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2014年11月2日日曜日

Google マップの Earth ビューで2段階傾斜しなかったり、方位が表示されない場合、「フル 3D モード」を利用する

1. Earth ビューで2段階、傾斜しない

新しい Google マップ では、画面左下をクリックして、Earth ビューを表示することができる。

SnapCrab_No-1590

Earth ビュー で画面右下の「ビューを傾斜」ボタンを押すと、3D 表示がされる。傾斜は 2段階ある。

SnapCrab_No-1593 SnapCrab_No-1595

ただし、何かの原因で 3D 表示はされるが、傾斜が 1 段階しか表示されないことがある。また、「ビューを回転」も表示されないこともある。

 

2. 「フル 3D モード」で強制的に有効にする

もし、WebGL を無効 にしていると 3D 表示自体がされないので、about:config で以下の値を確認しておく。

  • webgl.disabled: false

次に、ライト モード - マップ ヘルプ によると、一度

を開くと 2 段階表示され、「ビューを回転」アイコンが表示されるようになる。

 

3. 動作が遅いなら、以前のバージョンに戻す

ところで、新しい Google マップの動作が遅い場合は、以前のバージョンに戻した方が良い。

 

関連記事

2014年1月3日金曜日

SketchUp で部屋の模様替えを考える

1. SketchUp Make をダウンロード

部屋の模様替えを行う前に、机やベッド、棚の位置を決めたい。

現在、SketchUp は Google から別の会社に買収されたようだ。

SketchUp – Wikipedia によると、

元々、SketchUpは米@Last Softwareが開発と販売を行なっていたが、Googleが同社を2006年3月に買収して全ての権利を引き継いだ[2]。2012年5月に現在のTrimbleに買収されている。

2013年5月21日、Trimbleは買収後の初のバージョンとなる商用版SketchUp pro 2013および無償版の後継バージョンSketchup Make 2013を新ドメイン”sketchup.com”上で提供を開始した。

そこで、SketchUp > SketchUp Make > Download より、`Personal Projects’ を選択し、Download SketchUp Make ボタンを押し、ダウンロードした。

SnapCrab_No-0684

 

2. 平面図のテンプレートを選択

最初に、平面図のテンプレートを選択する。

  • メニューより、ウィンドウ > 環境設定 > テンプレート

において「平面図 - メートル」を選択した。

SnapCrab_No-0685

 

3. 正確な長さを入力する

部屋や家具の正確な大きさを入力するには、

  1. 描画ツールを選択する。(ここでは「長方形」)
  2. 描画領域をクリックする。
  3. 数値を入力する。(単位を付けると、テンプレートで設定した単位とは異なる大きさを入力できる

SnapCrab_No-0687

 

4. 部屋に配置する前に家具を「グループ」または「コンポーネント」を作成する

a. グループを作成

描いた図形を「グループ化」しないと、図形が接したときに張り付いてしまう。

例えば、部屋の中に「家具」を配置するために、長方形のツールで家具の「縦横」の長さを描いた。その後、図形を部屋の中に移動させた。このとき、「壁」と「家具」を接した状態にすると、図形同士がくっついてしまう。

家具を移動させると、それにつられて壁も移動する。

SnapCrab_No-0689

SnapCrab_No-0693

これを回避するには、各々の家具を一つでもグループ化」する必要がある。

  1. 選択ツールで、家具を囲む。
  2. 家具を右クリック > グループ化を選択。

SnapCrab_No-0688

追記(2014/03/09):SketchUp Make v14 では、図形を右クリックをしても、「グループを作成」が表示されなくなった。代わりに、図形を選択した後、

  • メニューより、編集 > グループを作成

を選択する。

 

b. グループ化した図形を変更

追記(2014/03/09):グループ化した図形の大きさを変更するには、

  1. 図形を選択する
  2. 右クリック > グループを編集
  3. 移動」ツールで特定の辺を選択し、辺を移動する。

正確な長さを設定するには、移動中に「数字」を入力すれば良い。

 

c. コンポーネントを作成

追記(2014/03/09): コンポーネントを作成することにより、独立した図形を作成できる。部屋の模様替えで家具を描くには、コンポーネントの方が向いている。

コンポーネントは図形に名前を付け識別できる。また、コンポーネントをコピーした場合、一つのコンポーネントを変更すると、コピーされた全てのコンポーネントが自動的に変更される。

コンポーネントを作成するには、

  1. 選択ツールで、家具を囲む。
  2. メニューより、編集 > コンポーネントを作成 を選択する。または `G’ キーを押す。

コンポーネントを編集するには、上記のグループ化した図形を変更した方法と同様。

 

5. 平面図の視点に戻す

もし、オービッドツールで 3D 表示をした後、元の 2D に戻したい場合は、

  • メニューより、カメラ > 標準ビュー > 平面

を選ぶ。それに加えて、

  • カメラ > 平行投影

にチェックを入れる。

SnapCrab_No-0695

 

6. 覚えておくべきショートカットキー

各ツールのショートカットキーは、メニューを開くと確認できる。

例えば、長方形のツールなら、「描画 > 長方形」の横に `R’ と記されている。これは、キーボードの R のキーを押すと、長方形のツールを選択できることを表している。

