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支払った保険料の平均回収率で保険加入を考えたらすべてアウト!?
- 2018-11-19(18:45) /
- FPのつぶやき
時折、保険加入の相談の際に支払った保険料の元がとれるのかの話になることがあります。
加入する側としては、もちろん気になるところでしょう。
最初に結論を申し上げますと、
加入する保険でカバーするリスクに遭う確率を平均と仮定すると、
元が取れることは基本的にありません。
(基本的と申し上げたのは、リスクに遭う確率等は直近の統計等から導き出されており、
将来的には変化する可能性があるからです)
何故なら、保険料の内訳をみれば明らかだからです。
支払う保険料は、純保険料+付加保険料の構成で決定しています。
ざっくりお話しますが、
純保険料の部分は、リスクに遭う確率を計算したうえで概ね決まり、この部分が
実際の支払に当てられる原資になります。
付加保険料は保険制度を支える費用(設備費や人件費等)や会社の利益などで決定されます。
これを考えれば、付加保険料部分が少なくとも3割程度はあると推察できますので、
リスクに遭う確率を平均とすると、元が取れても7割程度ということになるからです。
(そうでなければ、原則保険は成立しません)
では、保険に加入するのは無駄といえるのでしょうか?
それは一概には言えません。
何故なら、リスクに遭う確率は誰にもわからないからです。
保険加入検討の際は、支払った保険料の元がとれるのかにこだわり過ぎず、
リスクについてしっかりと考えて下さい。
保険は万一リスクに遭った時に自分達ではどうしようもないときのために加入するものです。
自分達で何とか出来るのに加入したり、そもそも保険でカバーするリスクではないのに
加入するのははっきりと無駄といえます。
正直その判断も人其々によっても違ってきますので難しいのですが、
そこは専門家の意見を聞きながら自分達で覚悟して判断するしかありません。
リスクについて過大、過小評価して保険加入を促したり、保険を悪者にしたりする記事を
たまに見かけますが、あまり参考にはならないでしょう。
リスクについての正確な情報を提供してもらえて、個別に判断基準を示してもらえる専門家が
ベストではないでしょうか。
加入する側としては、もちろん気になるところでしょう。
最初に結論を申し上げますと、
加入する保険でカバーするリスクに遭う確率を平均と仮定すると、
元が取れることは基本的にありません。
(基本的と申し上げたのは、リスクに遭う確率等は直近の統計等から導き出されており、
将来的には変化する可能性があるからです)
何故なら、保険料の内訳をみれば明らかだからです。
支払う保険料は、純保険料+付加保険料の構成で決定しています。
ざっくりお話しますが、
純保険料の部分は、リスクに遭う確率を計算したうえで概ね決まり、この部分が
実際の支払に当てられる原資になります。
付加保険料は保険制度を支える費用(設備費や人件費等)や会社の利益などで決定されます。
これを考えれば、付加保険料部分が少なくとも3割程度はあると推察できますので、
リスクに遭う確率を平均とすると、元が取れても7割程度ということになるからです。
(そうでなければ、原則保険は成立しません)
では、保険に加入するのは無駄といえるのでしょうか?
それは一概には言えません。
何故なら、リスクに遭う確率は誰にもわからないからです。
保険加入検討の際は、支払った保険料の元がとれるのかにこだわり過ぎず、
リスクについてしっかりと考えて下さい。
保険は万一リスクに遭った時に自分達ではどうしようもないときのために加入するものです。
自分達で何とか出来るのに加入したり、そもそも保険でカバーするリスクではないのに
加入するのははっきりと無駄といえます。
正直その判断も人其々によっても違ってきますので難しいのですが、
そこは専門家の意見を聞きながら自分達で覚悟して判断するしかありません。
リスクについて過大、過小評価して保険加入を促したり、保険を悪者にしたりする記事を
たまに見かけますが、あまり参考にはならないでしょう。
リスクについての正確な情報を提供してもらえて、個別に判断基準を示してもらえる専門家が
ベストではないでしょうか。
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- THEME : ファイナンシャル・プランナー(FP)
- GENRE : ファイナンス
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