8月1日20時55分配信 J-CASTニュース
NHKの番組が紹介した「水よりもお湯の方が早く氷になる」実験を巡り、ネット上の議論が盛り上がっている。
早大の大槻義彦名誉教授はブログで、水の方が早く凍る実験結果を示し、NHKを再び批判。
物理学者らの間でも関心が高まり、日本雪氷学会で研究者らが本格的に議論することになった。
『実験した大槻名誉教授が再びNHK批判』 (注1)
J-CASTニュースが2008年7月26日付記事で取り上げたNHK「ためしてガッテン」の実験は、その後も真偽を巡ってネット上の議論が沸騰。記事も、同ニュースサイトのアクセス・コメント両ランキングで、現在もベスト10の上位に入る人気になっている。
コメントを読むと、自ら実験したとの報告がいくつかある。いずれもNHKの実験結果とは異なるものだ。例えば、
「僕は試してみました。ポットの湯と水をそれぞれ50ccずつ、計4個の同じコップに入れて30分。先に凍り始めたのは水が入った2個のコップでした」(高草山さん)
「盛り上がっているので実際に自分ちでやってみた!容器を一緒に並べて置いたらやっぱり水のほうが早く凍ったよ!! 2回やったけど同じ」(ぱくさん)
ちなみに、J-CASTニュース編集部が社内の冷蔵庫で一度試してみたところ、同様な結果だった。 (注2)
NHKを批判した早大の大槻名誉教授は、ブログの7月31日付日記で、「実験やったか?」と多くの批判を受けたと告白。
お湯の方が早く凍るムペンバ効果について、「熱力学の基本法則からありえません」としながらも、重い腰を上げて実験に取り組んだことを明らかにした。
大槻名誉教授は、6区画の製氷皿、ペットボトル、プラスチック製まな板で実験した。冷蔵庫の冷凍室に入れた結果、1区画を除く製氷皿とペットボトルで、お湯より水が先に氷になった。
これはコメントと同じ結果だ。お湯と同時だった1区画については、蒸発熱、過冷却など「偶然上の要因」と論じている。
一方、まな板では、お湯の方が早く氷になったという。
しかし、「板の上に広く広がり、極端に蒸発熱が奪われ、また薄いお湯の層は、すぐ下地の板の温度になるため」としている。
結論として、大槻名誉教授は、「NHKの主張は正しくありませんでした」と断言している。
『複数の条件下ではありうると北大名誉教授』 (注3)
では、10回以上も予備実験に成功したとするNHKの論拠は何なのか。
NHK広報部では、「複数の条件で実験を繰り返した上で、高温水の方が早く氷ができ上がることを確認し、番組を制作しました」とだけ説明する。 (注4)
とすると、「複数の条件」以外では、ムペンバ効果が現れないということなのか。
「ためしてガッテン」の実験を監修した北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授は、こう解説する。
「普通は、お湯が先に凍るということはありません。 (注5)
番組では、そういうことがあると言っているのです。 (注6)
それは、お湯と水などの温度の組み合わせ、容器の形や大きさ、冷凍室の温度、空気の対流といった条件によってです」 (注7)
前野名誉教授はそのうえで、まな板ではお湯が早く凍ったとする大槻名誉教授の報告について、それはムペンバ効果が起こることを証明したと指摘した。 (注8)
「効果的になるような条件を作って実験をやれば、ムペンバ効果が起こるということです。
まな板と同じメカニズムが働くような工夫をすれば、ほかの容器でも起こりえます」
製氷皿の1区画でお湯と水が同時に凍ったことについても、同様だとする。「冷凍室の真ん中と左右では、空気の温度が違うはずです。 (注9)
また、食品があるかでも条件が違い、空気の動きを調べないと効果を否定できません」。 (注10)
ペットボトルについては、蒸発熱が発生しないので効果はありえないという。
一方で、前野名誉教授は、家庭で手軽に実験できるのがいい点としながらも、ムペンバ効果そのものの解明はできないという。 (注11)
「コンピューターシミュレーションでも解明できないような難しい現象が、単純な形で現れているからです。
物理の専門家はいかに難しい問題であるかをよく知っていて、プロジェクトを組まないと分からないものなのです」。
そして、東大で9月24~27日に開かれる日本雪氷学会の研究大会で、関心ある研究者を集めて科学的に議論したい考えを明らかにした。
(注1) 「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月28日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea00835f08cb387245e7abeadafacf14
(注2)紹介されているものは全て失敗例で、幸運な成功例の割合は幾等ぐらい有るのか興味津々。
どれ位の割合で成功するのでしょうか。?別な興味が湧いてきました。
(注3)熱湯が無条件(温度が高い以外)で早く凍るのがNHKが主張するムペンバ効果の筈で話が違う。
この話が本当なら決定的な、肝心なところで前野紀一氏は『NHKの主張するムペンバ効果』の話と、其れとは別の話(早く氷を作る時の色々な条件)に、突然話を摩り替えています。到底真面目な科学者の態度とはいえない不真面目な発言です。
(注4)NHK視聴者コールセンター(0570-066-066 )に確認したところ「NHKとして何回も確認テストを行っており、間違いありません」とのこと。
NHKためしてガッテンの番組責任者(プロデューサー)の田付氏に直に確認していますが、氏によると
『冷凍庫に冷凍食品などが入っていない状態で10回テストしたが、何れも成功した』と明言しています。
なんと。!
