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Sweetheart Of The Radio

2006年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年07月

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素敵なSummer days♪

 サマー・デイズの画像  『サマー・デイズ』 / ビーチ・ボーイズ 来月のCRTは海の日「ビーチ・ボーイズまつり」。そして遂に待望の杉真理さんゲスト出演が決定!きっと杉サマーのスマイル効果で会場もグッド・ヴァイブレーションなら、楽しいお話でファン・ファン・ファンだろうし、想像しただけでも楽しそうだなぁ・・・(ヨダレ)。まだ夏の18切符は使えない けど、思い切って東京行っちゃおうかなぁ~、何なら岩本テルみたいに東海道てくてく歩いて(ウソ・泣笑)。 そんな訳で、この知らせを聞いてからというもの、僕の「サーフィン気分」モードは益々火に油状態。ブルース&テリー周辺から、いよいよ本丸に突入して、「ひとりビーチ・ボーイズまつり」でも開催しようかという勢いなのですが、その前にまずは杉サマーで景気付け。ナイアガラ山下達郎さん、村田和人さんや須藤薫さんなど、日本にもサマーポップスの名曲名盤は数あれど、やっぱり僕の「渚のカセット」には杉さんは欠かせません。    『Have a hot day!』 / 杉真理 で、当然ながらまず最初に手を延ばしたのは『Have A Hot Day !』。これぞ夏の名盤にして僕の中では定番。とくに大好きな「素敵なSummer days」は、もろ初期BB5風の曲調やコーラスもさることながら、エレキ・インストや加山雄三さんの名曲フレーズが次々と飛び出すエンディングのギターソロが何度聴いても楽しいです(個人的には、『スターゲイザー』収録ヴァージョンや「I don't Like pops」ヴァージョンより、このヴァージョンにもっとも愛着を感じます)。    『MADE IN HEAVEN』 / 杉真理 そして、杉さん流のサーフィン・ホットロッドなら、『Made In Heaven』収録の「Surfside Drive」もゴキゲンな仕上がり♪(田上さんのカッコ良いギターに加え、松尾さんや小室さんもコーラス参加されてるので、ある意味これもBOX?)。冒頭ラジカセから入る演出も大瀧さん譲りな感じもして心憎いです。 あと、『Made In Heaven』では、「渚の誓い」も僕のお気に入りの夏ソングの一つ。マイナーコード主体のメロディがどことなくGS~マージービート風味なら、歌詞にもさりげなく「二人のシーズン」とか、「夕陽がないている」「太陽はもう輝かない」といった曲名が散りばめられていて、ニンマリの連続(これも「静かなヒーロー」「シネマは踊る」同様、杉さんお得意の手法ですが、大瀧詠一さん言うところの「織り込み都都逸」ってやつですね・笑)。なかでも、イントロで拝借したヤードバーズの曲名をサビの決めゼリフに盛り込んで、「ハートせつなく」と種明かししてるところが実にお見事!(これまた「歌うよ、ケ・セラセラ~♪」状態。この辺りのの杉さんの遊び心はホント抜群です)。 その他にも、まだまだ夏の名曲が山程ある杉サマー。更にその魅力について語り出すと際限ないので、とりあえず上記3曲だけに留めておきますが(「夏休みの宿題」だけでも3日3晩かかりそうです・苦笑)、とにかく、それらを片っ端から聴くことで、CRTに行けない寂しさを紛わしつつ、梅雨の憂さ晴らしをしようかと思ってます(それで、その先に「素敵なSummer days」がやって来てくれたら言うことなしなのですが)。ということで、毎年言ってるような気がしますが、今年も僕はウキウキな夏希望です(笑)。 【引用始まり】 --- CRT & レココレ Presents Vol. 82 納涼!ビーチボーイズまつり ~無敵なサマー・デイズ~ ■今年の“海の日スペシャル”は、実に3年ぶりのビーチボーイズまつり!! 我らがポップス若大将・杉真理を迎えてお送りする、納涼!熱狂!落涙!爆笑!酩酊!のBB5夏まつり。ビールにはやっぱし、枝豆と極上ハーモニーが合うねぇ♪ ● 2006年7月17日(月・) at 東京・新宿LOFTプラスワン ● OPEN 18:30 START 19:30 ● ゲスト: 杉真理(ミュージシャン) ● 出演: 萩原健太(音楽評論家)、寺田正典(レコード・コレクターズ編集長)、       能地祐子(音楽評論家) ● 料金: \2200(飲食別) ※一般チケット発売は7月1日より、全国ローソンチケットにて(Lコード:39874) ● 問い合わせ: LOFTプラスワン 03(3205)6864 【引用終わり】 ---

