韓国人は変わらない
で、今回のログでまず何よりもご注目いただきたいのは、その「全く変わらぬ量産型」という点です。
昨今、韓国人の対日意識が好転してるとか、韓国人から反日意識が消えつつあるなどという与太を耳にすることがあります。しかし、それが例によってほんの上っ面だけのことであるのは、日韓チャットの韓国人を見ていればうんざりするほどわかります(そもそも、彼らの「反日」からして、上っ面なんですがね)。韓国にすっかり倦んだ私が日韓チャットにいまだに居座っているのは、彼らが昔も今もこれからも、変わらぬことを確認するためのようなものです。
ログにあるように、「日本好きです」と言いながら、日本人から韓国人に対する批判がましい言葉を聞くや否や、彼らが態度を翻す点も、もはや韓国人の行動様式と言って良いでしょう。これは明らかに私たち日本人のことを韓国人が、「チョッパリの分際で」と思っているからこその態度だと思います。
次いで、韓国人が伝家の宝刀の如く「日本人友達」を強調する点にも、どうぞご注目ください。日本人に向かって猿の捏造民族のと罵っておきながら、「私には日本人友達がいる」と胸を張る姿が如何に滑稽かということを全く自覚していない点は、彼らの対日本人意識を考察する上で、大変興味深い点ではないかと思います。また別の視点から見れば、彼らに迎合する「日本人友達」が、如何に日本人と韓国人の相互理解を妨げているかという点についても、考察が及ぶのではないかと思います。
ついでに、彼らが常日頃「日本人の二重性」と言うのは、批判でも非難でもなく、悪口や中傷であるということがこのログから明白に読み取れるかと思います。
tivmtla(K) さんが入場しました。
tivmtla(K) : こんにちは
fetia (J) : こんばんは
tivmtla(K) : はじめましてw
fetia (J) : はじめまして。
tivmtla(K) : 日本好きです w
fetia (J) : そうですか。
tivmtla(K) : はい^^
tivmtla(K) : 韓国にどんな関心がありますか?! (筆者註:韓国人は「関心」という単語を、「好意」という意味で用いるようです)
fetia (J) : 韓国人の二重性に最も強い関心があります。(筆者註:私は日本人なので、「関心」を「好意」という意味では用いません)
tivmtla(K) : どんな?
fetia (J) : 韓国人なのに韓国人の二重性を知らないのですか? (筆者註:韓国人は韓国人の二重性を知らないことが多いと熟知した上での、意地悪発言ですw)
tivmtla(K) : あ..分かる^^
tivmtla(K) : 日本人の二重性みたいな^^ (筆者註:日本人の「ホンネとタテマエ」と、韓国人の二重性は全然違いますが、当然この韓国人はそんなことを理解しているはずもありません)
tivmtla(K) : ww (筆者註:この韓国人のドヤ顔が目に浮かびます)
tivmtla(K) : どうして返事がないですか? (筆者註:「言ってやったぜ!www」と思ったのに、私が反応しないので返事の催促)
fetia (J) : 韓国人の二重性を理解していないようなので、話をしても無駄だと思ったからです。
tivmtla(K) : どんな二重性ですか?
fetia (J) : 韓国人なのに韓国人の二重性を知らないのですか? (筆者註:意地悪発言リピート)
tivmtla(K) : 話をしてください
fetia (J) : 韓国人の二重性について理解してない人に、韓国人の二重性について話す気はありません。 (筆者註:「韓国人の二重性」を理解していないのに、「それは違います」と言うのがわかってるので、あえて教えてやらないw)
tivmtla(K) : やはり日本人は二重性がありますね... (筆者註:相手の発言をオウム返しに言い返すのは、韓国人の典型的な口論パターン)
tivmtla(K) : 話をしても無駄だ..ww
fetia (J) : 日本が好きだ、と言いながら、「やはり日本人は」と言う辺りも、韓国人の二重性を顕著に現していますね。 興味深い。
tivmtla(K) : 日本の人が好きだとは言わなかった^^
tivmtla(K) : やはり日本人は理解力が落ちますね..
tivmtla(K) : そしてタイプがとても遅い ww (筆者註:ちなみに筆者のタイプスピードはは約300WPMで、さほど遅くはないと思いますが、文章を考えながら入力する場合、タイプスピードの早い遅いはあんまり関係ないと思います)
tivmtla(K) : ちょっと早く言ってください^^ (筆者註:韓国人がチャットで文節ぶつ切りで話すのは、タイプが遅いと思われたくないからというのもあるかもしれません)
fetia (J) : そのように言い逃れをするのも、韓国人の二重性を顕著に表していますね。
tivmtla(K) : www
fetia (J) : もう少し観察しよう。
tivmtla(K) : やはり捏造民族は^^
fetia (J) : 捏造民族とは日本人のことですか?
tivmtla(K) : 日本人です
tivmtla(K) : 猿が人をどうして観察するのか..?
fetia (J) : 猿とは日本人のことですか?
tivmtla(K) : はい
fetia (J) : なるほど。
tivmtla(K) : www
tivmtla(K) : 先に無礼にさせた人はあなたじゃないでしょうか (筆者註:無礼なことを言ってる自覚はあるようです)
fetia (J) : ところで質問ですが、猿に統治された韓国人は、猿未満ですね?
tivmtla(K) : wwww
tivmtla(K) : そんな民族に毎日競技ごとに負ける猿たちww (筆者註:多分、具体的に「何の競技」というのがあるわけではなく、彼らが抱くイメージに基づいて発言していると思います)
fetia (J) : 毎日競技? 何の競技?(筆者註:だから具体的に突っ込むと・・・)
tivmtla(K) : www猿は分からなくても良いですww(筆者註:答えられません)
fetia (J) : ああ、知らないことを知ってるふりをして言ってるのですね。
tivmtla(K) : 変な声しゃべりますね ww
fetia (J) : それも韓国人に典型的な行動パターンですね。
tivmtla(K) : 日本人の典型的行動パターンはあなたですね
tivmtla(K) : 会うやいなや無礼な w (筆者註:この韓国人がした質問に、率直に答えただけですw)
fetia (J) : 劣化コピーか。それも韓国人に典型的な行動パターンですね。 恥ずかしくありませんか?
tivmtla(K) : やはり人らしく話し合うことができませんか? そんな行動で出たら私もこれ以上話さないです;
fetia (J) : 日本人が嫌いな人と話す気はない。
tivmtla(K) : あなたは韓国人が嫌いなのではないですか?
fetia (J) : 日本人を捏造民族と言ったり、猿と言う韓国人は大嫌いだ。
tivmtla(K) : 私も韓国人を二重的だと言ってあまり気持ちが良くないです
tivmtla(K) : そして先にそのように言った人はあなたじゃないでしょうか?
fetia (J) : 韓国人に二重性がないと言うのか?
tivmtla(K) : だからどんな二重性なのか問って見るんじゃないか
fetia (J) : 韓国人の二重性は甚だしい。
tivmtla(K) : どんな二重性なのか?!
fetia (J) : 表では「日本好きです」と言いながら、裏では「やはり日本人だね。猿だね」と言う。
tivmtla(K) : 韓国人が二重的なので嫌いだって?? (筆者註:韓国人が二重的だから嫌いだなんて言ってません)
tivmtla(K) : あ..
tivmtla(K) : 私が先ほどひどい話をしたことはすまなかったですw
fetia (J) : 普段からあのようなことを言ったり思ったりしてなければ、あんなにスムーズに話せないだろう。
tivmtla(K) : 私が普段にもそのように思うという意味ですか?
fetia (J) : そのように「すまなかったです」と言えばなかった事になると思っているのも、韓国人の特徴だ。
tivmtla(K) : 日本人は元々そうですか? あなたのようですか?