SnapCrab_No-0694

  1. 選択: Space
  2. 描画
    1. 消しゴム: Erase
    2. 線: Line
    3. 長方形: Rectagle
  3. ツール
    1. 移動: Move
    2. 回転: Q
    3. 拡大・縮小: Scale
    4. 巻き尺: Tape measure
  4. カメラ
    1. 視点の移動(パン): 手の形のアイコン(Hand)

ショートカットキーをカスタマイズするには、

  • メニューより、ウィンドウ > 環境設定 > ショートカット

で行う。

2008年8月15日金曜日

Google SketchUp の基本的な設定と操作

080815-002設定

ラージツールセット

「表示 > ツールバー > ラージ ツール セット」 をチェックする。これにより、デフォルトでは表示されていなかったいくつかのツールがウィンドウの左側に表示されるようになる。

 
面スタイル

080815-003上記と同じく「面スタイル」をチェックすると、立体の表示のされかたを変更することができる。立体を透かして見たい場合などは、「ワイヤーフレーム」を選択する。

 
メートル、センチ、ミリ表示

「ウィンドウ > 環境設定 > テンプレート」で、「メートル XXXXX」を選択する。

 080815-005

 

視点

080815-004

視点の移動

画面上で右クリックすると、表示される中に「オービット O」「パン表示 H」がある。それぞれ、立体を 360度回転して見ること、視点の平行移動に対応しており、切替えをするにはそこに表示されているキーを押すだけでよい。右クリック、または Ctlr キーなどと組み合わせて押すわけではない。このキーボード操作により素早く見たいところに視点を合わすことができるようになる。ズームは、マウスのホイールを使う。

 

平面としてみる

立体を描くとき、または描いた後に、特定の方向からの平面図を見たいときがある。デフォルトでは「正面」から見た場合でも、「遠近法」で立体的に見えてしまうのでなのでこれを変更する。

  1. 「 カメラ > 平行投影」を選択
  2. 「カメラ > 標準ビュー >  平面」

 

描く

水平、垂直な線を引く

中心から 3 次元方向にガイドとなる線が引かれていて、それぞれ異なる色をしている。線を引こうとすると、その方向・角度によって、線の色が変化するポイントがある。そのときの色が、ガイドとなる線と平行な線となる。

例えば、以下では四角形の頂点から垂直な線を引こうとしているが、このとき線の色がガイドとなる「青色」と同じ色になるポイントで線を引く。画面上では、平行に見えないことに注意。

080815-009

 

正確な長さの入力
  1. 線を引く方を決める
  2. 数値を入力

ウィンドウの右下に入力した長さが表示され、実際にその長さに描こうとしているものが調整される。

例えば上記の場合、線を引こうとして方向を決め、縦軸と垂直になった位置でマウスを動かすのをやめ、キーボードから数値を入力する。

2007年8月28日火曜日

SketchUp で部屋の模様替えをシミュレートする - 部屋の間取りを考えるために最適なツール

1. 部屋の間取りのために Google SketchUp を使う

部屋の模様替えをしたい。

ノートにフリーハンドで書くのには限度がある。家具を移動して考えることが難しい。画用紙の上で、縮尺を考えて、紙を切り貼りする方法は直感的だけれど手間がかかる。

PC で模様替えをシミュレートするには、Google SketchUp を使うと良い。

Google SketchUp は 3D モデルを作成するためのアプリケーション。部屋の模様替えなら、部屋を上から見た 2D モデルで事足りる。3D で考える必要はない。

 

2. 2D でセンチ単位で作業を行う

最初に、単位と 2D モデルで描く設定を行う。

  • メニューから Window > Preferences > Template

において、`Metric Centimeters-2D’ を選択する。

 

3. 部屋、家具を描く

正確な大きさを指定する

部屋や家具の大きさは正確にしてする必要がある。

  • メニューより、Rectangle (Draw > Rectangle) ツール

を選択し、部屋の大きさ、家具の大きさを描く。この際、

  1. 画面の任意の場所でクリック
  2. 数値を入力

という操作を行うと、正確に描画する図形の大きさを指定できる。

 

後で家具を移動するための描き方

例えば、部屋の隅に、机を置くことをシミュレートする場合。

はじめに部屋を表わす四角形を描く。次に、机を表す四角形描く。

このとき、はじめから部屋の形に、机を接触させて描くと、二つ図形が一つの図形になってしまう。そのため、机を移動させようとすると、部屋も動いて変形してしまう。この場合、壁にくっつけないで描くように気をつける。

 

4. 家具の配置を考える

描いた家具を移動するには、

  • メニューより、Move/Copy (Tools > Move) ツール

を使う。角度を変えるには、

  • メニューより、Rotate ( Tools > Rotate)

を選択する。

 

5. 3D から 2D の視点に戻すには

平面図から立体図の視点にするには、

  • メニューより、Orbit (Camera > Orbit) ツール

を利用する。再び、部屋を上から見た図にしたいときは、

  • Camera > Standard Views > Top

を選択する。

 

6. 作成の参考になる動画。

Youtube で SketchUp を使った動画が紹介されている。

あまりのすごさに唖然とするが、いろいろな基本的なテクニックの積み重ねであることが分かる。