単体で熱湯を入れて場合では、ある種の冷蔵庫では10回トライして10回とも成功するらしいですよ。
此れは単体で熱湯を入れる実験では、家庭用冷蔵庫の熱感知システムが、冷蔵庫としての使用例では全く予定外の熱湯を入れることで誤作動する『オーバーシュート』ではないかとの説が一番有力ですね。
NHKの予備実験でも冷凍庫のなかに冷凍食品などが入っていない状態の所に入れると「10回中、10回成功したので放送する事にした」との番組の製作責任者の言葉でした。
同一実験をしたようです。
AT車の場合に高速道路での追い越し時のテクニックとして、アクセルを床まで瞬間的に踏み込んで、変速機のギアをトップからセカンドに切り替え(ギアダウン)して加速力を増す方法に似ていますが、一般向きで無いだけでなく番組で何度も言っていた『科学的に未解明なムペンバ効果』とは何の関係も無い現象のようです。
昔の真空管ラジオを叩いて治したみたいな話で、誤作動による暴走ですから「機械に悪い」うえに「電力の浪費」をする。
これでムペンバ効果に成功したとするなら不真面目この上ない話です。
これは、裏技とまではいえませんが、裏うら技(宴席のねた)ぐらいなら利用できそうです。
(注5)この発言では、北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授はムペンバ効果の存在を否定?しているようにも解釈できる。
(注6)そういうことがある』(極たまにある)。この発言は完全に嘘です。
或いはこの先生は全くNHKの当該番組を見ていないで発言しているかのどちらかでしょう。
NHKは明確に『急いで氷が欲しい時の裏技』として冷凍庫に熱湯を入れる事を推奨していました。
『時々幸運なら凍る』ではなく、『確実に凍る』と番組内で視聴者に誤解させる表現をしていた。
(注7)当たり前のことですが、冷蔵庫での結氷実験では,温度の高低も勿論問題ですが、それ以上に冷凍機器の位置とか性能、構造、冷凍庫内の空気の流れ、凍らす材料の内容(不純物)や体積、形状、埃や振動さえも影響してきます。
厳密に同一条件に設定しないと、実験とはいえないでしょう。
(注8)まな板に付いたの沸騰水の水滴が凍結する現象をムペンバ効果であるとする見解は無茶苦茶。
因みにこの先生は熱湯の空中散布で瞬間結氷する現象もムペンバ効果で有ると言い張っている模様。(この人のムペンバ効果の定義を聞いて見たいものです)
あんなインチキパフォーマンスの解説なら私にでも半世紀前の知識で簡単に出来ますよ。
『ムペンバ効果?の解説? 』擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月15日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/33f0602d24decd83195a01ee49bcec54
(注9)幾つかの条件が揃えば、冷たい水より熱い水が先に凍ることは有りうる話ですね。
普通では問題にされない微妙な条件の差で、非常に大きな変化が起こるのが科学の世界です。
何らかの条件が重なれば、再現性は低くとも、温度の高かった容器の水の方が先に凍る現象は、十分に有りうる話です。
だから科学は面白い。
しかし9日放送のNHKの番組は、其の逆の話で科学とは正反対の反科学か超常現象みたいな話になっていた。
何らの条件設定はなし。(条件は温度差だけ。其れも逆さま)
実験での注意点もなし。(火傷の注意だけ)
科学的な説明もなし。(なにしろ科学的に未解明なムペンバ効果ですから)
勿論、科学的解明努力は最初からなし。
しかも肝心の製氷実験すらもなし。
ないない尽くしでも観客からの『木戸銭返せ』の声もなし。
しかも観客は有りもしない熱湯から出来た氷を見ている。
昔は夏には怪談が付き物でしたが、此れは正に現代の怪談話ですね。
(注10)同一条件で高温水が先に凍るとするのが『ムペンバ効果』の筈ですが。?