fetia (J) : 日本人は、他国人を猿という習慣がない。
fetia (J) : 私は他国人に猿と言ったことは一度もない。 (筆者註:韓国人を「亞人類」とは散々言ってますがw)
tivmtla(K) : それなら外国人を二重性が強いと言いますか?
fetia (J) : あなたのように、スラスラと「日本人は猿だ」と言えるのは、普段もそのように言ったり話したりしているからだ。
tivmtla(K) : すみませんが 私の友達も日本人の友達がいます
fetia (J) : その日本人の友達にも、猿だと言うのか?w
tivmtla(K) : あなたもいつも韓国人は二重性があると思うのか?
tivmtla(K) : いつも日本人はそのように言葉を皮肉って言いますか?
fetia (J) : 韓国人の知人とはその話題で議論出来るね。(筆者註:以前ご紹介したとおり、「韓国人は自分がすればロマンス、他人がすれば不倫」は、韓国人の知人の言葉です)
tivmtla(K) : 私の考えには日本人が二重性のようですね
tivmtla(K) : あなたにも韓国人の知人がいますか? その人とも一緒に話したいですね
fetia (J) : 日韓チャットにいれば、韓国人の知人の一人や二人は居て当たり前である。
tivmtla(K) : その人とは親しいですか?
fetia (J) : 日本人を「捏造民族」とか「猿」と言うような韓国人と知人になる気はない。
tivmtla(K) : 私もあなたのように韓国人を二重性あると言う人と知人になるつもりはみじんもないです^^
fetia (J) : あなたも、日本人の友達が居るというなら、その友達に「捏造民族」「猿」と言ってみると良い。
tivmtla(K) : あなたの韓国人知人にも二重性あると言うことはどうですか?
fetia (J) : 「そのとおりです」と言うよw (筆者註:事実です)
tivmtla(K) : 先ほど日本人友達に聞いたがあなたは正常ではないですね;;
fetia (J) : そう思うことで自分の異常性から目をそらすなら、それも良いだろう。w
tivmtla(K) : どんな意味www
fetia (J) : そうやって韓国人は自らの二重性を育むということがよくわかる。
tivmtla(K) : 日本人もまったく同じだww あなたも同じ
fetia (J) : 韓国人が、「日本人も全く同じだ」と言う時は、必ず減らず口であるという法則。
tivmtla(K) : 必ず減らず口?ww
fetia (J) : どうして韓国人はみんな、同じような反応なのだろうね?
tivmtla(K) : 日本はいつもそうです~!
fetia (J) : あなたも、典型的な韓国人なので、もう良いですよ。これ以上観察しても新しい発見はなさそうだ。
tivmtla(K) : 必ず他の国が日本よりスポーツがお上手な時にも審判買収..という話が出て..
tivmtla(K) : 私もよく分かりました 日本人の人間性 二重性
fetia (J) : 他の部屋へ行きなさい。 さようなら^^
tivmtla(K) : うん
tivmtla(K) : 消えて (筆者註:この「消えて」は、どうやら韓国人のチャットでは定番の捨て台詞のようです)
tivmtla(K) さんが退場しました。
ログ採取日 2010年06月27日21時半頃から22時
ちなみにこの韓国人、一旦私の部屋を出た後、自前で部屋を作ったらしいのですが、誰も来ないので結局部屋を畳み、再び三度四度と私の部屋に来て、その都度捨て台詞や悪口雑言を吐いては部屋から蹴り出されておりました。
日韓チャットの韓国人には、このような行動を取る者が多く、もしかすると彼らは被虐愛好家なのかも知れませんが、私に加虐を楽しむ性癖は全くないので、大変鬱陶しい限りです。
日本人は自信を持って良い
はやぶさ帰還直後にウリナラチラシが「イトカワの試料採取がはやぶさの最大任務」としきりに言ってたのを、当初私は、単なる物知らず故かと思っていたのですが、どうもやはり「イトカワの試料採取をはやぶさの最大任務ということにして、その失敗を願っている」というのが実際の様子。
韓国人という生き物に対して、私もまだまだ見方が甘いと言うか、我乍ら人が好いなあとしみじみ思いました。
個人的には、イトカワの試料が全く採取出来ていなくても、はやぶさの成果に何らのマイナスにもならないとは思っていますが、それ以上にイトカワの試料採取は、成功している可能性がかなり高いとも思っています。
人類は既に月面に降り立っておりますが、月面には「レゴリス」と呼ばれる微細な砂塵が積もっているそうです。
このレゴリスは、月面探査を行なう際に大変厄介なシロモノだそうで、静電気や磁気に反応してあちこちにくっついたり入り込んだりするそうです。しかも大変に微細(およそ0.05mm)なので、宇宙服のほんの僅かな隙間にも入り込んでしまい、知らずにこれを宇宙船内に持ち込むと、計器の中に紛れ込んで故障の原因になるので、月面探査を行なった後はレゴリスを徹底的に落とす作業が必要になると、何かで読んだことがあります。
イトカワ表面も月面同様、レゴリスで覆われています。更にはやぶさが着陸したミューゼスの海は、イトカワではレゴリスが集まっている最も大きな領域で、つまり望まなくともレゴリスが採取カプセルに紛れ込む可能性は決して低くないと言うか、逆にイトカワに着陸までしているはやぶさのカプセルに、レゴリスが絶対に紛れ込まないようにする方が難しいぐらいではないかと思っています。
別にはやぶさに限ったことではないのですが、はやぶさ関連の報道を見ていて痛感したことがあります。それは日本人の習性のひとつに、「我々は自信を持ってはならない」と考えたがるという習性があるということです。
ニュースなどでも、日本人が自信を失うようなニュースほど好んで盛んに取り上げられますし、将来予想においても、絶望的観測の方が何故かクローズアップされます。
この習性は、慎重の上に尚慎重を期すことで、日本人の能力の底上げになっているというメリットもあるとは思います。ところが、同時にその習性によって、日本人は「日本人の能力の底が高い」ということさえ評価したがりません。
これが程々の内は「謙虚」という美徳と解釈することが出来るかもしれませんが、度が過ぎると何かにつけ「日本はダメだ。日本は悪い。日本人は出来ない子」という意識を持つようになり、その意識が膏肓に入ると、そのネタ探しに奔走するようになる人が出てきます。ある程度高い教養や学識を持つ日本人であっても(ある程度高い教養や学識を持つからこそと言うべきかもしれませんが)、そこへ付け込まれると大変に脆いのではないかと思います。
そこへ付け込む連中に、朝鮮人が少なからずいることは、もはや弊ブログをお読みの皆様には言うまでもないことでしょう。先だっての日韓併合無効の声明などは、自省や自戒が大好きな日本人と、そこへ付け込んだ朝鮮人の見事なハーモニーの実例と言えます。
自省や自戒を悪いとは言いません。適切な自省や自戒は、失敗を乗り越える発奮材料となり、更なる前進を促すものだと思います。
しかし、挫折を促し、前進を妨げるような自省や自戒は、害にはなっても薬にはなり得ません。更に日本人の自省や自戒に付け込んで食い物にしようとする連中に迎合するのは、害悪以外のなにものでもありません。
失敗は失敗として謙虚に見つめることは間違いなく重要です。しかし、その失敗で得た教訓を前進のための材料にすることが、はやぶさの感動的な成功につながったという事実を、私たち日本人は忘れぬようにしたいものです。
