外貨投資をどう考えるか?
- 2012-10-11(18:49) /
- FPのつぶやき
最近、雑誌などでもよく取り上げられている外貨投資、果たしてどのように考えて利用したら
いいのでしょうか?
”外貨 ”と聞くと、すぐに連想されるのが「為替リスク」ではないでしょうか?
確かにその変動幅を考えると、1米ドル=78円のなかで50銭といえども0.64%強を
占めており、往復手数料を考えると1.0~2.0%程も(手数料は投資商品や取扱会社などに
より変わる)占めることになります。
普通預金金利が0.02~0.03%であることを考えると、そのリスクは大きなものに
感じることでしょう。
しかし、こうも考えられるのではないでしょうか?
「同一通貨のみで資産を保有するリスクは高くないのか?」と。
平成24年8月の消費者物価指数の総合をみると平成22年8月の物価指数を100とすると、
99.4(年換算-0.3ポイント)とデフレとなっており、普通預金金利が低水準であっても、
実質目減りはおこしていないようです。
しかし、今後はどうでしょうか?
国の借金が膨らんでいるなか、少子高齢化がどんどん進み、社会保障費がますます増えて
いきます。(そのため消費税増税や細かい増税がすでに実施されたり、決定しております)
景気が回復して税収があがらなければ、先の見通しは悪いと言わざる負えません。
同一通貨のみでの保有リスクを指数で表すことは難しいですが、
”通貨分散の必要性は感じる ”のではないでしょうか?
為替リスクばかりを気にして、外貨投資について、そこで思考停止するのではなく、
同一通貨のみでの保有リスクも考えたうえで判断をしてください!!
(最後は、当たり前ですが自己責任です)
そのうえで、外貨投資を行われる際の注意点を下記に述べさせていただきます。
・内容やリスクが理解できないものには絶対に手を出さない。
(販売目的の営業トークなどを鵜呑みにせず、必ず自分で考えること)
・外貨投資といっても、
外貨預金、外貨建保険、外貨建投信、FX、外国株式、外国債券などと投資商品により、
そのリスクの高さはまちまちです。
御自身のリスク許容度にあった商品で必ずおこなってください。
(一般的にリスク許容度は、高齢になるほど低くなるものです)
・通貨の種類もいろいろあります。各通貨の特性や特徴を理解した上で行ってください。
(金利、変動幅、変動要因、流動性、手数料、情報量など)
・通貨分散だけでなく、時間分散も必ず考慮にいれておこなうこと。
(一定時期のみにまとめて行わないこと)
・高金利通貨や新興国通貨に手を出すときは特に慎重に行ってください。
・リスクをとったことの責任は、すべて自分にあると覚悟すること。
私自身FPとして、ライフプランニングを作成していて思うことに
”資産が増えないリスク ”というものを強く感じます。
どういうことかといいますと、
勤労所得のみではキャッシュフローが成立しないケースが
ありうるということです。
(簡単な例ですと、平均年収が200万円代ではライフイベントどころではないということ)
そのため、外貨投資も不労所得を得るひとつの手段になると考えます。
その手段とするためにも、正しい理解としっかりとした活用をお願い申し上げます。
平成22年基準消費者物価指数(平成24年8月)詳細についてはこちら↓
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
いいのでしょうか?
”外貨 ”と聞くと、すぐに連想されるのが「為替リスク」ではないでしょうか?
確かにその変動幅を考えると、1米ドル=78円のなかで50銭といえども0.64%強を
占めており、往復手数料を考えると1.0~2.0%程も(手数料は投資商品や取扱会社などに
より変わる)占めることになります。
普通預金金利が0.02~0.03%であることを考えると、そのリスクは大きなものに
感じることでしょう。
しかし、こうも考えられるのではないでしょうか?
「同一通貨のみで資産を保有するリスクは高くないのか?」と。
平成24年8月の消費者物価指数の総合をみると平成22年8月の物価指数を100とすると、
99.4(年換算-0.3ポイント)とデフレとなっており、普通預金金利が低水準であっても、
実質目減りはおこしていないようです。
しかし、今後はどうでしょうか?
国の借金が膨らんでいるなか、少子高齢化がどんどん進み、社会保障費がますます増えて
いきます。(そのため消費税増税や細かい増税がすでに実施されたり、決定しております)
景気が回復して税収があがらなければ、先の見通しは悪いと言わざる負えません。
同一通貨のみでの保有リスクを指数で表すことは難しいですが、
”通貨分散の必要性は感じる ”のではないでしょうか?
為替リスクばかりを気にして、外貨投資について、そこで思考停止するのではなく、
同一通貨のみでの保有リスクも考えたうえで判断をしてください!!
(最後は、当たり前ですが自己責任です)
そのうえで、外貨投資を行われる際の注意点を下記に述べさせていただきます。
・内容やリスクが理解できないものには絶対に手を出さない。
(販売目的の営業トークなどを鵜呑みにせず、必ず自分で考えること)
・外貨投資といっても、
外貨預金、外貨建保険、外貨建投信、FX、外国株式、外国債券などと投資商品により、
そのリスクの高さはまちまちです。
御自身のリスク許容度にあった商品で必ずおこなってください。
(一般的にリスク許容度は、高齢になるほど低くなるものです)
・通貨の種類もいろいろあります。各通貨の特性や特徴を理解した上で行ってください。
(金利、変動幅、変動要因、流動性、手数料、情報量など)
・通貨分散だけでなく、時間分散も必ず考慮にいれておこなうこと。
(一定時期のみにまとめて行わないこと)
・高金利通貨や新興国通貨に手を出すときは特に慎重に行ってください。
・リスクをとったことの責任は、すべて自分にあると覚悟すること。
私自身FPとして、ライフプランニングを作成していて思うことに
”資産が増えないリスク ”というものを強く感じます。
どういうことかといいますと、
勤労所得のみではキャッシュフローが成立しないケースが
ありうるということです。
(簡単な例ですと、平均年収が200万円代ではライフイベントどころではないということ)
そのため、外貨投資も不労所得を得るひとつの手段になると考えます。
その手段とするためにも、正しい理解としっかりとした活用をお願い申し上げます。
平成22年基準消費者物価指数(平成24年8月)詳細についてはこちら↓
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
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