goo blog サービス終了のお知らせ 

逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「鶏を割くに焉くんぞ牛刀を用ひん」F-22ラプターがISIS(イスラム国)を空爆

2014年09月26日 | 軍事、外交

『世界で一番高価格な戦闘機F-22ラプター』

『1年遅れのシリア空爆、待ち望まれた(やっと始まった)アメリカ軍のISIS攻撃』
アメリカのABCニュースによると、今までのイラク・アフガニスタン・リビアでアメリカ軍が空爆を行った際には使用されなかった、アメリカ空軍の最新鋭ステルス戦闘機F-22ラプターがシリア領内のイスラム教過激派組織ISIS(イスラム国)の空爆で、初めて実戦投入されたことが明らかになった。
高いステルス性能があるF-22ラプターの開発・生産には、670億ドル(約7.2兆円)もの予算が投じられたことで『世界で最も高価な戦闘機』とも呼ばれ、当初の750機配備予定を4分の1の188機の配備にとどまっている。(しかも議会が輸出を禁止したので日本など他国に売ることが出来ず投資額を回収できない)
最新鋭ステルス戦闘機F-22ラプターは機体本体が高額であるばかりか、高いレーダー回避機能を維持するためには飛行毎に特殊な整備が必要で、毎回の運用コストが極端に高くなったことが原因とされている。
最新鋭ステルス戦闘機F-22ラプターですが、アイデア技術力では素晴らしいし『特殊な役目』が可能だが、実際の運用面では大失敗作(欠陥品)だったNASAのスペースシャトルとか米海兵隊のオスプレイに類似した阿呆臭い『笑えない、笑い話』。
いくら異次元のテロ組織でも空軍力がないISIS(イスラム国)の空爆に最新鋭ステルス戦闘機F-22ラプターの投入とは、正に 『鶏を割くに焉くんぞ牛刀を用ひん』の見本である。
多分『アメリカの本気度(逆らうものは容赦しない)を関係する各国政府に、はっきりと見せつける』との、別の目的(必要)があったのだろう。

Nightmareアメリカ空軍がアルカイダ空軍になるナイトメア(悪夢)

1年前にはシリア反政府軍( 実質はアルカイダ系のISIS)を支援してシリア政府軍を空爆する寸前まで前のめりに『軍事』で暴走していたアメリカ(オバマ)だが、プーチン(ロシア)のお蔭で寸前で際どく回避することに成功し、オバマ大統領は危うく難を逃れて面目を保つっている。
一難去ってまた一難。
戦国乱世も極まれり。今回はアメリカ軍だけではなくISIS(イスラム国)を支援(育成)していたサウジアラビアやカタールなど王政の湾岸諸国5カ国も有志連合としてイスラム国(ISIS)空爆に参加している。
アメリカや湾岸五カ国のシリア領空爆ですが、これは下克上の戦国時代では無くて、正統な天皇が同時に2人もいた南北朝時代のように『昨日の敵は今日の友』で敵と味方が一定ではなくて次々入れ替わる。戦況しだいで裏切りや寝返りが横行して、少しも平和でなかった『太平記』を髣髴させる話である、
アメリカを筆頭に誰も彼もが、全員が勝ち馬に乗ろうと必死なのでしょうが余りにも浅ましい。(今回の空爆にはイギリスやドイツなどNATO諸国は参加を躊躇している)

『去年、231年ぶりに軍事介入(シリア空爆)を否決したイギリス議会の快挙

1年前、化学兵器使用疑惑を口実にして、問答無用とシリア空爆をアメリカ(オバマ政権)のケリー国務長官強硬に主張する。(化学兵器使用疑惑で潘基文事務総長は国連調査団は30日まで調査を継続、31日午前には国連に報告できることを示唆して、アメリカの軍事暴走を必死に止めている)