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『サンシャイン・サーフィン・サウンド』

サンシャイン・サーフィン・サウンド サンシャイン・サーフィン・サウンド
ザ・ホット・ドッガーズ、オムニバス 他 (2006/06/21)
Sony Music Direct
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僕にとって2006年の上半期は、ジョニー・キャッシュカーレン・カータートム・ペティボブ・ディランを軸に「カントリー・ロック」が最大のマイブームだった訳ですが。その次に「サーフィン気分」という名のビッグ・ウェイヴが押し寄せて来てることもこれ迄書いて来た通り。そして、この流れが間違いでなかったことを証明するかのように、先月のブルース&テリー関連の紙ジャケ・シリーズに続いて、何と今月は山下達郎さんとフォーエヴァー・レコードの創始者“故・宮下静雄”さんが解説を執筆されていた超強力なサーフィン・ホットロッドのコンピレーション・アルバム『サンシャイン・サーフィン・サウンド』も6/21にCD化されたではありませんか!(すぐ廃盤になる紙ジャケばかりに気をとられてあやうく見過ごすところでした・汗)。

 http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCP000001084

ブルース・ジョンストンリップ・コーズホット・ドッガーズジョニー・リヴァース等々と、僕の手持ちの音源ともかなりの部分で重なってはいるものの(^^;)、全25曲とボリュームもあり、実にゴキゲンな選曲!今月も欲しいCDが沢山あるのですが、どうやら達郎さん&宮下さんによるアナログ盤時代の解説もそのまま掲載されているようなので、やはり「素敵なSummer Days♪」を迎える為にも、出来ればこれも手に入れておきたいところです(もう一度購入予定CDリストの優先順位見直してみます・・・)。

ところで、フォーエヴァー・レコードといえば、山下達郎さんや大瀧詠一さんも顧客リストに名を連ねていらっしゃったという大阪を代表する老舗の中古盤屋さんですが、何でも、梅田店がこの夏にも閉店するやもという噂を小耳に挟んだのですけど、本当なのでしょうか?(そうでないことを願いたいですが、もしそうなら閉まる迄に一度行っておかないと・・・)。

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サンシャイン・サーフィン・サウンド

   『サンシャイン・サーフィン・サウンド』 僕にとって2006年の上半期は、ジョニー・キャッシュカーレン・カータートム・ペティボブ・ディランを軸に「カントリー・ロック」が最大のマイブームだった訳ですが。その次に「サーフィン気分」という名のビッグ・ウェイヴが押し寄せて来てることもこれ迄書いて来た通り。そして、この流れが間違いでなかったことを証明するかのように、先月のブルース&テリー関連の紙ジャケ・シリーズに続いて、何と今月は山下達郎さんとフォーエヴァー・レコードの創始者“故・宮下静雄”さんが解説を執筆されていた超強力なサーフィン・ホットロッドのコンピレーション・アルバム『サンシャイン・サーフィン・サウンド』も6/21にCD化されたではありませんか!(すぐ廃盤になる紙ジャケばかりに気をとられてあやうく見過ごすところでした・汗)。  http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCP000001084 ブルース・ジョンストンリップ・コーズホット・ドッガーズジョニー・リヴァース等々と、僕の手持ちの音源ともかなりの部分で重なってはいるものの(^^;)、全25曲とボリュームもあり、実にゴキゲンな選曲!今月も欲しいCDが沢山あるのですが、どうやら達郎さん&宮下さんによるアナログ盤時代の解説もそのまま掲載されているようなので、やはり「素敵なSummer Days♪」を迎える為にも、出来ればこれも手に入れておきたいところです(もう一度購入予定CDリストの優先順位見直してみます・・・)。 ところで、フォーエヴァー・レコードといえば、山下達郎さんや大瀧詠一さんも顧客リストに名を連ねていらっしゃったという大阪を代表する老舗の中古盤屋さんですが、何でも、梅田店がこの夏にも閉店するやもという噂を小耳に挟んだのですけど、本当なのでしょうか?(そうでないことを願いたいですが、もしそうなら閉まる迄に一度行っておかないと・・・)。

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ホリーズと悪指

Sing Hollies in ReverseSing Hollies in Reverse
Various Artists
(1995/09/05)
Eggbert


『Sing Hollies in Reverse』は、1995年に発売されたホリーズのトリビュート盤。そう言えばこのアルバムにもコンチネンタル・ドリフターズ「I Can't Let Go」のカヴァーで参加してたなと思って、久し振りに引っ張り出してみました(一応スーザン・カウシルがリード・ヴォーカル)。