韓国語に表れた韓国人の対人意識の高さ
するとその韓国人は「いくつかある」と言って韓国語の「赤」を意味する語彙を並べ立てました。しかし、その語彙はすべてイコールで結ばれています。
そこで、「それはどのように使い分けますか?」と聞くと、「(日本語で言う)「私」と「僕」ぐらいの差だ。標準語と訛りの違いぐらいで、どれも同じような系統の色だが、ただ話す表現が違うだけ」という答えでした。
この会話からわかったことは、この韓国人が日本語の「私」と「僕」の違いを全く理解していないことと、韓国語における「赤」を表す語彙は確かに幾つかありますが、それは色味の違いを表現するためのものではないということでした。
しかし、私は韓国語にも細かい分類のある言葉があることを思い出しました。それは「親族間の呼称」です。
日本語における親族間の呼称も、英語と比較すると結構細かく分類されておりますが、朝鮮は更に細かく呼び名を定めており、その複雑多岐さは、韓国人でさえ満足に覚えている人は多くないほどだそうです。もっともこれは元々は両班の習慣だそうで、中国の影響が多大だと思います(当然、中国語における親族間の呼称の複雑多岐さも非常に甚だしいそうです)。
それから親族ではありませんが、比較的親しい他者への呼び掛けの言葉の分類もかなり細かく、年少の女性から年長の女性には「オンニ」、年少の女性から年長の男性には「オッパ」、年少の男性から年長の男性には「ヒョン」、年少の男性から年長の女性には「ヌナ」と呼び分けております。
これら全てが「年少者から年長者への呼称」なのは、逆の「年長者から年少者への呼称」が特になく、年長者から年少者へはファーストネームの呼び捨てが普通だからだそうです。
彼らが初対面で相手の年齢を非常に気にするのも、自分が相手をどのように呼べば良いのか、相手が自分をどのように呼ぶのかを確認するためということは、大いにあるでしょう。
日本人は割と郷に入れば郷に従う人が多く、韓国人に対してこういう呼称を使うことに抵抗のない人は多いようですが、実はこれを中途半端に覚えて使うと、結構妙なことになります。
昔、私のブログに慰安婦ネタをトラックバックしてきたサヨクな中年男性が、自身のブログ上で日本に慰安婦を呼んで講演させる活動について語り、その活動をしている韓国人の青年男性に対して「オッパ」と呼びかけていたのを見て、激しく吹いた記憶があります。
これは、「オッパ」という呼称が年長の男性から年少の男性に使うべき言葉ではないということと、男性が男性に対して用いるべき言葉ではないという二重の失敗例です。ただし男性同士であっても、ゲイの女役がゲイの男役に対して「オッパ」と呼びかけることはあるので、「もしかしてそういう関係ですか?www」とコメントしたら、次の記事で言い訳と共に激しく否定されましたがw
同じく、韓流おばさんたちが明らかに年下の若い韓流俳優に向かって、「オッパー!」と叫んでいるのも明らかな誤用ではありますが、まあ、ああいう人たちは、自分の脳内ではいまだに少女のつもりらしいので、彼女たちの主観においては間違ってないのかもしれません。
もっとも私が韓国語における他者への細かい呼び分けを知ったのは、日韓チャットに入り浸るようになった2002年以降ですので、初めて韓国に行った1990年当時はそんな呼称の存在さえ知らず、そのために私も人のことを笑えないような失敗をしております。
当時、韓国に居る間に耳で覚えた韓国語で、店のおじさんには「アジョシ」、店のおばさんには「アジュンマ」、店のお姉さんには「アガシ」と呼ぶのだと知り、実際に「アジョシ」「アジュンマ」を使ってみると滞りなく使えるので、韓国に居る間中、調子に乗って使っていたことがあります。
ところが帰国の際に金浦空港の喫茶店で、なかなかオーダーを取りに来てくれない店のお姉さんに、「アガシ!」と呼びかけたところ、凄まじい形相でギッと睨みつけられて、大変驚いた記憶があります。
これは恐らく、「アガシ」という呼称が、名前の分からない年少者の女性に対して用いる呼称であって、当時まだハタチそこそこの若造が、明らかに年長者であろう女性に対して「アガシ」などと呼びつけるのは、たとえそれが客であっても、甚だしい侮蔑と捉えられたからではないかと思います。
もっとも、「アジュンマ」って言ってたら水ぶっかけられてたかもしれませんがw
このように、一応韓国語にも細かい分類のある言葉はあるにはあります。これは朝鮮時代の両班が中国の風習を積極的に取り入れていたのを、更に国民総両班になった韓国人が、両班気取りで使っているのでしょう。
確か北朝鮮では、元両班は敵対階層として被差別対象になっておりますので、「父」「母」「祖父」「祖母」程度は使われているでしょうけれど、両班気取りの複雑多岐な呼称は使われていないのではないかと思います。その代わり、北朝鮮における金正日の呼称や敬称、美称の豊富さは目を見張るものがありますが。
ともあれ韓国人の意識においては、一般的な事象に対する意識と比較すると、対人関係における上下の峻別に対する意識だけが甚だしく強いことだけは、間違いないでしょう。
って言うか、それだけで全てを測ってる可能性が高いと思います。
あっても使わないなら、無いのと同じ
「韓国人に対するイライラ」というのは、かなりの部分で韓国人という生き物に対する「慣れ」が大きく作用すると思います。韓国人の生態に慣れているほど、イライラを感じる度合いは下がると思いますが、ずいぶん慣れているつもりでも、韓国人にイラッとすることは非常に頻繁です。私ももちろん例外ではなく、日韓チャットで韓国人にイラッとしない日の方が珍しいぐらいです。
私の場合で申し上げますと、それに耐える精神的余裕がある時は、イライラしながらもそれを韓国(人)考察の方へと振り向けることで昇華させることが出来るのですが、精神的余裕がない場合は、韓国関連とは全く関係のないことへ意識を向けるようにしております。
こんなブログを書いているせいもあって、100%とまではいかなくとも、私の意識や関心の大部分は韓国関連で占められていると思い込んでおられる方は大変多いのですが、実際のところは、私の意識や関心の中の韓国関連部分は、それほど多くも大きくもありません。
韓国人に対するイライラと言うのは、概ね「何故こいつらはこうなんだ」というもどかしさや憤りが元になっていると思います。少なくとも私の場合はそうなのですが、基本的には「何故もへったくれも、こいつらはこういう生き物なんだ」という理解に基づいてウォッチし、それが限界になれば、韓国から意識を逸らして他の興味や趣味に没頭するのが、私の韓国イライラ対処法です。
さて、前回記事について、「韓国語に細かい分類のある言葉と言えば、罵倒語があるではないか」というご意見多数で吹きました。
これについては、既にコメント欄でお答えくださってる方がいらっしゃいますが、確かに、韓国語(not 朝鮮語)における罵倒語のバリエーションは、世界一と言って良いほど豊富であることは事実です。ただ、それは単に語彙数が豊富なだけで、収集も分類もされておりません。その場その場で泡沫のように浮かんでは消え、消えてはまた浮かんでくるだけのものです。
細かい分類とは、単にバリエーションが豊富と言うだけではなく、それを適宜分類し、使い分けているかどうかが重要ではないかと思います。韓国罵倒語が如何程多いといえども、種類や特徴に応じて細かく分類され、韓国人がそれを状況や用途に応じて使い分けているとは思えません。ただし、もし韓国人による「韓国罵倒語辞典」というものがあるなら、あるいは今後出版されることがあるなら、多少考え方を改める用意はあります。
