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2014年6月17日火曜日

Firefox で Flash Player プラグインが固まったら速攻で停止させる。

1. 「プラグインの応答がない」と通知されるまで時間が長い

Firefox では、Flash Player などのプラグインの反応がなくなると、「プラグインを停止」または「待機」を選択するダイアログが表示される。

SnapCrab_No-1181

「プラグインを停止」させると、プラグインがクラッシュした旨が通知され、ページの再読み込みが促される。

 

2. 警告ダイアログが表示されるまでの時間を短くする

「警告」ダイアログが表示されるまでの時間は、デフォルトでは 11 秒。

この値を変更するには、ロケーションバーに about:config を入力。検索フィールドで

  • dom.ipc.plugins.hangUITimeoutSecs

を抽出する。

Firefox to get Plugin Hang protection | gHacks Technology News によると、

dom.ipc.plugins.hangUITimeoutSecs - The number of seconds that Firefox waits after a hung plugin has been detected before the notification is displayed on the screen. A setting of 0 disables the feature.

11 秒は長いのでこの値を 1 秒に変更し、プラグインが反応しなくなったら、速攻で警告ダイアログが表示されるようにした。

SnapCrab_No-1183-2

ただし、少し待てば正常に動作することもあるので、自分の環境に合わせて適切な値に設定すること。

 

3. 自動的にプラグインを停止させるまでの時間を短くする

「プラグインを停止」するボタンを押すのが面倒な場合、自動的にプラグインを停止する時間を調整すれば良い。

  • dom.ipc.plugins.timeoutSecs

の値はデフォルトでは 45 秒。

Firefox to get Plugin Hang protection | gHacks Technology News によると、

  • dom.ipc.plugins.timeoutSecs - This preference changes slightly. It determines the number of seconds that Firefox waits before a plugin gets killed automatically. Instead of starting the countdown right away, it is now started after the notification is displayed.
  • この値を 1 秒に設定すると、プラグインが固まると速攻で自動的にプラグインを停止してくれる。

    SnapCrab_No-1183-3

    ただし、利用環境によっては、不都合が生じる。

    firefox-3.6.4のプラグインクラッシュ対策を無効にする方法 - ぴょぴょぴょ? - Linuxとかプログラミングの覚え書き - によると、

    dom.ipc.plugins.timeoutSecsのデフォルト値は、firefox-3.6.4だと10。この場合例えば10秒間flash再生が固まると、flashプラグインクラッシュしたとみなし、flashplayerだけ再起動する。

    一見便利そうな機能だが、ネットゲームユーザから10秒は短すぎるのでは?ゲームとかだと10秒とか普通に固まるよw、というツッコミが入ったらしく、firefox-3.6.6では早速45秒に延長された。

    ゲームとかやらないから、固まったプラグインは素早く停止させてブラウザのレスポンスを良くしたい。どうしてもダメなら、値を調整することにしよう。

     

    関連記事

    参考サイト

    2014年4月19日土曜日

    仮想デスクトップ Dexpot のプラグイン Taskbar Pager で画面の切り替えとウィンドウを別画面に移動。MouseEvents でホットコーナーを設定してマウスで Full-screen preview を起動。

    1. Taskbar Pager で画面の切り替えと、

    SnapCrab_No-0959仮想デスクトップに Dexpot を利用している。

    PC で複数の作業をするとき、仮想デスクトップは欠かせない。自分の場合、「仕事」「気晴らし」「音楽の再生」「その他」と画面を分けて作業をしている。

    SnapCrab_No-0960 - コピー

    これまでデスクトップの画面を切り換えるために、タスクトレイのアイコン表示を使っていた。しかし、アイコンが小さくてクリックしにくいため、ホットキーで切り換えることが多い。

    これに対して、Taskbar Pager プラグインを利用すると、マウスによる画面の切り替えが行いやすくなる。

     

    a. Taskbar Pager の設定

    Taskbar Pager  は、タスクバーに仮想デスクトップのミニ画面を表示してくれる。起動しているアプリケーションはアイコンで表示される。対応する領域をクリックすると仮想デスクトップ感の画面が切り替わる。

    SnapCrab_No-0957

    Taskbar Pager を有効にするには、

    1. タスクバー上の Dexpot を右クリック > Settings を選択。
    2. Plugins and Extras で Taskbar Pager にチェックを入れる。
    3. Configure ボタンを押し、Layout を調整する。