その他の参加アーティストも大半がパワーポップ勢で、正直なところオリジナルを越える感動があるとは言い難いですが、それでも全21曲72分17秒と結構なボリューム。確か当時僕は『ロッキン・オン』の輸入盤レビューで見かけて、少し遅れてからワンダーミンツによる「You Need Love」や、ジョン・ブライオンによる「ごめんね、スザンヌ」あたりを目当てに買ったような気がするんですけど、それ以外にもブラッド・ジョーンズがベースで盛り立てるビル・ロイド&Nashville Pop Co-Op「とび出せ初恋」なんかもあれば(べースはブラッド・ジョーンズ!)、ミッチ・イースターによる「Pay You Back With Interest」もあって、トミー・キーンが「キャリー・アン」をやってたりと、それなりに楽しめました(あと、ジグソー・シーンによる「恋のカルーセル」や、ラウド・ファミリー「恋は窓から」マテリアル・イシューによる「バス・ストップ」なんてのもあり。ポウジーズによる「King Midas In Reverse」なども「らしさ」が出てると思います)。

そんなふうに、パワーポップ勢は勿論、日本の歌謡曲なんかにも少なからず影響を与えてるホリーズさん達は、メンバー構成は変われども、今も現役で活動中。そして何でも、今夏「2006年インターナショナルビートル・ウィーク」(8/23-8/31)開催期間中の8/29(火)には、リヴァプールのキャヴァーン・クラブに出演されるとのこと。しかも何と、その対バンがジョーイ・モランド率いるバッドフィンガーだと聞いてビックリ!!(ジョーイにとっては故郷リヴァプールでの里帰り公演ということになりますし、悪指が当初ホリーズに対抗意識を持ってアイヴィーズと名乗っていたことを考えると、この顔合わせは実に興味深いです)。

丁度、ビートルズ・クラブがJTBと共に「夏休みインターナショナルビートル・ウィークとマジカルミステリーツアー」と題して、ロンドン・リヴァプール9日間のツアーを企画していて、それに参加すればビートルズゆかりの地めぐりやクオリーメントニー・シェリダンドノヴァンのライヴなどと共にホリーズと悪指のキャヴァーン・ライヴも観れるみたいなんですが、ただ、参加費用が43万5千円では、流石に僕如きでは手が出るハズもなく・・・(涙)。

個人的には、悪指やホリーズ、ドノヴァンをあまりビートルズ云々では語りたくないですが、でも、どうゆう形にしろ、まずはジョーイがバッドフィンガーとして活動を続けてくれることを有難く受け止めたいと思います。



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ホリーズと悪指

 Sing Hollies in Reverseの画像  『Sing Hollies in Reverse』 『Sing Hollies In Reverse』は、1995年に発売されたホリーズのトリビュート盤。そう言えばこのアルバムにもコンチネンタル・ドリフターズが「I Can't Let Go」のカヴァーで参加してたなと思って、久し振りに引っ張り出してみました(一応スーザン・カウシルがリード・ヴォーカル)。 その他の参加アーティストも大半がパワーポップ勢で、正直なところオリジナルを越える感動があるとは言い難いですが、それでも全21曲72分17秒と結構なボリューム。確か当時僕は『ロッキン・オン』の輸入盤レビューで見かけて、少し遅れてからワンダーミンツによる「You Need Love」や、ジョン・ブライオンによる「ごめんね、スザンヌ」あたりを目当てに買ったような気がするんですけど、それ以外にもブラッド・ジョーンズがベースで盛り立てるビル・ロイド&Nashville Pop Co-Opの「Step Inside」なんかもあれば、ミッチ・イースターによる「Pay You Back With Interest」もあって、トミー・キーンが「キャリー・アン」をやってたりと、それなりに楽しめました(あと、ジグソー・シーンによる「恋のカルーセル」や、ラウド・ファミリーの「恋は窓から」、マテリアル・イシューによる「バス・ストップ」なんてのもあり。ポウジーズによる「King Midas In Reverse」なども「らしさ」が出てると思います)。 そんなふうに、パワーポップ勢は勿論、日本の歌謡曲なんかにも少なからず影響を与えてるホリーズさん達は、メンバー構成は変われども、今も現役で活動中。そして何でも、今夏「2006年インターナショナルビートル・ウィーク」(8/23-8/31)開催期間中の8/29(火)には、リヴァプールのキャヴァーン・クラブに出演されるとのこと。しかも何と、その対バンがジョーイ・モランド率いるバッドフィンガーだと聞いてビックリ!!(ジョーイにとっては故郷リヴァプールでの里帰り公演ということになりますし、悪指が当初ホリーズに対抗意識を持ってアイヴィーズと名乗っていたことを考えると、この顔合わせは実に興味深いです)。 丁度、ビートルズ・クラブがJTBと共に「夏休みインターナショナルビートル・ウィークとマジカルミステリーツアー」と題して、ロンドン・リヴァプール9日間のツアーを企画していて、それに参加すればビートルズゆかりの地めぐりやクオリーメントニー・シェリダンドノヴァンのライヴなどと共にホリーズと悪指のキャヴァーン・ライヴも観れるみたいなんですが、ただ、参加費用が43万5千円では、流石に僕如きでは手が出るハズもなく・・・(涙)。 個人的には、悪指やホリーズ、ドノヴァンをあまりビートルズ云々では語りたくないですが、でも、どうゆう形にしろ、まずはジョーイがバッドフィンガーとして活動を続けてくれることを有難く受け止めたいと思います。

