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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

便石山(びんしやま) (2019.4.13) 

20190413-68.jpg
便石山 象の背にて  ※クリックで拡大可

まるで空を飛んでいるんじゃないかと錯覚する光景だった

【ルート】
 種まき権兵衛の里-キャンプinn海山-便石山登山口駐車場-馬越峠分岐-
 便石山山頂-小僧の背-像の背-山頂-展望ポイント(休憩)-馬越峠分岐-
 林道へエスケープ-種まき権兵衛の里

熊野古道の新ルートで続編を始めようかと思いきや
目的地までのアクセスの遠さに、泊まらないと無理と断念。
5時に出たら遅かったし、さらには国道169号線がいつの災害の復旧なのか
川上村役場や道の駅の前は通れなくて大きく迂回、しかも交互通行で足止め。
その先も交互通行2箇所に通行止めなどなど遅々として進まず
行き先を同じく熊野古道伊勢路も歩く便石山に変更。
結果的には熊野古道を通らないルートでの周回となってしまった。
それにしても遠いわ。。

熊野古道側とキャンプ場側の少なくとも2箇所ある登山口には
それぞれ車が数台駐車できるが、ピストンになりそうなので
その中間である種まき権兵衛の駐車場に駐めさせていただく。
準備完了したらもう10時だ。
朝4時に起きたのに。。(≧∇≦)
最高の青空の下、のどかな風景を眺めながら、
かなり広い川幅の銚子川を吊橋で渡る。
めちゃ人気の海山キャンプ場を通り抜けて・・
うわっ、グランピングかと思うような高級そうなテント・・
ようやく登山口に到着。
そこからは石を並べた階段の登りとなる。
かなりの量の石を並べてあるわけだが、周りをよく観察すると
大小さまざまな岩がゴロゴロしている。
大きいものだと家くらいのサイズ。
まるでブクブクと湧いているかのような量の岩だ。
熊野古道の石畳はこの山の岩が使われているのではないか?
基本的に植林帯中心であるが岩群があるだけでなんだか新鮮である。
唯一の鉄塔を過ぎてからはプラッチック丸太階段が
延々と頂上まで続いた。
あまりにも長く続くのでさすがに「よ~並べたなぁ」と関心した。
金剛山の千早本道もコレにすれば耐久性ありそう?!
馬越峠への分岐を過ぎるとほどなくして西側ルートへの分岐と山頂。
そして少し奥へ行くと小僧の背があった。
そこから少し下ると、ついにあのインスタ映えスポットの
「象の背」が目の前に現れた。
想像を越えるものではないなと写真でよく見る光景の背中の上を
歩いて前へ前へと出てみると、思わず「おおお・・す、すごい。。」
まるで空を飛んでるのではないかと錯覚するほど、
空中にポンと放り出されたような光景に言葉を失った。。
そんなこんなでひとしきり撮影をして山頂へ戻ったが、
フラットは場所はあるのだが日陰で寒そうなので他に無いかと探したら
西側へ下るルートの途中から分岐すると展望ポイントあった。
尾鷲の街を見下ろしながら昼食。
そういえば前向きの写真を撮るのを忘れたと再出発後に再び象の背へ。
午後も14時を過ぎていたので急いで下山。
馬越峠(まごせとうげ)から登山口に下山する予定であったが、
途中で林道へのエスケープを発見したので、
林道を使ってショートカット下山することにした。
この林道がやたらと長く、その途中にもまだ3箇所ほど登山道から
エスケープできる取り付きがあった。
馬越峠まで行かなかったので、熊野古道伊勢路を歩けなかったことが
今回のいちばんの心残りとなった。

その他の写真は以下より。
[ 2019/04/15 23:01 ] 熊野古道 | TB(0) |   コメント(4)

兜岳・鎧岳 (2019.4.6) 