牛肉の部位の話も出てきましたが、昔私が読んだことのある在韓日本人が書いた韓国についての本には、「韓国では肉は部位を分けずに売ってる」と書いてあったと記憶します。そもそも韓国では、牛肉はさほどに食べられておりませんでした。
牛肉以外では「コメはどうですか?」というご質問もありましたが、コメも同様です。一度韓国人に「韓国でコメと言えば、どんな品種のコメが美味しいと言いますか?」と聞いたことがあります。彼らの答えは「コメは、品種ではなく、産地(何でも、平澤産が最高だとか)です」でした。
実際のところは、韓国人と料理や食べ物の話をするほど虚しいことはありません。日本人同士であれば、食べ物関連の話は無難且つ確実に盛り上がる話題のひとつですが、韓国人相手の場合は、どんな料理や食事の話をしても、返ってくる言葉は「美味しそうね!」「試食したいです!」ぐらいです。
日韓チャットで、日本人が料理や食べ物について、「どこのものが美味しいか」「どのように美味しいか」や「どう工夫すればより美味しくなるか」など、微に入り細を穿ちつつ歓談していると、韓国人も最初の内こそ「美味しそうね!」「試食してみたいです!」と一所懸命合いの手を入れて参加しようとはするのですが、その内話についてこれなくなり、やがてあからさまにつまらなさそうな態度になり、たいてい最後は黙って出て行きます。
食べ物について韓国人は、美味しそうか美味しそうでないか、食べたいか食べたくないか以上の興味も関心もありません。たかが食べ物に、何故日本人がそこまで熱心に細かく分類し、楽しく語ることが出来るのか、彼らにはどうしても理解出来ないのです。
これは別に食べ物に限ったことではありません。例えば以前韓国人に「どんな音楽を聞きますか?」と聞かれたことがあります。これに対してごく普通に、「ポップスやニューミュージック、オールディーズ、フォークソングなどが好きです。クラシックを聞くこともあります」と答えたのですが、その答えに韓国人がかなり当惑します。
何を当惑しているのかと思ったら、やがてその韓国人は「日本の音楽は分類が多くて気難しいですね」と言いながら「私は日本のホニャララという歌手が好きです」と言い出しました。つまり、どうやらこの韓国人、「どんな音楽を聞きますか?」というのを、「好きな歌手は誰ですか?」という意味で聞いたようなのです。
食べ物や色や音楽や、その他の様々な事象について、韓国語の辞書を引けば、幾つもの細かい表現があるにはあると思います。しかし以前に「韓国では【箇所】という単語は辞書に載ってはいるが、現在ではほぼ用いられなくなり、【部分】という言葉に統括されている」と申し上げました通り、韓国ではたとえ辞書に載っていても、実際には使われなくなっている言葉があります。それは、大意は同じでもニュアンスの異なる単語を駆使して、微妙な機微を文章で表現しようとする努力をしない韓国人が一般的だからだと思います。
日韓チャットでは、大雑把な単語と、たとえ初対面でも、聞き手が自分の心の機微を読み取るのが当然と言わぬばかりの、主語や述語を大胆に省略した文章で、彼らは対話しようとします。そういう会話において、逆にこちらが言葉の意味や話の真意を丁寧に問い詰めていくと、彼らは必ず狼狽します。最後にはたいてい「何故そんなに細かいことを突き詰めるのか。何となく楽しく話せばそれで良いではないか」とこちらを責めます。
確かに、彼らの会話はそうです。相手の言ってることの詳細にはあまり頓着せずイメージで受け取り、それによって発生した自分のイメージをそのままぶちまけ、相手がまたそれをイメージで受け取り、イメージで解釈してまたイメージだけの言葉を垂れ流す、というのが彼らの会話です。
そんな彼らの会話には、単語の「細かい分類」など必要どころか、邪魔以外の何物でもないのでしょう。
韓国には細かい分類がない?
私は「こんなこともあろうかと!」を見てからのニワカではありますが、本当に今回の快挙については、JAXA及び開発運用関係者の皆様に、心からのお祝いと賞賛を捧げたいと思います。ついでに、これを仕分けた連中全員に、心からの呪いと軽蔑を進呈したいと思います。
ニワカながら、一連のはやぶさに関する動画やコピペやはやぶさが最後に撮った地球の写真やなんやかんやは、一応ひと通り抑えてあるのですが、今でも見ると泣いちゃうので見れませんw
今回のはやぶさの快挙は、たとえ回収されたカプセルの中に何も入っていなかったとしても、実験成果に些かの瑕疵も生じることにはなりません。はやぶさに課された実験は、イトカワの試料採取だけではなく、むしろイトカワの試料採取はオマケと言うかついでと言うか、行き掛けの駄賃のようなものです。
どこぞのウリナラチラシでは、はやぶさの最大任務をイトカワでの試料採取などと書いてますが、言論を名乗る機関にしては、はやぶさについてあまりにも調べてなさ過ぎです。知らないことなら書かないという選択肢もあるでしょうに。
でも、こういう薄くて浅くて上っ面の理解は、連中らしくて良いと思います。あるいは、あえて「はやぶさの最大任務はイトカワの試料採取」ということにして、せめて試料採取だけでも失敗していることを願っているのかもしれませんがw
そう言えば、朝鮮日報の鮮于鉦東京特派員の、やたらと「失敗」を連呼した忌々しげな書きっぷりも、大変朝鮮人らしくて良かったと思います。お暇な方は朝鮮語版と比較なさってみるのも一興かもしれません。
もちろん、日本語版と朝鮮語版で大意が変わるわけではないのですが、微妙に表現を変えているところ(例えば見出しからして、日本語版は「小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に日本中が熱狂」となっていますが、朝鮮語版では「"7年間宇宙を彷徨った・・・"日、探査機帰還に熱狂」となっています)が姑息で、これまた朝鮮人らしくて良いと思います。
ところで、ハンギョレの記事では、はやぶさの名称を「日本語で"鷹"を意味する」と書いておりました。あれっ?と思って調べてみると、一般的に韓国では、猛禽類は全てひとからげに「鷹」と呼んでいるようです。
なんと大雑把な、と思っていたところ、日韓チャットの常連日本人から、「韓国人はどうも「彗星」と「惑星」の区別がついてない」という話を聞き、更に、以前韓国人に「花と言えば何の花?」と聞いた際、彼らがこの質問にピンと来てなかったということを思い出しました。
たいていの文化圏においては、生活に密着したものの名称は、他文化圏の者から見れば異常に思えるほど細かく分類されているのが普通です。例えば日本においては、魚の名称が異常なほど細々しいのは、寿司屋の湯呑みを見ればご理解いただけるでしょう。
西洋においては、家畜や狩猟の獲物の牡牝幼老でそれぞれ細かく名称が定められておりますし、中国においては、馬の牡牝幼老だけでなく、種類や特徴、用途に応じてそれぞれの漢字が作られるほどでした。
もちろん、その文化圏に属していれば、誰もがその細々した分類を完璧に覚え、常に使い分けているというわけではありません。それは日本人であれば誰でも、寿司屋の湯呑みの漢字を全て覚えているどころか、全て読めるわけではないことを思えば、当然でありましょう。
けれど「その細々した分類を完璧に覚え、使い分けて」いなくとも、「魚には何やら細々した分類があるらしい。そう言えば、寿司屋の湯呑みに魚の漢字がびっしり書いてあったなあ」とか、「そう言えば、同じ魚でも成長段階ごとに名前の変わる出世魚とか、聞いたことあるなあ」ぐらいのことなら、義務教育を修了した程度の教養がある日本人であれば、知っているのが普通ではないかと思います。