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ジョージのDXエディション再発

 リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールドの画像 ジョージ・ハリスン『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(1973年)が、DVD付きのデラックス・エディションで再発されるとのこと! (詳しくはCDジャーナルさんHPのニュース・ページをご参照下さい)。  http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=12016 CDのリマスターや1991年の来日公演から「Give Me Love」などの映像が入るらしいオマケDVDもさることながら、個人的にはやっぱりボートラに「バングラディシュ」や「ギヴ・ミー・ラヴ」のシングルB面 だった「Deep Blue」「Miss O'Dell」が入るのが嬉しい限り。 あれ、でも、ということは、今後ジョージのアップル/キャピトル時代のソロ・アルバムはBOXセットじゃなくて、デラックス・エディション仕様で個別にリイシューされていくということなんでしょうか・・・?

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ジョージのDXエディション再発

リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(DVD付) リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(DVD付)
ジョージ・ハリスン (2006/09/27)
東芝EMI
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ジョージ・ハリスン『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(1973年)が、DVD付きのデラックス・エディションで再発されるとのこと! (詳しくはCDジャーナルさんHPのニュース・ページをご参照下さい)。

 http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=12016

CDのリマスターや1991年の来日公演から「Give Me Love」などの映像が入るらしいオマケDVDもさることながら、個人的にはやっぱりボートラに「バングラディシュ」や「ギヴ・ミー・ラヴ」のシングルB面 だった「Deep Blue」「Miss O'Dell」が入るのが嬉しい限り。

あれ、でも、ということは、今後ジョージのアップル/キャピトル時代のソロ・アルバムはBOXセットじゃなくて、デラックス・エディション仕様で個別にリイシューされていくということなんでしょうか・・・?

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Happy Birthday

   『ピルグリム』 / ジョーイ・モランド 先週6月18日はポール・マッカートニーさんの、昨日6月20日はブライアン・ウィルソンさんのお誕生日。共に64歳。そしてまもなくうちの母も同じく64歳(普段、面と向っては文句しか言いませんが、内心では日々感謝してます。親不孝な息子でゴメンナサイ)。ポールもブライアンも、うちのオカンも、みんな長生きして下さい。 その前に、今日6月21日はレイ・デイヴィスおじさん(1944年生まれ)のお誕生日であると共に、ニルス・ロフグレンさん(1951年生まれ)や、我が最愛のバンド、、バッドフィンガーの、ジョーイ・モランド(1948年生まれ)のお誕生日。皆さん、お誕生日おめでとう!レイおじさん、いつまでも素敵な「ひねくれ者」でいて下さい(アイヴィーズ時代の悪指をいち早く評価して、デビューをすすめて下さって、その節は本当に有難う)。ニルス・ロフグレンさん、またボスと一緒に日本にも来て下さい。楽しみにしてます。そして、ジョーイ、悪指はとうとうあなた1人だけになってしまいました・・・。やはり悪指を引き継ぐのはあなたしかいません。ジョージ直系の素晴らしいギターワーク、また聴かせて頂ける日が来ることを信じて待ってます。ゲイリー・ウォーカー&ザ・レインナチュラル・ガス、1stソロのCD化も実現しますように(祈)。 そんな訳で本日の1曲はジョーイの「No One Likes The Rain」。「Be My Baby」調のメロディとジョージ・ハリスン風のギターソロの相性は抜群!音の壁はショボくて、仕上がりのB級感は否めないけれど、でもそれも含めて、僕は最高に大好きです!!

