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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

福井県 赤兎山 (2020.10.18) 

20201018-0.jpg
赤兎山山頂にて  ☆ヤマレコikajyuさんと五竜岳以来、3年ぶりの再会

【動画編】


山よし、下りてからもよし、勝山日和を満喫

ヤマレコ版はこちら

大阪から比較的近い福井県勝山市。
山も良いが、それだけで帰ってしまっては絶対にもったいない。
この筆舌に尽くしがたい凝縮された魅力について語るだけで紙面一杯になってしまう。
恐竜あり、高原あり、温泉あり、名所あり、美味しいもんありあり。
今回は山はほどほどに、下りてからも可能な限り・・。
といってもあまり時間が無かった。

大阪の地元を22:30に出発して夜の高速移動はスムーズ。
北陸道で欠かせない立ち寄り先が「北鯖江PA」だ。
深夜にもかかわらず全力で営業中。
しかも売っているもののほとんどが福井県産だ。
福井県産米のおにぎり、だし巻きたまご、たまごスパムむすび、ビーバー、
そして異次元の美味「なに、これ」も忘れてはならない。
ちなみに上りのほうが好きだが上り(往路)も下り(復路)も立ち寄り。(^^)
ここからすでに福井県の魅力が始まっている。
あまりに書きすぎると山は二の次だったみたいになる。(^^ゞ
道の駅「恐竜渓谷かつやま」に到着は夜中2時すぎ。
造りたてホヤホヤの美しい清潔感にあふれたモダンな道の駅だ。
到着して車外に出てみるとかなり寒い。
今回、自分は山友orisさんの車にお世話になっての車中泊。
しかもカーテンありの、敷布団でフラットまでしていただいたので
持参したシュラフでテント泊さながらにして寝たら快適すぎて、
寒いとトイレが近くなる(^^)自分なのに、約3時間半の仮眠中は完熟。(^^)v
orisさん、道中すべての運転ありがとうございました。

勝山というとジャムカツこと「スキージャム勝山」にスキーに来た15年ぶりくらいか?!
恐竜の化石が発掘されたということで恐竜が完全に町のシンボルになっている。
恐竜?はぁ?町おこし?そんなのUSJのジュラシックパークに任せておけばいいのに
なんて思いがちだが、来てみるとその本気度には半端がないことに気づく。
決してナンチャッテではない真剣さが伝わってくるのだ。
これでもか!というくらいあちこちに出没するので、
わずかな断片すら見つけるのが楽しくなる。
それゆえに、わずかな滞在だったにもかかわらず最後には、
もっと恐竜にまみれていたかったなぁ
という思いでいっぱいになった。(≧∇≦)

福井というと、辛味だいこんのおろし蕎麦にソースカツ丼が名物だ。
さすがにその両方というわけにいかないから蕎麦にしようと
温泉を出てからの夕方、片っ端から電話するもことごとく営業終了や
コロナの影響で夜はやってなかったりで撃沈。
そもそも本格的な蕎麦屋なんて15時には閉店したり、売り切れ次第終了するものだ。
諦めかけていたまさにその時、最後の望みを賭けた電話がつながった。
なんと御年75歳三代目ご主人がやっておられる老舗の店だった。
しかも周りで営業しているところがほとんど無いという時間なのに
ラストオーダーが19:20だというからすごい。
18:00すぎに到着したらまだまだ全力で営業中だ。
しかも客は我々ひと組だけだった。
こんなに遅くまで働かなくても・・と心配になるほどだ。
そしてまさか!おろし蕎麦とソースかつ丼の両方いただける奇跡の店だった。
ご主人自ら蕎麦を打ち、配膳のときに「これが昔からの勝山流の蕎麦です」と
わざわざ説明までしてくださった。
大根おろしの入った出汁を自分で適量をかけるというもの。
そんな勝山そばの美味しいのはもちろん、ソースカツ丼も某ヨーロッ・・よりも美味しい。
かつては洋食の料理人だったという婿養子のご主人。
オムライスも人気だとか。
これはまさに人間国宝級の方だと思ったのは自分だけではないだろう。
絶好の季節だけにもっと勝山に滞在していたかったなぁ。。
え?山はどうだったのかって?
もちろん錦秋の赤兎山は想像以上の展望の広がりがあったし紅葉も素晴らしい。
周囲の山からこちらを見ると、まさに赤いウサギのように見えるかも?と思った。
赤兎山かぁ、うまいこと名前を付けよったなぁと感心。
遠くは御嶽山から白山、別山、経ヶ岳など周りの山々の眺望は最高だった。
大長山と赤兎山との分岐点である小原峠に到着したとき、
われ先にと赤兎山を優先してしまって時間をかけすぎたため
大長山にも行く気満々であったにもかかわらず
駐車地から10kmも離れたゲート閉鎖時刻の17:00に間に合わない可能性が高まり
泣く泣く省略となってしまったのは心残りであった。
結果的に下山後の楽しみにありつけたのでこれでイイのだ。

本文で書ききれなかったことなどは以下の写真にて。
[ 2020/10/21 19:13 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(10)

