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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

啓文社書房 『100回登っても飽きない金剛山』 藤原久敏著 

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「100回登っても飽きない金剛山」 藤原久敏著

未来から来た本?!(発行日が)

いつだったか、3月吉日の出版当日に購入。
金剛登山180回の、40代前半の若き(僕よりも)著者が書かれた本。

金剛山常連としての視点から見ると、そうそう、そのとおり、
よぉわかってはるやん的なまとめ方で、あれを書かなあかんやろ
というようなツッコミどころはほとんどみつからず。
カトラ谷ルートに関しても、昨年の台風災禍後の内容になっている点など
情報も新しく、なかなか無難なまとめ方をされてるのは、
公式じゃないルートについては紹介されてない点からも見て取れる。

そんなわけで、アラ捜しをしても隙無し!と思える完成度の高さではあるが、
金剛山登山(※)みたいな題名を看板にしている当ブログの威信を賭けて
あえていくつか発見した。

 その1 115ページにまったく意味が異なる誤字を発見(≧∇≦)
 その2 時計台ポーズは流行りのものと少し異なる
 その3 本の発行日が未来


ほんと苦し紛れのツッコミどころである。(^^ゞ
発行日だって、本というのはそういうものかもしれないが、
そこをあえて鬼の首を取ったみたいに大騒ぎしてみた。(≧∇≦)
詳しくはお求めになって確認してみてください。
金剛山へ通い始めようと思ってる方に、
金剛山ってこんな山なんだよ、って説明したい事が
ほとんど全部書かれているバイブルとなる書。
熟練、常連者にとっては、日常すぎて
忘れかけてることを気づかせてくれる再確認の書となることだろう。
こんな庶民的な本がほしかったと思わせる内容となっている。

この著者の方、もしかしてご近所さんかもしれないなぁ。

本の出版のやり方を教えてもらって、
金剛山のルート1つで一冊の本になるようなシリーズ本を出したくなった。

※ブログ名の「金剛登山」というのは、金剛山登山に限定した意味あいではありません。

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この記事を書いてるのが2018年3月29日である。
[ 2018/03/29 21:24 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(2)

金剛山 第578回 (2018.3.25)  

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金剛山山頂にて
キバラー、ニシオさん、うっちぃさん、arajinさん、ぱろやんさん、Takeshiさん、キョーコさん、はんていさん

【動画編】


なつかしい顔ぶれ、大人の遠足

【ルート】
 登り:黒栂尾根ルート~青崩道合流~西谷~大日岳~山頂
 下山:香楠荘狼尾ルート


久しぶりの懐かしい顔ぶれで金剛登山。
何の偶然か、最近、なつかしい人とばったり金剛山で出会う事が多々あった。
集う経緯はさておき、そんな方々との飲み会メインでの山登りとなった。
歩き方から、しゃべり方から、口癖から、ぜんぜん変わってない~(≧▽≦)そらそうか
どれくらい懐かしいかというと・・

Takeshiさん
2009年9月5日の金剛山がブログ初登場で、初めての大峰(大普賢岳)の思い出も。
そして、2013年4月28日の播磨アルプスが最後となっていた。

ぱろやんさん
2010年5月16日の大峰山上ヶ岳行きで初登場。
2013年2月17日の金剛登山が最後になっていた。

arajinさん
2010年4月25日の金剛山高天谷ルートで初登場。
あの時は当時10mくらいあった滝の右手をロープ左手、カメラ右手で登っていてあわや滑落。
高天谷ルートは当時、確保ロープが必要で、arajinさんの手助け無しには突破できなかった。
2015年11月3日、歩き尽くされた比良を案内いただいたのが最後となっていた。

はんていさん
2011年4月29日のGW、まだ雪溶けやらぬ大峰稲村ヶ岳行きが最初。
2011年7月9日、私の初アルプスに仙丈・甲斐駒まで導いていただいた。
若気の至りで迷惑かけてばかりだった。
2013年1月13日の六甲山トウェンティクロスのが最後となっていた。

他にもまだまだご無沙汰している方はいらっしゃって、
今、どうしてらっしゃるのか気になっているが
小心者の自分からお声がけするきっかけがなくて。。(^^ゞ
そういえば、当ブログを始めた頃、一緒に登っていた
あーちんとも最近、金剛山でお会いしたんだった。