    ここでは、セルのサイズを少し広げ、各画面間の隙間を大きくした。

    • Cell size: 80
    • Cell spacing: 5

    SnapCrab_No-0956

     

    b. ウィンドウの移動

    Taskbar Pager に表示されているアイコンは D&D でウィンドウを仮想デスクトップ間で移動することができる。

    例えば、`仮想デスクトップ4’ にある Google Chrome を、仮想デスクトップ1 に移動したい場合、Google Chrome のアイコンをつかんで、`仮想デスクトップ1’ の位置へ移動させる。

    SnapCrab_No-0957 - コピー

     

    c. ウィンドウの移動ができない場合

    追記(2014/10/20): もし、Taskbar Pager 上でウィンドウの移動ができない場合、移動できなかったアプリケーションを終了する。

    次に、アプリケーションの再起動に System Explorer を用い、dexpot.exe を再起動する。

    SnapCrab_No-1556

    先ほど移動できなかったアプリケーションを起動すると、正常に動作するようになっている。

     

    2. MouseEvents で Full-screen preview をホットコーナーで起動

    SnapCrab_No-0960ウィンドウを仮想デスクトップ間で移動するには、Taskbar Pager を利用するよりも、Full-screen preview を使った方がやりやすい。

    タスクバーの Dexpot のアイコンを右クリック > Full-screen preview を選択すると、画面一杯に各デスクトップのサムネイルが表示される。

    ここでウィンドウをつかんで別画面に移動させることができる。

    特定の条件で自動的にウィンドウを移動させたい場合は、下記を参照。

     

    画面の隅へマウスを移動させることにより Full-screen preview を起動

    デフォルトでは、

    Win キー + F3

    Full-screen preview の起動が割り当てられている。

    マウスを画面隅へ移動することにより、Full-screen preview を起動したい場合には MouseEvents  プラグインを利用する。

    Dexpot | Virtual desktops for Windows – DexControl によると、

  • Hotkey: Press WIN + F3 for Full-screen preview. Press WIN + F2 for Window catalog.
  • Hot Corners: Go to 'Settings > Plugins and Extras > MouseEvents > Configure > Hot Corners'.
  • MouseEvents を有効にするには、

    1. タスクバー上の Dexpot を右クリック > Settings を選択。
    2. Plugins and Extras で MouseEvents にチェックを入れる。
    3. Configure ボタンを押し、どの位置で Full-screen preview を起動するか決める。

    ここでは画面左上隅で Full-screen preview を起動するようにした。

    • Hot Corners タブ > Top left: において、Full-screen preview

    を選択した。その他は、以下の通りの設定とした。

    SnapCrab_NoName_2016-4-28_22-19-27_No-00

    SnapCrab_No-0961デスクトップがプレビュー表示されているとき、マウスの「ミドルクリック」をすると、デスクトップをズームすることができる。

    また、更に「ミドルクリック」を繰替えすと、それに応じて拡大されるデスクトップが変化する。

    Dexpot | Virtual desktops for Windows – DexControl

    Click the desktop you'd like to zoom in on with your middle mouse button. In the screenshot above I chose Desktop 1.

    ウィンドウを移動する際、ズームした方がウィンドウをつかみやすい。

     

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    2014年3月24日月曜日

    Windows Live Writer のプラグイン Dynamic Template plug-in で「アンカー」「日付」「ソースコードの整形」をテンプレートで挿入する

    1. テンプレートを挿入する Snippets Manager の起動でエラーが表示される

    Windows Live Writer でテンプレートを挿入するプラグインとして、Snippets Manager  を利用していた。

    このプラグインを起動するとき、エラーが表示されるようになってしまった。

    SnapCrab_No-0879

    使用上は問題ない。しかし、エラー表示が気になるので、同じような機能を持つプラグインに乗り換えることにした。

     

