ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

クリスマスホーリー(ヒイラギモチ)

              チャイニーズ・ホーリー

                能勢の日中気温


 一般的にクリスマスホーリーとは西洋ヒイラギを指していると思われるが、同じモチノキ科のヒイラギモチがクリスマスホーリーとして日本ではお馴染みである。
 西欧ではセイヨウヒイラギを魔除けとして玄関に飾る風習があり、日本の節分に使うヒイラギと同じ意味合いがある。どちらもトゲトゲの葉っぱが魔除けになると考えられている。
 そんな意味ではクリスマスホーリーとしてよく使われる、中国原産のヒイラギモチ(チャイニーズ・ホーリー)が日本ではクリスマス飾りの本命かも知れない。植栽されている殆どがヒイラギモチであることから窺える。特徴はヤバネヒイラギと言われるように、台形の葉っぱの両先端に鋭いトゲをつけていることで、セイヨウヒイラギとの見分けにしている。古木になるにしたがって棘のない葉っぱが多くなってくる。
 どちらもヒイラギと名乗っているが、本来のヒイラギはモクセイ科で、ホーリーたちはモチノキ科で真っ赤な実を付ける樹種である。葉っぱのトゲトゲからヒイラギを拝借しているだけである。同じようにネズミモチはモチノキ科ではなく、こちらはモクセイ科になる。葉っぱの特徴から似た名前を拝借する例である。
 クリスマスホーリーがキリスト教でもてはやされるのは、葉っぱのトゲトゲが「荊の冠」を意味し、赤い実はキリストが流した「血」を象徴しているとされているからである。
 因みに我が家の娘は今日が誕生日である。ケーキを貰えるチャンスが人より少ないとこぼしていた事を今でも思い出す。キリストの生まれ変わりだから良いじゃない。


「願わくば 子ども全てに サンタさん」

案ずるより産むが易し

                オニグルミ冬芽

      頂き物(スルメ・大福茶・カレンダー)


 風邪症状が居座っているので、週明けの昨日は朝立ちをズルしたい気持ちだった。その後
コーラス練習も控えている。一瞬どちらも遠慮しようかと頭をよぎった。先週の朝立ちは木曜日1日だけだったという負い目がある。残す2日間頑張れば冬休みに入る。
 意を決して外に出てみれば、それほど冷え込みもなく朝の陽射しに温もりを感じる。子どもたちの元気な姿に接すれば一気に風邪も吹き飛んだ気持ちになれる。朝立ちメンバーからは、ラジオでお馴染みの「おやかんのスルメ」と正月用の「福茶」を頂けた。いつも見回り時間帯に地域の駐在さんがパトカーで巡回してくれるが、大阪府警のカレンダーを届けに来てくれた。思わぬサプライズの数々に寒さも何処へやら。
 コーラス練習会場までは30分ほどの道程だが、妻の薦める車利用をやめて、基本の歩きで向かうことにした。しばらく散歩していないので坂道では息が上がるが、その分寒さを感じない。前回「アシタカとサン」の楽譜を戴いたが、新たに「もののけ姫」と「ハナミズキ」が用意された。当分この3曲を中心に練習が始まる。混声三部合唱に編曲されているので、これからは男性パートとして一緒に歌える。同じスタート台に立てたが高音域の声が出せるか自信が無い。昨日の練習でも半音個所でずれていると名指しで指摘され、何度かその部分をひとりでリピート練習させられた。僕は音痴なのに。
 漢方の風邪薬を止めたら、一気に食欲が戻ってきた。何を食べても美味しいと言えるように回復してきた。年末年始の年越しは美味しくお酒が頂けそうだ。


「嗤おうか 越すに越されぬ 年末の咳」

冬ごもりの作業

             アシタカとサン♫の聞き比べ

          年間計画と次回案内


 年内に残っている外出先は、今日のコーラス練習と、年末年始の年越し宿泊だけである。子ども見守りの朝立ちも明日で終わる。気が抜けたのか、風邪の余韻がひつこく残っているからなのか、やる気が湧いてこない。
 サークルの年間計画を皆さんの希望などを聞き入れて、訪問先24個所を埋めることが出来た。今回は足の故障で後半例会に参加できなかった赤とんぼさんに、宿題として年間計画の骨子作りをお願いしておいた。それを肉付けすることで比較的スムースに行き先を選ぶことが出来た。その計画に基づいて1月の例会案内も作り上げ、皆さんに配信しておく。皆さんは年間計画を見て、興味ある訪問先を取捨選択のうえ集合駅に来られる。もちろんサークルを支えなければという仲間は毎回欠かさずに来て下さる。新たな訪問地や宿泊例会も復活させたので、バラエティに富み何度かは嬉しい悲鳴を上げることになるだろう。
 来年のコーラス練習曲はアニメもののけ姫の「アシタカとサン」からスタートする。アニメを観ていなかったので挿入音楽を全く知らない。楽譜を渡されたがそれで歌えるほどの素養が無い。どちらかと言えば音痴の部類にランクされるロクである。取りあえず旋律だけでも耳に馴染ませておきたいと、ユーチューブで辻井伸行たちの演奏を聴いてみた。流石に一流のピアノ奏者が奏でる旋律は心に残るアシタカとサンだった。