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Listen Listen

 Listen Listenの画像  『Listen Listen』 / Continental Drifters 繰り返しになりますが、6月18日放送のFM-COCOLO「南港♪ミュジック・エンタテイメント」カウシルズ特集。 僕のような後追い洋楽リスナーでも、初期の代表的なヒット曲を遡って聴く一方、スーザン・カウシルが旦那さんで元dB’Sピーター・ホルサップルと共に90年代以降のパワーポップやオルタナ・カントリー系のアーティストのCDなどにも多数客演してたり(ケネディーズもそうでした)、『イエロー・ピルズ』などのパワーポップ系コンピCDに再結成カウシルズの曲が収録されてたり、といった形で接することも多く、その辺りからも彼らがただのファミリー・グループじゃないことは知ってたつもりでしたが、今回の特集ではあらためてその素晴らしさを教わったような気がします。 とくに、「雨に消えた初恋」以降のソフトロック的な展開をみせた楽曲群は、どれもキラキラと輝いてて、まさしく上柴とおる親方が言うところの「サンシャイン・ポップ」!楽曲は勿論、演奏やハーモニーの完成度も高くて、ファミリー・グループというよりはまるっきりポップス職人バンドといった感じ。 爽快な「Love American Style」はフィフス・ディメンションのようなら、「ダニエルとジョン」には中期ビートルズの影響が見受けられ、「Don't Look Back」はどことなくCSN&Y風、「悲しきベイビー」にはビーチ・ボーイズのテイストもあり、全体を通して言えることとしてコーラスワークなどはママス&パパスに通じるものがあるという解説にも納得。あと再結成カウシルズがコーラス参加してたスミザリーンズの曲も流して下さったりとオマケの選曲にも思わずニンマリ♪ そして特集の締めにかかったのはスーザン・カウシルのソロ『Just Believe It』(2004年)から「Parm Of My Hand」。これもフォーク・ロッキンでカッコ良かった!(何でも、ピーター・ホルサップルとは既に離婚してて、新しい旦那さんと一緒に作ったアルバムだとか。英盤と米盤のジャケが違うのは知ってたけど、離婚してたのは知らなんだ。僕もCD買おう!)。 どうやら、その『Just Believe It』にはサンディー・デニーのカヴァーも1曲入ってるみたいですが、そう言えばスーザンは、ピーター・ホルサップルやバングルスヴィッキー・ピーターソンらと組んでたバンド、Continental Drifters時代にも2001年発表のアルバム『Listen Listen』でサンディ・デニーやリチャード・トンプソン作品をカヴァーしていたなぁと思って、久々に引っ張り出してみました(中味が中味なだけに、ジャケットもフェアポート・コンベンションのパロディになってます・苦笑)。 くしくも、今週末のピーター・バラカンさんの番組はリチャード・トンプソンBOXの特集だというし、「南港♪」のカウシルズ特集の余韻を楽しみつつ、尚且つリチャード・トンプソン特集の備えにもなって、今の僕には丁度もってこいの1枚です♪

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芽瑠璃堂

 Painting the Day: The Angelic Psychedelia of the Cowsillsの画像 上柴とおる親方が解説を執筆された英国編集によるカウシルズのベスト盤『ペインティング・ザ・デイ』が6月20日に国内発売ということで、昨日放送のFM-COCOLO「南港♪ミュージックエンタテイメント」「牛も知ってるカウシルズ」(By-大橋巨泉)の特集。これ迄未CD化だった通算6枚目のアルバム『?×?』(1970年)も丸ごとすっぽり収録されているし、シングルB面の「Love American Style」なんかも入ってるので、是非このベスト盤欲しいなと思ってたところ、親方から「オンラインCDショップの芽瑠璃堂で買うと、今なら期間限定30%オフで、定価2835円のところを1985円で買えるよ」と大変耳寄りな情報を教えて頂いたので、早速覗いてみたらこれが凄いの何の!(親方、有難うございました!!)。  ◎芽瑠璃堂さんのカウシルズ『ペインティング・ザ・デイ』紹介ページ 何でも、芽瑠璃堂は、もともとは老舗の輸入盤店で、この度オンライン通販専門店として復活すると共に、クリンクなるレーベルを作って洋邦のCD復刻を始めそうなんですが(カウシルズもその一つ♪)、更に驚いたことに、クリンク以外のCDも開店記念セールで全品20%オフになってて、そのラインナップがまた興味深いこと!!(エアメール中田利樹さんのクールサウンドなども全品20%オフ になってて、サンデイズドなどの輸入盤も含めて魅力的なラインナップが揃ってるので、軽く覗いただけでも嬉しい悲鳴上げまくりです)。合計\5000以内の注文には一律\320の送料がかかるので、やっぱりお得なのはまとめ買い。相変わらず寒い懐具合と相談しつつ(^^;)、カウシルズと一緒に何を買おうかと、これからリストアップしてみることにします♪  ◎芽瑠璃堂:http://store.yahoo.co.jp/merurido/index.html

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素敵なサマーデイズを夢見る渚♪

スマイル スマイル
萩原 健太、ドミニク プライア 他 (2006/06)
K&Bパブリッシャーズ
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多羅尾伴内楽團の件ですが。その筋の方から教えて頂いたところによると(感謝♪)、どうやらCDの発売時期は今年ではなくて来年以降(来年?)になるのではないかという話。ありゃりゃ・・・(^^;)。でも、まぁ、今迄首を長~くして待って来たので、ここに来ての1年や2年はどうってことありません。出して頂けるのであればそれでいいです(笑)。ただ、そうは言っても、目下ブルース&テリー関係でガンガン盛り上がり中の「サーフィン気分」は、今更路線変更出来ないので、やはりこのまま前進あるのみ!(それどころか、頭の中は梅雨をすっ飛ばして限りなく「素敵なサマー・デイズ」状態です・苦笑)。