    2. Dynamic Template plug-in に乗り換えた

    Dynamic Template plug-in は、テンプレートを登録できるプラグイン。

    SnapCrab_NoName_2015-12-2_2-53-0_No-00

    特徴は、静的なテンプレートだけではなく、C# を利用して動的に文字列を生成することができること。

    より、DynamicTemplate.msi をダウンロードしてインストールした。

     

    a. 基本的な書き方

    テンプレートの中で C# の文を実行するには、

    <% 文 %>

    式の結果を得るには、

    <%= 式 %>

    「選択した文字列」を表す、特別な変数も用意されている。

    _selection

     

    b. 「アンカー」を挿入する

    最初に、Snippets Manger を使ってアンカーを作成したテンプレートと同じものを登録する。

    Windows Live Writer のメニューより、挿入 > Dynamic Template を選択。

    SnapCrab_No-0878

    Insert Template ダイアログで New ボタンを押す。

    New Template ダイアログの Name: フィールドにテンプレートの名前を入力する。ここでは Anchor とした。

    SnapCrab_No-0883

    このテンプレートを使うとき、アンカーを挿入するために、「アンカーの名前」をダイアログで入力する必要がある。

    そのためには、Edit Template: 画面で、ダイアログで入力された文字列を受け取る変数 name と、ダイアログに表示するラベル Anchor name を設定した。

    SnapCrab_No-0884

    Template Body: には、以下のように入力する。

    <a name="<%= name %>"><%= _selection %></a>

     

    c. 「追記(日付): を挿入する

    ブログの内容を後から「追記」するとき、自分の場合、以下の形式で書くようにしている。

    追記(2014/3/23): 追記したい内容

    「日付」を自動で入力するには C# を利用して、Template Body に以下のように入力する。

    <strong>追記(<%= DateTime.Today.ToString("yyyy/M/d") %>)</strong>:

    ついでに、「追記」の位置に日付でアンカーを挿入するには、以下のように記述する。

    <strong>追記<a name="<%= DateTime.Today.ToString("yyyyMMdd") %>"></a>(<%= DateTime.Today.ToString("yyyy/M/d") %>)</strong>:

     

    d. ソースコードを整形する

    ブログにソースコードを貼り付ける場合、google-code-prettify を利用している。ブログに内容を貼り付けるには、コードを選択し、 AutoHotKey で自動入力している。

    同じようなことを Dynamic Template plug-in で行うには、Template Body に以下のように入力する。

    <pre class="prettyprint"><%= _selection %></pre>

    このテンプレートを利用するには、

    1. Windows Live Writer にソースコードを貼り付ける。
    2. ソースコードを選択し、上記のテンプレートを実行する。

     

    e. HTML のソースを変換する

    追記(2014/3/26): HTML のソースを、Windows Live Writer の「編集」モードで記述したときの状態に変換することができる。Level 3 - Using Selection > Watch Example 4 にサンプルが紹介されている。

    <%= HtmlDecode(_selection) %>

    これにより、例えば、以下の HTML のアンカー表現を、

    <a href="http://jutememo.blogspot.jp/">すぐに忘れる脳みそのためのメモ</a>

    下記のように変換することができる。

    すぐに忘れる脳みそのためのメモ

    これにより、書式情報を持つことができないエディタから、HTML のアンカーを貼り付けたものを簡単に変換することができるようになった。

    ただし、Windows Live Writer に HTML のアンカーを貼り付けると、下記のように http:// ではじまる部分が自動的にリンクに変換されてしまうので、予めリンクを削除しておく必要がある。

    <a href=http://jutememo.blogspot.jp/>すぐに忘れる脳みそのためのメモ</a>

    Make Link  で作成 した HTML のアンカーを、Firefox のアドオン QuickFox NotesGoogle Keep に保存したものを活用しやすくなった。

    2013年6月27日木曜日

    Firefox で「プラグイン」を自動的に読み込ませないために`Click to Play’を有効にする - アドオン Switch plugins.click_to_play と Click-to-Play Manager を併用

    1. Flash Player をデフォルトでブロックしたい

    Firefox 22.0 がリリースされた。以前より明らかに動作が軽くなった。 ^^

    しかし、残念なことに、Adobe Flash Player 11.7.700.224 との相性を確認したところ、相変わらず「ウィンドウが非アクティブ」になる現象が生じる。そのため、「保護モード」を無効にして Flash Player を利用せざるを得ない。問題の生じない過去のバージョンを使用したいけれど、もうすぐサポートが打ち切られてしまう

    そこで、Flash Player を利用したサイトが下火になって現在、デフォルトで Flash Player をブロックすることにした。

     

