強いカラダづくりと平日の運動不足解消として始めた金剛登山であるが、
登っているうちに森林の発する匂いや、山のすがすがしさを感じられることが心地良く、
それがやめれなくなって今日までつづいている。
登り出す前と比べても、あきらかに体質は完全に別物になったと自分でも実感すること多々。
しかし、人によっては病気になったので運動しなきゃとか、メタボ診断されたのでとか、
軽い糖尿と診断されたのでとか、血糖値が高いと・・など
いろんな思いで登っている人々がいらっしゃることでしょう。
金剛登山を続けていて病気が治った、という人はいくらでもいても、
金剛登山をしていたのに大きな病気になった、という人はいないのでは?
以前にも書いたとおり、金剛登山をするということは森林浴の効果だけでもスゴイのに、
そんな中を気合いを入れて一生懸命登山することを加えると、
「これ以上他に何をやったら健康に良いの?」と思えるほどさまざまな効果の百貨店である。
自分的には、これに温泉を加えると100%を振り切ると思う。
ここで整理しておくと、金剛登山には少なくとも次の効果がある。
●血圧・血糖値安定化(血液さらさら、血行促進)
●基礎代謝量が増える(脂肪が燃えやすい体質になってスリムになる)
●心臓や内臓が強くなる(不整脈解消など)
●ストレス除去(心配事などがあっても山のすがすがしさがそんな事どうでも良くしてくれる)
●免疫力強化(特にガンに対する免疫力が大幅に向上するらしい)
●肩こりなどの解消(筋力がついてカラダもほぐれる)
●体力がつく(ディズニーランドやUSJを一日中歩き回っても全然平気とか。笑)
●筋力がつく(足腰が強くなって腰痛知らず)
●何事にも自信がつく(テンパりそうになっても冷静でいれる)
●脳が活性化する(頭の回転が速くなる、集中力が高まる、ひらめき強化、ボケない)
●新陳代謝の促進(冬でも汗をかける)
他に、以前より風邪をひかなくなったなどなど。。
これらを裏付ける記事がたくさんある中で、こんな記事をご紹介。
詳細は以下より。
森林浴で健康増進 免疫上げがん抑制/日本医科大の李博士が研究2008/06/11 日本農業新聞 9ページより引用 身近に森林があって、日ごろから接している地域の人ほど、がんによる死亡率が低い。
森林浴が及ぼす免疫力を研究している日本医科大学講師(医学博士)の李卿さん(45)
が、その関連性を指摘する論文を発表した。木曽檜(ひのき)で知られる長野県上松町は、
こうした森林浴の癒やし効果に着目し、地元病院と連携した療養を実践している。
李さんは森林総合研究所などと共同で、森林浴によってがん細胞の増殖を抑える働きが
ある免疫細胞「ナチュラルキラー(NK)細胞」が活性化することを医学的に立証してき
た。森林浴の時間が長いほど免疫力が高まる傾向があり、NK細胞の活性度が、30日ほ
ど持続することも明らかにした。そこで、森林面積とがんの死亡率の関連性を、林野庁や
厚生労働省の統計データから解析。その有意性が認められたとして3月、米国の医学誌に
発表した。
李さんの解析によると、都道府県の面積に占める森林の割合が高いほど、がんの死亡率
が低い傾向が分かった。森林率が84%の高知県は乳がんの標準化死亡比(平均値10
0)が79と全国的にも低い水準に対し、森林率が36%の東京都は132と数値が突出
している。前立腺がんによる死亡比は森林率75%の徳島県で69に対し、東京都は10
9と明確な差があり、有意性が認められたとしている。
ただ、がんの種類や性別で統計数値にばらつきがある。そこで、死亡比に大きな影響を
与える喫煙率と、医療や経済などの地域格差を調整する人間開発指数という通常の統計で
用いる手法で補正を加えた。その結果、森林率ががんの死亡率に及ぼす影響度(相関係数
1で寄与度100%)は、乳がんで0.3、子宮がんで0.29、前立腺がんは0.34
と、3割の有意性があると結論付けた。
「がんの死亡要因には食事や精神状態など、さまざまな要因が考えられる。しかし、森
林が影響する割合が3割あれば、その有意性は十分に考えられる」と指摘。樹木から放出
される揮発成分のフィトンチッドが、人の免疫力を高める効果があることが実証されてい
ることから「森林の多い農山村ほど、抗がん作用が期待できる」としている。
森林浴で健康増進 免疫上げがん抑制/日本医科大の李博士が研究2008/06/11 日本農業新聞 9ページより引用 身近に森林があって、日ごろから接している地域の人ほど、がんによる死亡率が低い。
森林浴が及ぼす免疫力を研究している日本医科大学講師(医学博士)の李卿さん(45)
が、その関連性を指摘する論文を発表した。木曽檜(ひのき)で知られる長野県上松町は、
こうした森林浴の癒やし効果に着目し、地元病院と連携した療養を実践している。
李さんは森林総合研究所などと共同で、森林浴によってがん細胞の増殖を抑える働きが
ある免疫細胞「ナチュラルキラー(NK)細胞」が活性化することを医学的に立証してき
た。森林浴の時間が長いほど免疫力が高まる傾向があり、NK細胞の活性度が、30日ほ
ど持続することも明らかにした。そこで、森林面積とがんの死亡率の関連性を、林野庁や
厚生労働省の統計データから解析。その有意性が認められたとして3月、米国の医学誌に
発表した。
李さんの解析によると、都道府県の面積に占める森林の割合が高いほど、がんの死亡率
が低い傾向が分かった。森林率が84%の高知県は乳がんの標準化死亡比(平均値10
0)が79と全国的にも低い水準に対し、森林率が36%の東京都は132と数値が突出
している。前立腺がんによる死亡比は森林率75%の徳島県で69に対し、東京都は10
9と明確な差があり、有意性が認められたとしている。
ただ、がんの種類や性別で統計数値にばらつきがある。そこで、死亡比に大きな影響を
与える喫煙率と、医療や経済などの地域格差を調整する人間開発指数という通常の統計で
用いる手法で補正を加えた。その結果、森林率ががんの死亡率に及ぼす影響度(相関係数
1で寄与度100%)は、乳がんで0.3、子宮がんで0.29、前立腺がんは0.34
と、3割の有意性があると結論付けた。
「がんの死亡要因には食事や精神状態など、さまざまな要因が考えられる。しかし、森
林が影響する割合が3割あれば、その有意性は十分に考えられる」と指摘。樹木から放出
される揮発成分のフィトンチッドが、人の免疫力を高める効果があることが実証されてい
ることから「森林の多い農山村ほど、抗がん作用が期待できる」としている。