛犬 

金剛山を登っていると愛犬を連れた人をよく見かける。
自分は現在は犬を飼ってはいないが、小さい頃からかならず家には犬がいた。
いつもどこかの誰かから親がもらってきたか、あるいは拾ってきたりした雑種である。
ちゃんと面倒を見ないんだったら捨てると叱られ、
家に帰ってきたら、親に保健所に持って行かれてしまって泣き明かしたこともある。
いままで飼った犬は大きく成長した試しがない。
雑種だからか?とか、たまたま大きくならない種類の犬なのか?など
あれこれ考えてみたこともあったが、とにかくでっかく育ったことがない。
そんなわけで、セントバーナードとまでは言わないが、
でっかい犬にはつねにあこがれがあった。
いつも犬が居なくなるのは突然だった。
一日中、クサリでつなぎっぱなしで、学校等から帰ってきた夕方に小一時間ほど
しか散歩してやれない事がかわいそうで、現代ならあってはならないことだが、
夜はよく放し飼いにしていた。
飼ってきた犬はどの犬もいつもおとなしく、夜になってクサリをはずしてやっても
喜んで走り回るのはせいぜい庭の中だけで、どこかへ出かけていくことはほとんど無かった。
夜中にどこかで用を足して戻ってきて、たいがい庭のどこかに居る。
朝には必ず自分の犬小屋で寝ているので、クサリをつないで学校に行くという繰り返し。
そんな飼い方ばかりを続けてきた。
自宅の周りには自然が多く、迷惑かけるほどの人の往来もなければ車もほとんど無い、
そんな環境だった。(今では道路は拡幅され、民家が立ち並び一変してしまった)
これまで飼ってきた犬のことは今でも覚えている。
初代「コロ」、二代目「コロ」、三代目「コロ」(これは保健所送りに)
四代目「チャオ」、五代目「メリー」。
いつも犬との別れは、ある日突然、朝に犬の姿がないという形でやってきた。
夜、どこかをほっつき歩いて、どこかで車にでもはねられたのだろうかと思う。
そうかと思えば、一週間ほどして戻ってきたりしたこともあった。
犬が半年~一年ほども戻ってこなくなったらあきらめがついて、
また次の犬をもらうなり拾うなどして新しい犬を飼うのだった。
そんな分れ方をしてきたので、年老いて亡くなる最後を看取ったことがなかったし、
残ったのは悲しみというより寂しさだけだった。
最後の犬は五代目「メリー」。初めてのメス犬だった。
その犬もやはり大きくなることがないながらも大事に飼っていたが、
いつの頃からかしんどそうにするようになって、食事もほとんど食べなくなり、
日ごとにどんどん痩せていって、偶然にも家族全員が見守る中のある日の夜に、
寿命を全うすることもなく息を引き取った。
それがあまりにもかわいそうで、ショックで、立ち直れなくなり、
以来、もう決して犬を飼わないことを決意した。
しかし、犬は今でも大好きであることには変わりはない。

金剛山と愛犬というキーワードではほとんど記事は見つかりませんでした。
せっかくなのでこんな記事を紹介します。

SIGGボトル 

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これまで水を入れて持ち歩くボトルにポリカーボネート製のものを使用してきた。
近年ではこれをSIGGボトルに変更している。
その訳は、プラスチックに含まれる化学成分が人間の発育に害をおよぼすかもしれないと、
ロサンジェルス・タイムズ紙が報じるなど、
各方面でその安全性に問題がある点が報告されているからだ。
プラスチックに含まれている化学物質が脳と生殖器に害を与える可能性があると結論づけたらしい。

