『成瀬英樹のPOP A to Z』#144
SUNRISE JOURNEY (2015/7/22) GLIM SPANKY |
RadiCro
『成瀬英樹のPOP A to Z』#144
(シーズン2:#31)
2019年12月28日(土)22:30-23:30
「リクエスト特集」
http://radicro.com/program/popatoz.html
01) Give Me Love (Give Me Peace on Earth)
ギヴ・ミー・ラヴ 1973年1位/AC4位(UK8位)
[ George Harrison ]
/ジョージ・ハリスン George Harrison
02) 銀河鉄道999
(THE GALAXY EXPRESS 999) 1979年(オリコン2位)
[ 作詞:奈良橋陽子、山川啓介 / 作曲:タケカワユキヒデ /編曲:ミッキー吉野 ]
/ゴダイゴ GODIEGO
03) 大人になったら 2015年
[ 作詞・作曲:松尾レミ ]
/GLIM SPANKY グリムスパンキー
※映画『鉄の子』主題歌-2016年
04) The Long One
(Comprising of ‘You Never Give Me Your Money’, ’Sun King’
/’Mean Mr Mustard’, ‘Her Majesty’, ‘Polythene Pam’
/’She Came In Through The Bathroom Window’, ’Golden Slumbers’
/ ’Carry That Weight’, ’The End’)
ザ・ロング・ワン
(トライアル・エディット&ミックス – 1969年7月30日) 2019年
[ John Lennon / Paul McCartney ]
/ザ・ビートルズ The Beatles
05) Sundown
サンダウン 1974年1位/AC1位/C&W13位
[ Gordon Lightfoot ]
/ゴードン・ライトフット Gordon Lightfoot
06) RAINBOW CHASER 2019年
[ 作詞・作曲・編曲:伊藤銀次 ]
/伊藤銀次
07) プリテンダー 1997年
[ 作詞・作曲:藤井一彦 ]
/ザ・グルーヴァーズ The Groovers
08) Good Morning Tonight 1996年
[ 作詞:Brian Peck / 作曲:黒沢秀樹 ]
/L⇔R エル・アール
09) GET UP AND RIDE 2019年
[ 作詞・作曲:Ryo Watanabe / 編曲:THE BAWDIES ]
/THE BAWDIES ザ・ボゥディーズ
10) Gimme Some Lovin'
愛しておくれ~ギミ・サム・ラヴィン 1967年7位(UK2位)
[ Spencer Davis / Muff Winwood / Steve Winwood ]
/スペンサー・デイヴィス・グループ
The Spencer Davis Group
11) God Only Knows (Stereo Backing Track)
神のみぞ知る (ステレオ・バッキング・トラック) 1966年39位
[ Brian Wilson / Tony Usher ]
/ビーチ・ボーイズ The Beach Boys
以上、『成瀬英樹のPOP A to Z』第144回放送のプレイリスト(「POP A to Z」カテゴリーも設定しました。一括表示から過去の放送分も遡ってご覧頂けます。曲目の検索なども可能です。検索ワード「番組名」スペース「曲目orアーティスト名」というような形でお試し下さい)。
通算33回目にして、シーズン2では7回目となるアルファベット「G」の月末恒例リクエスト大会。今月は年末特別企画でリクエスト大会も放送時間が1時間拡大スペシャルとなりましたが、それにしてもまさか『アビイ・ロード』50周年記念盤のスーパー・デラックス・エディションから「Golden Slumbers」のメドレーどころか20分近い「ザ・ロング・ワン」ごと丸々オンエアして下さるとは!?(そう言えばプロデューサーのジョージ・マーティンやエンジニアのジェフ・エメリック、50周年記念盤のリミックスを手掛けたジャイルズ・マーティンも「G」ですね!)。
言う迄もなくジョージ・ハリスンの「ギヴ・ミー・ラヴ」は曲名とアーティスト名に加え作者も本人で「G」なら、オルガンのゲイリー・ライトでも「G」、続くゴダイゴもアーティスト名と曲名どちらも「G」ですし、ゴードン・ライトフットはドラムのジム・ゴードンでも「G」、お誕生日を迎えられたばかりの銀次さんもご本人が作者で「G」、エル・アールの「Good Morning Tonight」は「GAME」のカップリング曲で両方「G」と、今回も「G」が盛り沢山。「ギミ・サム・ラヴィン」はスティーヴ・ウィンウッドが後年オルガンでイントロ弾いて小さくガッツポーズするのが格好良くて大好きなんですけど、ガッツポーズでも「G」ということでいいでしょうか(笑)。
そして最後に「神のみぞ知る」をあえてバッキング・トラックでかけちゃう辺りも粋な計らいで、まるで一年間の放送を締め括る映画のエンドロールのような味わいじゃないですか。「神のみぞ知る」、黒沢健一さんの歌声はシーズン1の第47回放送「黒沢健一特集 Vol.3」でかけて下さってましたし、第120回放送では王様の直訳メドレーで、シーズン1のアルファベット「G」な第28回放送ではアカペラ・ヴァージョンと、これで4回目なのに、まだ一度もオリジナル・ヒット・ヴァージョンがかかってないという点にもこの番組ならではの面白味を感じます(^^)。
ちなみに今回、僕のリクエスト大本命は今年35周年記念ツアーと30年ぶりに待望の新作を届けてくれたTHE GOOD-BYEで、対抗馬がやはり『アビイ・ロード』50周年記念盤のスーパー・デラックス・エディションからポールが歌ってるメリー・ホプキンの「グッバイ」だったんですが、大穴くらいのつもりで書き添えてたグリムスパンキーの「大人になったら」を採用して頂けて感謝感激。
こんなロックは知らない 要らない 聴かない君が
上手に世間を渡っていくけど
聴こえているかい この世の全ては
大人になったら解るのかい
というサビの歌詞は、こんなロックばっかり聴いてて上手に世間を渡れてない僕の心には痛いくらい突き刺さります。淺川マキさんの世界にも通じるモノクロのPVもさることながら2016年のテレ朝夏祭りにおける松尾レミさんの佇まい(ファイヤーグローのリッケンバッカーにレトロなワンピ!)が最高に素敵です。
とにもかくにも、今年も楽しい放送を有難うございました!
『POP A to Z』がどうぞ末永く続きますようにと益々願うばかりです!!
来年も期待しております!!!
| POP A to Z | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