私は西洋人ではないので西洋では実際のところがどうかはわかりませんが、「ドレミの歌」の英語歌詞に「Doe, a deer, a female deer」とありますから、鹿は牡牝で名称が異なるということは、子供でも知っていることなのでしょう。
となれば、朝鮮では何があるだろう?という話になるのは、日韓チャット常連日本人としては当然の流れでしょう。
しかし、色々考えてみたのですが、俄かには思いつきません。キムチには、作り方や材料によって幾つかの名称があるにはあるようですが、花などの名称と同じように、どうしても限定したり強調したい場合にのみ使われるようで、基本的には「キムチ」でまとめられているようです。
日韓チャットで日本人同士、そういう話をしていたところへ常連韓国人がやってきたので、「韓国には日本における魚や、西洋における家畜のように、細かく分類され、それぞれに名称があるものは何かありますか?」と聞いてみました。
その常連韓国人はしばらく考えて、「私がよく知らないだけかもしれませんが」と前置きしながらも、「韓国では、魚は魚、パンはパン、犬はそのまま珍島犬、黄犬と言って、細々した分類はないようです」と答えました。
詳しく調べれば、韓国にも細かく分類され、それぞれに名称を与えたものがあるのかもしれません。ただ、それは例えば商売人が客に売るときに箔を付けるために、同じようなものにわざと異なる名称を付しただけのような、彼らの文化的必要性に迫られて付された名称ではないのではないかと思います。あるいは彼らの生活において、それらの細々した分類は、何らの必要性もないのでしょう。
そう言えば日本でも、教養的にアレな方なんかだと、「イワシとかサンマとか、どっちもサカナじゃん。いちいち分けるとか意味わかんないしwww」な方がしばしばいらっしゃいますが、多分そういう日本人は、韓国人の考え方や意見がよくわかるのではないかと思います。
韓国人の考える説明責任とは
ところで、10日の韓国のロケット打ち上げ強行には少々驚きました。9日の打ち上げ直前に中断した理由が、消火剤の誤噴射だったということで、それ自体は特に何とも思いません。むしろ前回記事にも書いた通り、打ち上げてから失敗するより100倍マシだと本心から思っておりました。
実際に誤動作が発生している以上、誤動作を起こした箇所以外の関連する全ての箇所を点検・検証し直す必要があり、それに要する時間はどんなに少なく見積もっても三日や四日はかかると思っておりました。
だからこその「はやぶさ帰還に被らぬように」という願いでもあったわけです。
ところがなんと連中ったら、中止の翌日に再打ち上げを強行。いくら韓国人がパリパリ(=韓国語で「早く早く」)だからって、9日の打ち上げ中止後、再打ち上げに要する時間を差っ引けば、誤動作部分やその関連箇所の再点検や再検証に費やした時間は20時間もあったでしょうか。素人目にも、失敗するために打ち上げたのかと思うぐらい拙速過ぎます。
失敗することそのものは、ある程度は必要経費のようなものですから、特に批判するつもりはありません。何事であれ、初めてやることや経験が浅いことに失敗は付き物です。きちんと向き合うならば、失敗は必ず後の教訓となります。
問題は失敗そのものよりも、韓国人に「失敗ときちんと向き合う」という意識が無いことではないかと思います。
今回の失敗も、韓国側はその直後から1段目のエンジン(※ロシア担当)が爆発したためなどと相変わらずの朝鮮予断で言っておりますが、失敗を他人のせいにしている間は、半万年続けても成功しないか、仮にまぐれで成功することがあっても、次に続かないと思います。
他にも北朝鮮が国連安保理に自らを被害者として協議を提起したとか、韓国が38度線で再開しようとしている批判宣伝放送に対して、北朝鮮が「ソウルを火の海にしてやる」宣言とか、半島有事関連ネタもあることはあるのですが、お約束のグダグダ状態。
しかし、かつての板門店観光では名物的対北批判宣伝放送だったのですが、いつの間にか取り止めされてたのだなと、少し意外でした。更に意外だったのは、何とも幼稚で原始的な工作活動だなと思ってた批判宣伝放送を、北朝鮮が相当嫌がってるということです。韓国の対北批判宣伝放送の再開に対する北朝鮮の反応を見ると、なるほど、同じ民族同士、相手の嫌がることはよくわかるんだなと改めて思った次第です。
さて、そういう時事的半島ネタはもう少し様子を見るとして、日韓チャットは毎度毎度の
先日、ある韓国人が私の部屋に来て、他の部屋での愚痴をくどくどと言います。珍しいことではありませんが、私はこれが嫌いなので、その韓国人に「他の部屋の愚痴はその部屋で言え」と言ったのですが、なかなか止めません。どうやら常連日本人部屋で、ドクトウリタンを喚いて火達磨にされたらしく、その恨み言を、誰でも良いから日本人に向かって言いたい様子なのです。
そこで私が「竹島論議をしたいのですか?」と聞いても、それに答えずグダグダと「どうして日本人はドクトをウリタンと認めないか」と言います。
面倒なので「責任ある発言をするなら、竹島論議をしても良いですよ」と言ってみると、始める前から「そんな責任者なら、政治部長官と話さなければならない」などと逃げ口上をほざきます。
彼らの逃げ口上をいちいちまともに聞いていても意味がないので「無責任な発言は聞きたくありません。責任ある発言をしますか?後で「私は責任者でないからわかりません」と言ったら、その場で強制退室ですが、良いですね?」と問い続けると、やっとその韓国人は「私はいつも責任ある発言です」と言いました。
そこで私が「では、まず竹島が韓国領土であるという根拠を提示しなさい」と言うと、その韓国人が釣られて「タケシマが韓国領土なのは・・・」と言ったのには少し笑いました。
ちなみに、ほとんどの韓国人は、韓国が竹島の領有を主張する根拠を全く知りません。何故なら、「誰が何を言い張ろうと、ドクトウリタン」で彼らの中では完結しているからです。根拠なんか必要ないので、調べたことさえない韓国人が一般的です。彼らは、韓国人にドクトウリタンと言われた日本人が、悔しさに地団駄を踏んで泣き喚くことが想像出来れば、それで満足なのです。
この韓国人も例外ではなかったようで、やはり韓国の竹島領有主張の根拠を知りませんでした。しかし、状況的に「知らない」とは言えないこの韓国人、なかなか面白いことを言い始めます。
韓国人「タケシマが韓国領土であることは、以前に、日本で、我が国を侵略した時、強制条約を結びました。強制条約を結んだ状態で、韓国が解放になりました。そのようにはっきり調べた時ドクトを日本の地だと言い張るということは・・・」
ここで私が確認の質問をします。
私「強制条約とは何ですか?」
すると韓国人、とっさに何を質問されたのか意味がわからなかったようで、「強制条約が何ですか」とオウム返しに問い返します。
私が「あなたが言ったのです。>強制条約」と言うと、やっと自分が言ったことの説明を求められていることに気づき、「日本で千人という日本巡査と国の人々を我が国で派遣させて、我が国をもてあそぼうとする下心で強制条約すなわち願わない契約を締結することではないですか」と「強制条約の意味」を説明し始めます。
この説明もツッコミ処満載なのですが、それに律儀にツッコんでるとキリがないのでサクっと捨て置いて「強制条約の条約名と、締結時期を言いなさい」と私が言うと、それに対する返答が「私が何の歴史学者ですか そうしたことまでいちいち話しますか」です。
要するに自分が言ってる「強制条約」が何という条約か、いつ締結されたものかなど全く知らないわけです。しかし、自分が知らないと言えば負けだと思ってる韓国人は何と、「あなたは、私が言ったことが理解出来ないのですか?」と言い出します。