いろいろ調べてみたところ、一番最悪なのは使い捨てペットボトルだそうで、
繰り返し再使用すると発ガン物質が溶け出す可能性が高いそうだ。
同様にポリカーボネート樹脂も避けたほうが良いらしい。
あまり多用はしていないものの、昨日に書いたあのガロンボトルがポリカーボネート製であることから、
リユース回数は少ないほうが良いし、どうせならやめたほうが良いかもしれない。
もっと追求すると、水汲みに使っている給水ポリタンクはポリエチレン製なのでこれも同様ということになる。
次に安全なのはアルミ製のボトルで、特に問題となるべき点はない。
使い倒したアルミ鍋などのアルミ製品は、こまかいアルミが溶けることなく脳などに堆積して
アルツハイマーの原因となると言われたことがあるが、因果関係は現在も不明である。
最も安全なのがステンレススチール製やガラス製だそうだ。
ステンレス製ということは魔法瓶であり、これも山に持っていってはいるが容量のわりに大きいし重い。
そしてガラス製は携帯用としてはありえない。

そんなことから飲料水にはSIGGボトルを使っている次第ではあるが、
愛用しているSIGGボトルを地面に何度も落とし、すでにボコボコとなっている。
これを買い替えるとなるとわりと高いのだ。。
[ 2008/12/17 20:43 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

金剛山の名水 

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きちんと水質検査もされている水汲み場

金剛山の至るところに湧き水がある。
これらの湧き水にはかなりお世話になっている。
山を登っているときは季節にかかわらずマメな水の補給はかかせないので
携帯ボトルに金剛山の水を入れて必ず携行している。
ルートによっては水場が無いので、家から汲んでいくときも金剛山の水なのだ。(後述)
山頂で鍋物をするときは、折りたたみ式のウォーターボトルを持って行き、カトラの水を汲む。
ババ谷にも水汲み場があってポリタンクに汲んでいる人もいる。
そんな金剛山の名水に関する記事の一部を紹介します。

金剛山の登山口 千早赤阪村(週刊まちぶら 第5号)
2004/05/10 朝日新聞 朝刊 23ページより引用

 生き続ける名水の里 コーヒーや豆腐もキリッ。
 棚田を車で走りぬけて約15分。約170戸がぎゅっとつまった集落が見えてくる。
千早赤阪村千早地区。年間100万人が訪れるという金剛山の登山口だ。
 ここは名水の里でもある。山に登らず、一帯のあちこちにある山のわき水をくみに来る
人も多い。「お米を炊くとおいしいですよ」とハイカーのおとうさん。
 金剛山の水と千早は切っても切り離せない。冷たくて清い山の水を使い、江戸時代から
高野豆腐の里として知られた。工場は50軒を数えた。
 ハイカーが最初に目にする茶店「福助」で出会った兵庫県出身の辻脇寿満子さん(7
1)も、豆腐が縁でここへ移り住んだという。豆腐づくりの出稼ぎで来たのが48年前。
「指がちぎれる冷たさでね」
 だが大量生産の波に飲まれ、手作りの高野豆腐は生き残れなかった。それでも周辺の店
で使われるおでんやコーヒー、コンニャク、豆腐などに、山の水は今も生き続けている。
 山の谷水が集まった千早川。マス釣り場を営む井関醇一さん(56)は昔、府の水質検
査技師だった。「金剛山の水は硬度が高くておいしい」と話す。
-以下省略-

ちなみに家ではこんな節約ワザをこっそりやっています。
詳細は以下より。

金剛山の箴言板-(14) 

意外なところにそれはあった。
これまで何度もその前を通っているのに気が付かず、
昨日、友人が見つけて教えてくれた。
この箴言板の下にあるモノにいつも気を取られているので
いつからここにあったのか、まったくわからなかった。

【14枚目】念仏坂にて
20081215-1.jpg
自分に強くありたい
人に優しくありたい


ちなみにこれは伏見峠の念仏坂の水場の上にある。
たぶんこれで最後のはず。
他にもあればどなたか教えてください。
[ 2008/12/15 20:43 ] 金剛山(箴言板) | TB(0) |   コメント(0)

金剛山 第104回 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分28秒)


昨日にひきつづいて今日も金剛山。
下界では何かと疲れることが多い。
しかし、ひとたび山に登ると爽快そのもの。
朝早くから用事があったので、そのついでの勢いで金剛山に来たので
午前8時からのスタート。
休みの日くらい9時ごろまで寝ていたいのが本音。
それでも山は気持ちがいい。
今日は温泉も入って帰った。