    2. Click to Play で「プラグイン」の読込みをコントロールする

    SnapCrab_No-0314Flash Player をブロックする定番のアドオンと言えば、

    これに対して、Firefox 14 から `Click to Play’ と呼ばれる、プラグインの読み込みをコントロールする機能が実装されている。

    SnapCrab_No-0315Firefox、プラグイン向けに「click-to-play plugins」を実装 | 開発・SE | マイナビニュース 

    「click-to-play plugins」は、Firefoxのプラグインを制御する機能。この機能はすでにFirefoxのナイトリーチャンネル(Firefox 14)に導入されているという。

    この機能はFirefox 14に実装されているが、標準では無効となっている。有効にするには、アドレスバーで「about:config」を入力し、オプション「plugin.click_to_playplugins.click_to_play」のvalue値をfalseからtrueにする必要がある。(訂正は引用者による)

    古い Flash Player は、Click to Play の対象となっている。

    Mozilla、「Adobe Flash Player」の旧バージョンを“Click-to-Play”の対象に - 窓の杜

    今回無効化されたのは「Adobe Flash Player 10.2」以前の古いバージョンで、既知の脆弱性が存在するかどうかに関わらず“Click to Play”機能が有効になる。

    Flashblock と違い、Click to Play は全てのプラグインをコントロールの対象としている。

    プラグインのコントロールはユーザの手に | Mozilla Japan ブログ

    Mozilla は、Flash、Java、Silverlight など、サードパーティ製のプラグインを Firefox で読み込む方法を変更します。この変更は Firefox のパフォーマンスと安定性の向上に役立ち、セキュリティ上も大きなメリットがある一方、プラグインに対するユーザのコントールをより強化することができます。…

    設計が不十分なサードパーティ製プラグインは、Firefox がクラッシュする最大の原因であり、ユーザの Web 体験を著しく損なうことがあります。このような状況は、プラグインのロードやアンロード中の一時的な停止、Web サイト閲覧中にメモリ使用率が高くなったとき、その他、予期しない Firefox のクラッシュが生じたときによく見られます。

     

    about:config で設定する方法

    最新バージョンの Flash Player も対象にするには、Click to Play を有効にする必要がある。

    1. ロケーションバーで about:config を入力
    2. plugins.click_to_play を検索
    3. 「値」ダブルクリックして、false から true に変更

     

    Click to Play を有効にしたときの表示

    Click to Play を有効にすると、プラグインを必要とするサイトでは、ロケーションバーの左側に「ブロックの形をアイコン」が表示される。

    例えば、Youtube の動画にアクセスすると、ロケーションバーの左側にブロックの形をしたアイコンが表示される。

    プラグインを有効にしたい場合は、「ブロックの形をしたアイコン」クリック。

    • 一時的に有効にしたい場合、表示された吹き出しに表示される「有効化」ボタンを押す。
    • 永続的に有効にしたい場合、「すべてのプラグインを有効化」ボタンを押し、「このサイトでは常にプラグインを有効にする」を選択する。

    SnapCrab_No-0319

    もしくは、一時的に有効にしたい場合、ブロックされたプラグインが表示するコンテンツの中に表示される「再生ボタン」をクリックする。

    SnapCrab_No-0315

     

    3. Click to Play を管理するアドオン

    about:config の設定は面倒であるし、ブロックしたサイトを管理できない。そこで、お手軽に Click to Play のオン・オフを切り替え、ホワイトリストを管理するためのアドオンを利用することにした。

    インストールしたのは、以下の2つのアドオン。

     

    Switch plugins.click_to_play

    SnapCrab_No-0317Switch plugins.click_to_play をインストールすると、アドオンバーにアイコンが表示される。

    SnapCrab_No-0316このアイコンをクリックすると、Click to Play のオン・オフを切り替えることができる。

    アイコンに「矢印」が表示されているとき、Click to Play が有効となる。もう一度クリックすると、「矢印」が消え、Click to Play が無効になる。

     

    Click-to-Play Manager

    SnapCrab_No-0318Click-to-Play Manager を併用すると、ブロックしたサイトを管理することができる。

    • メニューより、ツール > Click-to-Play Manager

    を選択すると、現在、許可されている「ドメイン」と「プラグイン」の一覧が表示される。

    SnapCrab_No-0320

    許可してあったドメインをブロックしたい場合、対象を選択し、Remove ボタンを押す。

     

    参考サイト