
『トランプ「地球温暖化」から正式離脱』2017年1月20日アメリカ大統領に就任したドナルド・トランプは、2016年の選挙戦で人為的CO2地球温暖化説に否定的で「パリ協定」からの離脱を主張していた。(選挙運動中の自分の発言を当選後に反古にせず、公約を忠実に実行する稀有な政治家)
『米トランプ政権 「パリ協定」離脱を正式通告』 2019年11月5日 NHK
離脱の経緯は
トランプ大統領は、大統領に就任する以前から地球温暖化について「でっち上げだ」と主張、オバマ前政権の成果とされたパリ協定からの離脱を訴えていた。
大統領就任後は、オバマ前政権の温暖化対策を全面的に見直す大統領令に署名し、前政権が認めなかった原油パイプラインの建設計画の推進を指示するなど、環境保護よりも産業や雇用創出を重視する姿勢を鮮明にしました。
そして就任から4か月後のおととし6月、トランプ大統領はヨーロッパなどからの反対を押し切る形でパリ協定から離脱する方針を決めたと発表しました。
この時、トランプ大統領は「協定は中国が温室効果ガスの排出を増やすことを許している。アメリカにとってとても不公平だ」と主張して不満を示していました。
トランプ大統領の決定に対して国内外から反対の声が上がり、トランプ政権に批判的なカリフォルニア州などの一部の自治体や企業の間では、温室効果ガスの排出削減に独自に取り組む動きも広がっています。
しかしトランプ大統領は方針を変えず、先月、東部ペンシルベニア州での演説で「パリ協定は過度な規制でアメリカの企業を倒産に追い込んでいるのに、ほかの国の環境汚染は許している。外国を豊かにしながらアメリカ国民を罰するようなことはしないのがアメリカ第一主義だ」と主張して、パリ協定から離脱する方針を改めて強調していました。
国務長官「今後も現実的で実用的な対策」
アメリカは協定の規定で、国連がアメリカの通告を受理してから1年後に正式に離脱することになります。
ポンペイオ国務長官は4日、声明を発表して「アメリカは今後も現実的で実用的な対策を続けていく」として、温暖化対策については技術革新や市場原理の重要性を強調するとともに各国と協力して自然災害への備えも進めていくとしています。
一方でトランプ大統領に対抗する野党・民主党の候補はいずれも協定の重要性を訴えていることから、選挙で政権交代が実現すればアメリカが協定に復帰する可能性もあります。
民主党「離脱はわが国の恥」 専門家「米大統領選しだい。直ちに影響でない」
米民主党全国委員会ペレス委員長は「トランプ大統領は私たちの未来を放棄した。この決定は人類に対する侮辱でありわが国の恥だ。気候変動はわれわれの健康、安全、繁栄、そして地球の未来に対する差し迫った脅威だが、この大統領が気にかけているのは自分のことだけだ」。
「民主党は気候変動に立ち向かうためには大胆な行動が必要だと考えている。オバマ前大統領がパリ協定に署名したときのように、そして民主党がこれからも取り組んでいくように、トランプ大統領に真のリーダーシップとはどのようなものか示していく」。
温暖化専門家は「実際の離脱は大統領選挙のあとになるので、トランプ大統領が再選されるかどうかでアメリカの方針は変わる可能性もある」。
「アメリカ以外の大きな排出国である中国やインドは、国内の大気汚染などを背景に再生可能エネルギーを増やすなど対策を進めているので世界的な取り組みの後退にはつながらないだろう」。
「トランプ大統領は石炭産業を後押ししているが、エネルギー政策を担うのは州などの自治体だ。多くの自治体がシェールガスや太陽光発電への転換を進めた結果、温室効果ガスの排出量は、1990年代の水準まで下がっていて、この流れは変わらない」、「アメリカは国内での石炭の使用量が減る一方、輸出を増やしている。とりわけアジア諸国への輸出の増加が顕著だ」。
(抜粋)
★注、
米国トランプ政権の積極的な石炭輸出で、熱効率が良い石炭火力発電が日本などアジア諸国で増加した事実を今回11月5日NHKの専門家も暗に認めていた。

Congratulations to @FoxNews, you left @CNN & @MSNBC in the dust (that’s because the don’t tell the truth!).
