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『LIVE~夜のワニ』 / アリゲーターズ
報告がすっかり遅れておりました僕の
2006年の初買いCDなんですが。どうやら購買欲を抑えに抑えていたぶん、その反動が一気にドバッとやって来たようで、先日、10数枚程まとめ買いをしてしまいました(といっても、
中古盤105円大放出セールでの買い物なので、出費はしれてるんですけどね・苦笑)。それ故、「これが2006年の初買いCDです」とは言い切れないんですが(^^;)、とりあえず10数枚のうちの代表として
ロッド・スチュワートの
『バラード・アルバム』を挙げておきます(名唱カヴァー満載の素敵なアルバムなのに、これが国内盤で105円ですからね。泣いていいのか喜んでいいのか・・・)。
一方の、
2006年のライヴ見初めはというと、やはり昨年は
1月7日に三宅伸治さんの「新春初唄い~関西編~」@酒游舘で早々に済ませましたが、今年は未だ予定もなく・・・(その代わりCRT遠征出来たのでいいんですけど)。というか、昨年はライヴハンターなお友達さん達に刺激を受けて、僕にしては沢山いろんなライヴを観に行った方なので、今年は少し控ようかと思ってます(と言いつつ、そのぶんの情熱を音盤収集に注いでしまいそうな気がしないでもないですが・笑)。
そんな中、今日聴いてるのは、その
三宅伸治さんと、
内田勘太郎さん(憂歌団)、
新井田耕三さん(RCサクセション)という豪華な顔ぶれによるスペシャルなトリオバンド=
アリゲーターズのライヴCD(1999年2月の銀座Pleasure Spot Gでの録音)。そうです、ライヴ行けないなら、部屋にいながらにして、熱いライヴ演奏をバーチャルに味わって気を紛らそうという寸法です(苦笑)。勘太郎さんのスライドギターはいつ聴いても頭がクラクラするほど格好いいですが、三宅さんも負けていません。
まず何と言っても、僕の1番のお気に入りは、三宅さんのソロライヴでも欠かせない3曲目の
「It's All Right」。
【引用始まり】 ---
ぼくらは年をとり
夢は枯野を駆けめぐる
でもよー
今夜はまるでそこに月がおりてきそう
All Right All Right It's All Right
【引用終わり】 ---
といった調子で、
ハウンド・ドッグ・テイラーの曲に三宅さんが日本語詞を乗せておられるのですが、これがとにかく痛快そのもの!(忘れもしない
2003年1月26日の酒游舘10周年ライヴでは、ホットなコール&レスポンスもさることながら、
友部正人さんが間奏で吹きまくるブルースハープがめちゃめちゃ格好良くて、思いっきりシビレました)。あと、
ビートルズのヴァージョンでもお馴染みの11曲目「ベートーベンをぶっとばせ」の日本語カヴァーも、「It's All Right」と共に三宅さんのソロライヴでもハイライトとなる曲のひとつ(というのも、よくこの曲を歌って演奏しながらライヴハウスの外まで出ていかれるんですよ・笑)。その他、本盤には
マディ・ウォーターズの「Bottom Of the Sea」なんかも日本語でカヴァーされてるので、洋楽ファンも要注目。ブルースやロックンロールに根差したオリジナル曲も渋味が効いてて遜色ないです(ちなみに、三宅さん作品は5曲で、
甲本ヒロトとの共作も1曲あり。勘太郎さんと新井田さんの作品もそれぞれ1曲ずつ収められています♪)。