このような状況の中でイギリスは国連安全保障理事会の決議が得られなくても、シリアへの軍事攻撃に踏み切ることが合法的であると主張する。キャメロン首相は2013年8月29日夜にイギリス議会において、『シリアへの軍事行動』の採決を行うも反対多数で否決されていた。
首相(イギリス政府)提案の軍事行動英国議会が否決して、戦争を止めたのは数百年ぶりの椿事である。

『屁理屈と膏薬は何処にでもつく』

麻薬売買を取り締まった中国に対するアヘン戦争(1840年~1842年)でも『自由貿易の保護』の名目で、イギリス議会の僅差の承認の下で極悪非道な侵略戦争が行われている。
イギリス本国における奴隷貿易は1807年に違法とされたが、対照的に麻薬が禁止されるのは第一次世界大戦末期の1917年、それ以前ではアヘン等の麻薬の吸引などは野放し状態で一般市民とか子供でも鎮痛剤として使用していた
1年前にシリア空爆を議会が否決して止めたイギリスですが、このように政府の戦争を『議会否決』したのは、1782年に米国の独立戦争をめぐる戦闘継続をイギリス議会(国民)が一票差で否決して以来、実に『231年ぶり』の椿事中の椿事だった。
善良なみなさんが全員信じている世界の手本となるイギリスの議会制民主主義とは擬装であり、基本的にインチキなのです。(イギリス議会は231年間、市民の意思に反して一貫して戦争を煽っていた)
ニュールンベルグ軍事裁判でナチスのヘルマン・ゲーリング提督(
ドイツ空軍総司令官)が指摘したように、本当に議会が国民の代表だったなら、(一般市民には利益が無いので)そもそも絶対に戦争にはならないのである。
『アメリカ独立宣言』は1776年7月4日だが戦争が終わったのは1783年。イギリス議会が戦闘継続を否決した翌年である)

『手の平返すアメリカと、置いてきぼりのイスラエル』

1年前には米軍や湾岸諸国が、反政府軍(実体はISIS)を支援してシリア空爆を画策していた。
ところが1年後には手の平を返してアメリカ軍がシリアのISIS(イスラム国)を空爆した9月22日ですが、『勝ち馬』に乗り遅れたイスラエル軍が占領するシリアのゴラン高原でシリア政府軍の戦闘機を撃墜している。

また同じ日にイスラエル軍が数千人のパレスチナ人を大虐殺する口実となったユダヤ3少年殺害事件で最後まで逃亡していたパレスチナのハマスの活動家2人を殺害して『ハマスが犯行を認めた』との、無理筋の胡散臭いプロパガンダを行っていた。
(ウクライナ東部でのマレーシア機撃墜の数時間遅れで同じ日付けの7月17日だったイスラエル軍のガザ侵攻『大虐殺』と同じで、今回のシリア反政府軍(実体はISIS)を叩いたシリア領空爆と同じ日付の9月22日に起きたイスラエル軍のシリア政府軍戦闘機の撃墜は連動している可能性が高い)

『手の平返したアメリカと、何故か一人だけ正しいイラン』

米軍のISIS(イスラム国)空爆以前には、シリアやロシアは国連の安保理決議もなく当該国(シリア)の要請もない空爆は、国家主権を侵害する『侵略行為である』と明確に正論を主張していたのである。
ところが実際に22日に空爆が開始されたら、『正論』を語っているのは今ではイラン一国だけなのです。
(ロシアやシリアは何故か沈黙している。一言も『主権侵害』とはいわない)
シリア政府ですが、事前にアメリカからISIS(イスラム国)空爆の情報提供を受けている事実は明らかにしたが、それ以上を語らない。しかしアメリカに対する苦情とか非難の類が一切無いのですから、報道されていないだけで裏では極秘の2国間会談とかロシアも含めた3国合意が行われている可能性が高いのである。
では今、何が起きているのだろうか。
マスコミが華々しく報道するので皆が注目する9月22日から始まったISIS(イスラム国)への空爆ですが、米軍制服組トップであるデンプー統合幕僚会議議長は
空爆自体には軍事的な意味が低い(地上軍との連携が必要)と米議会で明確に証言しているのです。
(空爆だけなら軍事的には大した意味がない)

