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石川県知事「関連死は抑えられている」 それでも浮かぶ懸念とは
2025/1/11 06:00 2451文字「熊本地震と比べても災害関連死を抑えられているということは、特筆すべきことだと思います」。石川県の馳浩知事は2024年12月、県議会後の報道陣の取材でこう述べた。能登半島地震の関連死は270人を超え、建物の倒壊などによる「直接死」(228人)を大幅に上回っている。果たして、関連死は抑えられているの
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石川県知事「関連死は抑えられている」 それでも浮かぶ懸念とは
2025/1/11 06:00 0文字 -
最終123番目のドラフト指名 プロに旅立つ能登の球児の思い
2024/12/28 06:30 1936文字最後の最後、最高の瞬間が訪れた。 10月24日のプロ野球ドラフト会議では、育成枠も含め123人の選手が指名された。最終123番目に指名されたのが、石川県立門前(もんぜん)高(同県輪島市)野球部の右腕・塩士暖(しおじ・だん)投手(3年)。ソフトバンクから育成13位での指名だった。 「今までで一番うれ
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「やばい極狭」グラウンドで京都国際が勝てる訳 2度目の甲子園4強
2024/8/21 12:36 0文字 -
「やばい極狭」グラウンドで京都国際が勝てる訳 2度目の甲子園4強
2024/8/21 09:00 1554文字とにかく狭い。少しいびつでもある。強豪野球部の練習場には、まるで見えない。 夏の甲子園で準決勝に進出した京都国際のグラウンドは、練習試合はおろか、フリー打撃も、内外野連係のノックもできない。それでも、2021年夏に続く2回目の4強。躍進の理由を探ると、この「不遇な環境」にこそ、秘密が隠されていた。
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「野球肘」AIで自動判定 正確な診断に効果 大学の研究グループ
2024/5/19 18:00スクープ 844文字野球でボールを投げ過ぎて肘を痛める「野球肘」について、AI(人工知能)を用いて早期発見するプログラムを京都府立医大と兵庫県立大が共同開発した。多数の球児らの肘のエコー画像と照合して自動的に異常を見つけ出す。医師によってばらつきがあった診断の正確性を高めた。 野球肘は、靱帯(じんたい)が引っぱられて
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「技術だけではあかん」葵祭を守って60年超 96歳結髪師が引退
2024/5/15 11:01 1977文字京都・葵祭の伝統を守り継いできた1人の大ベテランの姿が今年は会場で見られなかった。ヒロイン「斎王代(さいおうだい)」の結髪(けっぱつ)・化粧を60年以上担ってきた結髪師で、御年96歳。「手はなんぼでも動くが、足が……」。祭りへの思いを募らせつつ、後進に託す。 「この仕事が好きで好きで、たまりません
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「技術だけではあかん」葵祭を守って60年超 96歳結髪師が引退
2024/5/15 11:01 0文字 -
「圧がすごい」受験生の「赤本」 装丁リニューアルのわけ
2024/5/3 08:01 1646文字手にするだけでどこか心強く、目標に近づけた気がした人も多いのではないだろうか。大学別の入試過去問を収録した「赤本」は全面赤色のインパクトある表紙で、受験生を長年支え続けている。創刊70年を迎えた今年、表紙のデザインがリニューアルされた。定番の装丁をなぜあえて見直したのか。歴史をたどると、意外な事実
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「教科書の記述変わるかも」 山城国一揆の古文書124通発見
2024/4/9 17:00 981文字戦国時代、自治に初めて成功したとされる「山城国一揆(やましろのくにいっき)」(1485~93年)に関する古文書が大量に見つかった。一揆の原動力となった国人(地方在住の武士)らのやり取りが克明に記された新出史料。詳しい分析はこれからだが、専門家は「将来、教科書の記述が変わる可能性もある」とみている。
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青森山田の背番号「20」が起死回生の3点三塁打 センバツ
2024/3/27 17:49 825文字◇センバツ高校野球2回戦(27日・甲子園) ◇○青森山田6―5広陵(広島)● ニコニコ顔で息を大きく吸って吐く。いつも通り、リラックスするためのルーティンで打席に向かった。3点を追う九回1死満塁。この土壇場でも、青森山田の背番号「20」の1番・佐藤隆樹は緊張よりも楽しさが勝った。 初球。広陵の右
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大阪桐蔭・西谷浩一監督の涙 元主将「昔は甲子園に縁なかった」