条件付けしたのではムペンバ効果にはならないでしょう。話が矛盾していて何を言いたいのかが不明。
(注11)『家庭で手軽に実験できるのがいい点』と発言しているが再現性(成功例)が低すぎて無責任すぎるし、其の後の発言はNHK無責任インチキ放送に対する責任逃れの様に思える。
NHKの番組が紹介した「水よりもお湯の方が早く氷になる」実験を巡り、ネット上の議論が盛り上がっている。
早大の大槻義彦名誉教授はブログで、水の方が早く凍る実験結果を示し、NHKを再び批判。
物理学者らの間でも関心が高まり、日本雪氷学会で研究者らが本格的に議論することになった。
『実験した大槻名誉教授が再びNHK批判』 (注1)
J-CASTニュースが2008年7月26日付記事で取り上げたNHK「ためしてガッテン」の実験は、その後も真偽を巡ってネット上の議論が沸騰。記事も、同ニュースサイトのアクセス・コメント両ランキングで、現在もベスト10の上位に入る人気になっている。
コメントを読むと、自ら実験したとの報告がいくつかある。いずれもNHKの実験結果とは異なるものだ。例えば、
「僕は試してみました。ポットの湯と水をそれぞれ50ccずつ、計4個の同じコップに入れて30分。先に凍り始めたのは水が入った2個のコップでした」(高草山さん)
「盛り上がっているので実際に自分ちでやってみた!容器を一緒に並べて置いたらやっぱり水のほうが早く凍ったよ!! 2回やったけど同じ」(ぱくさん)
ちなみに、J-CASTニュース編集部が社内の冷蔵庫で一度試してみたところ、同様な結果だった。 (注2)
NHKを批判した早大の大槻名誉教授は、ブログの7月31日付日記で、「実験やったか?」と多くの批判を受けたと告白。
お湯の方が早く凍るムペンバ効果について、「熱力学の基本法則からありえません」としながらも、重い腰を上げて実験に取り組んだことを明らかにした。
大槻名誉教授は、6区画の製氷皿、ペットボトル、プラスチック製まな板で実験した。冷蔵庫の冷凍室に入れた結果、1区画を除く製氷皿とペットボトルで、お湯より水が先に氷になった。
これはコメントと同じ結果だ。お湯と同時だった1区画については、蒸発熱、過冷却など「偶然上の要因」と論じている。
一方、まな板では、お湯の方が早く氷になったという。
しかし、「板の上に広く広がり、極端に蒸発熱が奪われ、また薄いお湯の層は、すぐ下地の板の温度になるため」としている。
結論として、大槻名誉教授は、「NHKの主張は正しくありませんでした」と断言している。
『複数の条件下ではありうると北大名誉教授』 (注3)
では、10回以上も予備実験に成功したとするNHKの論拠は何なのか。
NHK広報部では、「複数の条件で実験を繰り返した上で、高温水の方が早く氷ができ上がることを確認し、番組を制作しました」とだけ説明する。 (注4)
とすると、「複数の条件」以外では、ムペンバ効果が現れないということなのか。
「ためしてガッテン」の実験を監修した北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授は、こう解説する。
「普通は、お湯が先に凍るということはありません。 (注5)
番組では、そういうことがあると言っているのです。 (注6)
それは、お湯と水などの温度の組み合わせ、容器の形や大きさ、冷凍室の温度、空気の対流といった条件によってです」 (注7)
前野名誉教授はそのうえで、まな板ではお湯が早く凍ったとする大槻名誉教授の報告について、それはムペンバ効果が起こることを証明したと指摘した。 (注8)
「効果的になるような条件を作って実験をやれば、ムペンバ効果が起こるということです。
まな板と同じメカニズムが働くような工夫をすれば、ほかの容器でも起こりえます」
製氷皿の1区画でお湯と水が同時に凍ったことについても、同様だとする。「冷凍室の真ん中と左右では、空気の温度が違うはずです。 (注9)
また、食品があるかでも条件が違い、空気の動きを調べないと効果を否定できません」。 (注10)
ペットボトルについては、蒸発熱が発生しないので効果はありえないという。
一方で、前野名誉教授は、家庭で手軽に実験できるのがいい点としながらも、ムペンバ効果そのものの解明はできないという。 (注11)
「コンピューターシミュレーションでも解明できないような難しい現象が、単純な形で現れているからです。
物理の専門家はいかに難しい問題であるかをよく知っていて、プロジェクトを組まないと分からないものなのです」。
そして、東大で9月24~27日に開かれる日本雪氷学会の研究大会で、関心ある研究者を集めて科学的に議論したい考えを明らかにした。
(注1) 「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月28日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea00835f08cb387245e7abeadafacf14