『逆らえば「石器時代に戻す」とパキスタンのムシャラフ大統領を脅迫したアメリカ(アーミテージ)

空爆は軍事的な意味が低い。ところがオバマ大統領は最初から地上軍の投入を明確に否定している。 (軍事ではなく、政治的な意味で空爆した?)
実は8月22日から始まった米軍の空爆には意味が無く、サウジアラビアなど今まで
ISIS(イスラム国)を支援していた勢力が空爆に協力したことが大きい。
13年前の2001年の9・11事件発生で、それまでパキスタン軍情報部(ISI)が大事に育成していたアフガニスタンのタリバンを攻撃する下準備として、アメリカ国務省のアーミテージが、パキスタンが協力しないなら爆撃して『石器時代に戻す』と、パキスタンのムシャラフ大統領(陸軍参謀総長)を脅迫している。
今回のシリア領空爆ではサウジアラビアに対して、13年前のパキスタンに対する露骨過ぎる恫喝と 同じことが起きていたのであろう。
金持ちだが軍事力が弱小なサウジアラビアや湾岸諸国とは大違いで、パキスタンは100万人以上の世界第7位の規模の強力な軍隊を持っている地域大国であるばかりか核保有国でもある。
パキスタンに対して『石器時代に戻す』と脅迫出来るなら、サウジ相手なら2万倍以上、もっと恫喝出来る。
アメリカのABCニュースが今まで使用されなかった最新鋭ステルス戦闘機F-22ラプターが初めて実戦投入された事実を報じたのは、軍事的な意味は小さいが十分に政治的な意味があった。(レーダーで捕捉されないF-22ラプターは『First Blood』の要人暗殺兵器として最適 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 常軌を逸した「朝日叩き」に... | トップ | 3000万トンの放射能汚染... »

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
陳腐なノーベル平和賞 (のすひろ)
2014-09-25 17:32:27
非核三原則の裏で秘密裏に取引していた佐藤栄作といい、2009年、オバマ氏が大統領就任後の最初の数ヶ月で行なった演説だけで平和賞を受けたオバマといい、なんとも陳腐なノーベル平和賞ですね。

オバマ個人としてはしたくもない攻撃であっても大統領ではそうもいかない事情もあるのでしょうがそれならノーベル平和賞など返上すべきでしょう。

F22などこれで本番での性能テストと展示が行えた、さあ同盟国諸君買ってくれ給えとでもメーカーは考えているのか。

一市民からしても、アメリカはもう破れかぶれの感が感じられますけど
返信する
また国連軽視 (ましま)
2014-09-25 19:55:02
最新鋭ステルス戦闘機による攻撃は、完全な国家に対する武力行使です。
テロとの戦いなら、国連加盟国に対する警察力援助が精いっぱい。
アメリカもついにイスラム国を国家として認めてしまったわけで、国連はまたコケにされてしまいました。
日本がそんなところの常任理事国になっても、益するところは何もなく、マイナスだけだからやめた方がいい。
返信する
アメリカの自衛権と他国でそれ以上に奪われた命 (鳩と共生)
2014-09-26 01:11:27
実際にアメリカがシリア領に空爆するとは思わなかったので今回の空爆は正直 予想外の展開でしたが 今現在の所 アサド政権軍・政府軍事施設などは攻撃していない様なので 仰る様に水面下で ロシア政府とシリア政府に対する了解・根回し・確約があったと見るのが妥当かもしれません。

今回の米軍の空爆に一緒に同行しアサド政権打倒に積極的でISIS(傭兵)を送り込んでいた親米湾岸産油国(サウジアラビア・カタール)に対する牽制の意味合いもあるのは私自身 思いつきませんでしたし新しい切り口でした。 