山頂ではkosiziさんにもお待ちいただいていたものの、
計画より少し到着が遅くなってしまったのでお会いできずほんとに残念。

金剛山でみなさんに会うとほとんど変わって無くて時がゆっくり流れているようで
いつでもあの頃にタイムスリップできるような錯覚に陥る。
ざっくり10年を振り返っても、個人的には身内を看取ったり、
親が高齢になってきたことで休日にいろいろサポートしたりで、
顔には出さなくても、誰もが日々、何かと格闘し、抱えてらっしゃることだろう。
それでも金剛山は、いつでもあの頃の自分を取り戻してくれる、そんな存在かな。

さて、みなさんとは近鉄と南海が乗り入れる河内長野駅で集合。
バスによる楽ちん移動は、時間も遅めの10時発なので全員着席しても空席があった。
山頂12時半~13時の到着目標で、大阪側からのルート計画は
ツツジオやタカハタではすぐに山頂に着いてしまう。
水害後のカトラや黒栂谷は通行禁止。
ワサビ谷も良いけど最近も歩いたけど大勢だと縦列歩行になる。
横に広がって歩けるとしたらあそこしかない!
そう、なんちゃって西ブテ・・じゃなくて石ブテ西谷。
どうしてなんちゃってなのか、核心部の滝が終わってからの
平和な植林帯だけを、美味しいところだけをいただくから。
当時、時々金剛山で出会う山ガールの先駆け、ダーさんが言ってたから。
マニュアルミッション車のWRX STIをかっ飛ばして金剛山に通ってた彼女はどうしてるかな。
そんな西谷へアプローチするには黒栂谷ルートが最適であるが前述通り通行禁止。
そしたらもう黒栂尾根ルートしかないではないか。
最近、新たに開拓された林道のつづらを詰め、
まだ踏み跡があるかなと探すとすぐに見つかり、尾根の急登を登る。
青崩道に合流後はセトまで下る予定であったが、
山頂で待つkosiziさんとの待ち合わせ時刻に間に合わせるためには
もうここを下りるしかない、とのことで合流点から西谷へ着地する。
もう少し山頂側に進めば、もっと楽に下れたのに何を苦労してきたんだ?!
本当はもっと下流、やっぱりセトから歩きたかった。
いつもは途中から石ブテ尾根に取り付くので、谷を詰めるのは超久しぶりすぎて
見慣れぬ風景に、最初は違う谷に迷い込んだかと思ったほどだった。
谷の源頭はズルズルの斜面。今でもトラロープがあったのが嬉しかった。
しかしながら、トラロープを使うより左手から巻くほうが楽にスムーズに登れた。
そんなこんなで大日岳経由で山頂へ。
時すでに遅しでkosiziさんは去った後だった。
山頂では、あの袋とじクリップへの印刷をしてくださったニシオさんと初対面。
その節はお世話になりました。
軽めの昼食の後、ちはや園地経由、香楠荘尾根にて下山。
河内長野駅前の飲み屋さんでちゃみさんと久しぶりの対面。
あっという間の充実した一日だった。

その他の写真は以下から。
[ 2018/03/27 22:20 ] 金剛山(動画) | TB(0) |   コメント(8)

金剛山 第574回 (2018.3.17) 

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もみじ谷本流ルートのVゾーンにて

暑さ寒さも彼岸まで。。

【ルート】
 登り:もみじ谷本流ルート(どんぐり坂谷詰め)
 下山:狼尾根派生ルート


今日は金剛山水越側のもみじ谷ルートを久しぶりに。
もみじ谷ルートというとアベックさんのテリトリーみたいなもので、
初めてお目にかかった時、ハイカーの障害になる倒木の枝などを取り除いて
安全確保に努めておられたのが印象的であった。
最近やたらとテープ等がギラギラと貼られているが、それらはアベックさんではない。
もしかしたらお会いできるかなぁと狙ったけど結果的には会えなかった。