それと共に、ドミニク・プライア著の『スマイル』もようやく翻訳が出版されたことですし(翻訳はブルース&テリーのCD同様、丸山京子さんで、日本版の監修は我らが萩原健太さん!)、またまた『スマイル』の壮大なポップス絵巻に魅せられて、夢路につく日が増えそうな予感(^^)。この時期、僕を含め、W杯サッカー観戦で寝不足の方にはもってこいのパジャマ・ディスクかもしれません(苦笑)。

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I Love You,Betty♪

サーフィンU.S.A(紙ジャケット仕様)『サーフィンU.S.A』(紙ジャケット仕様)
ザ・ホット・ドッガーズ (2006/05/24)
Sony Music Direct

5月21日の日記を書いた後、ふと気が付いたんですけど、ベンチャーズメル・テイラーさんがお亡くなりになってから、早いものでもうすぐ10年になるんですね・・・。

それに加えて、今年はナイアガラ・ファン待望の多羅尾伴内楽團のCD化も控えてるので(出して頂けるんですよね?)、これはやっぱり今から「サーフィン気分」を盛り上げていく必要がありそうです(その結果、青い渚と共に梅雨のジメジメした気分やW杯サッカーの敗戦ショックなんかもぶっとばせたら、それこそ一石三鳥ってもんです・苦笑)。

そんな訳で予定通り手に取ったホット・ドッガース『サーフィンU.S.A』。流石は「POP-sicle presents 60'sサーフィン&ホット・ロッド・シリーズ」というだけあって、『ジャケガイノススメ』シリーズ同様、フカフカじゃない厚みのある紙ジャケで(これ重要!)、レトロな帯のデザイン共々、こだわりを感じる素敵な出来栄えです(これで1890円はお買い得。白い紙製の内袋が付いてるのにもニンマリ・笑)。ブックレットも、木崎義二さんは序文だけながら、丸山京子さんによる短い英文ライナー訳や中村彰秀さんによる詳細な曲目解説と共に歌詞・対訳も付いていてなかなか読み応えがありました。

勿論、肝心の中味の方も、最新リマスターによる世界初CD化というだけでも嬉しかったのですが、ボーナス・トラックとしてテリー・メルチャーテリー・デイ名義で発表した2枚のシングルAB面4曲が追加収録されているので、ファンには尚更堪りません(しかもアレンジを手掛けたのがジャック・ニッチェなら、プロデュースしたのはフィル・スペクターですから!)。

なかでも1番の目玉は「I Love You,Betty」クリスタルズの「He's A Rebel」のB面「I Love,Eddie」と同じ曲)。萩原健太さんもテリー・メルチャー追悼特集(「ミュージック・プラザ」2004年12/4放送)の際、1曲目にかけて下さってましたが、そう言えば確か、僕が初めてこの曲を聴いたのも健太さんの番組で、大瀧詠一さん&山下達郎さんがゲストの新春放談(1990年1/18放送の「ミュージック・シティ」)だったことをCD聴きながらふと思い出しました(やはり僕のオールディーズ・リスナー人生におけるこのお3方の影響は計り知れないものがあります)。

ちなみに、ホット・ドッガースというのは、テリー・メルチャーブルース・ジョンストンがでっち上げた架空のバンドみたいなもので、収録曲の大半を占めるインスト曲はレッキング・クルーの面々(要するにギターはグレン・キャンベルジェームス・バートン、ベースはキャロル・ケイ、キーボードはレオン・ラッセル、ドラムはハル・ブレインアール・パーマー等々)が演奏しているというお話(道理で心惹かれるものがある訳です)。そしてヴォーカル曲ではブルース・ジョンストンがビーチ・ボーイズのナンバーを歌ってるんですが、後々ビーチ・ボーイズに加入した彼にとっては、いい「予行演習」になったことでしょう(笑)。

≪追記≫
このジャケ、Tシャツにしたい!

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Sky Is Crying

 アワ・ニュー・オリンズの画像  『アワ・ニュー・オリンズ』 7日の夜、掲示板にも書きましたが。もう一度あらためて6日にお亡くなりになられたビリー・プレストンさんのご冥福をお祈り申し上げます(回復されますようにと念じてたのですが・・・。本当に残念です)。  http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11878 ピーター・バラカンさんや上柴とおる親方の番組で『I BELIEVE TO MY SOUL』を紹介して下さった時にも彼の病状を心配する声があがってましたが、先週アラン・トゥーサンエルヴィス・コステロと共に来日してたので、「そう言えば今ビリーさんはどうされてるのかな」と思ってた矢先でした・・・。ビリーさんが来阪されたのは、10年程前のリンゴ・スター率いる第3期オールスター・バンドが最後になるのでしょうか?(あの時はフェリックス・キャバリエとの鍵盤コンビでしたが、大きな体を揺すってエレピをガンガン弾いておられました・・・)。 そんな中、関西もいよいよ梅雨入りとなりました。トップ・ページでも既報の通り、ヴィレッジ・ボイス企画の「雨の歌2005」UPしてます。そして、上のジャケはこちらもアラン・トゥーサン絡みのハリケーン・カトリーナのベネフィット・アルバム『アワ・ニュー・オリンズ』(そう言えば7日の朝日新聞「ひと」欄で「ニューオリンズの音楽復興の歌を歌う医師」としてアン・サリーさんが取り上げられていましたね)。