サウジアラビア・カタールが今回の空爆に消極的だったのも納得です。

イランは当初から空爆の危険性を主張していましたが現在 周辺諸国で人道的な観点からも空爆に抗議・反対しているのはイランだけになってしまいましたがこの主張は平和的な観点として主張し続けてほしいと思います。


個人的な私の気持ちですが 今までアメリカのアサド政権打倒プログラムに貢献してきた味方のISISの人達を雲行きが怪しくなったからと言って簡単に見捨て今度は圧倒的な軍事力(空爆・巡航ミサイル)で対抗手段のないISISの人達の尊い命を平気で奪う様は悪魔の様です。

リビアの時も カダフィ政権打倒に地上軍として貢献したアフガニスタンから勧誘してきたヒラリークリントン国務長官と一緒に写真に写っていたアルカイダ系の傭兵の人達を用が済んだら平気で殺したと聞きます。

自分(アメリカ)が育てた傭兵組織(アルカイダ・ISIS)を利用し用が済んだら今度は敵として扱い虐殺し軍産複合体が潤う。 この循環を止めなくてはいけないと思います。 

アメリカという国は本当に恐ろしいと思いますし竹箆返しを受ける日もそう遠くないと思います。  


返信する
2008年から続く世界の危機。断末魔の資本主義 (宗純)
2014-09-26 09:47:43
のすひろさん、コメント有難う御座います。

佐藤栄作の非核三原則のインチキですが、これのうそがばれたのはつい最近で数十年もの長い間、国民を騙していた。
日本国の非核三原則ですが、情けない話だが、左翼でも多くの人が騙されていたのですよ。
持たず作らず持ち込ませずの三原則ですが、核兵器は売買出来ないのですから、実は二原則。持たずと作らずは意味が重複。
しかも日本はアメリカ『核の傘』を認めているのですから、一番肝心な『核兵器を使わない』では無いのです。
その逆の『いざとなったら、躊躇無く核兵器を使う』が日本国の原則なのですよ。
日本の核政策とは、実はとんでもなく恐ろしいのです。
この事実を他所で主張したのですが、誰も信じないのですね。無邪気に非核三原則を信じていたのには呆れ返る話です。
日本の御粗末な嘘は数十年騙せたのです。
ところが、何と情報大国のアメリカのオバマのうそが1年も持たないなど、本来なら絶対に、ありえない話なのです。
ところが、その有り得ない話が今の世界では連続して起きているのです。
これはもう『アメリカはもう破れかぶれ』なのですよ。資本主義自体が断末魔。終わっているのですね。
フランスのサルコジ元大統領がリーマンショック以来の世界経済と言うかアメリカ経済の危機が少しも終息することなく益々拡大していることを指摘しているが、
アメリカとかNATOが2,011年のアラブの春で中東の世俗政権を次々と打倒して、破綻国家を大量に作っているのも、
これは、わざと解決不能の騒動を起こしているのです。
しかし、騒動自体には何の意味もない、猫だましの、可能性が高い。
シリアにしてもウクライナにしても同じで、何でも良いから人々の目を本質から逸らしたいのですよ。
多分恐ろしい破滅が、目の前に迫ってるのです。
返信する
露骨過ぎるアメリカのダブルスタンダードと、心変わり (宗純)
2014-09-26 10:53:20
ましまさん、コメント有難うございます。

