弐千円紙幣を見つけました
200 0年に沖縄で行なわれた沖縄サミットで、各国首脳に配られたのがこの弐千円紙幣です。この紙幣は記念紙幣ではなく、通常紙幣です。ということは、ATMや自動販売機でも使えるはずですが、流通があまりにも少ない上に改造コストがかかりすぎるために、ほんの一部の機械しか対応していないようです。当然というか改造したものが沖縄以外にあるのか疑問すら抱いてしまいます。とにかく通常紙幣。初めて人物でない通常紙幣です。
平成おじさんの小渕元首相は発案者ではありましたが、平成初の新紙幣を見ることなくこの世を去りました。
守礼門の“守禮之邦”
守禮門の石段
漢数字の“ 弐 ”
細かな網目模様です。
“ NIPPON GINKO ”
弐千円札に始めて導入されました。
数字の “ 0 ”
表・右上
始めて光るインクを使用しました。
キラキラと綺麗です。
表・左上
裏・右上
裏・左下
YENの表記はありません。
表の“花”
紫式部
男性二人は誰でしたっけ?
光源氏と・・・?
2000円札は2000年度に7億7千万枚、2003年度に1億1千万枚が製造(?)されましたが、2004年8月に5000円札を上回る数となる約5億1千万枚が流通したのをピークに、流通数が1億枚台にまで急減したことから2010年には製造(?)は中止され、大量の2000円札が日本銀行の金庫に積まれたままとなっているという記事を見つけました。
流通しているのは沖縄だけのような気がしてなりません。
弐千円札は法的には通常紙幣でも、やっぱり記念紙幣ですね。