最近はもっぱらリテラを読んでいるが、もはや加計疑獄は安倍晋三の詰みなのは明らか。どんなにネトウヨが擁護しようがグウの音も出ないほどに、正に失神KOでカウント3のピンフォール勝ちと言っていいくらいに加計学園の獣医学部設立の問題点を誰の目にも明確にかつ明白にする記事をここに紹介する。

 正気か?安倍首相が加計学園ごまかしのため「獣医学部の全国展開」宣言!不要な規制緩和でこんなとんでもない事態が

 早い話、ボンクラ安倍晋三は農水省を悪者にして規制緩和を錦の御旗に立てた正義のヒーローになるつもりだった。ところが、その出発点が既に嘘だったのだ。農水省は2015年に犬猫を飼っている数が減っているし家畜を飼う戸数が家畜の数以上に減っていることを考えると獣医の数が確保できないことはないし需要も見込めないとはっきり言っている。つまり、数が足りないからという言い分は通らないのだ。

 これはネット徘徊で既にオイラが知り得たことであるが、さらに踏み込んだ突っ込みを入れている。それは「質」の問題。産業獣医師というのをこの記事でオイラは初めて知ったのだが、公務員の産業獣医師という記述からして以前対策に追われた口蹄疫とかに対処できるスペシャリストの人材育成が急務ということらしい。
 鳥インフルエンザなどの感染症対策の研究を特区指定の理由としているが、これは北海道大学や大阪府立大学など国立大学が既に実績を上げているのにそこに予算増を認めないのはおかしい、求められているのはペット獣医じゃないとしている。その加計学園も教員が確保できず学部を作っても間に合わせになるだろうと言われているし、教員確保は既存の大学でも苦労している慢性的な問題らしい。

 「現状でも教師の確保が厳しい現状で、いきなり全国の獣医学部で最大の160名という定員設定の加計学園、さらに全国展開などして、はたしてまともな質の獣医師養成教育ができるのだろうか。」

 ボンクラ安倍晋三がこの問に反論できるだろうか?ボンクラの脳味噌でできるわきゃねーわな。つーか、会社経営って視点から考えたらどう考えてもセンスがないとしか思えない。数はあるのだから今急いで増やす必要はない、問題なのは偏在や質。教師の数が少ないってことは数を増やしたところで質の向上にならないし先細りしてしまう。限られた経営資源の選択と集中を考えるのが企業経営のセオリー。実績を上げている機関はあるのだからわざわざ新設する必要などない。ましてや京都産業大学は京都大学とタッグを組んでいて実績を上げられる可能性が高いのだからそれを差し置いて加計学園に獣医学部を作る意味がない。当たるかどうかもわからない学部新設、それに付随してコストも余計にかかる、必要なところの人材は更に薄くなる、とやることなすこと全く真逆。こんな会社経営してたら潰れるぜ?

 獣医を増やせばオールOKと思ってるお気楽な社長。こんな社長だったらいくら金と人があっても使いこなせやしない。総理大臣は軍の総司令官でもある。こんな無能な総司令官がトップだったら軍は全滅、国なんて守れるわけがない。もっとも。ボンクラ安倍晋三はそんな気は毛頭ないだろうが。利益誘導がバレそうになったから全国展開なんて無謀もいいところ。インパール作戦やってるようなもんだ。

 そういや、加計学園の系列にペット関連の学校がなかったかと思い「加計学園 系列校」でググる。すると現れたのは広島アニマルケア専門学校。ってことは加計学園を出た獣医学部生の受け皿はちゃんと確保できてるわけだ。身内だけでおいしい思いする構図がちゃんとできてるじゃんwww。しかも元手は税金。濡れ手で粟どころの話じゃない。あれれ、おかしいぞーと名探偵コナンばりに突っ込みたくもなるっての。