今日は昨日とはガラっと様相が変わり、
朝方の大雨のあとなので、濃い霧に覆われていて薄暗い。
自慢のたった1着しかないブレスサーモは昨日着たので洗濯中だ。
昨日より寒いはず(ライブカメラの気温チェックをする余裕がなかった)なので
今日こそブレスサーモが必要なのにと思ったが無いものは仕方がない。
高すぎてとても2着も買えない。
そこで今日は、今年大々的に宣伝しているユニクロのヒートテックシリーズで
昨年に買った旧バージョンの長袖シャツと、その上に
昨日も着ていた(洗っていない:笑)モンベルのロングスリーブジップシャツ。
ユニクロのヒートテックがすごいのかどうだかわからないが、
たったこれだけで十分暖かく登れた。
山頂9時の気温は1℃。
めずらしく山頂売店の中で9時くらいに昼食をとった。
昨日と同じく売店のカップラーメンと家から詰めていったご飯。
外だと寒いので飲み干してしまうカップラーメンの汁も、売店の中だと飲み干さずに済んだ。
それほど売店の中は暖かく、とても快適なのでクセになりそうだ。

その他の画像は以下より。
[ 2008/12/14 18:45 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(0)

金剛山 第103回 

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『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (1分41秒)

暑い~。もう春かと思った。笑
山頂14時の気温は5℃と6℃を行ったり来たり。
先週末との気温差が+10℃もあれば季節が変わったぐらいの違いがある。
ウェアは前回と同様の極寒仕様ブレスサーモ+ロングスリーブジップシャツの2枚で
登ったら暑いのなんの。
それでも山頂で一時間近くマッタリしていたらだんだん寒くなってきた。
当然ながら山頂では防寒用アウターのロッシュジャケットを着用。
食事は今日も家から詰めていった白ご飯と山頂売店のカップラーメン。
今日は一人で、しかも昼からの登山だったので時間もたっぷりあってのんびりできた。
まつまさ駐車場に大金(600円)を投じたので、元を取るつもりで
金剛山大満喫ルートを、と迷ったあげく、
登りは「タカハタ谷ルート」、下山は「わさび谷ルート」を選択した。
夏場の一人登山の時は「わさび谷ルート」を常用していたが、
ここしばらくご無沙汰だったので、久しぶりに通ってみたら
あまりにも風景や明るさが違っていたのでルートを間違えたかと思った。
夏場覆われていた木々の葉っぱがすべて落ちてしまったため、
暖かい日差しが降り注いでいたのだ。
「タカハタ谷ルート」も「わさび谷ルート」もこの季節ほんとうに良いルートだ。
いつもながら「わさび谷ルート」の最終分岐地点に気付かず、
またまた「カトラ谷ルート」に降りてしまった。

その他の画像は以下より。
[ 2008/12/13 20:49 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(0)

金剛山を汚さないようにしたい 

金剛山でゴミが目に付くと、やっぱりがっかりしてしまう。
なかなか他人様が落としたゴミを拾うというのはよっぽど余裕がないとできない。
特に食事時などに出てしまう袋モノの封の切れ端やティッシュなど。
よく見かけるのは、
 ・飴の包み
 ・ティッシュ
 ・ティッシュの袋
 ・使い捨てカイロ
 ・ペットボトル
 ・吸い殻
 ・野●ソ(例外)

などなど。
今後もずっと、ゴミは絶対に出さないように細心の注意を払っていきたい。

金剛山での山メシ(冬)  

20081210-1.jpg
※2007年12月撮影

金剛山山頂が氷点下あたりの気温になると、何かを煮炊きしないことには
寒さにどうにも勝てそうにない。
カップラーメンだけをささっとすすって下山しても良いが、
せっかくなので厳寒の山頂をもっと楽しんでもいいんじゃないかということで
前シーズンの冬にはいろいろ研究してみた。
最初に思いついたのはコンビニ等によく売っているアルミホイルの鍋に入った
煮込みうどん。
手軽で便利だと思ったのだが、ザックへの入れ方が悪いと変形してアルミホイルに
穴が開いてしまったり、凍っている出汁が山頂に着くまでに少し溶けてしまって
出汁が漏れるなど散々な目にあった。おまけに味もいまいち。