10時前に水越峠の駐車地付近に着いたものだから、
どこも満杯そうで路駐しか無いと思いきや、すでに帰られたと思われる空きが1台分。
それもバス停横で確保できたのでラッキー。(≧∇≦)
準備していると金剛バスまで到着して状況一変、、賑やかになる。
バスから降りてこられた方の一人はヤマップのとんとんさんだった。
カヤンボのほうを攻められるということ。
知人との待ち合わせもあったので準備でバタバタしており、立ち話もそこそこにお別れ。
ダイトレは、昨年の台風の水害の後片付けでユンボやトラックが出入りしているという状況。
ダイトレを朝も遅い時間に歩き出していると、次々とハイカーがやってくる。
最近は水越側もメジャーになったのか、はたまた金剛山自体、登山者が増えたのか
人に会わないのが難しいほどになってきているのを感じる。
つまり、写真撮影では他の方がフレームインしてしまう率が高く、
たとえ後ろ姿であっても昨今ではおいそれとネットに写真を掲載するのは憚れる。
写真を撮る=ネットに流れるみたいな意味合いが強くなってくると、
だんだんとカメラを向けれる場所が無くなってくる。。
じゃあもうカメラ要らないね、とはなってほしくないよなぁ。

さて、もみじ谷ルート。
ずいぶんと変貌しているのは知っていた。
逆にごちゃごちゃしたものが洗い流されて広く明るくなった感じ。
特に狼谷や、その分岐付近がスッキリ。
狼尾根も歩く人が増えたのか、踏み跡もハッキリと見てとれ真新しいトラロープまで設置。
今回は普通にもみじ谷本流ルートを歩くつもりは無くて、
どこだったか右手に取り付きのある未踏の尾根に上がるつもりが、つもりが・・
うっかりしていて見落としてしまった。(^^ゞ
たしか第5堰堤とVゾーンの間だったような。。
すでに第6堰堤まで来てしまってから行き過ぎたことに気づいたもんだから
ちゃっちゃと、どんぐり坂の急登を登って終わりにしようと思っていたら、
どんぐり坂への取り付き前方に真新しいテープが見えたのでテープを追って谷を詰めてみた。
寒の戻りのせいで霜柱ができており、それが溶けかかってヌルヌルの状況で
最後はトラロープのあるちょっとした急登となった。
足がズルズル滑って、一歩進んで二歩下がるワンツーパンチな状況は、
偶然にも設置されていたトラロープ無しでは登れなかった。(^^ゞ
そんなこんなで、売店裏の踏み跡が入り組んでるところに出て終了。
捺印所では西田さんと長話し。
先週末は2件ともヘリでピックアップする事故があったとかで、
1件はメディアで報道されたとおり、お亡くなりになる事故となった。
もう1件は35歳男性が第5か第6かの堰堤から転落して足骨折でヘリピックアップ。
まぁそれにしても今回の冬シーズンに入ってからというもの、
金剛山での遭難事故は、見聞きしただけでも過去に例がない大量発生だった。
特に、タカハタ・ツツジオルートでの遭難が目立って多く毎週末連続していたことも。
その原因について考察してみる。
見聞きした話を総合すると、初心者や金剛山初めてというハイカーが、
どちらかというと熟練者向けのタカハタ・ツツジオ方面へやたらと流れて来ていた。
尋ねてみると「こっちが本道と思った」「みなさんがこっちへ流れるので」との理由。
それもそのはず、慣れたハイカーだと試練の本道より、ワイルドなタカハタ・ツツジオへと
流れて行くものだから、何も考えずに付いて行った結果、迷ったというケースがほとんど。
つまり、大きくルートが分かれる高城茶屋の前に、
 「千早本道は右(→)」
といった案内板が無いから事故多発という結果になったのではないかという結論。
ついでに「左(←)熟練者コース」とも書いておいてほしいかな。
ライブカメラ人気で、遠方からの初めてやってきたというハイカーだけでなく、
外国人までが増えてきている現在、ぜひ看板設置を望みたいところ。

捺印を済ますと香楠荘へお昼に向かい、お気に入りの「冷やし月見山かけ蕎麦(大)」を食べ、
再び山頂まで戻り、下山は登りで見つけられなかったルートを逆から行けないかと
過去に歩いたことのある大日岳手前の取り付きからしばらく踏み跡に従う。
途中、3分岐があって「左:狼谷ルート、中央:狼尾根(急)、右:ややゆるい
と書かれてあった。
ややゆるいって何ですの?!
左と中央は知っているので、右のややゆるいルートこそ探していたそれだろうと進出するも
だんだん狼尾根のほうに寄って行ってるなぁと思ったらそれほどでもなく、
狼尾根、狼谷からけっこう離れた上流の、あまり印象がない谷に着地。
渡渉して登山道に取り付いてみたら、そこは第4堰堤から50mくらい下流だったかな。
振り返って眺めてみても、下からは登れるような取り付きや目印はまったく無かった。
ってことで、なんとも不完全燃焼ながらも、たっぷり歩き倒せたのでヨシとしよう。

