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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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私のヒーローなんだから=大治朋子

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 米大統領選の投開票が来週に迫った。トランプ前大統領が再任されれば、米国によるイスラエル支持はさらに拡大するだろう。

 そもそも両国の「絆」はいつからなのか。ハリー・トルーマン米大統領が1948年5月のイスラエル建国を世界に先駆けて承認したことは有名だ。決断を促したのは、同じ米中西部ミズーリ州出身でユダヤ人の親友、エディー・ヤコブソン氏。第一次世界大戦からの戦友で、戦後は同州カンザスシティーの洋服店で共に働いていた。

 その後トルーマン氏が大統領となり、イスラエル建国の時期が近づくと、ヤコブソン氏は彼の敬愛するユダヤ人宗教指導者に会ってほしいと頼むようになる。だが大統領は手紙で、「ユダヤ人は感情的だし、アラブ人は話すのが難しく、できることはほとんどない」などと拒み続けた。

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