そこで最終的に行き着いたのがコレ。
スーパーに鍋の季節がやってくると販売されるつゆシリーズ。
なかでも豆乳鍋は最高に旨い!
ただ、そのために材料をあらかじめスーパーで買っておいて
出かける直前に刻んでパックするなど計画的な準備をすることが面倒で仕方がない。
今シーズンもがんばってやってみようとは思っている。
他に、袋入りラーメンにタマゴなどを落として煮込んでももっと手軽にできそうだが
やってみるところまでは実現していない。

(豆乳鍋準備のおぼえがき)
チャック付きのビニル袋にあらかじめ刻んだ下記のものを入れる。

 ・豆乳鍋のつゆ(ミツカン製がおすすめ)
 ・白菜
 ・白ねぎ
 ・にんじん
 ・えのき茸 または 椎茸
 ・国産小麦100%のうどん
 ・豚ミンチ または 鶏ミンチ肉
 ・切り餅


豆乳鍋つゆは3~4人用であるが、実質2人前だ。
ちなみに↓こんな感じにできあがる。

大不況と金剛登山 

家を一歩出たら、どこに行くのもお金がかかるわけで、
お金をかけずにほとんど何することもできない。
出費を少しでも抑えてかつ充実した事を定例的に行おうとしたら
今は金剛登山ぐらいしか思いつかない。
音楽をやってる友人からしてみたら、ギターを弾いたり、バンドを
やったりするのも金がかからんぞ、と。
何でも「金剛山」と結びつけてこじつけようとしてるのではないか?と言われそう。
ここは金剛登山のブログなのでその点はご容赦いただくとして、
言いたいのは「最小のコストで最大の効果」が期待できるのが金剛登山だということ。
ほとんどお金がかからないのに、きわめて充実できる。
運動することも、食べることも、おしゃべりも、・・・・何もかも一度にだ。
こんなに恵まれた環境が近くにあることをありがたく大いに楽しまなければ損だ。
ボーナス無くても、給料減っても、リストラされても、失職しても、倒産しても、
なんとか食べてさえ行けたら、たとえどんな大不況到来で大不景気でも、
天変地異じゃなければ金剛登山をすることにはまったく影響がないぞ。笑

モンベル『ネオプレン スリーフィンガーレスグローブ』  

20081206-4.jpg
モンベル『ネオプレン スリーフィンガーレスグローブ』  ※2008年12月8日撮影

氷点下の山頂広場でお昼をとる時、とにかく手が冷たくて耐えれない。
そこで最初にモンベルの『シャミース フィンガーレスグローブ』という
薄いフリース素材でできた指先だけが露出している手袋を買ったのだが、
氷点下の寒さにはまるで役に立たなかった。
こんどはフィッシング用ギアとして出ているネオプレーン素材でできた
スリーフィンガーレスグローブというものを買った。
ネオプレーン素材とは、サーフィン等でのウェットスーツに使われている素材だ。
防水性と防寒製に優れている。
しかも食事をするのに、箸を持つのに最低必要な3本の指の先っぽだけが
露出するようになっている。
しかし先日のマイナス5℃の下では、この手袋とて30分と耐えれないほど
指が冷たくなってしまった。
けど無いよりはかなりマシだ。

モンベルの蘊蓄(うんちく)は以下より。
[ 2008/12/08 20:27 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

金剛山 第102回 

20081206-1.jpg

『今日の金剛山』 ハイビジョン(HD)撮影 (2分18秒)


