1. Windows 7 の Aero フリップより、Mac OS X の Mission Control の方が見やすい
Windows 7 の Aero フリップ 3D は使わない
Windows 7 において、ウィンドウを切り替えるために Aero フリップ 3D の機能を全く使っていない。
Windows キー + Tab
を押すと、開いているウィンドウが、斜め一列に並ぶ。
この UI では、たくさんウィンドウを開いていると、サムネイルを全てを見渡せない。そのため、どこにどのウィンドウがあるのか把握しにくい。なぜこのようなデザインにしたのだろう?
Mac OS X Lion の Mission Control は全体を見渡しやすい
これに対して、Apple の OS X Lion における Mission Control は、全体を把握しやすそうだ。
Mission Control を使っている様子は、以下の動画を参照。
2. ウィンドウの一覧表示に Switcher を利用する
Windows 7 で、Aero フリップの代わりとして、
を使うことにした。このアプリケーションは、Mac の Expose に似た機能を持つ。
アプリケーション名の中に
`for Windows Vista’
と書かれているが、Windows 7 でも使える。
a. キーボードによるショートカットキーの設定
訂正(2012.4.22): Switcher を起動するキーボードショートカットキーを
Windows キー + Z
に設定する。最初、Windows キー + Tab に設定していたが、キー入力がしにくいことと、Aero フリップ 3D が優先して起動してしまうので変更した。
Swither を起動し、タスクトレイの Switcher のアイコンで
- 右クリック > Settings …
を選択。
- Shortcuts を選択。
- Begin Session の Keyboard shortcut: における Change ボタンを押す。
- Press shortcut keys フィールドで、Windows キー + Z を押す。
これにより、Windows キー+ Z を押すことにより、ウィンドウの一覧が表示される。
訂正(2012/10/02): ショートカットキーを
Windows キー + Space
に変更した。Winodws 7 ではこのキーの組み合わせにより、すべてのウィンドウが透過し、デスクトップを確認できる。しかし、このショートカットキーを使ったことがないので Swithcer に割り当てた。
b. マウス操作による Switcher の起動
マウスを操作することによっても、Switcher を起動することができる。
例えば、画面右上へ、マウスを移動させたときに、Switcher を起動するように設定してみる。
- Switcher の設定画面 > Shortcuts > Change Keyboad and mouse shortcuts > Mouse shortcut
の Add Shortcut を押す。
Mouse activity over entire screen において、
- Activate when : Mouse has moved
- Activate on : All monitors
- Screen corners and edges : 右上を選択
追記(2013/04/14): マウス操作で Switcher が動作しない場合は、Switcher を再起動する必要がある。System Explorer で Switcher.exe を抽出し、再起動すると良い。
c. Switcher でウィンドウの一覧からフィルタリングする
Switcher でウィンドウを一覧表示した後、たくさんのウィンドウがあると、サムネイルを見て目的の物を探すのは時間がかかる。この場合、以下の2つの方法を利用すると、効率的に目的のウィンドウにアクセスできるようになる。
ウィンドウのタイトルに含まれる文字列でフィルタリングするには、
- Ctrl + F
- 文字列を入力
特定のアプリケーションのウィンドウのみを一覧するには、
- 特定のアプリケーションのウィンドウの上に、マウスポインタを移動させる。
- Ctrl + W を押すと、マウスポインタの下にあるアプリケーションのウィンドウのみが表示される。
上記のフィルタリングを解除するには、
Ctrl + R
を押す。
4. Logicool のマウスを使っている場合は、SetPoint でアプリ切り替えモードを、現在のアプリに設定して併存させると良い
Switcher では、全アプリのウィンドウを一覧表示してくれる。
これに対して、Logicool のマウスを使っている場合、SetPoint の設定により、同様の機能を実現できる。同じ機能が 2 つあっても仕方がないので、SetPoint では、アクティブなアプリケーションのウィンドウを一覧するように設定をしておく。
- マイマウス > マウスボタンの設定 > アプリ切り替えモード で「現在のアプリウィンドウを表示」
にチェックを入れる。