(注2)紹介されているものは全て失敗例で、幸運な成功例の割合は幾等ぐらい有るのか興味津々。
どれ位の割合で成功するのでしょうか。?別な興味が湧いてきました。
(注3)熱湯が無条件(温度が高い以外)で早く凍るのがNHKが主張するムペンバ効果の筈で話が違う。
この話が本当なら決定的な、肝心なところで前野紀一氏は『NHKの主張するムペンバ効果』の話と、其れとは別の話(早く氷を作る時の色々な条件)に、突然話を摩り替えています。到底真面目な科学者の態度とはいえない不真面目な発言です。
(注4)NHK視聴者コールセンター(0570-066-066 )に確認したところ「NHKとして何回も確認テストを行っており、間違いありません」とのこと。
NHKためしてガッテンの番組責任者(プロデューサー)の田付氏に直に確認していますが、氏によると
『冷凍庫に冷凍食品などが入っていない状態で10回テストしたが、何れも成功した』と明言しています。
なんと。!
単体で熱湯を入れて場合では、ある種の冷蔵庫では10回トライして10回とも成功するらしいですよ。
此れは単体で熱湯を入れる実験では、家庭用冷蔵庫の熱感知システムが、冷蔵庫としての使用例では全く予定外の熱湯を入れることで誤作動する『オーバーシュート』ではないかとの説が一番有力ですね。
NHKの予備実験でも冷凍庫のなかに冷凍食品などが入っていない状態の所に入れると「10回中、10回成功したので放送する事にした」との番組の製作責任者の言葉でした。
同一実験をしたようです。
AT車の場合に高速道路での追い越し時のテクニックとして、アクセルを床まで瞬間的に踏み込んで、変速機のギアをトップからセカンドに切り替え(ギアダウン)して加速力を増す方法に似ていますが、一般向きで無いだけでなく番組で何度も言っていた『科学的に未解明なムペンバ効果』とは何の関係も無い現象のようです。
昔の真空管ラジオを叩いて治したみたいな話で、誤作動による暴走ですから「機械に悪い」うえに「電力の浪費」をする。
これでムペンバ効果に成功したとするなら不真面目この上ない話です。
これは、裏技とまではいえませんが、裏うら技(宴席のねた)ぐらいなら利用できそうです。
(注5)この発言では、北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授はムペンバ効果の存在を否定?しているようにも解釈できる。
(注6)そういうことがある』(極たまにある)。この発言は完全に嘘です。
或いはこの先生は全くNHKの当該番組を見ていないで発言しているかのどちらかでしょう。
NHKは明確に『急いで氷が欲しい時の裏技』として冷凍庫に熱湯を入れる事を推奨していました。
『時々幸運なら凍る』ではなく、『確実に凍る』と番組内で視聴者に誤解させる表現をしていた。
(注7)当たり前のことですが、冷蔵庫での結氷実験では,温度の高低も勿論問題ですが、それ以上に冷凍機器の位置とか性能、構造、冷凍庫内の空気の流れ、凍らす材料の内容(不純物)や体積、形状、埃や振動さえも影響してきます。
厳密に同一条件に設定しないと、実験とはいえないでしょう。
(注8)まな板に付いたの沸騰水の水滴が凍結する現象をムペンバ効果であるとする見解は無茶苦茶。
因みにこの先生は熱湯の空中散布で瞬間結氷する現象もムペンバ効果で有ると言い張っている模様。(この人のムペンバ効果の定義を聞いて見たいものです)
あんなインチキパフォーマンスの解説なら私にでも半世紀前の知識で簡単に出来ますよ。
『ムペンバ効果?の解説? 』擬似科学・ムペンバ効果 / 2008年07月15日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/33f0602d24decd83195a01ee49bcec54
(注9)幾つかの条件が揃えば、冷たい水より熱い水が先に凍ることは有りうる話ですね。
普通では問題にされない微妙な条件の差で、非常に大きな変化が起こるのが科学の世界です。
何らかの条件が重なれば、再現性は低くとも、温度の高かった容器の水の方が先に凍る現象は、十分に有りうる話です。
だから科学は面白い。
しかし9日放送のNHKの番組は、其の逆の話で科学とは正反対の反科学か超常現象みたいな話になっていた。
何らの条件設定はなし。(条件は温度差だけ。其れも逆さま)
実験での注意点もなし。(火傷の注意だけ)
科学的な説明もなし。(なにしろ科学的に未解明なムペンバ効果ですから)
勿論、科学的解明努力は最初からなし。
しかも肝心の製氷実験すらもなし。
ないない尽くしでも観客からの『木戸銭返せ』の声もなし。
しかも観客は有りもしない熱湯から出来た氷を見ている。
昔は夏には怪談が付き物でしたが、此れは正に現代の怪談話ですね。
(注10)同一条件で高温水が先に凍るとするのが『ムペンバ効果』の筈ですが。?
