1. 見分けにくい製品のデザイン
ちょっとした工夫で、使い勝手が良くなるものがある。
- USB の接続部分
- モニターのボタン
- ゴム手袋
共通する問題は、見分けにくいこと。
2. シールを貼って、USB の裏表を一瞥で分かるようにする
USB は、挿す向きが決まっている。そのため、表と裏を見分けなければならない。
PC の背面にある USB ポートに接続するとき、どちら向きにすればいいのか悩む。挿し間違えたら、反対向きにするだけなのだけれど、この手間がどうしよもなくイライラする。(+_+)
できるだけ背面にある USB ポートには直接挿さず、ハブや延長コードを利用している。ハブの場合、挿す方向を間違えることはあまりない。たいてい、USB のマークを上にして挿す。USB の先端部分を見て、上下を判断することはない。
USB の延長コード
問題は USB の延長コード。延長コードとは、無線子機に付属していたケーブルのこと。壊れた無線子機に付属していたものを再利用している。
このケーブルの先端にも USB マークは付いている。しかし、表と裏を見分けにくい。
IEEE802.11g USB2.0対応KEY型アダプタ | WLI-U2-KG54L via kwout
これを解消するために、延長コードの先端に、アルファベットのシールを貼った。シールは、文具店で売っているもの。
これにより、どちらを上にして挿せば良いかすぐに分かるようになった。また、わざわざ目で確認しなくても、手触りで判別できる。
ユニバーサルデザイン
ところで、シャンプーとリンスは、手触りで見分けることができる。
ユニバーサルデザインを探して自由研究! [ボランティア] All About によると、
お風呂場へ行ってみましょう。シャンプーとリンスのボトルがありますよね。よく見ると、シャンプーボトルの側面に細いギザギザがついています。商品によっては、ポンプの頭に線がついている物もあるでしょう。
同じギザギザはリンスにはついていますか? ついていませんよね?
ギザギザのある方が、シャンプーの印なんです。それを知っていれば、洗髪中に目をつぶったままでも、シャンプーとリンスを間違えることはありません。
USB も手触りで判別でき、なおかつ、視認性を高くして欲しい。
そのためには、以下の点を改善してほしい。
-
USB のマークを手触りでハッキリとわかるようにする。
-
USB のマーク部分を、周りの色と分けて目立たせる。
方向を選ばない USB ハブ
ちなみに、どちらの向きでも挿すことのできる USB ハブもある。
USB2.0ハブ 4ポートタイプ(どっちもハブ) | バッファロー によると、
世界初(※)、コネクターの向きを気にせず挿せる"どっちもハブ"。
USBポートにケーブルを挿そうとしたときに、コネクターの向きが逆で挿し直したという経験は誰もがお持ちのはず。このどっちもハブなら、コネクターは上下どちら向きでも接続できるポートを搭載しているので、挿しなおす必要はありません。
今度、買うならこれかな。
3. シールを貼って、操作ボタンを目立たせる
PC のモニタは BenQ の G2400WD を使っている。このモニタの調整ボタンは、分かりづらい。
USB のマークと同じように、調整ボタンを示す文字に色が付いてない。そのため、どのボタンを押せば、何の調整ができるのか分かりづらい。
そこで、モニタのボタンにもシールを貼って見やすくした。
ボタンの機能と、シールの意味が合うようにした。
- ? : メニューを起動する。
- L : 左方向へ動かす操作
- R : 右方向へ動かす操作
- ! : 決定
これにより、モニタの調整が楽になった。
4. ゴム手袋の片方に印を付ける
食事の支度や、食器を洗うとき、必ずゴム手袋をしている。
使い終わったら、手袋の左右をまとめて洗濯バサミで止めて吊るす。そのため、手袋をはめるとき、見た目ですぐにどちらが左か右かわからない。一々、手袋全体の形を見て、左右を判断するのは面倒。
手袋には、シールを貼ることはできないので、左の目印として、左手用にマジックで線を引いた。
これにより、一瞬で左右を判別できる。吊るしてある手袋を見た次の瞬間に、手袋をはめる動作に移れる。
どれも些細なことなんだけれど、快適になる。 ^^