東京電力福島第1原発事故で全域避難となり、昨春に大部分で避難指示が解除された福島県富岡町で、来年1月に町民劇「ホーム」が上演される。企画しているのは、震災の語り部活動などを行うNPO法人「富岡町3.11を語る会」。同会代表で元高校教諭の青木淑子さん(70)は「演劇は一人ではできず、見る人もいないと成り立たない。演劇を通じて町民同士のつながりを強めたい」と意気込んでいる。
劇の舞台は、今春、全域避難でばらばらになった家族8人が避難指示解除で帰郷を決めた祖母の引っ越しの手伝いに集まるところから始まる。家族それぞれの心にある古里とのつながりと、未来への思いを町民が演じて描き出す。脚本・演出を務めるのは、青木さんの教え子で福島県郡山市出身の演出家、野崎美子さん(56)。「一人一人が古里について考える作品にしたい」と話す。
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