ハンドルもペダルもない自動運転車、米GMが19年に実用化へ
ニュースライドシェアサービスでの商用化を計画
米ゼネラルモーターズ(GM)は12日、決められたエリアで人間が運転に関与しない「レベル4」の自動運転車について、2019年までに実用化する準備が整ったと発表した。マニュアル操作するためのハンドルもブレーキペダルもなく、自動運転のライドシェアサービスとして19年に商用化する予定だ。
ただ、車両が現行の連邦安全基準を完全に満たしていないことから、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に安全評価の報告書を提出し、同車両の公道での試験走行認可を要請している。
この「クルーズAV」は、16年5月に買収した自動運転関連のスタートアップ、米クルーズ・オートメーションの技術をもとに開発を進めているもの。GMの自動運転仕様の電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」は現在、サンフランシスコやアリゾナ州フェニックス、それにデトロイトの公道で走行実験を実施中。クルーズAVはその4代目となる。ミシガン州オライオンの組み立て工場で生産される。
現行の自動運転車の走行試験では、人間の運転者の同乗とともに車両へのハンドルやブレーキペダルの設置を求めている。GMの説明では、安全性を高めるためバックアップの自動運転制御システムを搭載し、何か問題があれば自動的に速度を落とし、道路脇に停止するという。
グーグルのウェイモなどが他社と連携しながらレベル4自動運転の実用化を目指す一方で、GMは買収を通した自社開発に力を入れている。6億ドルとも言われる金額で買収したクルーズのほか、17年10月には低コストの光レーザースキャナー(ライダー)を開発する米ストローブも取得している。
グーグルやその自動運転部門のウェイモもハンドルなし・ペダルなしの自動運転車を志向しているが、大手のGMが乗り出したことで、自動運転車に取り組む企業や規制当局の動きが加速しそうだ。
ただ、車両が現行の連邦安全基準を完全に満たしていないことから、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に安全評価の報告書を提出し、同車両の公道での試験走行認可を要請している。
この「クルーズAV」は、16年5月に買収した自動運転関連のスタートアップ、米クルーズ・オートメーションの技術をもとに開発を進めているもの。GMの自動運転仕様の電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」は現在、サンフランシスコやアリゾナ州フェニックス、それにデトロイトの公道で走行実験を実施中。クルーズAVはその4代目となる。ミシガン州オライオンの組み立て工場で生産される。
現行の自動運転車の走行試験では、人間の運転者の同乗とともに車両へのハンドルやブレーキペダルの設置を求めている。GMの説明では、安全性を高めるためバックアップの自動運転制御システムを搭載し、何か問題があれば自動的に速度を落とし、道路脇に停止するという。
グーグルのウェイモなどが他社と連携しながらレベル4自動運転の実用化を目指す一方で、GMは買収を通した自社開発に力を入れている。6億ドルとも言われる金額で買収したクルーズのほか、17年10月には低コストの光レーザースキャナー(ライダー)を開発する米ストローブも取得している。
グーグルやその自動運転部門のウェイモもハンドルなし・ペダルなしの自動運転車を志向しているが、大手のGMが乗り出したことで、自動運転車に取り組む企業や規制当局の動きが加速しそうだ。
個人的に、この自動運転とやらには興味はないのですが、やはり技術の進化上、ある程度仕方ない面もあるのでしょう。
例えばカメラのオートフォーカスでも、実用化されたのは80年代ですが、実際には、その20年前からプロジェクトは進んでいました。
デジカメだって、実は70年代からプロジェクトは進んでいたのですが、キヤノンAE-1なんかを喜んでいた人たちの一体何人が、デジカメなんかを知っていたでしょうか?
そんな風に、先進技術というものは、一般的に皆が認知するよりも遥か以前からプロジェクトが進んでいるもので、自動運転も、その一つだと言えるでしょう。
まあ実際の所、自動運転よりも、無人運転のほうが最終目的なんでしょうけど、やはり実用化には、相当失敗も繰り返さないと熟成しないのではないでしょうか?
例えばオートフォーカスでも、実際に実用レベルに達したのは、85年のミノルタα7000から10年は掛かりました。
カメラなら、最悪でもピントが合わない位ですが、車だと、その最悪は死亡事故です。
しかも、自動運転だけの車が走る環境でなく、様々な大きさ、スピードの車を様々な運転技術のドライバーが運転し、しかも、自転車、オートバイ、歩行者等、様々な相手を考慮する必要のある自動運転…仮に来年発売したとして、安全と言えるレベルになるのに何年掛かるのでしょうか?
それに、この自動運転というものは、各社別々のシステムを採用していたら、中々上手く行かないでしょうし、何れ規格の設定もあることでしょう。
ソレを出し抜くため…という風にも見えますが、その為に尊い人材が犠牲にならない事を願うばかりです。
コメント
No title
2018-01-13 22:48 m0p4r URL 編集
No title
というのも昨年実家に帰省した時に何故か父親の車がマークⅡからフィットに変わってまして・・・
いわゆる「アクセルとブレーキの踏み間違え」という典型的な老人のミスをやらかしたらしいです。
幸い単なる壁だったので、車以外は大事には至らなかったそうですが・・・
ABSやエアバッグの様に普及してくれる事を望むばかりです。
2018-01-14 01:06 Monji URL 編集
No title
あの箱型デザインって、結局はデザインのコストダウンだと思います。
もうアメリカは面白い車なんか走っていませんし、キューバも古い車は良いけど、新しいのはイマイチ。
今やカムリなんかでも立派な車に見えますからね…。
2018-01-14 05:46 消え行くアメリカ車たちを追って URL 編集
No title
まあ、自動ブレーキは何とかなってきたよね。
やっぱ踏み間違えね…相手が居なくて良かったね。
普段ブレーキとアクセル別の足で踏んでる?自動ブレーキというか、この手の技術も50年代から開発してるんだから、まあ時間はかかってるね。
因みに初期のアメリカで開発された装置は、近寄ってきた車にホーンを鳴らすだけ…。
2018-01-14 05:51 消え行くアメリカ車たちを追って URL 編集