2024/3/27 06:30 1963文字春夏の甲子園で歴代最多の監督通算69勝を挙げた大阪桐蔭の西谷浩一監督(54)。春夏合わせて最多の優勝8回を誇るなど、前人未到の実績を残してきた。しかし、かつての教え子は「昔は甲子園に縁がなく、かわいそうだった」と回想する。西谷監督に3年間丸々教わった最初の世代の主将が、名将の素顔や変わらない勝利へ
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広陵VS高知 投手戦必至の好カード センバツ第4日見どころ
2024/3/20 17:00 560文字◇センバツ高校野球1回戦(21日、甲子園) ◇広陵(広島)―高知 広陵は1年春から背番号「1」を背負う、大会屈指の右腕・高尾響を擁する。高知も本格派の右腕二枚看板がいる。低反発の新基準バットが導入された今大会だけに、投手戦が予想される。 高尾の直球は、ほれぼれする球質だ。最速148キロで回転数が多
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公式戦初打席で決勝打 「ガラガラ声」の星稜の背番号20 センバツ
2024/3/18 19:06 844文字◇センバツ高校野球1回戦(18日、甲子園) ◇○星稜(石川)4―2田辺(和歌山)● 詰まり気味の打球が右翼手の前で弾んだ。2―2の九回、星稜の代打・東汰生(たいせい)が決勝の2点打。ベンチから仲間を鼓舞し続けてきた背番号「20」が厳しい試合の最後の最後、ヒーローとなった。 高校の公式戦で初打席。し
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みんなの高校ラグビー
初出場の興国 「エリート監督」が壁を越えるまで 高校選抜ラグビー
2024/3/17 07:00 1648文字激戦区・大阪に新風を再び吹かせる。22日開幕の第25回全国高校選抜ラグビー大会(埼玉・熊谷スポーツ文化公園)に初出場する興国(大阪)。躍進の裏側にはエリート街道を歩んできた青年監督の「気付き」があった。 トンガ出身のNO8ベネディクト・アカウオラ選手(2年)、身長203センチ、体重165キロの超大
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高校野球物語2024春
父は名将、でも「選手には私の言葉で」 星稜・山下智将監督
2024/3/17 05:45 1799文字運命に導かれたのだろうか。気づけば同じ道をたどっていた。星稜(石川)の監督として迎える初めてのセンバツ。世間は名将の息子として注目する。それでも、あくまで新参の監督として、選手と自然体で向き合っている。 18日開幕の第96回選抜高校野球大会を前に、担当記者のイチオシストーリーを紹介します。 センバ
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高校野球は生き残れるのか 9の約束を実践する監督が示す道筋
2024/3/11 15:00 1494文字18日開幕の選抜高校野球大会は今春、創設100年を迎える。現場では少子化や部活動改革、ジェンダー、けが予防、体罰、普及、選手育成など抱える課題は多い。高校野球は100年後もファンを魅了する存在であり続けられるのか。柔軟な発想で少年野球チーム作りに取り組む、練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ
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センバツここに注目2024
「日本一」を知る左腕が勝てる投手である理由 星稜・佐宗翼
2024/2/19 06:10 980文字◇星稜(石川)佐宗翼投手 日本一の味をよく知る左腕である。星稜中(金沢市)時代に軟式で全国2冠を達成し、昨秋は明治神宮大会でチームを32年ぶりの優勝に導いた。驚くようなスピードボールを投げるわけではない。「勝てる投手」である理由とは――。 3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の注目選手を紹
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センバツここに注目2024
「先輩にも遠慮しない」 名将ほれこむ才覚と度胸 広陵・高尾響
2024/2/13 06:10 786文字◇広陵(広島)・高尾響投手 まさに糸を引くような理想のストレート。回転数の多い最速148キロの直球が魅力の今大会実績ナンバーワン右腕だ。センバツ優勝2回の中井哲之監督(61)がほれこむのは、投手としての才覚だけではない。 <今年、選抜高校野球大会は創設100年、阪神甲子園球場も開場100年を迎えま
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家族と離れても… 被災した野球部員の決意 石川・輪島
2024/2/7 14:32 0文字 -
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