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「けんかはよせ 腹がへるぞ」。漫画家、水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪「ねずみ男」のセリフだ。
前回に続き、今年4月にリニューアルした「水木しげる記念館」(鳥取県境港市)を訪ねた話。館長の庄司行男さん(68)は、このねずみ男の言葉に「反戦のメッセージ」を感じるという。
「水木先生は戦争で左腕をなくしました。『戦争はやめるべきだ』とはっきり言ってもよさそうですが、シャイな先生はちょっと斜めに構えて、漫画の中でねずみ男に言わせています。先生は大食漢なのに、戦時中は食べることも、大好きな居眠りもできなかった。そんな水木先生の本心がこの言葉には表れていると思います」
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