20190406-39.jpg
兜岳山頂にて

【動画編】


見た目と性格が真逆な山だった

【ルート】
 曽爾村役場-今井(目無橋)-兜岳-峰坂峠-鎧岳-新宅本店前


夕方以降に所用でタイムリミットがあったので早く登ってこれる山に
ってことで金剛山は歩き倒していてトレーニングの山になっているので
というか、最近はなかなかネタが無くて記事にするのが難しいので
先日、段平さんが登られていた記事を読んで時間的にちょうどいいかも
と思い、遅ればせながら今になってようやく鎧・兜に登ってきた。
いつか登りたいと思っていた山なのにずいぶん遅くなってしまった。
というのも駐車地が不明だったり、遠くまで行くのに
コースタイムが短かすぎたり、はたまた付近の山との掛け持ちもしんどい。
それらの問題が一気に解決して暗闇のトンネルから抜け出したように
眼の前が明るくなったのである。
山って呼ばれないと行けない、いつでも行けると思っていても
意外と行けないものだと思うことがたまにある。
今年はね、日本アルプスとかよりももっと行きたい山があって。。
果たしてお呼びがあるだろうか。

道中、宇陀の道の駅近くを通ったので、又兵衛桜に立ち寄った。
駐車してまで撮影しようと思ってなかったけど、
ちょうど見頃だったので300円のところに駐車してちょこっと撮影タイム。
出店で手作りこんにゃくや草もちまで食べてしまった。(^^ゞ
それでも15分足らずでその場を後にした。
曽爾村に入ると誰しもが目にすることとなりかつ圧倒される
鎧岳の急峻にそびえ立つ山容。
眺めるだけで威圧感がものすごい。
あんな山に登れるのだろうか?なんて大昔から思っていた。
役場の奥に駐車させていただき、まずは兜岳を目指す。
サンビレッジ曽爾奥香落キャンプ場のそばを通ったときに
はたと一瞬記憶と一致した。
キャンプばっかりやってた頃に一度だけ利用したことがあるんだった。
そこから先は車両通行止め。
登山口に行くには進むしかない。
途中、道路が大きく抜け落ちている箇所があった。
熊笹茂る明るい植林帯を登って行く。
岩場に出たと思うとそこからは自然林となると同時に
どんどん急斜面になっていく。
カメラ片手にしながらもなんとか登れたが、
登ってきたところを振り返るとまるで垂直のよう見える。
金剛山三大急登の中尾の背の序盤より急だったかな?
とにかく兜岳山頂近くまで急な登りが続いた。
兜岳でこんなに険しかったら、あの尖った鎧岳はどうなるの?
と思いきや、なんとも穏やかな山だった。
途中、黄砂がひどくて近くの山なのに霞んで見えなかったり、
風が強く、兜岳からはドローンを飛ばしたものの煽られ気味だった。
本命だった鎧岳は上空が空けておらず飛ばせなかったので
自己責任で先端まで行ってみたが、どこまで行っても
いくらでも下って行けて、先端は相当な下まで下れそうだった
少し南側斜面に回れば絶壁が見えたのかな?
下りすぎて山頂まで登り返すのに疲れた。。
山麓か眺める山の容姿から想像つかないが、
登るなら鎧よりも兜のほうが存在感があるし個性的で好きだと思った。
段平さんルートで駐車地に戻ろうと思ったが
せっかくなので新宅本店前まで歩き通し、
帰りはバスでという作戦に変更。
バスは3時間に1本くらいしか無く、新宅本店前に下山したのが
13時10分で、バスが来るのは13時40分。
奇しくも「黄色いのれん」という蕎麦屋の前がバス停だったので
バスを待っている間に蕎麦をいただいて遅い昼食を摂った。
「蕎麦デザート」は異次元の旨さ。
新宅本店前から役場までは4駅くらいあって300円もかかったが、
3時間に1本程度のバスなのに乗客1名だけという赤字路線だと思うと
住民の足としてずっと残り続けて欲しいと思うのであった。
車まで戻ってきてまだ時間があったのでファームガーデンの「銭の華」へ。
夫婦二人三脚で自分が知るところでも20年来つづく草もちの名店である。
さすがにお亀の湯に立ち寄るほど時間がなかったのが残念。
ポカポカ陽気で高原ムードのあるファームガーデンは心地よかった。

その他の写真は以下より。
[ 2019/04/09 22:20 ] その他の山 | TB(0) |   コメント(12)

金剛山の一日

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