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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

大峰山系 天和山(てんなさん) (2024.8.3) 

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天和山山頂にて

登りごたえがすべて

そういえば大峰の天和山ってまだ登ったことがなかったなぁ。
というのも、大峰山系の中で不人気ナンバー1だと思っていた山。
以前から登る理由、目的、目標、お目当て、何ひとつ見当たらなかった。
同じ稜線上にある栃尾山の存在感のほうが遥かに希薄なのに
ちょっとだけ立地が良いというだけで太平辻からだとついでに立ち寄る山?になっている。
天和山ときたら、あんな奥地までわざわざ行く人いる?何しにいくの?と思っていた。(^^ゞ
実際に登ってみたら、トンデモ急登にトンデモ高低差、そこそこの距離。
よほどの覚悟というか意欲がないと誰も登らないだろうなぁというレアさが逆にこの山の魅力かも。
周囲数キロ、誰も居なさそうな緊張感。
山頂はというとオアシスといっても良い小さな芝生広場。
道中の苦労をすっかり忘れさせてくれるほど平和なところだった。
山頂からは大峰の主稜が少しだが見通せる。
立木が成長していかなった過去には大展望があったらしい。
ちなみに今年はとんでもない暑さの夏だが、
これくらいの標高と距離、高低差の山行なら水分3リットルで十分足りたという自分用メモ。
内500mlは冷凍ポカリで夏の登山には必須装備。
保冷剤も入れてないのにモンベルの保冷バッグの保冷力が高すぎてぜんぜん溶けていない。
それでも少し溶けた分をすすって溶かすために水を注ごうとしたらボトルを倒して500mlを喪失。
残り2.5リットルのうち160mlは白飯に必要で、レトルトの湯煎に200mlくらいと食後の珈琲に200ml。
それでも今回のルートの約95%は日陰だったため飲むための水分は実質2リットルで足りた。
あまりの急登続きでザックをおろしての休み休みであったが休憩のたびに汗が引く心地よい風。
最高気温が22℃程度だった。
ところで天和山、何と読むかというと「てんなさん」。
そこをあえて「てんにゃにゃん」という読みにしたらもっと人気が出るかも。(≧∇≦)
山にしてみたら登山者にもっと来てほしいなんて思っていないだろうけど。
なかなか登りごたえがあっていい汗かけた。
[ 2024/08/07 20:41 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)

大峰山系 頂仙岳 (2024.7.27) 

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頂仙岳山頂にて

原点回帰、久しぶりの大峰を堪能

前から気になっていた坪内林道の実踏調査。
13年前は上まで車で行けたし、もっと昔には路線バスが通っていた。
一時は台風の水害でズタボロになって復旧不可能とまでささやかれた林道。
今はどうなっているのか?
さらには気になっている尾根があり、そこから登れたら現状最短ルートか?
はたまた上まで車で行けるなら稜線歩きのほうが楽だろうか?
暑すぎるので楽することばかり考えてる。(≧∇≦)
林道は復旧工事期間中ではあったが休日ということもあって通らせてもらった。
原点回帰ということでカメラも今回は重たいデジイチを引っ張り出してみた。
最近の写真と違いが出るか?!
さて久しぶりの大峰、今回の稜線を歩くのはいったい何年ぶり?
稜線はほぼ水平移動だったようなと漫然と思っていたらけっこう登りだったり
さすがは大峰、ひとたび足を踏み入れると深い、長い。
水分3リットルぴったり消費(調理使用分含む)するなど
装備重量もあってか頂仙岳まででやめとこうと引き返しとなった。
せめて狼平まで行こうかと思ったが高崎横手出合から100mくらい下りそう
(実際には地形図では60m程度だった)を嫌って頂仙岳までとした。
というのも復路は坪内林道を端から歩くつもりだったので
それだけでもかなりの長尺となるため。
この季節では水分も足らなくなるし今回のボリュームで限界だったかな。
本来はこれくらいの山行を毎週やらないと超低山に甘んじてしまう一方だ。
遠くへ行く気力が喪失している今こそ、
原点に立ち返って近場を振り返ってみようかどうしようか。
気まぐれなもので。(^^ゞ
それにしても今回の大峰は良かった。
[ 2024/07/29 19:56 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)