さむいっ!
二週間ぶりの金剛山は非情な寒さと冷たさ。
山頂広場でお昼を食べ始めて10分も経たないうちに
ほっぺたが凍りそうで、箸を持つ手が動かない!
もちろん防寒着に、指の先っぽだけが出る手袋を着用していて。
今日の山頂気温がマイナス5℃であったことに加え、吹き付ける風。
こんな気温って例年2月上旬ぐらいじゃなったか。
雪がもっと積もっていても、晴れていれば暖かいのに、
今日は登りはじめから下山後までずっと寒かった。
汗をかかなかったので登った気がしなかった。
防寒着に自慢のモンベルのロッシュジャケットは持って行ったが、
加えてユニクロフリースも必要だった。笑
登りは「ババ谷ルート」。
下山は「馬の背ルート」。
ババ谷ルートを登ればババ谷ルートで下山しないと
それ以外のルートでは遠回りになるのだが、
登りのババ谷ルートで思いのほか風に吹きさらされたので
下山は風の当たらない馬の背ルートを選択。

こんな気温なのに山頂広場でまさかの弁当。
本当は、売店でカップラーメンを買ったとき、
店のおっちゃんに「中で食べていき~な」とすすめられたが、
食べた後、店を出るときに気温差で萎えそうになるかもしれないのと、
外で食べるほうが厳寒であってもやっぱり美味しいかもと思ったから。
厳しい方と快適安泰な方をどちらかを選ぶとしたら、つい厳しい方を試してみたくなる。
例年なら鍋を炊いてる気温だ。
そんなわけでマイナス5℃の下でカップラーメンと家から詰めていったご飯を
食べてみてどうだったか。
カップラーメンは売店で買ってから広場に移動して、食べる準備が整った時点で
出来上がりの3分以上経っていたが、もっとぬるくなっていると
予想していたにもかかわらず意外とまだ熱かった。OK。
カップラーメン完食後、熱いお茶を準備して弁当を。
今日はうっかり緑茶ティーバッグを忘れてしまった。
つまりお湯だけ。
ご飯は食べ始めはまだカップラーメンの余熱がカラダに残っていて美味しかったが
だんだん寒さと冷たさが染みこんできて、味がわからなくなってきた。
飲み物はお茶の代わりとはいえ、お湯を飲んだのは初めてではあるが、
あの寒さの中ではもうお茶でもお湯でも何でも同じ。
暖かければ味なんてどうでもよい状態に。
氷点下での弁当持参時は、カップラーメンを買って売店食堂内でとらないとやはり厳しい。

その他の画像は以下より。
[ 2008/12/06 21:41 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)

金剛登山は鉄人づくりの百貨店  

強いカラダづくりと平日の運動不足解消として始めた金剛登山であるが、
登っているうちに森林の発する匂いや、山のすがすがしさを感じられることが心地良く、
それがやめれなくなって今日までつづいている。
登り出す前と比べても、あきらかに体質は完全に別物になったと自分でも実感すること多々。
しかし、人によっては病気になったので運動しなきゃとか、メタボ診断されたのでとか、
軽い糖尿と診断されたのでとか、血糖値が高いと・・など
いろんな思いで登っている人々がいらっしゃることでしょう。
金剛登山を続けていて病気が治った、という人はいくらでもいても、
金剛登山をしていたのに大きな病気になった、という人はいないのでは?
以前にも書いたとおり、金剛登山をするということは森林浴の効果だけでもスゴイのに、
そんな中を気合いを入れて一生懸命登山することを加えると、
「これ以上他に何をやったら健康に良いの?」と思えるほどさまざまな効果の百貨店である。
自分的には、これに温泉を加えると100%を振り切ると思う。

ここで整理しておくと、金剛登山には少なくとも次の効果がある。

 ●血圧・血糖値安定化(血液さらさら、血行促進)
 ●基礎代謝量が増える(脂肪が燃えやすい体質になってスリムになる)
 ●心臓や内臓が強くなる(不整脈解消など)
 ●ストレス除去(心配事などがあっても山のすがすがしさがそんな事どうでも良くしてくれる)
 ●免疫力強化(特にガンに対する免疫力が大幅に向上するらしい)
 ●肩こりなどの解消(筋力がついてカラダもほぐれる)
 ●体力がつく(ディズニーランドやUSJを一日中歩き回っても全然平気とか。笑)
 ●筋力がつく(足腰が強くなって腰痛知らず)
 ●何事にも自信がつく(テンパりそうになっても冷静でいれる)
 ●脳が活性化する(頭の回転が速くなる、集中力が高まる、ひらめき強化、ボケない)
 ●新陳代謝の促進(冬でも汗をかける)
 他に、以前より風邪をひかなくなったなどなど。。