★注、
マスコミを牛耳る日本のNHKや欧米リベラルメディアでは今でも人為的CO2温暖化説『トランプは阿呆で大嘘つきだ』と喧伝されているが、アメリカのケーブルテレビのニュースで視聴者の多いトップ10が全てFOX。トップ20でもCNNが3つ入った以外、他はずべてFOXで「おめでとうFOX!CNNとMSNBCをゴミ箱にいれたな!」とトランプ大統領が大喜び。 アメリカのメディアが、今までのリベラル(オバマなど米民主党系)一辺倒の状態から変化しつつあるようです。

巨大な氷山の一角が地鳴りのようなごう音を立てて崩れ落ち、猛烈なしぶきとともに海面を打った。デンマーク自治領グリーンランドの西部、イルリサット。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されたフィヨルド(氷河による浸食で作られた入り江)を9月下旬に訪ね、地球の異変を目の当たりにした。
欧州を今年の夏に襲った記録的な熱波は、北極圏にも達した。グリーンランドでは真夏でも10度を超えるのはまれだが、この7月は連日20度前後を記録。ひと月だけで琵琶湖7杯超にあたる1970億トンもの氷解水が海に流れ出たという。
北極圏は気候変動の影響が顕著に表れる地の一つだ。氷解は過去数百年で例のない速度で進んでいるとされる・・・
北極圏・グリーンランド 「宝の島」米中露覇権争い 資源、航路求め進出加速
「地政学的にはグリーンランドはデンマーク領ではなく、昔も今も米国の一部だ」。1万8000人が暮らすグリーンランド南西部の最大都市ヌーク。地元主要紙「セルミッテシアーク」のポール・クラルップ編集長が、かつての米領事館を背にそう語った。灰色がかった木造の建物。カラフルな周囲の家々とは異質の雰囲気を醸し出している。1940年、米国はナチス・ドイツのデンマーク占領を機に安全保障上の戦略から領事館を開設。その後、グリーンランド基地・・・
アッと驚く『地球温暖化』は良いこと尽くめ、との毎日新聞の記事 (^_^;)
トランプ政権が「パリ協定」離脱を通告した11月5日毎日新聞をうっかり読めば、今までのメディアの『約束事』(トランプ批判)と勘違いする。ところが慎重に中身を読めば今までのリベラルメディアの主張『温暖化で地球の壊滅的危機とのヨハネ黙示録的な終末論』とは180度逆に、『地球温暖化』で最北端にあるグリーンランド経済が活性化して独立機運まで盛り上がる超楽観的なパラダイス理論だった。
海氷が減って政情不安のスエズ運河やパナマ運河経由よりも、はるかに短距離で安全な北極海航路の開設や北極圏の膨大な地下資源の開発など数々の『地球温暖化』の効用を指摘する、詐欺か手品のように『中身』と『見出し』が逆さま(正反対)の摩訶不思議な偽装記事。 (有料記事で毎日新聞購読者でもネットで読めない仕組み)
『今よりも住みやすく平和だった1000年前の温暖な地球環境』
厚さ2000メートルもの氷で覆われたグリーンランドの住民の大部分は極北の狩猟民イヌイット(エスキモー)の末裔だが、今より温暖だった1000年前は草木が茂っていて農業や牧畜のアイスランドのバイキングが入植しグリーンランドと命名、コロンブスより500年も早く島伝いにヨーロッパ人としてアメリカ大陸(ビンランド)に到達していた。
1000年前の地球環境は温暖で日本でも平安時代が続いたが欧州も温暖で平和だったので人口が増加。ところが、その後の寒冷化でグリーンランドの入植地は全滅。撤退したバイキングたちは南を目指してフランスやイギリス、スペインに遠征、遠くイタリアのシチリア島を占領する。寒冷化で農業が出来ない無人のグリーンランドには狩猟民のエスキモーが移住、今のようなイヌイットだけが住む氷の島になった。(★注、この毎日新聞の『温暖化で北極圏が宝の山に』は1000年前のグリーンランドには一切触れていないが、もちろん記者は歴史的事実を良く知ってた上で記事を書いていた)
太陽の黒点が激減 「氷河期」到来の可能性 2018年02月05日 | 地球温暖化
アイスランド、レイキャビクのハットルグリムス教会前に立つレイフ・エリクソン(赤毛のエイリーク)像。北欧バイキングがコロンブスより500年早くアメリカ大陸に達した事実は伝承だけではなく1000年前の北米の遺構からも証明されている
『バイキング、知られざるその壮大な歴史』北米へ欧州から最初に渡り、ロシアの基礎も築いた中世の「襲撃者」
氷に覆われた北の荒野で、王や戦士、ドラゴン、トロルたちが活躍する『ヴァイキング〜海の覇者たち〜』や『ゲーム・オブ・スローンズ』などでは、ドラマチックで多分に暴力的な物語が繰り広げられるが、その元となっているのが、「サガ」と呼ばれるアイスランドの古い物語だ。歴史家のエレナー・ロザモンド・バラクロウは『北欧の向こうへ:バイキングの航海と古代北欧サガ』において、サガの世界を探究し、虚構の中に隠れた事実を探り出すことで、バイキング、すなわち中世のスカンジナビアのノース人がただレイプや略奪を繰り返していただけの人々ではない(抜粋)
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