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Listen Listen

Listen Listen Listen Listen
Continental Drifters (2001/11/19)
Blue Rose

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繰り返しになりますが、6月18日放送のFM-COCOLO「南港♪ミュジック・エンタテイメント」カウシルズ特集。

僕のような後追い洋楽リスナーでも、初期の代表的なヒット曲を遡って聴く一方、スーザン・カウシルが旦那さんで元dB’Sピーター・ホルサップルと共に90年代以降のパワーポップやオルタナ・カントリー系のアーティストのCDなどにも多数客演してたり(ケネディーズもそうでした)、『イエロー・ピルズ』などのパワーポップ系コンピCDに再結成カウシルズの曲が収録されてたり、といった形で接することも多く、その辺りからも彼らがただのファミリー・グループじゃないことは知ってたつもりでしたが、今回の特集ではあらためてその素晴らしさを教わったような気がします。

とくに、「雨に消えた初恋」以降のソフトロック的な展開をみせた楽曲群は、どれもキラキラと輝いてて、まさしく上柴とおる親方が言うところの「サンシャイン・ポップ」!楽曲は勿論、演奏やハーモニーの完成度も高くて、ファミリー・グループというよりはまるっきりポップス職人バンドといった感じ。

爽快な「Love American Style」はフィフス・ディメンションのようなら、「ダニエルとジョン」には中期ビートルズの影響が見受けられ、「Don't Look Back」はどことなくCSN&Y風、「悲しきベイビー」にはビーチ・ボーイズのテイストもあり、全体を通して言えることとしてコーラスワークなどはママス&パパスに通じるものがあるという解説にも納得。あと再結成カウシルズがコーラス参加してたスミザリーンズの曲も流して下さったりとオマケの選曲にも思わずニンマリ♪

そして特集の締めにかかったのはスーザン・カウシルのソロ『Just Believe It』(2004年)から「Parm Of My Hand」。これもフォーク・ロッキンでカッコ良かった!(何でも、ピーター・ホルサップルとは既に離婚してて、新しい旦那さんと一緒に作ったアルバムだとか。英盤と米盤のジャケが違うのは知ってたけど、離婚してたのは知らなんだ。僕もCD買おう!)。

どうやら、その『Just Believe It』にはサンディー・デニーのカヴァーも1曲入ってるみたいですが、そう言えばスーザンは、ピーター・ホルサップルやバングルスヴィッキー・ピーターソンらと組んでたバンド、Continental Drifters時代にも2001年発表のアルバム『Listen Listen』でサンディ・デニーやリチャード・トンプソン作品をカヴァーしていたなぁと思って、久々に引っ張り出してみました(中味が中味なだけに、ジャケットもフェアポート・コンベンションのパロディになってます・苦笑)。

くしくも、今週末のピーター・バラカンさんの番組はリチャード・トンプソンBOXの特集だというし、「南港♪」のカウシルズ特集の余韻を楽しみつつ、尚且つリチャード・トンプソン特集の備えにもなって、今の僕には丁度もってこいの1枚です♪

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The Sky Is Crying

アワ・ニュー・オリンズ アワ・ニュー・オリンズ
オムニバス、アラン・トゥーサン 他 (2006/01/25)
ワーナーミュージック・ジャパン
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7日の夜、掲示板にも書きましたが。もう一度あらためて6日にお亡くなりになられたビリー・プレストンさんのご冥福をお祈り申し上げます(回復されますようにと念じてたのですが・・・。本当に残念です)。

 http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11878

ピーター・バラカンさんや上柴とおる親方の番組で『I BELIEVE TO MY SOUL』を紹介して下さった時にも彼の病状を心配する声があがってましたが、先週アラン・トゥーサンエルヴィス・コステロと共に来日してたので、「そう言えば今ビリーさんはどうされてるのかな」と思ってた矢先でした・・・。ビリーさんが来阪されたのは、10年程前のリンゴ・スター率いる第3期オールスター・バンドが最後になるのでしょうか?(あの時はフェリックス・キャバリエとの鍵盤コンビでしたが、大きな体を揺すってエレピをガンガン弾いておられました・・・)。

そんな中、関西もいよいよ梅雨入りとなりました。トップ・ページでも既報の通り、ヴィレッジ・ボイス企画の「雨の歌2005」UPしてます。そして、上のジャケはこちらもアラン・トゥーサン絡みのハリケーン・カトリーナのベネフィット・アルバム『アワ・ニュー・オリンズ』(そう言えば7日の朝日新聞「ひと」欄で「ニューオリンズの音楽復興の歌を歌う医師」としてアン・サリーさんが取り上げられていましたね)。