私が「あなたは責任ある発言をすると言ったのだから、責任を持って説明しなさい」と突き放すと、「私の発言に責任を持つためにあなたが理解をするべきです」、「あなたの理解度もないのにそうしたことまで発言してみてこそ何をするといった話ですか」と言います。
どうやらこの韓国人の考える「説明責任」とは、説明を受けてる相手が、説明をしている者の意図を十分に理解することだったようです。
こういう朝鮮話法に素直に乗ると、お約束のグダグダに持ち込まれてしまいますので、これもサクっとスルーして、「日本と朝鮮の間では、幾つもの条約が締結されています。そのうちのどの条約か、正確に把握するために、確認が必要です。どの条約ですか?知らないのですか?」と追い詰めると、「あなたは年が幾つですか?まるで年寄りのような物言いをしますね」と言って、私を怒らせようとします。
この挑発も聞き流して、「あなたは責任ある発言をすると言ったのに無責任ですね^^ 自分の話もきちんと説明出来ない。論外です」と言って、蹴り捨てました。
ちなみにこの韓国人、蹴り捨てられてから2時間ほど後に再び素知らぬ顔で再入室してきたので、「無責任発言をする人は謝絶」と言うと、「まだ根に持ってるのか。肝が小さい」とほざくので、再度蹴り捨てました。
別に構いませんが、2時間程度の過去のことを「まだ根に持ってる」「肝が小さい」と言われるのであれば、100年前の日韓併合や、400年前の朝鮮征伐を根に持ってる韓国人は、どんだけ肝が小さいことになるのかと、失笑を禁じ得ませんでした。
朝鮮半島で戦争が起きれば、世界大戦になる
さて、それとは別に、韓国で高校生が戦争に関する風評をネットで流布して取調べを受けているようですが、この流布した内容は中央日報の記事によると
・「李明博大統領は『北朝鮮が戦争態勢をすべて整え、攻撃してくるのは時間の問題だから、南側が先制攻撃をしよう』と話した」
・「満17歳以上の男性はみんな戦争に参加しなければならない。 すべての会社は業務が中断され、すべての学校に休校令が下される」
・「李明博大統領のため、私たちはみんな死ぬことになりそうだ。 今すぐみんなに知らせてほしい」
とのこと。このネタが主に小中高生らによって瞬く間に韓国のネットの巷に広がったそうです。
日本でこの手のネタが某巨大匿名掲示板に投稿されても、多分「ソース出せ」で終了すると思うのですが、そうならないのがやはり韓国。
ちょっと冷静に考えれば、「北朝鮮が戦争態勢を全て整え、攻撃してくるのは時間の問題だから、南側が先制攻撃をしよう」という理屈が既におかしいことに気づくでしょう。次の「満17歳以上の男性云々」については、それこそ「ソース出せ」の世界です。いくら韓国が準戦時国と言っても、いくら韓国では大統領に絶対的な権力があると言っても、社会全体の活動をいきなり停止して、戦争に注力するということが出来るはずがありません。
特に学校はともかく、全ての会社の業務が中断されれば、戦争遂行のための物資の補給や流通なども停止します。確かに、社会経験のない小中高生ならこんな馬鹿な寝言を信じる可能性はありますが、韓国のネットには社会人の利用者も少なからずいるはずです。
仮に半万歩譲って、「北朝鮮が攻撃してくるのは時間の問題なので、李明博が先制攻撃をしようと言った」「満17歳以上の男性は云々」が事実だとしても、次の「李明博大統領のため、私たちはみんな死ぬことになりそうだ」という結論は全く意味がわかりません。北朝鮮が攻撃を仕掛けてくるのは時間の問題だが、韓国が先制攻撃をしなければ、韓国人はみんな死なずに済むという考えなのでしょうか?
何と言うか、情報に対する韓国人の考えは、「事実を正確に知りたい」ではなく、「信じたいことが事実であると思いたい」なのだなと思います。
昨日、そういう話を日韓チャットでしておりましたら、部屋にいた韓国人が「北朝鮮に強硬策を使った大統領ならば、ある程度責任があるといえます」と言い出しました。
要するに金大中・盧武鉉と二代10年続いた太陽政策という名の対北阿諛迎合政策を、李明博政権で幾分改めたため、北朝鮮が韓国に不満を抱いているからだと言いたいのでしょう。
それはつまり、「無頼漢が犯罪を行なうのは、それを取り締まる警官がいるから」という理屈になるかと思います。あるいは、「警察がいなければ、無頼漢が何をしても犯罪にならない」という意味かもしれません。
「まあ、半島内部で半島生物が殺し合うだけなら、好きなだけやれば良いと思うよ。他国に迷惑かけないでね^^」と私が嘲笑すると、その韓国人は即座に「それは不可能です」と答えました。
その韓国人ったら、「韓国で戦争が起これば, 世界戦につながる可能性が高いです」などと言います。こんな美味しいネタを出されたら、これはやはり食いつくのが礼儀というものでしょう。躊躇なく食いつきましたw
「世界戦になるという理屈を聞こうじゃないか。どういう理屈で世界戦になるの?」と私が突っ込むと、その韓国人はまさかそんなことを聞かれるとは思っていなかったらしく、ちょっとたじろぎながらも、「それだけ(韓国は)世界である程度位置がある国ですからね、利害関係もあって」と言います。
「北朝鮮と韓国が戦争を起こしたら、それに便乗するのはどこの国とどこの国?」と突っ込むと「ディティールはわかりません」ともうギブアップ。その後は突っ込んでも突っ込んでも「詳しいことはわかりません。私は政治関連には詳しくない」と言い訳の連続です。
要するに「韓国は世界的にも重要で影響力の大きい国だから、朝鮮半島で戦争が起きれば、細かい理屈は全くわからないけれど、必ず世界戦になるに決まっている」という発想なのでしょう。
最後に「朝鮮半島で戦争が始まれば、世界大戦になる」という考え方は、韓国では一般的?それともものすごく特殊な考え方?」と聞くと、やはりお約束の「私個人の考えです。一般的かどうかはわかりません」と答えます。
しかし、この手の「ウリナラが非常事態になれば、何が何でも他国を巻き込みたい」という発想は、金正日がかつて「朝鮮のない地球は叩き壊さなければならない」と言ったのに通じます。
弊ブログではしばしば、「日韓チャットなんかに参加してるような韓国人が言ってることを、韓国人全体が言ってるように拡大解釈するな」という御託を聞きます(多分陰ではもっと言われてるんだろうなあw)。
しかし以前も、「上の水が濁ってるから、下の水も濁ってる」という記事で申し上げましたが、事実は「日韓チャットに参加している韓国人が言ってるようなこと」は、既に韓国で、あるいは朝鮮人全体のマインドにおいて、広く共有されているものが多いということを、今回も痛感した次第です。
歴史に学ばぬ韓国人
私が日韓チャットを始めた頃は、W杯、日帝統治、従軍慰安婦、教科書問題がメインテーマで、やがて日帝統治が流行からはずれると、入れ替わりに竹島問題が注目されるようになり、そうかと思えば国内で反米反政府活動に耽ってみたりと、韓国はまことにめまぐるしくトレンドが変化しております。
現在の韓国のトレンドは、明らかに北朝鮮関連です。日韓チャットにおいては、北朝鮮関連、ことに今回の軍艦沈没破裂騒動に関する件は、こちらが韓国人側に促さなければ、彼らが進んで話題にすることはあまりありません。
それはおそらく、今回の件を反日に結びつけることが出来ず、それどころか日本は「先頭切って韓国を支援する」なんて言っちゃってますので、八つ当たりすることさえ出来ないからだと思います。