ISIS(イスラム国)への空爆ですが、政府からの要請があるイラク領への空爆ではフランスやベルギーなどNATO加盟国の欧州諸国が参加すると言っているが、
これと対照的なのがシリア領への空爆です。
欧州各国ですが、全員が『主権侵害の恐れがある』として二の足を踏む。
今のところNATOからは誰一人も参加しないが、その埋め合わせがサウジアラビアなどの王政国家。不思議な構図になっています。
実は西欧のフランス、イギリス、ドイツ、イタリアにとっては距離的にウクライナとシリアが同じなのですね。
自国の市民を爆撃して殺しているとしてシリア政府軍を攻撃しようとしていた去年のアメリカの言い分が正しいとすれば、
今年にはウクライナのキエフ政権を空爆する必要があるのでね。
ところが正反対にロシアに対して経済制裁しているダブルスタンダード。
しかも今回はNATOが応援していた反政府軍のほうを空爆すると言うのですから無茶苦茶。
たったの1年前の話なので、アメリカ以外の国々は全員が忘れず、完全におぼえているのです。
爆撃する目標が、猫の目のように変わったのは、幾らアメリカの同盟国とはいえ、これではアメリカについていきたくても着いていけない。
国連軽視と言うよりも、今回はアメリカの内部の権力抗争が起きているのかも知れません。
我が日本国が安倍晋三一人ではないように、アメリカも戦争大好きのネオコンとか軍産複合体だけでは無くて、まともな人も大勢いると思いたいですね。
返信する
戦国乱世の裏切りの報い 、それにしても浅ましい (宗純)
2014-09-26 13:57:45
鳩と共生さん、コメント有難う御座います。

シリア領のISIS(イスラム国)への空爆ですが、
米軍トップのデンプー統合幕僚会議議長がはっきり指摘しているように、空爆自体にはそれ程大きな意味が無い。
政治的な意味(意思表示)が目的でしょう。
アメリカの作戦なのに、今回は欧州諸国が、全員不参加である意味は限りなく大きい。世の中が大きく変化しているのです。
アメリカの権威が、これ程傷ついた事例も珍しい。『アメリカの正義』を誰も信じていないのです。
今回、アメリカと共同作戦に参加したのは、およそ西欧の自由と民主主義とは正反対のサウジアラビアですよ。
サウジアラビアのワッハーブ派とは、80年の時差があるだけで丸っきりがISIS(イスラム国そのものなのです。

21世紀のイスラム国(ISIS)建国は20世紀のサウジアラビア建国と同一(資料)
2014年09月15日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/e1004702eda0dab817f5fd4ee04fcc0f
寝返った敵方の武将を、先鋒として攻撃させて忠誠心を試すのは戦国時代では常識なのですが、今回は正にこの手法ですね。
今までの自分の味方(仲間)を攻撃するのですから、残酷な仕打なのですが、サウジアラビアの建国自体が戦国の国取り物語。イギリス情報部がイスラム過激派野中でも一番危険な連中を使ってオスマントルコと攻撃する。
150年前に日本の一番危険な破壊的カルトの狂犬勢力である長州を利用して、日本の正統な政府(江戸幕府)を破壊する。
江戸幕府がアメリカなど列強と結んだ通商条約の関税率は欧州各国並の20%だったのですが、長州の妄動の結果、アヘン戦争に敗れた中国を同じ5%に引き下げられているのです。関税自主権を日本が取り戻すのは半世紀後の日露戦争の後の話。
日本の近代化ですが、イギリスに踊らされた長州さえいなければ遥かに速く実現していた可能性が高いのです。
同じことがアラブ社会にも言えて、もしもイスラムの聖地のあるアラビア半島をワッハーブ派が押さえなければ、今の様なイスラム原理主義の跳梁跋扈は有り得ないのです。
もちろん、この程度は欧米の政治家ならみんな知っている。ただ不都合なので言わないだけなのです。
本当にアメリカやNATOがISIS(イスラム国)を押さえたいと思っているなら、生みの親である一心同体のサウジアラビア(ワッハーブ派)を叩かないと話にもなりません。
ひょっとしたらですが、今までとは180度態度を変えて、サウジアラビアを叩く選択肢を用意した可能性まである大事件ですね。
さて、これからどうなるのか。今までと同じでサウジアラビアのワッハーブ派を見逃すのか。それとも手のひら返しで叩くのか。
今後の展開が注目されます。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

軍事、外交」カテゴリの最新記事