これらを裏付ける記事がたくさんある中で、こんな記事をご紹介。

詳細は以下より。

金剛登山で体験するウサギとカメ  

金剛山をハイペースで登っていて、先に登っていた人をも追い抜いてしばらくして、
ちょっと休憩をと、立ち止まって水を飲んだりしていると、
わずか一、二分ほどの間に、追い抜いたはずの人が追いつけないほど先に行ってしまっていた
なんてことがよくある。
たとえどんなにゆっくり歩きでも、立ち止まるのとは大違いであることを思い知らされる。
そんな感じのする記事がありました。

【産経新聞ファンクラブ ウェーブ産経】テーマ投稿「山の思い出」
2008/08/17 産経新聞 大阪朝刊 25ページより部分引用

◆歩の積み重ね 偉大さに感動
神戸市須磨区 河津幹夫(73)
ある年の夏、山友3人で立山から五色ケ原、薬師岳のコースを縦走していた。
2日目、お花畑の五色ケ原ヒュッテを出てスゴの頭で一服したときのこと。
ふと振り返ると、今しがた越えた越中沢岳の左後方にうす青くかすんだ山並みが続き、その中に
今朝出発したばかりの五色ケ原が小さく見える。
あれっ! 6時間ほどでこんなに歩いたのか。気が遠くなるような距離に見える。人間の1歩は
せいぜい50~60センチ、足の運びも山道では亀のようにのろいのに…。歩くことの偉大さ、
一歩一歩の積み重ねのすごさに感動した。その感動はいまも私の中に生き続けている。
(元中学校長)

タイガー魔法瓶「サハラ」  

20081201-2.jpg
これからの厳寒期の金剛山山頂での長時間滞留にはお湯は必須。
キャンプ用のバーナーを持っていって、途中で汲んだ湧き水を沸かす
ということもよくやるが、もっと手軽に済ませるのであれば、
魔法瓶(ボトル)が必須アイテムだ。
中でもタイガー魔法瓶の「サハラ」はスゴイ!
家から入れて行った熱湯が、数時間後の山頂でもまだ熱湯のままだ。
ライバル各社の同類のものなどと比べても「サハラ」の保温性は圧倒的だ。
※注:自分基準
山頂でカップラーメンにお湯を注ぐもよし、珈琲に使うもよし。ほとんど冷めていない。
象さんマークとかのライバル各社のものを当初いろいろ使っていたのだが、
数時間後なら冷めてあたりまえと思っていた常識を「サハラ」にしてからは見事に裏切ってくれた。
ほとんどの製品が内側をフッ素加工など何か塗ったものがほとんどで、
ステンレスボトルは唯一「サハラ」くらいのものだ。

自分のものは500mlの「サハラスリム」(MSH-B) 定価5,250円であるが、
大型スーパーなどでは実質2千円台で売っている。
ほとんどの店では象さんマークの製品しか置いていないのが不思議だ。
探しまくってでも買う価値があると思う。(思い違いかもしれないので責任はもてませんが)笑
ちなみにボトルにはお茶などは入れないで熱湯専用。
お茶などを入れると茶渋が付いたりと帰ってからの手入れが必要になるが、
熱湯なら軽くすすぐ程度でかたづく。
山頂ではティーバッグのお茶や珈琲やスープなどを使う。

最近、500mlじゃ足らないと感じている。
800mlくらいのものがほしいが「サハラ」には存在しないようだ。
これをもう一つ買うしかなさそうだ。笑
[ 2008/12/01 20:53 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(0)

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