だからと言って素直に日本の韓国支持を感謝する気にもなれず、本心は「他人の家の揉め事にチョッパリ風情が首突っ込みやがって」と言いたいところなのでしょうが、それを言っても鬱憤晴らしにはつながらず、彼らとしては葛藤せざるを得ないところではないかと思います。
しかし韓国人は葛藤と率直に向き合うことがありません。ではどうするかと言えば、全力全開で現実逃避します。実際、日韓チャットで韓国人に半島有事について話を振ってみると、何故か彼らは何の根拠もなく「戦争は起きない」と断言するのです。
これが、「戦争は起きて欲しくない」と言うのならば、わかります。
「韓国は北朝鮮と戦争をしても得るものがない」とか「戦争によって再び同族同士で殺し合うのは嫌だ」「戦争になったら徴兵されるから嫌だ」と言うならば、十分理解出来ます。
ところが彼らは、「戦争は起きない」と躊躇なく断言するのです。
もちろん、「戦争以外の解決方法で解決する見通しがある」ならば戦争は起きないと言えるでしょう。しかし、今回の軍艦沈没破裂騒動そのものの解決さえ見通しがつかず、しかもその軍艦沈没破裂騒動の調査結果については、韓国内から韓国の足を引っ張る連中が少なからずおります。敵も味方もビビンバ状態の韓国で、彼らは何を根拠に「戦争は起きない」と断言出来るのでしょうか。
まず、彼らの「希望」や「期待」がナチュラル且つ何の根拠もなく「確信」にすり替わる習性が大きく影響している可能性が最も高いと思います(ちなみにその「確信」が実現しなかった場合、それは「恨」になります)。
次に考えられるのは、彼らの「北朝鮮がそんなことをするはずがない」という確信です。これは386世代が中心となった全教組による教育を受けた世代、即ち現在の10代後半~30代前半(日韓チャットに来る韓国人も、この世代が中心です)には、ポピュラーな意識ではないかと思います。
先日も申し上げた通り、今回の軍艦沈没破裂騒動に関して、韓国側から開戦することはあり得ません。実際、国連安保理に対しても、46人も殺された割に、韓国は北朝鮮に対する武力制裁は全く求めておりません。
ですから開戦に至る可能性は、ほとんど北朝鮮の思惑にかかっております。もちろん、北朝鮮としても積極的に開戦したいと思っているわけではないでしょう。しかし、それを以て楽観視するには、不安要素があり過ぎます。
そもそも、常識的な思考では絶対に理解も想像も出来ないことをするのが朝鮮人です。
韓国は、国民の海外旅行が自由化されて20年が過ぎ、先進諸国との交流もあり、ネットの普及による情報取得も、親北朝鮮派が自由に発言出来るほど思想や言論の自由も、北朝鮮とは比べ物にならないほど拡大されております。
しかし、その韓国でもまだあのレベルです。情報の取得や思想、言論の自由もない北朝鮮人が韓国人に輪をかけて非常識で素っ頓狂で斜め上だろうことは、当然と考えるべきでしょう。
即ち、普通ならば「北朝鮮が次に何をしでかすかは、誰にも想像出来ない」「突然意味なく暴発する可能性もある」と考えるのが自然です。
しかし、韓国人は「北朝鮮がそんなことをするはずがない」と確信している節があります。それは先日の韓国の地方統一選挙で、「ハンナラ党が勝てば戦争が起きる」という煽動ビラがあったと言われるように、韓国内に「戦争が起きるとしたら韓国側から」と思わせている組織があるということを示唆します。
そうだとすれば「ウリ韓国人は戦争をしたいなんて思ってない」と韓国人が考え、「北朝鮮が戦争を始めるはずなどあり得ないから、ウリ韓国が戦争を始めなければ、戦争が起きるはずなんかない」と断言するのは、十分理解出来ます。
朝鮮の歴史には、そうやって安易な見通しをすることによって国を損なった実例があるというのに、本当に歴史歴史とほたえる割に、歴史に学ぶことのない連中です。
ハングル専用化の末路
日韓チャットの常連韓国人の家族はハンナラ党支持だったようで、意に染まぬ選挙結果に家庭内で罵詈雑言が飛び交っているのを、常連韓国人が日韓チャットで実況中継してくれましたw
今回の韓国の選挙に関しては、あくまで伝聞ではありますが、「ハンナラ党が勝てば北朝鮮と戦争になる」とかいうビラが撒かれたとやら。なかなか巧妙な選挙戦術であるなあと感心しました。
それならハンナラ党は、それに対抗して「ハンナラ党が負ければ北朝鮮が無血統一を実現する」というビラを撒けば良くね?と言ってみたのですが、それだと絶大な逆効果を発揮しそうな気もしますw
本当に現在の韓国は、親北朝鮮派が広く深く根強く浸透しているのだなあと痛感した韓国の選挙結果でした。
さて、先日チャットログでご覧に入れた、ハングル専用における「朝鮮固有語、漢字語、外来語の区別」について、日韓チャットの常連韓国人に聞いてみたところ、「昔は外来語を表記する時は、字体を変えて書いていた」とのことでした。しかしいつの間にか、字体を変えて書くことはなくなったそうです。
では、今は外来語をどのように区別するのかと聞いてみたところ、「知らなければ区別出来ません」という至極真っ当な答えが返ってきました。
更に漢字語の場合は、韓国語の漢字音より、韓国語として発音しやすいようにハングルの綴りを変化させて教えているものがあるそうです。日本語でも、例えば「観音」の「音」の発音のように、一般的な読みとは全く別に、漢字熟語になると発音が変化するものがありますが、韓国語で例を挙げるならば、「白菜」がわかりやすいでしょう。
「白菜」は本来、漢字で書いた通りならば「paek-chae(カタカナで表記すれば"ペクチェ")」と発音するのですが、実際には「pae-chu(同じく"ペチュ")」と発音し、ハングルもそれに従っております。漢字を使っていればこの慣用読みもさほどに問題はないのですが、漢字で「白菜」と書くことのなくなった韓国では、仮に「白」をpaek、「菜」をchaeと読むということを学習したとしても、「pae-chu」という言葉が「白」と「菜」という漢字から成り立つ漢字熟語ということを理解することは出来ません。実際、私が聞いた常連韓国人も「白菜は固有語ではないか?」と言ってたほどです。
また、日本語の堪能な韓国人が、「邦題」という言葉を使っていたのを見たことがあるのですが、それは、「ホニャララという作品の邦題はわからない」というものでした。それを見て私は「?」と思いました。書かれている文章は日本語でも、その文章を書いてるのは韓国人です。韓国人が「邦題」と言う場合、それは「韓国の題名」という意味になるのではないか?と思ったのです。しかしその韓国人は明らかに「日本の題名」という意味で「邦題」という言葉を用いています。
そこで日韓チャットの機械翻訳や韓国語の辞書を使って確認してみたところ、日韓チャットの機械翻訳では「邦題」を「日本タイトル」と訳しており、韓国語の辞書には「邦題」という単語は載っておりませんでした。
では【邦】という漢字そのものはどうだろうと思い、韓国語の辞書を引いてみると「ウリナラ・・・」というハングルで始まっているので、「ほら、いくら韓国だって【邦】という字は「我が国」という意味で使ってんだろう?」と思って読み進むと、なんと辞書には「ウリナラの姓のひとつ」と書いてあるのですw
韓国の漢字辞書を引けば、ようやく「くに」という意味も出てきますし、「邦画」「邦貨」「邦国」「邦家」という漢字語も、あるにはあるようです。しかしそこまで徹底して【邦】の字義を調べる韓国人は、まずいないでしょう。
しかもこの「邦」という字の韓国語読みは同音の漢字が大変に多く、「方、放、防、坊、房、紡、訪、芳、傍、倣」などが同音です。さらに「題」という漢字も同音の漢字が非常に多く、「済、制、製、第、際、諸、提、帝、堤、剤、祭、弟、斉、蹄」などが同音です。となれば、必然的に「邦題」と同音の漢字熟語も多岐に渡ることになります。そのため韓国語における「邦題」という単語は、韓国語としては機能しなくなっているのでしょう。
