金剛山の大部分は植林であり、個人の所有物である。
正規の登山ルートは千早本道のみ?で、伏見峠ルートは林道。
その他のほとんどのルートはすべて登山者が作り出した勝手ルートのはず。
おそれおおくも他人様の土地を通らせてもらってることになる。
そのため、山主との関係悪化を招く行為は努めてめてつつしむべきである。
木材間引き伐採中のため「8月~9月」までとなっている立ち入り禁止札が
12月になっても取り除かれないのには何か訳でもあるのでしょうか。
もう有効期限切れだろとばかりに突っ切って登っている方もいらっしゃいますが、
自分はさすがに通る気になれない。
ここが封鎖されていると、ロープウェイ駐車場起点の登山ルートは
文殊中尾根、文殊東尾根系はすべて通れないので
寺谷ルートと木場道ルートと伏見峠ルートと久留野峠ルートと
馬の背ルート(2系統)とババ谷ルート(3系統)しかなくなる。
(ってずいぶん選択肢があるじゃないか!?)
橋脚ルートなどの非公式のものを含めると最低でもさらにまだあと2本以上はある。
これだけあれば文殊系がダメでもまぁいいか。。
そんなわけで、登山者による勝手ルート問題に関する記事がありました。
詳細は以下より。
国定公園・金剛山 ハイカーのモラル低下 勝手なルート登山は禁止へ
2001/12/11 産経新聞 大阪朝刊 31ページより引用 ◆民有林被害続出に怒り 地元の森林組合
大阪、奈良の府県境にある金剛山(標高1125メートル)で、地元の森林組合などが
10日までに、組合側が認めた正規の登山道以外からの入山を禁止することを決めた。来
年1月1日から実施する。正規の登山道に飽き足らなくなったハイカーらが山林内に侵
入、間伐材が切られるなどの被害が続出しているため。勝手につくられた登山ルートは約
100本にも上っており、ハイカーのモラルが問われている。
金剛山は金剛生駒紀泉国定公園に指定され、年間約百万人が入山する。特に、冬季は樹
氷と雪を楽しめるため、冬ハイキングのメッカとして親しまれている。
頂上近くの国有林をのぞく約97%が民有林。ほとんどがスギ、ヒノキの人工林で、山
主らが下草刈りや間伐、枝打ちなどの手入れをしている。このため、大阪府森林組合では
登山者が民有林を荒らさないよう、昔からある林道や山道の計七ルートのみを登山道とし
て認めてきた。
ところが、十年ほど前から、これら正規のルート以外に勝手に山林内に入り込み、登る
人が増え始めた。何度も登るうちに決められたルートだけでは物足りなくなってきたり、
近道として通ることなどが原因とみられ、今ではこのような“登山道”が百本以上あると
いう。
登山道が増えるにつれ、生育途中の木や地面から出ている根が切られたり、間伐して乾
燥させるため横に寝かせていた木が切られるなどのトラブルが発生、山主から森林組合な
どに苦情が相次ぐようになった。
これまでも、正規のルートを登るよう呼びかける看板などを設置してきたが、効果はほ
とんどなし。このため、森林組合や地元の千早地区会などが協議し、来年一月一日から、
荒れた山が原状を回復するまでの当分の間、地図に示したコース以外の入山を禁止するこ
とにした。
登山者に入山禁止を通知するため、パンフレットを製作。この中には、最近目立つ登山
者の違法駐車や、山の植物を勝手に持ち帰ったりする悪質な行為への警告も盛り込まれ
た。
千早地区会の松本昌親区長(六一)は「このままでは山は荒れる一方。山を守るため
に、決められたコース以外は絶対に歩かないでほしい」と訴えている。
【写真説明】
金剛山に勝手につくられた登山ルートを行く登山者。山が荒らされる被害が増えている
=大阪府千早赤阪村
※写真は省略します。
#つぶやき
今日は遅くまで残業で、さきほど23時半ごろ会社から帰ってきたという眠い状況ではあるが
なんとか記事が書けた。
明日午前中も休日出勤なので、そうなると午後遅くからでも登りに行こうかな。
国定公園・金剛山 ハイカーのモラル低下 勝手なルート登山は禁止へ
2001/12/11 産経新聞 大阪朝刊 31ページより引用 ◆民有林被害続出に怒り 地元の森林組合
大阪、奈良の府県境にある金剛山(標高1125メートル)で、地元の森林組合などが
10日までに、組合側が認めた正規の登山道以外からの入山を禁止することを決めた。来
年1月1日から実施する。正規の登山道に飽き足らなくなったハイカーらが山林内に侵
入、間伐材が切られるなどの被害が続出しているため。勝手につくられた登山ルートは約
100本にも上っており、ハイカーのモラルが問われている。
金剛山は金剛生駒紀泉国定公園に指定され、年間約百万人が入山する。特に、冬季は樹
氷と雪を楽しめるため、冬ハイキングのメッカとして親しまれている。
頂上近くの国有林をのぞく約97%が民有林。ほとんどがスギ、ヒノキの人工林で、山
主らが下草刈りや間伐、枝打ちなどの手入れをしている。このため、大阪府森林組合では
登山者が民有林を荒らさないよう、昔からある林道や山道の計七ルートのみを登山道とし
て認めてきた。
ところが、十年ほど前から、これら正規のルート以外に勝手に山林内に入り込み、登る
人が増え始めた。何度も登るうちに決められたルートだけでは物足りなくなってきたり、
近道として通ることなどが原因とみられ、今ではこのような“登山道”が百本以上あると
いう。
登山道が増えるにつれ、生育途中の木や地面から出ている根が切られたり、間伐して乾
燥させるため横に寝かせていた木が切られるなどのトラブルが発生、山主から森林組合な
どに苦情が相次ぐようになった。
これまでも、正規のルートを登るよう呼びかける看板などを設置してきたが、効果はほ
とんどなし。このため、森林組合や地元の千早地区会などが協議し、来年一月一日から、
荒れた山が原状を回復するまでの当分の間、地図に示したコース以外の入山を禁止するこ
とにした。
登山者に入山禁止を通知するため、パンフレットを製作。この中には、最近目立つ登山
者の違法駐車や、山の植物を勝手に持ち帰ったりする悪質な行為への警告も盛り込まれ
た。
千早地区会の松本昌親区長(六一)は「このままでは山は荒れる一方。山を守るため
に、決められたコース以外は絶対に歩かないでほしい」と訴えている。
【写真説明】
金剛山に勝手につくられた登山ルートを行く登山者。山が荒らされる被害が増えている
=大阪府千早赤阪村
※写真は省略します。
#つぶやき
今日は遅くまで残業で、さきほど23時半ごろ会社から帰ってきたという眠い状況ではあるが
なんとか記事が書けた。
明日午前中も休日出勤なので、そうなると午後遅くからでも登りに行こうかな。