嵐山ピークにて ※ピークには展望が無いが、少し離れたところに展望ポイントあり
知られざる京都西山低山和むわぁ、落ち着くわぁ。
これだけたっぷり歩けたら山の高さなんかどうでもいいと思える。
高い山へ行くのがめんどくさくなってきたな。
いまの季節だけだろうけどね。(^^ゞ
ところで、嵐山には行ったことはあるけど嵐山には行ったことがなかった。
つまり、嵐山っていう山には登ったことがなかった。
嵐山って地名かと思いこんでいたけど山もあったんだ?
今回、
弥次喜多さんのレコを参考にさせていただきました。
西京区って知らなかったけどこんなところなんだ?
裏山的東海自然歩道の近くにはラウンドアバウトもある真新しいベッドタウン。
山と街のある低山でも神戸の六甲とは異なる。
植生はほぼ同じでも、その土地独特の微妙な違いが感じ取れる。
京都に来ているってことをなるべく意識しないで歩いてると、
あれ?今日はどこの山に来てるんだっけ?というかすかな記憶喪失感もあったり。
序盤は地元の人に整備された里山・裏山感がある。
展望の良い休憩場所で軽装の年配の方と出会う。
ここは明智光秀が本能寺の変の際に用いたとされる唐櫃越(唐ト越)だと教えてもらう。
ちょうど今、大河ドラマか何かでやってるらしい。
ごめん、歴史、苦手。。
歳の頃は70代であろうか、会社をリタイアされて数年、元役員といった感じ。
週末になるとこの裏山を歩いておられるような感じで、沓掛山まで行くとのことで再出発された。
ほどなく自分も再出発するもなかなか追いつけない、意外と速い。
しばらく姿を見かけなかったが、人の声がする休憩地に到着すると
さきほどの男性が同じような年齢の方たち計7名くらいで談笑しておられた。
待ち合わせをしていたお仲間がいたんだ。
みなさん各自バラバラ、時間差でここに集まって来られた感じ。
すると、一斉にこちらに視線が向けられる。
どなたかから「ここで(この山で)久しぶりに若い人見たわぁ」って。(^^ゞ
若くてスンマセン、っていうかこんな僕でもまだ若く見えるんやぁありがとう!
その後、MTBに乗った男子やトレラン男子にも会ったけど完全に僕より若いで?
なんて思いながら、輪になって談笑している年配先輩集団を後にし、
テクテクと歩き続けてしばらく後、何やら後ろに気配を感じて振り返ると彼等が居た!
井戸端会議をされてる最中だったので、まだまだ来ないだろう思っていた年配先輩集団が
隊列になってすぐ後ろまで迫ってきた!
全員がダブルトレッキングポールでザックザックと軍隊か!?
しかも最初に出会ったあの年配の方が先頭ではないか。
やっぱりあの速さ、リーダー級だったのだ。
結局は道を譲り、先に沓掛山に到着されて休憩されているところにのこのこと到着。
ここでも輪になって談笑されていたので一斉に視線を向けられる。
沓掛山(くつかけやま)山頂から烏ヶ岳へあらぬ方向に取り付きがあってわかりにくく
年配先輩集団に教えてもらう羽目になった。
ここまでは里山・裏山的なトレイル(東海自然歩道)であったが、
ここからは想像していた以上に山深く、京都山中と思えないような感じに変貌。
やがて植林帯に入ったかと思うとしばらくして林道に合流。
合流直前にはウワサの(モザイク)さんがいらっしゃった。
林道はどこまで下るのかと思うほど下る。
もうこのまま林道歩きに身を任せていれば、一本道で駐車地にたどり着くのだが、
このままでは本日の核心の嵐山へ行けないので林道から離れ
取り付きから丸太橋を渡り、いざ、登り返しへ。
このまま書き続けると長くなるので、続きは写真のキャプションにて。
山と高原地図2012年版+iPhone GPSログ ※時計回り周回
Geograhica + iPhone GPSログ ※時計回り周回
京都バス 苔寺バス待機場横にある真新しいコインパーキングに駐車。
京都条例にならって看板がイエローのアレではない。
数台しか停めれないのになんと!一日停めて440円!
すぐ近くには鈴虫説法で有名な「鈴虫寺」がある。
かぐや姫のご実家か?!
