リンカーン・マークⅦ サイドモールのデザイン的役割 Lincoln MarkⅦ
カーデザイン スタジオ 流石はリンカーンとあり、高級感の有る仕上げですが・・・何処かが間延びしている様に見えます。
リンカーン・マークⅦが発売されたのは、1983年のことで、兄弟車のフォード・サンダーバード、マーキュリー・クーガーと共に、従来のゴシック調スタイルを捨て去り、ヨーロッパ的なラインで登場しました。
その中でも、マークⅦは、やはり最高級というだけあり、他の2者と比べると、比較的直線的で、ある意味、よりアメリカ的なテイストを残していました。
ところがこの車・・・・どうもデザイン的にイマイチ・・・・というのが、私の正直な感想でした。兄弟のサンダーバードの方が、バランスが良い様に思うのです。
コチラはサンダーバード・・・・高級感では劣るものの、正直コチラの方がバランス良く見えます。
一体何がいけないのでしょうか?
コチラはマークⅦを横から見たモノですが・・・・・やはり何処か間延びしています。
トランクに残る伝統的なホイールアーチ、独特な形状のリアガラス辺りには、好感を持っているのですが・・・・。正直クウォーターガラスの形状も、出来るなら、もう少し色気を出したいところですが、もう少し簡単なところに手を加えましょう・・・・。
正直、これだけでも随分と精悍さが増しました。単に、クローム仕上げのサイドモールの位置を持ち上げ、バンパーの上面に合わせただけで、こんなに印象が変わるのです。
そして今日、殆どの車から、ドアモールが消えてしまいました。コストダウン、空力・・・・理由は有るのでしょうが、やはり、プロテクターとしての役目も当然ですが、デザインを引き締めるという役割も決して少なくないだけに、残念なことです。
リンカーン・マークⅦが発売されたのは、1983年のことで、兄弟車のフォード・サンダーバード、マーキュリー・クーガーと共に、従来のゴシック調スタイルを捨て去り、ヨーロッパ的なラインで登場しました。
その中でも、マークⅦは、やはり最高級というだけあり、他の2者と比べると、比較的直線的で、ある意味、よりアメリカ的なテイストを残していました。
ところがこの車・・・・どうもデザイン的にイマイチ・・・・というのが、私の正直な感想でした。兄弟のサンダーバードの方が、バランスが良い様に思うのです。
コチラはサンダーバード・・・・高級感では劣るものの、正直コチラの方がバランス良く見えます。
一体何がいけないのでしょうか?
コチラはマークⅦを横から見たモノですが・・・・・やはり何処か間延びしています。
トランクに残る伝統的なホイールアーチ、独特な形状のリアガラス辺りには、好感を持っているのですが・・・・。正直クウォーターガラスの形状も、出来るなら、もう少し色気を出したいところですが、もう少し簡単なところに手を加えましょう・・・・。
正直、これだけでも随分と精悍さが増しました。単に、クローム仕上げのサイドモールの位置を持ち上げ、バンパーの上面に合わせただけで、こんなに印象が変わるのです。
この事からも、たかがドアモールとは言え、デザインに与える影響は極めて大きい事が分かります。何といっても、見るものの視点を大きく左右する要素だけに、本来ならデザイン工程で、それこそミリ単位で取り付け位置を決める必要が有るのですが・・・・。
そして今日、殆どの車から、ドアモールが消えてしまいました。コストダウン、空力・・・・理由は有るのでしょうが、やはり、プロテクターとしての役目も当然ですが、デザインを引き締めるという役割も決して少なくないだけに、残念なことです。