montbell「リチャージャブル パワーヘッドランプ」時代はリチャージャブルだんだんと日が短くなってきた今日この頃。
ヘッドランプ、通称ヘッデンは壊れない限りはそうそう買い換える道具ではないが
個性的なものについ惹かれては買い増しで大小さまざま4、5種類は持っているかな。
しかし、ここいちばん重要な山行に持っていくのは最強の1台だけ。
山登りを初めて10年以上になるが、初めて購入したのが2008年で
ブラックダイヤモンドの「ジーニックスIQ」 である。
これはまだ手元に持っていてライト部分はバリバリ元気ながらも
ヘッドバンドのゴムが経年劣化して伸び切ったので引退してもらっている。
バンドを交換すれば済む話ではあるが。。。
バッテリー部分が頭の後ろにあるので重量が分散されライト部分の重さでうなだれにくい。
むしろライト部分が軽すぎて安定感が無くて落ち着きがない。
そもそもこれを最初に買ったせいで?ってモノや人のせいにしてはダメだが
周囲のバンドとは別に中央部分にもバンドがあるヘッドギア的な構造だったため
ヘッデン=頭にしか乗せないものという固定観念に囚われることになった。
その結果、夜の移動などで車内や駐車地での暗闇でゴソゴソするために
別途、LEDネックライトも併せて準備する必要があった。
LEDネックライトの記事を見て購入された方が多数いらっしゃって・・・
あんときの猪木はまだ未熟者で申し訳なかった。。
初代の中央にもバンドがあるタイプのヘッデンは頭にしか乗せれないのだった。
しかも帽子などをかぶってない肌に直接ヘッデンを着ける落ち着かなさときたら。。(≧∇≦)
一方、一般的なヘッデンはヘッドバンドだけなので首にかけておける。
つまり車中泊仮眠や小屋泊消灯後などにネックライトとしても活躍する。
メインヘッデンを新調したのはそんなこんなで初代の購入から10年後のことである。
初代ヘッデンがまったく壊れないもんだから次に購入したのも
同じメーカーの「ストーム」にした。
電圧の関係で乾電池3本という中途半端なモデルが多い中で4本仕様だった。
昔から充電式のニッケル水素電池「
エネループ」を多用してきたので
予備を持っておくにしても偶数本だと余りが出ないので世代管理がしやすい。
しかしさらに時代が変わって乾電池を使用するのは家の中にあるリモコンや置き掛け時計くらいのもので
外に持ち出す道具でそれが必要になるのはヘッデンくらいになってしまった。
すっかり使わなくなったGPS専用機は単三形、ヘッデンは単四形でサイズが異なるばかりか
ニッケル水素電池というのは屋外ではほぼ充電が不可能なのだ。
しかも容量は少なくそこそこ高価な上、繰り返し充電回数に達していないのに充電不能になったり。
一本づつの世代管理(いつ購入した個体なのか)なんてもはややってられないし残量もわからない。
ましてや使い捨てのボタン電池(リチウムコイン電池)を使うモデルなんてもっと最悪だ。
電池の調達は困るわ小さいのに高価だわ使い終わってからの処分にも困るではないか。
近年はなんでもかんでもリチウムイオン電池になってきている。
モバイルバッテリーさえ持っておけばあらゆるものを充電できるし。
ご多分に漏れずヘッデンすらももはやリチウムイオン電池式のほうが便利なのだ。
しかもリチウムイオン電池のほうがサイズ比にしても大容量であることが多く、
乾電池式よりもはるかに長時間の連続点灯ができる。
ヘッデンのメーカーですぐに思いつくのはやはりブラックダイヤモンド、そしてペツル。
調べてみたらブラックダイヤモンドはまだ乾電池式が主流な感じ。
一方、ペツルは「コア」という独自のリチャージャブルバッテリーを
同社の多数のモデルで共用できるような方式を展開している。
しかも乾電池も使用できるというハイブリッド仕様だ。
選ぶのを迷ってしまうほど多種類で、餅は餅屋と考えると当然食指はペツルに向くことになる。
ペツルだとアクティブシリーズの「アクティック コア」が欲しいかな。
リチャージャブルバッテリー「コア」(1250mAh)付きであるが税込8360円と高額だった。
はたまた軽量重視でわずか35gという超軽量モデル「ビンディ」も良い。
けどこれってアタマというよりどちらかというとネック専用な感じなのに税込5720円もする。
予算は税込5千円以下が希望。
好日山荘はちょっと遠いし、会社帰りならモンベルが便利だなってことで
モンベルが充電式を出していないかどうか調べてみたらあるではないか。
商品名が「リチャージャブル パワーヘッドランプ」ってそのまんまやん。。
もうちょい短い名前にしてくれないと文字数多すぎて困るなぁ。(^^ゞ
ちょっとここで充電式ヘッデンに求める条件をまとめてみた。
・信頼できるメーカーであること(モンベルは何でも屋だけど)
・安価であること(モンベルはそこそこ良いものが安い)
・軽量であること(リチャー・・・は84g)
・ネックライトとしても使えること(OK)
・充電式であること(なんと1800mAhの大容量)
・点灯パターンがなるべくシンプルであること(OK)
※ブラックダイヤモンド「ストーム」は点灯パターンが多すぎて操作が覚えれない。
点灯パターンはシンプルな4種類だけ
・電球色サイドライト・・72時間点灯
・白色メインライト(LOW)・・36時間点灯
・白色メインライト(HIGH)・・15時間点灯
・白色メインライト(点滅)
誤動作防止のために最初はダブルクリックをしないと点かない。
モバイルバッテリーで充電可(microUSB端子)
電池残量インジケータ付き
自分で量ってみた重量
84g(ストームは118g)
明るさ:最大
200ルーメン
防水性:
IPX6(滝のような雨の中でもOK)
価格:税込
4290円他に書くことなかったかな?
とにかく軽いから良いわ~。
ということでこれからはこれを低山から遠征まであらゆるシーンで多用していこうと思う。
ペツルも現物を目の当たりにしたら買ってしまうかも~(^^ゞ
ブラックダイヤモンド「ストーム」(上)とモンベル「リチャージャブル パワーヘッドランプ」(下)
写真の「ストーム」は既に旧モデルとなってしまった。
ブラックダイヤモンド「ストーム」(右)は単4形電池4本仕様なので大きく重くて多機能すぎる。
作りはブラックダイヤモンドのほうがバンドひとつ比べてもわかる明らかに細部にこだわりを感じる上質感だ。
さすが餅は餅屋。
サイドライトの電球色を点灯させてみた。
暗闇の手元周辺では十分な明るさだ。
電池残量インジケータが付いている。
緑色点灯→赤色点灯→赤色点滅→消灯という4段階だ。