バス停横からの階段から。
竹の寺 地蔵院の前を通過。
見事な竹林ゾーンだ。
かなり太い竹。。
少し登ってきたところにある墓地から後ろを振り返る。
どうやら東方向の眺めのようで「五条七本松のガスタンク」が見える。
里山・裏山ちっくな雰囲気。
またもや竹ゾーン。
唐ト越?
ははぁん、さては唐櫃越の櫃という字が難しすぎて書けなかったか。
書いてあったとしても読めないからこれでいいのか。
なかなか変化に富んでいて楽しい。
メデューサな木。
ポカポカ陽気だ。
ついぞこの冬はアイゼンやチェーンスパイクの出番が一度もなかった年となった
ここにも唐ト越とある。
展望地に到着すると、ここで初めて人と出会う。
本文に登場する年配の男性である。
何やらよくわからんが、西側に下りると野鳥遊園があるらしい。
来てみないとわからん発見が次々とあって楽しい。
東側に展望あり。
街までは遠い。
ややズームしてみる。
南側の展望。
あの緑地帯にはいったい何があるのだろうか?
沓掛山(くつかけやま)山頂に到着。
くつかけやまって読めない。。最初、ふみかけやまと読んでた。
沓掛山三角点。
年配先輩の方々がいらっしゃったので全体写真は無し。
烏ヶ岳に向かう途中で愛宕山が見えた。
愛宕山中腹にあるアレは休憩所だったかな?
みたことがあるような。
苔寺林道やら西芳寺川林道やら松尾山林道やらの表現の看板が目についたが、
すべて同じ林道のことであることが後にわかった。
さっきのほうが展望があったような気がする。
深そうで深くはない、谷というか峠みたいなところに下りてはすぐにV字の登り返し
歩いてる感だそうとするといつも同じような足になるなぁ(^^ゞ
それにしても落葉した自然林で明るくてゴキゲンなトレイルだった。
張ってあるネットを越えると植林帯ゾーンだ。
ほどなく林道が見えた。
おっと、これは・・当ブログ的にはアカンやつやん。
モザイク入れさせてもらいますね。
目を細めてもわからないくらい、めっちゃモザイク入れさせてもらいますね。
林道をひだすら下り、丸太橋が出てきたところから対岸へ取り付く。
いつぞやの台風惨禍の倒木ゾーンである。
ようやく平和を取り戻した。
登り返しはわずか。
踏み慣らされた縦走路?に取り付いた。
右下から登ってきての左正面へのヘアピン折返し。
後ろからもどこからかルートが続いてきていた。
これから向かうそれぞれのピークはサークル状になっているようだ。
烏ヶ岳ピーク
ピークはこんな感じで何の印象もない。
先を急ぐ。
ルートから外れて少し登ると嵐山ピークがあるようだ。
嵐山山頂にて
どうやらここには嵐山城があったようだ。
なんとなくそんな雰囲気はする。
ルートを少し先へと進んだところに展望ポイントがあった。
嵐山中心部、渡月橋付近をズーム
コロナ騒ぎの最中であるが、それなりに観光客がいるのが見てとれる。
京福電鉄嵐山駅周辺をズーム。
たしか駅に温泉があるんだっけ?
あの五重塔は仁和寺のようだ。
快適トレイルが続く。
山と高原地図的にはここはまだ破線ルートである。
ルートから少し外れたここの展望も良かった。
両側ともに展望があった。
お?眼下のあのハゲ山は何だ?なんであんなに草木が無いの?
もしかして、あの
サク山チョコ次郎のサク山か?!
ズームしてみると、やたらと猿が居る。
なんと「
嵐山モンキーパークいわたやま」だった。
うわ、ちょっと行ってみたいなぁ。
公式サイトより : ※おサルが山に帰った場合早く閉園になります。(≧∇≦)
なかなか下界までは遠く、松尾山がまだだ。
松尾山山頂
ついに本日最後のピークに到着。
まだか、まだか、そろそろ疲れてきたぞ。。
う~ん、また登り返し。
ベンチ付きの展望スポットがあった。
いよいよ着陸へ。。
苔寺林道(西芳寺川林道・松尾寺林道)に着地。
すぐ横の沢の対岸に渡渉すれば登山口の取り付きがある。
どこへ通じているのだろう。。
京都らしいなぁ。
世界遺産 西芳寺かつて観光公害が問題になり、事前申込みをしなければ参拝できないらしい。
ふと見上げると頭上に猿が居た。