『Listening Booth: 1970』
Listening Booth: 1970 (2010/07/20) Marc Cohn |
マーク・コーンが昨年7月にリリースした『Listening Booth: 1970』は1970年に発表された名曲のカヴァー集。佐野元春さんDJのNHK-FM『Motoharu Radio Show』でも昨年10月5日放送にて「今月の3Picks」の一枚として取り上げられ、ポール・マッカートニーの「Maybe I'm Amazed(恋することのもどかしさ)」とブレッドの「Make It With You(二人の架け橋)」 のカヴァーをかけて下さってましたが。僕も心惹かれるものがあり収録曲目をチェックしてみると、他にもキャット・スティーヴィンスやジョン・レノンをはじめ、ポール・サイモンやヴァン・モリスン、更にJ.J.ケイルやスモーキー・ロビンソンもあれば、グレイトフル・デッドやC.C.R.もあってと実にゴキゲンな選曲で、何よりそうした中にバッドフィンガーの「No Matter What(嵐の恋)」を見つけて大感激。しかしまだその時点では(別に欲しいCDもいろいろとあって)優先順位はそう高くなく、とりあえずWish Listに入れただけの状態で後回しにしてたところ(汗)、年末にお友達から「マーク・コーンの悪指カヴァー良かったよ!もう買った?」という情報を頂戴し(感謝)、慌てて教えて貰った彼の公式サイトをチェックしてみたら、何と
「嵐の恋」はエイミー・マンとのデュエット
と記載されてるではないですか!?(言う迄もなく彼女も悪指ファンで、彼女がカヴァーした「Baby Blue」は『カム・アンド・ゲット・イット~バットフィンガー・トリビュート』にも収録されていました)。しかもマーク・コーンの写真をみたら、
彼、僕と同じく左利きじゃないですか!?!?
それで俄かに親近感のようなものを抱くと共に(笑)俄然興味も増して、晴れて僕の2011年初買いCDとなったんですけど、実際このエイミー・マンとのデュエットによる「嵐の恋」のカヴァーがオリジナルの魅力とはまた違う、ペダルスティールをフューチャーしたフォーキーなアレンジがいい塩梅で、何とも心地いいんですよ!(全曲、彼の公式サイトでも試聴出来ますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい)。
http://www.marccohn.net/
残念ながらエイミー・マンとのデュエットではないものの、You Tubeでマーク・コーンが「嵐の恋」を歌ってる動画も発見(でも、これもなかなかいいんだ!)。
ジョニー・リヴァースやポール・キャラック、マイケル・マクドナルドらも歌ってたヴァン・モリスンの名曲「Into the Mystic」のカヴァーも渋くて味わい深いこと(先週の満月の夜、寝しなにこれ聴いてました。音はこっちの方がいいかな)。一度でいいから、「嵐の恋」や「恋することのものどかしさ」等と共に生で拝聴してみたいものです。
- 関連記事
-
- 春のバッドフィンガー愛聴週間2011 (2011/04/29)
- 『Listening Booth: 1970』 (2011/02/24)
- The Best Of Apple Records (2010/09/13)
- レコスケ・レディオショウ♪ (2009/05/17)
- An Apple A Day (2009/05/02)
| Badfinger | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