KOBO TRAIL 扇形山・黒尾山・天狗倉山・高城山(2023.4.22) 

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高城山ピークにて

こんどは片道縦走、弘法大師の道

週末山行の行先を考える暇がないまま金曜日の夕方になってしまったところ
ヨー君(歳上の山の先輩なのに君呼ばわり)から久しぶりの山行のお誘い。
車2台のデポ縦走でどこかに行こうということになるもさすがに計画を立てる時間がない。
あ~だこ~だ、そっちはしんどい、そっちはイヤとかなんとか22時くらいまでかかり
行き当たりばっ旅でもなんとかなりそうな大峰は洞川からの弘法大師の道の未踏区間のに決定。
天気はもちろん、気温と風だけ確認していつもの装備で。
てんくらCで風が強いってまたかぁ。
車1台は4月1日に歩いた武士ヶ峯直下の林道脇スペースに駐車。
もう1台は洞川かりがね橋下の無料駐車場へ。
武士ヶ峯から県道53号に下るのも長く、
さらにはその県道を洞川のかりがね橋まで移動するにもかなり遠く感じた。
距離にして16kmくらいというのはわかっていたが果たして日没までに歩き通せるか。
小南隧道上の小南峠までは登りで、あとはだいたい小さなアップダウンで
ほぼ水平移動で楽ちんかなぁかなぁ程度に思っていたらとんでもなかった。
最初からいきなり靴が脱げそうな急登で登りきったら名もなきピーク。
登りきったばかりなのに激下ってアップダウンがゆらゆらと。
弘法大師の道(KOBO TRAIL)という立派な名前がついていて
随所にKOBO TRAILと書かれた白テープや標識があって迷わない。
しかしながらあまり踏まれておらずフワフワと路面が柔らかい。
トレランの人がたまに駆け抜ける程度なのかもしれないが今回は一人も出会わなかった。
昼休憩は天狗倉山あたりにしようと思っていたがとてももたなかった。
手前の986ピーク(黒尾山)で昼休憩しようとするも風があって寒い。
そこから先へ少しずつ進みながら適地が見つかり次第、昼休憩することに。
なんといってもいちばんキツかったのは天狗倉山への登り。
さらには高城山への登り。
高城山は天狗倉山より50mほど高いだけであるが、
その前にどんどこ下らされるので50m登りどころではなかった。
高城山からゴールまでは下り基調と期待していたがまだある登り。
たまたま作業道が現れたので利用したりしなかったり、
ここは利用しようとしたら失敗するわ、利用せんとこと思ったらあとで合流してくるわで
終盤のピーク越えは力尽きて作業道で林道へ下山し登り返してゴール。
今回歩いたルート全体を通して総括すると、
変化に富んでいて目を楽しませてくれるところが多々あって良かった。
美味しい部分だけを歩くなら黒尾山~高城山間かな。

その他の詳細は以下より。
[ 2023/04/25 18:38 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(12)

大峰山系 大天井ヶ岳(周回) (2022.5.28) 

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久しぶりに歩いてみたら、すっかり細部を忘れていて新鮮だった

金剛山系に次いで登山回数の多い山域。
この日は天川村に用事があり、かつ、午後から予定があったため
午前中メインで久しぶりに歩いてみたいと思った大天井ヶ岳へ。
過去に何度も登っているが最後に登ったのはたしか冬だったなぁと
確認してみたら2015年3月のことで実に7年も開いてしまっていた。
そんなこんなで今回は時間が限られているので装備も最小限。
昼食は下山後の計画で撮影時や立ち休憩以外は移動をし続け
12時すぎに下山したかったので考えられる最小周回をしたつもりが13時を過ぎてしまった。
だいたいの土地勘のあるところだったのでわかりきってはいたが、
記憶にないものや忘れていたものに出会えて新鮮な気持ちになった。
さらに小周回できそうだったり、以前中途に終わった小天井ヶ岳のあるKOBO TORAILの周回など
いろいろと妄想も膨らんだ半日だった。

