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戦争被害受忍論って? 民間人補償、国が拒否 救済を訴え今も活動=回答・栗原俊雄

ノーベル平和賞授賞式で演説する日本被団協の田中熙巳代表委員=オスロで2024年12月、猪飼健史撮影
ノーベル平和賞授賞式で演説する日本被団協の田中熙巳代表委員=オスロで2024年12月、猪飼健史撮影

 なるほドリ 昨年、日本原水爆(げんすいばく)被害者団体協議会(きょうぎかい)(日本被団協(ひだんきょう))がノーベル平和賞を受賞したニュースで「受忍論(じゅにんろん)」という言葉を聞いたよ。

 記者 「戦争被害受忍論」ですね。要するに、「日本は第二次世界大戦で、国民全体が何らかの被害に遭(あ)った。だから、みんなで我慢しなければならない」という日本政府の主張です。被団協は受忍論に長年あらがってきました。原爆以外でも、米軍の無差別爆撃(ばくげき)で多数の死傷者が生じました。しかし、日本政府は民間人に対し、「国が雇用していなかったから」といった理由で、一切の補償(ほしょう)を拒否しています。

 Q じゃあ、国が雇(やと)っていた人たちには?

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