その他の写真は以下より。

山ステッカー(THE KONGOTOZAN) 

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測量野帳に貼ってみた

ヤマレコヤマップという山登りに特化したレポートがアップできるSNSや、
写真投稿のインスタグラムの普及で、山で人を見たらヤマレコユーザーと思え!
って思っていたら、いつの間にやらヤマレコかヤマップかインスタかブログかわからんけど、
とにかく何かやってる人と思え!と範囲が拡大。
そのうちハンドル名と顔が覚えきれなくなることが懸念されるので
みなさんそれぞれ自分のオリジナルステッカーとか作って
名刺代わりに渡したりしてみませんか?!
きっと印象に残ることでしょう。
でもって、小心者のキバラーは自分から「これどうぞ」って言えないので、
アレくれ!とか、あれイイね!とか声かけていただいたらもれなく差し上げたいです。

そもそもの事の発端は、イエローパーティーのステッカーを貰ったことに起因する。
知らない人が見ると何なのかわからないけど、分かる人にはわかるモノ。
唯一無二のオリジナルなものだけに貰って困るものでもないだろう。
とにかく何かステッカー作りたいなぁとふと思ったものの
絵心も無いのでイラストの描けず、ロゴになってしまった次第。

アドプリントというというサイトがわかりやすかったので、
Illustratorでデータを作成し、そのままアップロードして入稿、
100枚と200枚は220円ほどしか変わらなかったので200枚も量産。
一週間もかからずに送られてきた。
ちなみに今回制作したのはこちらのページから、

 シール・ステッカー
   ↓
 シングルタイプシール
   ↓
 コート77kg(紙質と厚み)
   ↓
 一般接着ラミネートあり(表面に透明のラミネートコーティング)
   ↓
 直径55mmの円形


を指定し、その他のオプションは無しの完全データ入稿で、
200枚3,770円(税込)だった。(送料500円)
絵心はあるけどIllustratorなんか持ってないしデータなんか作れないよ、という場合、
PhotoshopMS-WordPowerPointのデータ、さらにはデータ作成代行注文も可能だ。

ちなみに・・・
現時点で差し上げられたのは3名ほどで、2枚づつ配ったのにまだあと190枚以上もある。
だれか貰って~。(≧▽≦)

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ゴールドに輝くあれはいったい何?については以下にまだ続きがあります。
[ 2018/03/18 22:32 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(12)

昭文社 『山と高原地図』 高野山・熊野古道・伯母子岳 (2018年新刊)  

20180315-1.jpg
iOS版 山と高原地図(高野山・熊野古道・伯母子岳) 500円

ついに本日発売になった新刊(新エリア)の山と高原地図。
ユポ紙バージョンも早く買いたいところであるが、まずはダウンロード版をさっそく購入!
なるほどそうなってたのかって、これまで満足な資料も探さないまま
熊野本宮観光協会のサイトにあるPDFマップと看板だけを頼りに歩いてきたので、
あらためて地図を見てみるとさすがはヤマコー!わかりやすい!と感激ひとしお。
高野山エリアに至っても、これまで歩けると知らなかったところが次々と明らかに。

地図は、
 ・高野山・熊野古道
 ・高野山詳細図
 ・熊野三山
 ・八郎峠

というパートに分かれている。

こんな便利なものが無くても世界遺産だけに欧米外国人がとても多い古道歩き。
距離感やコースタイム、公共交通機関との時刻合わせなど
用意周到な計画性が要求されるので、ダイトレを歩くのとは訳が違う。
途中でコースからエスケープできても、バスが無いというトラップ付き。
そんな難解さからの解放に、山と高原地図が一躍を担ってくれる心強いツールになるだろう。
これからはこれまで以上に熊野古道を目指す日本人も増えそうだ。
楽しみが増えたね。(≧∇≦)

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さっそくダウンロード

20180315-3.jpg
さっそく先日歩いたGARMIN GPSログを表示させてみた。
あれぇ?コースタイムを足すと4時間45分になるけど、
先日は大休憩45分と撮影もろもろで7時間もかかっとるやないか。。(` ´)
[ 2018/03/15 22:46 ] 登山グッズ・本 | TB(0) |   コメント(7)

世界遺産 熊野古道(3) (発心門王子~小広峠) (2018.3.10)  