「耳と目で 明日をさぐる 冬ごもり」

進化した歯科医

               AI化された歯科医

            ふっくらと焼き上がった大根餅


 半年に一度のペースで歯のメンテを受けているのは、歯垢掃除と歯周症予防のためである。自歯で20本は確保しておきたい。かっての南光町の共産党山田町長が提唱された「8020運動」である。
 葉書で案内が届いたので歯科医院まで行くと、入口が移動され、医院全体がリニューアルされている。スリッパは消毒されたものが足元から出て来る。歯のテーダーは残っているはずなのに、改めてレントゲン写真を撮られた。処置室に付くと自分の歯の画像が大写しされ、一目瞭然で歯の状態を知ることが出来る。掃除を進めるに従い、それぞれの歯の管理状態が5段階評価で数値化されて出て来る。5が良いのか1が良いのか判らないが、3が多かった。歯科医までAIを採り入れるほど進化していた。
 熱こそ下がったが、まだ咳と痰が残っている。おまけに妻にまで移してしまった。爺婆が掛け合いで咳をしている。家事を手伝ってやりたいが、暖かい部屋から移動すると咳が出る。風邪に優しい食べ物として大根餅レシピにしたので、僕の役割、フードプロセッサーで大根おろしにする。絞り汁を使っての味噌汁を作る。アルコール断ちの追い込みに入っている僕のために、豚肉と小松菜のごまだれ丼を設えてくれる。
 大根餅はポン酢などで戴くが、食後のデザート感覚でぜんざいとして頂いた。まだ漢方の風邪薬を服用しているからか、食後の「旨かった!」の言葉が出ない。


「爺婆の 歯にも優しい 大根餅」

ミニ観察会と望年会

            ジュウガツザクラとヒマラヤザクラ

               ラクウショウ並木

               ロク好みの冬薔薇

            ハリガネムシ第3弾のレクチャー

         20人が赤提灯のお店で松花堂弁当の望年会


 毎年12月の例会は第1金曜日が干支工作で、第3金曜日は望年会に充てている。もちろん自然観察サークルなので午前中に観察会をこなし、午後からの特別行事として設定している。
 昨日のミニ観察会訪問先は長居植物園で冬咲き桜と冬薔薇を楽しんでみようという試みだった。最寄り駅から植物園に向かう道中でジュウガツザクラの数本が植栽されている。冬咲き桜としてよく知られている。他にフユザクラ、シキザクラ、コブクザクラというのがあり、それにカンヒザクラやヒマラヤザクラというものある。初耳だったと言われる方もいて、観察会で少しずつ知識を貯えられる。
 植物園入口付近ではメタセコイヤが葉を落としかけているが、まだ紅葉は残っている。入園するとラクウショウの並木が最後の彩りで我々を迎えてくれる。入園料300円だが、団体割引を確認すると30人以上とのことだった。25人の仲間はポイントが付く支払い方法を選んだりしているが、スマホ決裁に弱いシニア連中は財布から小銭を探したりするので、なかなか入園出来ない。2時間足らずの観察時間がだんだん短くなる。
 ヒマラヤザクラが満開の筈だったが、長すぎた残暑のためかチラホラ咲きだった。桜探しを諦めてバラ園に向かった。名前のチェックもそこそこにそれぞれが香を楽しんだり、好きな色に吸い寄せられて行く。白色が好きな僕は優しいバラに惹きつけられる。バラの香りに包まれながら、カマキリとハリガネムシ関係第3弾の話しも紹介されたりして、まだ疑問の残る点を来年には解き明かしてくれるだろう。
 皆さんは早く初体験の赤提灯に行きたいらしく気もそぞろである。予約していた定刻に20人が集結して、極みの松花堂弁当を頂く。料理が作りたてで温かいのが嬉しい。1705円という安さで美味しい料理が提供されて、皆さんほぼ満足だったようだ。なんでこんな店を探し充てるの?と聴かれるが、下見の積み重ねと応えておく。


「冬薔薇 香り交えて 彩添えて」