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≫ EDIT

Journey To Box Pops

   『BOX POPS/JOURNEY TO YOUR HEART』 / BOX なんだか最近お日柄も良くて、久し振りにBOXを聴きたい気分になったので、今日はBOX記念日(ウソ・笑)。 BOXといえば、2年前の杉真理さんの大阪ファンクラブ・パーティーの際、杉さんに「"Temptation Girl"のエンディングでバッドフィンガー"Sometimes"のエンディングを使用されてますが、あれは・・・」と質問しようとしたところ、杉さんが遮って「あれ、"Sometimes"だったかなぁ~?」とおっしゃったので、結局その先の肝心の確かめたかったことは訊けず終いになってしまいました(あれはどう聴いても"Sometimes"ですよ!杉さん・笑)。 それでも続けて「あ、でも”ヒットメイカーの悲劇”のギターリフは"Sometimes"が元ネタでしょう?」と訊いたら「うん、あれはそうだね」とのことだったんですが、やっぱり杉さんは(或いは松尾清憲さんは)”Sometimes”がお好きなんでしょうか?ただ、元ネタといっても、あくまでもギターリフだけで、そこからの広がりというか膨らまし方はBOXならでは。"Day Tripper"のような(というより、ユートピア"Take It Home"的な?)ノリや"Paperback Writer"の味わいもあって、その上でオリジナリティーが加味されているのですから、文句なしに最高です(はっきり言って"Sometimes"自体はそんな大した曲じゃないですから・苦笑)。「魅惑の君」にしてもそれは同じで、ピアノのイントロこそ「マジック・クリスチャンのテーマ」ながら、中期B4風のベースラインが印象的に響くメロディからバロックポップ調の間奏へという展開は、ポップスへの深い愛情と理解があればこその匠の技(池田昌子さんのナレーションという演出に加え、コーラスの重なり方がまた絶妙)。「Wendy」なんかも、アレンジは「She's Leaving Home」あたりを彷彿させつつも、歌い出しのコード進行パターンは限りなく「Yesterday」だったりと、一筋縄では行きません(笑)。 その点、パイロット「January」チックな「Journey To Your Heart」とか、もろELO風の「寒い国から来たスパイ」だとか、思いっきり悪指の「嵐の恋」を意識した「I Beg You Please」などはまだ比較的わかりやすいですが、それでもどこかしらひと捻りあるというか、意匠が凝らされていて、芸が細かいったらありゃしない!(『ダビンチ・コード』ならぬ『BOXコード』ってことなのか!?)。メリー・ホプキンへのオマージュ「夢見るメアリー」でも、歌詞の中にさりげなく「ケ・セラ・セラ」と元ネタを織り込んでたりと心憎いばかり(^^)。ビートルズ讃歌「Train To The Heaven」には、ライヴの時だけニール・セダカ「恋の片道切符」のイントロがくっ付いたりという遊び心も堪りません(勿論トレイン繋がりですね♪)。 あとファンクラブ・パーティーの時、杉さんに「”Girl”のイントロでピーター&ゴードン”Woman”のイントロを拝借されてますが、あれは”Woman”のイントロを拝借したから、タイトルを女性繋がりということで”Girl”にしたんですか?」とお尋ねしたら、杉さんが「あ~!そうだったかもしれないなぁ~(笑)」と笑顔でおっしゃったんですが、実際のところはどうだったんでしょう?(そのイントロだけでも僕はニンマリなのに、手拍子を交えたフォー・シーズンズばりのサビに続いて、間奏では「ペニー・レーン」が飛び出したりと、本当に気が抜けないです・笑)。 とにかく、一時が万事、そんな具合に、楽曲のあちらこちらにいろんな「仕掛け」が潜んでいて、聴く度に新たな発見のあるBOX(そういえば当時、杉さんと松尾さんが「FM STATION」のインタビューで「だれにも楽しめて、わかる人には深さがわかる。そんな作品がサイコー!」と語っておられましたが、まさにその通りの作品に仕上がってるのではないでしょうか)。こうした元ネタ探しだけでも、まるで宝探しようなワクワクした気持ちで楽しめちゃうんですから、彦麿呂さんじゃなくても「BOXはポップスの宝石箱や~!」と叫んじゃいたい気分です(笑)。   以上、この手の話、実生活は勿論、ネット上でもなかなか通じないので、ストレス発散も兼ねて久々にブログ上でぶちまけてみました、スイマセン(3人くらいの人が笑ってくれたらそれでいいです・笑)。では最後に、ボーナス・トラックとして(?)、「FM STATION」の切り抜きでインデックスを自作したBOXと杉松のテープの写真も載せておくことにします♪

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