条件付けしたのではムペンバ効果にはならないでしょう。話が矛盾していて何を言いたいのかが不明。
(注11)『家庭で手軽に実験できるのがいい点』と発言しているが再現性(成功例)が低すぎて無責任すぎるし、其の後の発言はNHK無責任インチキ放送に対する責任逃れの様に思える。
この対応ブログ主さんはどう考えますか?
あの時間枠は、程度は低いがNHKのホームページに書いて有る様に科学番組なんですよ。
実験(ためして)して視聴者に理解(ガッテン)していただくものです。
そしてあの番組の特徴は、
試す(実験する)だけでなく、家庭の主婦や高齢者にも判るように懇切丁寧、悪い言い方なら『馬鹿にものを教える』様に繰り返し繰り返し、何故其の現象が起こるのか。?何故そうなるのか。?の原理原則や、物事の仕組みを解説していたんですよ。
あの番組以前はそうでしたし、それ以後の番組もヤッパリそうです。
あの番組だけが違う。
しかも、
「ためしてガッテン」の実験を監修した(はずの)北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授は『ムペンバ効果』の存在を否定しています。
よく読んでみると、
大槻義彦名誉教授の主張と北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授の主張は、全く同じ事を言っているんですよ。
ところが一方はNHKの放送を物理学の法則に反するペテンで有ると言い、
一方は其のペテン放送を監修している。(だから放送は正しいとしか言えない)
マトモな現場の人間は、あんなゲテモノは作りません
9日の放送に製作スタッフ以外の外部の何らかの介入があったと解釈するのが妥当でしょう。
あの放送の真の目的は一体なんであるのかを考えるとなんだか恐ろしい気がしますね…
単なる考えすぎであればいいいのですが(笑)
成功するか。?或いは失敗するか。
危ないか。?危なくないかは実際に行動する前に、予めある程度は解るものです。
だから現場にある程度の裁量権がある場合には今度ほどの御馬鹿事故にはなりません。
高速増殖炉文殊のナトリウム漏れ事故でも、温度検知用鞘管の強度不足は製作した現場で製作段階で、既に指摘されていたんですよ。
設計変更以前の鞘管よりも大幅に強度が落ちていて破損事故は予見されていた。
唯、製作現場には設計変更出来るだけの権限がなかったので、強度不足の欠陥鞘管が作られ大事故を引き起こしてしまった。
今回の事故も、製作現場の責任者ではどうしようもない(逆らえない)上からの指示が有ったのでしょう。
NHKの最高幹部クラスか、・・・其れともし与党の有力政治家クラスでないと今度のような事故は起きません。
放送は9日ですが私が記事をエントリーしたのが2日後の11日。
この時点でネットでムペンバ効果を検索してみたら、今は4万を超えているが、当時は殆んど何もなく20ほどでした。
多分よほどの物好き以外に知っている日本人は居ない状態です。
東京水道局滝川氏のホームページにもムペンバ効果の文字は有りません。
多分・・・政治家からの圧力説の可能性は高いかもしれません。政治家なら可也の大物ですよ。単なる代議士程度では無理でしょう。
案外圧力をかけた政治家が麻生太郎とか石原慎太郎だったりすると大笑いですね。
これだけの大失敗では、今更なかったことにして有耶無耶にするのは無理でしょう。