1. Tab Badge で通知を目立つようにする
Gmail や chatwork のようにコミュニケーションツールとなるサイトは、通知機能を持つ。
例えば、Firefox で上記サイトをピン留めしており、何も通知がない場合は、 通常のアイコンが表示される。これに対して、何か通知がある場合は、 アイコンの下が光る。これにより、ユーザーはサイトに更新があることが分かる。しかし、このアイコンの装飾は控えめであまり目立たない。
これに対して、アドオン Tab Badge を利用すると、 サイトのタイトルに含まれる数字を非常に目立つよう表示してくれる。
2. Web Notifications の通知時間は変更できない
通知機能の一つに、「デスクトップ通知」というものがある。
これは Web Notifications の使用 - WebAPI | MDN を利用しているようだ。
Web Notifications API は、システムレベルでページ外部に表示される通知を Web ページから送ることを可能にします。これにより、アプリケーションがアイドル状態であっても Web アプリがユーザに情報を送ることができます。わかりやすい用途のひとつとして、ユーザが別のアプリケーションで何か他のことを行っていても、新しい電子メールを受信するたびにユーザへ通知を行う Web メールアプリケーションがあります。
しかし、問題は通知される時間が短かいこと。 (+_+) 突然、通知が数秒表示されただけでは、内容を見逃したり、全文を読むことができない。
通知されるダイアログの表示時間を設定したかったが、今のところできないようだ。
alerts.totalOpenTime | Firefox サポートフォーラム | Mozilla サポート によると、
This is now a fixed constant.
const ALERT_DURATION_IMMEDIATE = 4000;
- How to Disable or Customize Alert Box Animation in Mozilla Firefox and Thunderbird? - AskVG
- Alerts.totalOpenTime - MozillaZine Knowledge Base
- 875114 – Web notifications should optionally be permanent, not automatically close after 4 seconds
3. Tab notifier でタイトルを監視して、変更があったら通知する
そのため、Web Notifications の代わりにアドオン Tab notifier を使うことにした。
このアドオンは、Tab Badge のように、タブのタイトルを監視し、変更があった場合、通知してくれる。
例えば、Twitter のサイトを開いた状態にして、別のページを見ているときに Twitter の更新がされた場合、ウィンドウで通知してくれる。
a. 通知が必要ない場合
もし、Twitter サイトの更新情報が必要なければ、当該ウィンドウの右上にある `Don’t monitor title for this site’ のボタンを押す。
これにより、Tab notifier settings のウィンドウが表示され、Twitter サイトのタイトルの更新を無視するようになる。
上記の設定は、Tab notifier の設定において、
- Exceptions > Domain
に表示されるサイトに対応している。
b. Web Notification の設定
Tab notifier をインストールすると、Web notification に対応したサイトでは画面上部に Allow, Deny の選択ボタンが表示される。
Web notification を常に許可する場合、上記、例外設定と同じ画面で、
- Exception > Domain > 対象の行を選択して Edit ボタン > Web notification
における Default (Ask) から Allow に変更する。
c. 通知時間の設定
デフォルトでは通知されるウィンドウはクリックするまで表示される。
もし、自動的に閉じたい場合は、
- Default setting > Close notifications for …
にチェックを入れ、閉じるまでの秒数を入力する。
d. 通知ウィンドウの位置
通知されるウィンドウの位置を変更したい場合は、
- Notification windows > Position
において変更する。