NHK-FM『-1969-黄金の夜明け』#05
APRYL FOOL (1994/11/21) エイプリル・フール |
NHK-FM
『-1969-黄金の夜明け』
#05「日本の音楽シーン」
2019年08月23日(金)18:00-18:50
【出演】萩原健太【ゲスト】小坂忠
https://www4.nhk.or.jp/P5928/
OP) 1969 1969年
[ Dave Alexander / Ron Asheton / Scott Asheton / Iggy Pop ]
/ストゥージズ The Stooges
【GS末期の1969年にリリースされたシングル】
~日本でもニューロック、アートロックの時代に。
とはいえ、ライヴでは洋楽志向の活動をしていても、
レコードを作るとなるとプロの作家から楽曲提供を受けていた。
01) 本牧ブルース
Honmoku Blues 1969年
[ 作詞:なかにし礼 / 作曲・編曲:村井邦彦 ]
/ザ・ゴールデン・カップス
【第1回全日本フォークジャンボリー開催】
~アメリカのフォークシーンからプロテストソングやメッセージソングを継承。
日本の歌の常識を歌詞の面から切り崩しを試みる動き。
02) まるで洪水のように 1969年
[ 作詞・作曲:西岡たかし ]
/五つの赤い風船
【歌謡曲でもロックでもフォークでもない、
何処にも属さない新しい時代のポップサウンドを模索する動きも】
~誰もが急進的な方向に進もうとしていた訳ではなかった。
~フォークルからのソロデビュー曲(ジミー・ウェッブの世界観を踏襲!)
03) 僕のおもちゃ箱
MY TOY BOX 1969年
[ 作詞:北山修 / 作曲:加藤和彦 / 編曲:ありたあきら ]
/加藤和彦
【フリージャズ】
~1966年のジョン・コルトレーン来日が刺激
04) グガン
Gugan 1971年
[ Yosuke Yamashita ]
/山下洋輔トリオ
-ジングル-
【ゲストの小坂忠さん登場】
BGM) Tomorrow's Child
トゥモロウズ・チャイルド 1969年
[ 作詞:小坂忠 / 作曲:菊池英二 ]
/エイプリル・フール Apryl Fool
BGM) You Keep Me Hangin' On
キープ・ミー・ハンギング・オン 1967年67位/1968年6位
[ Lamont Dozier / Eddie Holland / Brian Holland ]
/ヴァニラ・ファッジ Vanilla Fudge
※Diana Ross & The Supremes-1966年1位/R&B1位
BGM) Everybody's Talkin'
うわさの男 1969年6位
[ Fred Neil ]
/ニルソン Harry Nilsson
※Fred Neil-1966年
BGM) Aquarius / Let the Sun Shine In
輝く星座(アクエリアス) 1969年1位/AC1位/R&B6位
[ Galt MacDermot / James Rado / Gerome Ragni ]
/フィフス・ディメンション The 5th Dimension
BGM)時には母のない子のように 1969年
[ 作詞:寺山修司 / 作曲:田中未知 / 編曲:山屋清 ]
/カルメン・マキ
~後にソロで「流星都市」に。
05) Tanger
タンジール 1969年
[ 作詞:小坂忠 / 作曲:細野晴臣 ]
/エイプリル・フール Apryl Fool
※小坂忠「流星都市」[ 作詞:松本隆 ]-1975年
【1970年、はっぴいえんどの登場をきっかけに
日本に新しいポップミュージックシーンが構築されて行く】
06) 春よ来い 1970年
[ 作詞:松本隆 / 作曲:大瀧詠一 ]
/はっぴいえんど
NHK-FM『-1969-黄金の夜明け』、第5回目の放送は対談ゲストに小坂忠さんをお迎えして「日本の音楽シーン」について。期間限定公開と思われる番組HPの曲目にはBGMが割愛されてましたので、やはりその辺りも含めてプレイリストを作成、ブログに記録させて頂きました。ヴァニラ・ファッジやニルソン、「輝く星座」なんかはお話の流れに合わせるような感じでしたが、カルメン・マキは忠さんのリクエストだったんでしょうか?小坂忠さんはお話もとっても面白くて、デビュー50周年だった3年前にFM COCOLOで3ヶ月間放送された『THE MUSIC OF NOTE -小坂忠のForever Young-』を毎週拝聴させて頂いたんですけど(デビューの経緯や箱バンのエピソードなどもじっくり語って下さってましたっけ)、健太さんとのディープな対談、もっともっと伺いたいところでした。50年の歴史を45分×5回で駆け抜けるように総括した昨年の『萩原健太のポップス・クロニクル』よりも今回はうんと的を絞った特集企画ではあったものの、放送時間も5分延びたものの、それでも激動の1969年を語り尽くすには50分×5回じゃまだまだ時間が足りないくらいですよね(^^;)。とくに「日本の音楽シーン」については、いよいよはっぴいえんどが登場して更にいろいろ動き出すぞ、という面白いところなだけに(ジュリーとショーケンのPYGも1970年結成ですしね)、是非またこの続きをお願いしたいです!
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