ホンダとの統合は破断・・・日産の将来
日本車
ホンダとニッサンの統合ということで合意しかけていましたが、それが急に破談となってしまいました。
取締役から子会社化に反対意見ということですが・・・。
そんな事しちゃって大丈夫なんでしょうか?
今の取締役というと、日産がトヨタに続いて第二位で、越えられない壁を挟んでホンダ、マツダ、三菱辺りが競っているという時代を体験していることでしょう。
同時に90年代後半の惨状も知っている筈なのですが・・・。
先ずは今の日産ですが、2位のホンダとの間に越えられない壁が有る位に逆転されているのです。
そして経営状態も、技術レベルもホンダの方が遥かに健全と言えます。
その両者の統合となると、ホンダが優位になるのは当然のことです。
2位時代を知っている経営陣は、それが許せないのでしょう。
日産はあくめでも対等の合併を求めている様ですが、それは無理ってものです。
5年前にカルロス・ゴーンが逮捕された時、今からが正念場だということをあえて強調しましたが、案の定、思った通りになってしまいました。
結局は年配者のプライドが許さないということなのでしょうけど、そんなことしてたら、やがて更に状況は悪化しますよ!今までダメだった連中が、今後良くできると本気で思っているのでしょうか?
絶対に無理だと断言しておきましょう!
カルロス・ゴーンを追い出したところで、残ったのはゴーンの腰巾着みたいな無能な連中です。有能な人材は軒並み排除されてしまったことでしょう。
10年も殆どモデルチェンジが出来ない、市場に出している車に競争力なし、先進技術もダメ、ハイブリッドもガソリン車も他社に遅れている・・・全く何も良い所が無いじゃないですか!
かつてはオッサン車のトヨタに比べて、よりお洒落でパーソナルな雰囲気で人気のあったニッサンですけど、既にその時代を知る人は顧客ではありません。ゴーン時代にトヨタとの競争を止めて、ルノーへのシャシーを供給するための会社になってしまったのです。
もうこうなったら、外資に買われる以外に無いと思いますが、良いんでしょうか?必要な部分だけ取られて残りは捨てられますよ!日本よりも遥かに無慈悲な切り捨てされますよ!
結局はアホな老害の、何の意味も持たないプライドの為に会社の運命が暗転するという典型ですね。
今の日産に、ホンダと対等になるだけの価値がないという事実を認められないために、外資の餌食となる運命です。