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アパート・マンションオーナー様考慮の余地あり!!「孤独死保険」とは?

孤独死(孤立死ともいう)いうと

” 高齢者が誰にも知られずひっそりと亡くなっている ” というイメージ

をお持ちの方がほとんどでしょう。 しかし、実態は少し違っているようです。


2017年4月4日に公表された一般社団法人日本少額短期保険協会(孤独死対策委員会)による

第2回孤独死現状レポートによると、

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上記資料より、「孤独死は高齢者だけでの問題とは限らない」
⇒孤独死の平均年齢 男性:60.4歳、女性59.7歳

「自殺の割合が高い」⇒データでは死因の13.2%(昨年は15%超)が自殺。

となっており、冒頭のイメージとは少し違った側面もみられます。


こういった現状を踏まえると、今後アパート・マンションオーナーの皆様は

孤独死リスク」についてしっかりと考える必要性があるのではないでしょうか?

孤独死リスク」とは、

 〇 部屋の汚れや消臭などをする現状回復費用リスク
 〇 残置物の処理費用リスク
 〇 孤独死があった部屋やその周囲の部屋のその後の空室リスク


のことです。先のレポートに依りますと、

原状回復費用の平均額は約20万円弱、残置物処理費用の平均額は約34万円弱

なっており、これに空室による家賃減少が上乗せになります。


これらの「孤独死リスク」対策として「孤独死保険」なるものが販売されております。

当初は少額短期保険会社が先行して単独商品を販売していましたが、今後の需要を見込み

大手損保会社からも火災保険の特約として販売が開始されています。

(参考)  ・ アイアル少額短期保険 「無縁社会のお守り」
      ・ エイワン少額短期保険 「あんしん住まいるオーナー保険」
      ・ e-net少額短期保険   「賃貸住宅費用補償保険re-room」

      ・ 東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン日本興亜などの
       大家が加入するアパート・マンション物件の火災保険の特約など。


支払実績統計をみますと損害額と保険金の支払いはおおよそ一致しているようですので

リスク補填機能は十分だと思われますが、あとは保険料と発生頻度との兼ね合いで

必要性の判断が分かれるところでしょう。


今後、「孤独死リスク」はさらに高まっていくものと予想されます。

アパート・マンションのオーナーの皆様はこうしたリスクを認識するとともに

御自身の物件の状況等を踏まえて、リスク対策の必要性を判断してみましょう!!


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孤独死リスク
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