北八ヶ岳 にゅう (2020.10.3) 

20201003-56.jpg
にゅう山頂にて

【動画編】


苔の美しさに魅了されるも紅葉にはわずかに早かった

山登りのハイシーズンに突入。
今シーズンのアルプスは新コロの影響で人数制限などで
小屋の予約が取れなかったりで何かとウェルカムな感じがしない。
久しぶりに雷鳥沢とかでテント泊でも再開しようかと思いきや、
年々寒さに弱いし、寒いとトイレが近くなるし。(^^ゞ
暑すぎるもダメ、寒いもダメ~ってそもそも山登りに向いてないよね、
って今さらそれ言うのは何をしたいんですかってね。
アルプスは無理かぁ。。だったら西へと思うもわざわざ行きたい山に気づけない。
遠くは長崎からでも燕岳に行くって人がいらっしゃるのに、
西に行くも東に行くも都合の良いところにお住まいの自分は何なんですかってね。
どこかホッコリ過ごせそうな山小屋泊で、そんなに頑張らなくてもよい
ゆるそうな、高原歩きを楽しめそうな所で急遽思い立ったのが北八ヶ岳。
山友のこーやさんが最近歩かれていたルートが良さそうに思った。
直前でも小屋の予約が取れたので、今回もこっちに呼ばれた
頑張れば天狗岳にも行けるかと思いきや、時間的に厳しく断念。
あとからこーやさんに聞いた話だが、
蓼科山よりキツイよって、本当ににそのとおりだった。
しかも乾いていない岩はぜんぶ滑る。。
もしかして、八ヶ岳連峰って全般的に岩々なの??
マイッタ、マイッタ。
今回の核心部は、こんな展望の良いところだったのかと予想外だった「にゅう」か、
いや、高見石小屋の裏の「高見石」からの眺めかも?
いやいや、時間がなくてほぼ通り過ぎただけだが「中山展望台」は良かったゾ?
それにしても箱庭歩きだと思っていただけに天狗岳に行く時間が無かったのが残念。
翌日は縞枯山のほうへ周回の予定ではあったが・・・

起点の麦草ヒュッテは車が横付けできる標高2,125m付近にある山小屋だ。
宿泊者のみが駐車できてドア・ツー・ドアなので不要物はデポしておける。
入浴もでき、翌日はそこを起点に逆方向(縞枯山方面)へ出かけることもできる。
こんなに都合の良い山小屋はないではないかと思っていたら、
実際には想定外なことが発生していろいろ思い通りに行かなくなった。
16時少し過ぎて麦草ヒュッテに戻ってきたところ、
まだ半数しか帰ってきてないのでお風呂が空いてるよ、
と親切に迎えてくれた小屋の主人。
部屋は個室貸し切りでホームこたつが1つ置いてある。
風呂から上がって、一杯やりたいところを夕食の18時まで我慢しようかと
登山靴を普通のシューズと入れ替えるために外に出て車まで。
夕暮れまで外に居ようかな、土産物でも見るかぁなどしているうちに
仮眠する間もなく18時となり夕食タイム。
ビーフシチューに白身魚のフライ、野菜に果物、どれをとっても美味しい。
この日は15名くらいだったかな、窓側向いて食事をしていたのでよくわからない。
食事を終えて部屋に戻ったものの部屋暖房は無いので寒い。。
こたつで寝るのは血栓ができるとかいろいろ危険なので
膝下の足先だけ突っ込んで、上は毛布に布団をかぶって寝る。
寒さで目覚めると息が浅くなっていたのか、高山病のような頭痛発症。
鎮痛剤はイブプロフェン配合なので新コロだと重症化するとのことで持参なし。
仕方なく漢方の桂枝湯を飲んだのが失敗だったみたいで気分まで悪くなって。。
結局ほとんど眠れなくてやたらトイレに行くわで
朝になったら夢見てたかのようにケロっと治っていた。(^^ゞ
ちなみに麦草ヒュッテはまさかの電波圏外。
電波無しの世界でどうやって過ごすかを問いかけてくれる良い機会。
いちおう調査してみたら、食堂とトイレの間のわずかなスペースで3Gでは通信ができた。

さて2日目・・いきなり小雨??天気が芳しくなさそうなのであっさり中止。
朝風呂に温泉(またもや小斉の湯)に行ったり、蕎麦屋に行ったり
美ヶ原を歩きに行きかけたり、またまた温泉(下諏訪温泉 旦過の湯)。
風呂の中で常連さんの会話が聞こえてきた。
「やっぱトンネル・・の蕎麦は美味い、ローストビーフが最高で・・」
蕎麦屋がローストビーフ?!
調べてみると確かに「とんねるや」という店が帰り道の近くにある。
せっかくなので行ってみたら人気店のようで、素材や出汁にもこだわっていて美味しかった。
ついでにローストビーフもいただいたが笑みが止まらない美味さだった。
すっかり財布の中身が空っぽになったところで帰国の途へ。
まったり山歩きのつもりがいろいろ波乱万丈だった。
[ 2020/10/07 21:39 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(8)

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