兜岳山頂にて【動画編】見た目と性格が真逆な山だった【ルート】
曽爾村役場-今井(目無橋)-兜岳-峰坂峠-鎧岳-新宅本店前夕方以降に所用でタイムリミットがあったので早く登ってこれる山に
ってことで金剛山は歩き倒していてトレーニングの山になっているので
というか、最近はなかなかネタが無くて記事にするのが難しいので
先日、段平さんが登られていた記事を読んで時間的にちょうどいいかも
と思い、遅ればせながら今になってようやく鎧・兜に登ってきた。
いつか登りたいと思っていた山なのにずいぶん遅くなってしまった。
というのも駐車地が不明だったり、遠くまで行くのに
コースタイムが短かすぎたり、はたまた付近の山との掛け持ちもしんどい。
それらの問題が一気に解決して暗闇のトンネルから抜け出したように
眼の前が明るくなったのである。
山って呼ばれないと行けない、いつでも行けると思っていても
意外と行けないものだと思うことがたまにある。
今年はね、日本アルプスとかよりももっと行きたい山があって。。
果たしてお呼びがあるだろうか。
道中、宇陀の道の駅近くを通ったので、又兵衛桜に立ち寄った。
駐車してまで撮影しようと思ってなかったけど、
ちょうど見頃だったので300円のところに駐車してちょこっと撮影タイム。
出店で手作りこんにゃくや草もちまで食べてしまった。(^^ゞ
それでも15分足らずでその場を後にした。
曽爾村に入ると誰しもが目にすることとなりかつ圧倒される
鎧岳の急峻にそびえ立つ山容。
眺めるだけで威圧感がものすごい。
あんな山に登れるのだろうか?なんて大昔から思っていた。
役場の奥に駐車させていただき、まずは兜岳を目指す。
サンビレッジ曽爾奥香落キャンプ場のそばを通ったときに
はたと一瞬記憶と一致した。
キャンプばっかりやってた頃に一度だけ利用したことがあるんだった。
そこから先は車両通行止め。
登山口に行くには進むしかない。
途中、道路が大きく抜け落ちている箇所があった。
熊笹茂る明るい植林帯を登って行く。
岩場に出たと思うとそこからは自然林となると同時に
どんどん急斜面になっていく。
カメラ片手にしながらもなんとか登れたが、
登ってきたところを振り返るとまるで垂直のよう見える。
金剛山三大急登の中尾の背の序盤より急だったかな?
とにかく兜岳山頂近くまで急な登りが続いた。
兜岳でこんなに険しかったら、あの尖った鎧岳はどうなるの?
と思いきや、なんとも穏やかな山だった。
途中、黄砂がひどくて近くの山なのに霞んで見えなかったり、
風が強く、兜岳からはドローンを飛ばしたものの煽られ気味だった。
本命だった鎧岳は上空が空けておらず飛ばせなかったので
自己責任で先端まで行ってみたが、どこまで行っても
いくらでも下って行けて、先端は相当な下まで下れそうだった
少し南側斜面に回れば絶壁が見えたのかな?
下りすぎて山頂まで登り返すのに疲れた。。
山麓か眺める山の容姿から想像つかないが、
登るなら鎧よりも兜のほうが存在感があるし個性的で好きだと思った。
段平さんルートで駐車地に戻ろうと思ったが
せっかくなので新宅本店前まで歩き通し、
帰りはバスでという作戦に変更。
バスは3時間に1本くらいしか無く、新宅本店前に下山したのが
13時10分で、バスが来るのは13時40分。
奇しくも「黄色いのれん」という蕎麦屋の前がバス停だったので
バスを待っている間に蕎麦をいただいて遅い昼食を摂った。
「蕎麦デザート」は異次元の旨さ。
新宅本店前から役場までは4駅くらいあって300円もかかったが、
3時間に1本程度のバスなのに乗客1名だけという赤字路線だと思うと
住民の足としてずっと残り続けて欲しいと思うのであった。
車まで戻ってきてまだ時間があったのでファームガーデンの「銭の華」へ。
夫婦二人三脚で自分が知るところでも20年来つづく草もちの名店である。
さすがにお亀の湯に立ち寄るほど時間がなかったのが残念。
ポカポカ陽気で高原ムードのあるファームガーデンは心地よかった。
その他の写真は以下より。
山と高原地図2016年版+iPhoneX(Geographica)ログ
移動中、近くを通ったので「又兵衛桜」に立ち寄ったら見頃だった。
※クリックで拡大可
曽爾村に入ると個性的な兜岳(左)と鎧岳(右)が目に飛び込んでくる
鎧岳は威圧感と存在感がスゴイ
あんなところに登れるのか?って思ってしまう。
門僕神社
立派な杉だ
穏やかに見えるが風が強い
クリスマスローズ
桜が各地で満開 どこもかしこも見応えがある
ここが今井の登山口
美しい植林帯
豪快に剥がれてる
どんどん急になっていく
風が強く、黄砂がスゴイ
兜岳山頂に到着
下界を眺めても黄砂で霞んでいる
兜岳山頂
兜岳は登ってみると想像以上に急峻で個性的だった
鎧岳が目の前に飛び込む
兜岳のほうが30mほど高いだけであるが見下ろすかんじ。
鎧岳の威圧感はあの垂直の壁のせい。
太古の昔、山肌が崩れ落ちてああなったのだろうか?
※クリックで拡大可
苔の写真ではなくて、高所から見下ろす植林帯である(^^ゞ
鎧岳に登り返す手前に小さなアップダウンがあった
兜と鎧のコルにあたるところは峰坂峠で下山路がある
稜線へ登り着くと分岐 山頂は右100mほどのところ
鎧兜山頂
尖っていると思いきや、穏やかな傾斜
鎧岩が気になって、自己責任で先端まで行ってみるが発見に至らず。
どこまでも下って行けそうなので、適度なところで登り返した。
もう少し西よりに進めば壁が間近で見えたのか?!
見通し的にもあと50mは安全に下れそうに見えたが、山では予想外の事が起きることもあり、
山慣れ、山経験の未熟な方は絶対に真似をされませんように。
新宅本店前を目指して縦走を続けるも最後まで植林帯だった。
舗装路に出ると、遠く高いところに曽爾高原の山容が見えた
ここに下山してきた
すぐ近くにバス停「新宅本店前」があった。
蕎麦屋「黄色いのれん」=新宅本店だったのか。。
バスが来るまで30分あるので蕎麦をいただいた。
そば三昧の「田舎三昧」1,400円
そばデザート(左上)は、異次元の美味さ!
3時間に1本くらいのバスなのに乗客が居ない。。
赤字路線なんだろうか。。
役場前まで300円
ファームガーデンの「
銭の花」に立ち寄り
少なくとも20年前にはあるのを知っている店
奥さん、元演歌歌手
かつては月ヶ瀬梅林や道の駅御杖村内でも二人を見かけたが
近年はここに定着されているという。
銭の花のファンなので写真多め。(^^ゞ
う~ん、美味い!
異次元の蕎麦デザート食べたところなのに。。
P.S.
10年以上?連続で出場してきたチャレンジ登山大会ですが、
完歩以外の目標も見いだせず、技術革新も新アイテムも無く(^^ゞ
レベルアップが見込めないので今年はなぜかやる気スイッチが入ってきません。
今回はちょっとひと休みしようかと思っております。
参加される方はどうか怪我なく楽しく歩けることを願っております。