今回の詳細は以下より。
[ 2022/05/31 20:03 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(10)

大峰山系 大谷山・蜻蛉の滝 (2019.12.21) 

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蜻蛉(せいれい)の滝にて

圧巻の滝に、まさかの難所スタート

【ルート】
 あきつの小野スポーツ公園-蜻蛉の滝-大谷山(ピストン)

 ※途中、登山道ロスト・リカバリー

クリスマスどころか、正月すら希薄になってきてる昨今。
古き良き日本の風物詩を再生していってほしいなぁと思うこの頃。
とか言いつつも年賀状とかめんどくさくなってきてるのも確か。(^^ゞ
今年後半からいろいろな良からぬ出来事が続いていて
なかなかブログに手を付けるゆとりも無いのでこれからどうしようかと。
何か霊的パワーの強いスポットの敷居を跨いだとか
手を合わせなかったとかどこかで過ちを犯してしまったかなぁ?
宗教的すぎるのは苦手で、寺社仏閣の意味もわからずで
氏神さんだけしか信心してないけどええのかな?

”月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり”

さて、吉野の方に所用で来たついでに金剛山登って帰ろうと思いきや、
昼間のいまどきの金剛山って賑やかすぎて大混雑やろなぁとか迷っていたら、
そう言えば青根ヶ峰に、蜻蛉の滝側から登ったことないよなぁと思い付き
たしか奥駆道から3,40分下ったら蜻蛉の滝だったように覚えてるので
登ってもコースタイムで一時間くらいだろうと地図すら確認せず
金剛山用の軽装備で蜻蛉の滝に取り付く。
昼食もまだで、時間にして昼の12時半を過ぎていた。
蜻蛉の滝って見たことないけど、養老の滝くらいか?
それとももっとちっこいか?くらいに思っていたらとんでもなかった。
うわぁ~なんだこの深淵は!という驚きのスタートとなり
リモコン撮影などしていたらいつしか時間が経ってしまっていた。
登山道に取り付くも、一瞬ドキっとするまさかの難所。
踏み抜きそうなところもあったりで足場の狭い高所ヘツリ。
それも長くは続かなかったが、出だしから目の覚める思い。
やがて平和な植林帯に入り、あれよあれよと踏み跡たどって進む。
途中、標識があって、白倉山のほうには行かないのでと
最初に踏むピークの大谷山はどこだ?とその標識をスルー。
そこからどんどん道幅狭いヘツリとなって、
踏み跡薄くなって、こんな登山道はおかしいと
ここでようやくスマホの登山地図を確認したらとっくにコースアウト。
地図には無いもののこのまま進めば青根ヶ峰に直行できなくもないが
まずは大谷山というところに行きたかったので
途中の尾根から植林帯のバリエーションで本来のコースへとリカバリ。
そもそもスタートが遅かった上に無駄な時間を食ったものだ。
地図をちゃんと確認したら・・え?え?
青根ヶ峰までのコースタイムは二時間半くらいではないか!
このまま行くと休憩を入れたら下山完了は日没必至。
来た道のピストンはイヤやしなぁ・・まぁ今日はしゃーないか。
青根ヶ峰は過去何度も行ってるので割り切ることにした。
大谷山だけにすると決めたら今度は余裕すぎ。(^^ゞ
静かな山中、といっても寒かったが休憩は多めに取って下山。
うわ、もう金剛山のハンコに間に合わんやん。。(≧∇≦)
低山、舐めたらあかんよ。
そんなこんなでまたリベンジあるかなぁ植林帯やしなぁ。。

その他の写真は以下より。
[ 2019/12/24 20:49 ] 大峰山系 | TB(0) |   コメント(16)

金剛山の一日

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