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熊野本宮大社旧社地「大斎原」にて

【動画編】


逆順はちょこっとハードだった。。

前回終了地点の小広峠から熊野本宮大社までの予定であったが、
撮影しながらのペースと装備では歩き通すには厳しいと思った。
奇しくも、スタートの時点でバスに乗り遅れたことが結果的に正解となった。
もし小広峠から熊野本宮大社へ向けて歩いていたら、
時間的にも体力的も発心門王子あたりで限界だっただろう。
逆順になってしまったルートは、後半がハードになってしまった。

木曜日から金曜日にかけてしっかり降った雨上がりのコンディション。
別の山域を考えていたが直前で変更し、熊野古道の続きを歩くことにした。
そのため、予習もままならないまま現地へ移動。
すべての道は熊野本宮大社に通ず、なので
着いてからいくらでも作戦を変更できる自由度の高さがある。
本来ならば、バスで熊野本宮大社から前回終了地点の小広峠まで移動し、
前回の続きとして本宮大社に向けて歩く予定であったが、
だいたい5時くらいに家を出るつもりが5時半くらいになってしまった。
熊野本宮大社に到着すると、いつのまにやら広くて美しいバスロータリーが
できていて、そこに無料の駐車場まで併設されていた。
ほんまにここに止めて出かけてええの?と思いつつバスの時刻を確認に行く。
ややこしい系統図の時刻表を見ると、小広峠行きバスはあと1分で来るようだ。
まだ靴すら履き替えてないのに間に合わない。。
その8:10発のバスを見送ったら、こんど来るのは12時40分だ。(^^ゞ
この時点でプランBを発動。
今度は8時35分に発心門王子行きのバスが来るので準備して飛び乗った。
前回の続きは諦めて、発心門王子から熊野本宮大社までを歩こうと思ったが
コースタイムがおよそ2時間くらいなので短すぎる。
発心門王子でバスを降車した外国人1名を含む数名は本宮大社へ向けて消えて行った。
いきなり発心門王子のスタンプをゲット。

逆順にはなるが、発心門王子から前回終了地点の小広峠までなら
5時間くらいのコースタイムで歩けそうだ。
休憩を一時間半(撮影立ち止まり時間含む)としても、小広峠から乗る
帰りの熊野本宮大社行きバスの16:16まで30分くらいゆとりができるはず。

スタートしていきなり下りとなり、林道に着地。
少し林道を歩いたと思ったら、林道をそれ、落ちるとヤバイ沢沿いをへつって
まずは「猪鼻王子跡」でスタンプ2つめ。
しばらく植林帯を歩いて登るとまたまた林道に合流。
左手に堰堤をいくつも見送りながら快適な幅広林道を延々と詰める。
ずっとフラットで、登りらしい登りが無く楽すぎると思ったのは最初だけであった。
林道を詰め終わってからは植林帯の登りとなり、今回のコースの中間地点である
三越峠(みこしとうげ)にようやく到着すると、トイレ付きの休憩所があったので
そこでは簡単な昼食大休憩とした。
それでも45分くらいは滞在したかな。
三越峠から舗装林道歩きかと思いきや、すぐにまた植林帯へ。
欧米外国人たくさんとすれ違う。
その後もパラパラと、やはりみなさん僕とは逆方向へ向かっている。
前回の集落歩きと違い、今回のルートはバス道からかなり離れている山間部ゆえに
途中のエスケープができないのでがんばって歩くしかない。
蛇形地蔵でスタンプを終えて少し戻って古道を忠実に行くと迂回路との分岐点に到着。
地図上で迂回路の表示があったが、何年も前のことなので通れるかと思いきや
やはり迂回路を歩くしかなかった。
迂回路は未舗装幅広林道を最後まで?と思いながら、これなら歩きやすいので
距離をかせげると進むも、やがて大きな山越えが2つも待ち構えていた。
こんなことだと正順で歩いたほうが後が楽だったことだろう。。
もしかしたら正順なら熊野本宮大社まで歩き通せたかもしれないな。
熊野本宮大社あたりをうろちょろする時間も欲しいし、
到着してもすべての店が閉まっていては寂しすぎるから遅くとも16時には着きたい。
14時台のバスに乗れたらと思ったがぜんぜんムリだった。
いやほんと、最後はへろへろになってバス停に到着したのはバスが来る10分前だった。
今回はこれまで以上にいろんな方との出合い、会話する機会があった。
中でも印象的だったのは、小広峠から発心門王子目指して歩いてきた
総勢20名くらいの団体さんは、やたらテンションが高かった。
接触悪いねんこれ、と言いながら電源の入らない無線機を意味もなく持ってるリーダー。
小広峠からここ(蛇形地蔵付近)まで2時間もかかってもうたわって、
そんなペースじゃ発心門王子に到着するのは夕方遅くなるんじゃ?と心配になる。
え?ここからまだ2時間もかかるの?僕だと一時間くらいでしょ?って思ってたら
本当に2時間ちょいかかってしまったし。
ちょっと聞いてぇ。わたし、どこそこの国でスリに遭ったの!
でも財布と思って盗っていったけど、あれは財布じゃなくて化粧ポーチだったの!あはは。
え?熊野古道で初めて会った人なのにその話、いったいそれがどういう関係があるの?
って思うと一緒になって笑うしかなかった。(≧∇≦)
そんなかんやでいろんな出会いがあるのが熊野古道の魅力のひとつだろう。
最初の段階でバスに間に合ってたなら、この団体さんがゴールでチャーターしてるバスに
あわよくば同乗させてもらえたかもしれなかったなぁ。。(^^ゞ
しかしまぁこの後、花粉症大爆発で帰りがたいへんつらかった。

