HIPLOK Z Lokメーカー公式サイトhttps://www.hiplok.com/product/zlok1/(腰に巻くタイプのヒップロックという製品で有名なイギリスのメーカー)
先週末、金剛山を毎日登山の常連さんとワイワイと下っておりましたらば、
久しぶりな方にお会いし、「最近、ぜんぜん金剛山の記事上げてないなぁ?」
と言われまして、確かに事実なんだけど、過去にやってなさそうなネタも無く。。
おっさん単独でただ単に歩いてるだけの動画なんかつまらんやろし。
そんなこんなですが金剛山はいちおう登っております。(^^ゞ
さて先日、モンベル店内をプラプラしておりましたらば
何やら使いみちの想像できない得体の知れないモノを発見したゆえ、
そんなに高いものじゃなかったのでとりあえず水色のものを1本購入したところ、
なんとなく黒色も欲しくなってしまい、後日、もう一本を追加購入した次第である。
それでも相変わらず使いみちが思いつかず困っているので
一緒に使い道を考えていただけないでしょうかというお願いでも何でもない
ひとり言として読み流してほしい。
あかん、ピンク色も欲しくなってきた。。
外観の見た目はよくあるアレ。
そう、タイラップともインシュロックとも呼ばれている、いわゆる結束バンド。
それが大きくなったやつだろ?といえばそれまでであるが、
実際には以下の通り、もうちょっとだけ高度なものである。
・本体の中にステンレス鋼板が入っているので簡単には切断できない。
・付属の鍵を使えばリリースできるので何度でも使用できる。
・長さ:40cm 重量:20g説明は以上である。
これじゃ誰も興味を持ってくれないと思うのでもうちょっと味付けしてみると、
完全な防犯用ロックとしては適さない。(ますます興味なくなる?)
同じ製品を持っていると、鍵は共通なので誰でも解錠できるからだ。
軽さを求める上にセキュリティをも求めるのであれば、
よくスキー・スノボ板の盗難防止としてスキー場で使うダイヤル式ワイヤーロックがある。
それにしてもセキュリティとしては微妙なこんなものを本気で製品化してきた
というその狙いはどこにあるのだろうか?
鍵の代わりにヘアピンをでも差し込めばリリースできるんじゃないか?
と思いつきそうであるが、そう単純ではない。
付属の鍵の強度と厚みがなければおそらく解錠できないだろう。
つまりオーナーでなければ鍵も持ってないわけだし、
この製品のことを知らなければ開け方すらわからないという点では
レアなうちはちょっとだけセキュリティが高い。
そんなどうしようもないヤツなのに憎めない可愛さがあるこのZ-LOKを
どうすれば有効に使えるだろうか。
良い使い方としては、
・ヘルメットやストックをザックに取り付けているときの盗難防止。
・山小屋で両足の靴や仲間同士の靴を連結して盗難防止。
・ザックをデポするときに仲間のザック同士を連結して盗難防止。
他に何かある?
悪い使い方としては、海外ドラマの警察モノでよくある、
犯人を後ろ手に手錠の代わりに結束バンドで止めるってやつ。
あれが出来てしまう長さなんだよなぁ。
実際にあった話であるが、よほど高価で真新しいザックだったのか
大峰は弥山小屋前でもあったが、デポしていたザック丸ごと盗まれた
という話はよく聞いた。
この記事をきっかけに、これが普及してしまうとどうしようもないが
たぶんみなさんは買わないでしょ?(^^ゞ
上位モデルに、3桁番号がダイヤル式で設定できるモデルもあるけど、
あれは番号総当たりしてもたった1000通りの組み合わせだ。
ロックされている番号とゾロ目は違うだろうから989通り。
1秒おきに番号を変更していくと最大17分で突破できる計算になるので
物理キーの必要なこちらの製品ほうがまだマシという。。(^^ゞ
以上、使い道にいまひとつ決定打が思いつかないが、
いちおうモンベルで売られているということもあるので、
山グッズ認定ということでよろしいでしょうか?
暇さえあればストレス解消に、開けたり閉めたりして遊んでま~す。(^o^)
その他の写真は以下より。
ロック部分の拡大
中にはステンレス鋼板が入っているのがわかる。
オーナー自身が鍵を失くすと悲惨なので、キーホルダー等に付けておいて
結束するまえに鍵が手元にあるか安全確認を!
あぁっ、さりげなく新ロゴグッズを披露してしまった。(^^ゞ