つまり、以前から申し上げております通り、「同音異義語であっても、前後の文脈から理解出来る」という韓国人の言は真っ赤な嘘で、同音異義語の多い漢字で構成される漢字語は、もはや韓国では実用に堪えなくなってきているわけです。
その結果、現在の韓国では、出来るだけ同音異義語の少ない同義語、あるいは使用頻度の高い類義語に置き換えるか、そうでなければ朝鮮固有語や外来語などで言い換えるようになっております。
例えば日韓チャットで「該当する箇所を指摘せよ」と日本人が言ったとします。ところが、これは韓国人にはまず通じません。機械翻訳は、実に忠実且つ正確に翻訳しているにも関わらずです。
これは、「箇所」という単語が韓国人には理解出来ないためです。「"箇所"という単語は、韓国語にはありません」と断言する韓国人さえ珍しくありませんが、実際には「箇所」という単語は、韓国語の辞書にちゃんと載っています。
載ってはいるのですが、「箇」も「所」も同音異義語が多いためか、どうやら現在ではほぼ使われなくなっているようなのです。この場合、韓国人にもわかるように言うならば「該当する"部分"を指摘せよ」と言わなければ通じないのです。
「箇所」を「部分」と言い換えることは、その場限りで見ればそんなに大したことではないかもしれません。しかし別の語彙があるということは、それを用いることで表現されるそれぞれのニュアンスがあるということです。使用する語彙を制限すれば、必然的に表現のニュアンスや概念も制限されます。
ハングル専用は韓国語における「言葉の意味」の把握を困難にしました。ハングル専用化に伴ない、単語それぞれが持つ「言葉の意味」を徹底的に調べ学習するようにすれば、その弊害は最小限に抑えられたかも知れません(ただし、学習量が想像を絶するほど膨大になると思いますが)。しかし実際に韓国人が行なったことは「言葉の意味の学習強化」ではなく、「意味を正確に把握することが出来なくなった言葉の廃棄」でした。
そうやって使用語彙数を減らしていけば、必然的に語彙に付帯する概念も減っていき、思考における概念世界の広がりも妨げられます。
先だってのチャットログにもありましたが、日韓チャットの韓国人は「そういう意味で言ったのではありません」と言うことが非常に頻繁です。そう言う韓国人に、「ではどういう意味で言ったのか?」と問えば、ろくな説明もせずにふてくされるのも、極めて一般的です。
この「言葉の意味を重視しない。むしろ蔑ろにする」という傾向が進めば、やがて韓国人の言語からは、言葉そのものの意味が消滅して、韓国人は発する言葉の響きや発音の大小強弱長短のイメージだけで、有り体に言えば「鳴声」だけで会話するようになるのではないかと思う筆者でした。
そう言えば、ハングルって「動物の鳴き声も正確に表現出来る」というのが、ご自慢のひとつでしたね。
特亞三つ巴、あるいは三すくみ
過去、中国はソ連と共に北朝鮮に肩入れし続けてきました。朝鮮戦争ではさすがに人民解放軍として堂々と参加するわけにいかなかったようですが、それでも「義勇軍」という名目で北朝鮮に加勢した事実があります。また戦後、北朝鮮の復興に中国が大きく関与したことは周知の事実です。1970年代頃までの北朝鮮の写真を見ると、ハングル以外は中国と見紛うようなものがたくさんありますし、政策面でも中国の劣化コピーがたくさんありました。当時の北朝鮮が韓国より経済的に豊かだったのも、中ソの湯水の如き経済支援があったからこそです。
ですから、今回の半島有事に関しても、北朝鮮は中国の大規模支援を確信に近いほど期待していたでしょう。
ところが、現在は朝鮮戦争勃発時とは世界情勢がまるで違っています。今回の件で、中国が北朝鮮を支援する場合のメリットとデメリットを秤に掛けた場合、よほどの大どんでん返しが起きない限り、デメリットの方が甚大です。大どんでん返しに期待する手もありますが、それはあまりにも危険な賭けですし、仮に賭けに勝っても良くて元返し、ヘタすれば元本割れの可能性もあります。そんな見返りのない危険な賭けに参加するぐらいなら、岡目八目を決め込んで居る方が明らかに得策でしょう。
北朝鮮がどの程度現在の世界情勢を読んでいるのかはわかりませんが、今回の件が本気の戦争にまで発展することは、現況として孤立無援になる可能性の高い北朝鮮としても、望ましからぬことではないかと思います。
相手が韓国だけなら、北朝鮮にも勝算がなくもないでしょう。しかし米軍が韓国に加勢しないはずがなく、日本も、どのような形で加勢するつもりなのか全くわかりませんが、両手を上げての韓国支持を表明しております。ロシアはのんびり「まあまあ、そんなに結論を急ぐなって。俺が再調査してやるからよ」とか言ってますし、中国も、現在のところ明確な意思表示はしておりませんが、それは同時に「必ずしも北朝鮮に加担するとは限らないよ」という意思表示と見て取ることも出来ます。
対する韓国の方も、北朝鮮に勝てそうだからと言って喜んで戦争を始めるわけにはいきません。開戦すれば、韓国内の親北朝鮮派勢力が北朝鮮軍に呼応する可能性は極めて高いし、そもそも韓国軍の兵士自体に親北朝鮮意識を持っている者が少なくないことも、何年か前に韓国で問題になっておりました。
実際に戦争になれば韓国が勝つには勝てるでしょう。しかし無傷の勝利というわけにもいかないでしょう。その上、北朝鮮に勝ったからと言って、韓国が得るものはほとんどありません。何しろ北朝鮮は経済破綻国です。賠償金どころか、戦費の負担さえ不可能でしょう。
しかも韓国が勝った結果として南北統一せざるを得なくなった日には、否応もなく韓国が北朝鮮の面倒を見ることになります。戦費も賠償金も得られず、北朝鮮の経済復興まで自腹でやらなきゃならないなんて、韓国にとってはそれ何て罰ゲーム状態です。
ですから韓国としても、軍艦沈没破裂騒動に関して、戦争までして白黒はっきり付ける気は皆目無いと思います。軍艦沈没破裂騒動直後の、韓国政府の「北朝鮮関与の可能性は低い」という発言も、「その方がまだ面倒が少ない」という意識の表れだったのではないかと、私は見ております。
となれば、開戦は回避出来るのかと言えば、これまたそうとも断言出来ません。何故かと言えば、漁夫の利を狙える国があるからです。これは日韓チャットの常連日本人に教えていただいたご意見ですが、漁夫の利を狙える国とは、中国です。
開戦に至る場合、韓国からの先制攻撃はまず考えられません。今回の件に関して、韓国はあくまで被害者として、加害者である北朝鮮を謝罪させ、韓国の優位と正当性を確保出来れば良いわけで、先制攻撃で自ら加害者になってもメリットはないからです。
となれば、開戦に至る場合の先制攻撃は北朝鮮からということになります。もちろん北朝鮮自身も、本心を言えば開戦したいわけではないでしょうが、強気の発言を繰り返すうちに引っ込みがつかなくなったり、あるいは現場が暴発する可能性も十分考えられます。
もし北朝鮮が先制攻撃を開始した場合、間髪を入れず中国が人民解放軍を北朝鮮に投入。直ちに北朝鮮を制圧し、堂々と北朝鮮に人民解放軍を駐留させます。更に北朝鮮軍を武装解除し、監視の名目で中国の統治下に入れれば出来上がり。
北朝鮮軍の南進を防いだという大義名分がありますから、韓国もこれに文句を言うわけにはいかないでしょう。この絵に描いたような漁夫の利を獲得するために、中国がなにやら画策しないとも限らず、まことに半島情勢は混迷を極めております。