その他の写真は以下より。
[ 2018/03/13 23:10 ] 熊野古道 | TB(0) |   コメント(6)

金剛山麓まつまさ 「おはぎ」 

20180303-1.jpg
まつまさ 「おはぎ 6個入り700円

和菓子といえば、餡や何からすべて手作りで材料にもこだわった
一心堂」をさしおいて他に美味しい店は知らない。
フルーツ系大福はもちろん、わらび餅でも細部まで手作りなもんだから
一度食べるの他の店のものは食べれないほど。
そんな和菓子の中でも個人的に「おはぎ」は苦手だった。(一心堂にはおはぎはありません)
あのつぶつぶ感が、まだつきたらない餅米に近い状態の中途半端感が。
だがしかし、最近、大原に行ったときに地元のおばあちゃんが手作りした
おはぎがあまりに美味しそうに朝市でおばあちゃん自ら売っていたので
買って食べてからというもの、苦手から好きに変わった。
あの味が忘れられないなぁと思っていた矢先、
まつまさ」のおはぎが美味しいらしいよという情報が。

繁忙期には駐車料金が千円になるということで話題の「まつまさ」。(^^ゞ
千早登山口にもっとも近いので、周辺の駐車場も同じ600円なら
「まつまさ」に停めさせてもらうことは多い。
しかしながら食事に利用したことは過去10年間ではたった一度だけ。
理由は特に無いというか、駐車料金で600円払ってるので食事までしたら
たとえば千円のうどんが実質1,600円ですか?!みたいな錯覚に。(^^ゞ
村長、そんなに儲けてどうしますの~。
せめて駐車場をアスファルトにして。(^^ゞ
しかし、周辺の他の駐車場もなんで舗装されてないところばかりなんだ?
それはさておき、そもそも下山してから食事という発想が無かったが、
最近では「千早の風」や「縁(えに)」に行く機会も。
何かにこだわりのある店って好きなので。

ところで「まつまさ」の店のほうで、500円以上の買い物や飲食をすると
通常10分間無料の駐車料金が、一時間無料になるということは
意外と知られてないかもしれない。
つまり、6個入りのおはぎを買えば、駐車料金を払わなくても、
駐車料金プラス100円の金額で、駐車場の無い「千早の風」で食事したり、
オリジナル山グッズでおなじみのピノプランさんの店で
買い物や駄弁りに行ったりもできる権利をゲットできるわけで、
さらに、クラシックながらも美しいトイレ(駐車場利用者限定)も利用可だ。

「まつまさ」のおはぎは、6個入り700円であるが2個入りもあるらしい。
6個700円ってことは1個108円✕6個=648円(税別)ってことになる。
え?1個100円の税込108円が6個の合計にさらに消費税ってことで
消費税の二重取りってことで計算合ってる?(` ´)
そもそもおはぎ1個100円(税別)ってだれが言うてんねん?(≧∇≦)
おはぎ2個入りがはたしていくらなのか?ってところに答えがあるような。

で、おはぎそのものはどうだったのかというと、けっこう美味しいと思った。
1個の半分で腹いっぱいになった。(^^ゞ

20180303-2.jpg
特段に大きいわけでもないが、この甘さじゃ一個の半分で腹いっぱい。

金剛山の一日

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