ツイッターで百田が変態と書いたのはいいが、猛バッシングを受けて慌てて削除。言葉を生業とする作家センセーがそんなにぞんざいに言葉を扱っていいものやら。これで作家と言われてるんだから作家の質も落ちたもんだ、いやそもそも百田のパーソナリティならさもありなんなのか。いずれにしてもツイッターがバカッターなんていわれるのもあながち間違いじゃない、いわば瞬間芸だからこそその人の言葉に対するセンスや感覚の鋭さが問われる。だから考え考えキーボード打つオイラにゃツイッターは似合わない、そもそもそんなセンスもないからツイッターなんぞやらなくて正解だなと思っているオイラですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

　さて、三原じゅん子の八紘一宇発言があったようで。八紘一宇というのを持ち出すこと自体どーよ？って話なんだが、当人は八紘一宇の意味をご丁寧にも自分のブログで説明しているらしい（いちいち覗きにいく気にもならんので正確ではないかもしれんが）。 

　とにかくオイラが言えるのは八紘一宇の言葉の意味を問うているんじゃないんだぞ、と。
　八紘一宇がどういう時代背景（政治状況といってもいいね）で用いられたか、
　そして国会議員が八紘一宇を賞賛するかのような発言が余所の国にどう思われるのかを考えたことがあるのか？

　そういう考えがないから軽々しくそんな発言をするんだよ。これ、ナチスに学べに匹敵する失言だと思うぞ？戦後７０年の総括で私が（それについて）ここで軽々しく発言するのは政治問題、外交問題になりうるなんて寝ぼけた発言する安倍晋三がトップだもん、ユルフンにもなるだろうさ。

　国会での議員の発言は全て政治問題、外交問題になりうる。

　だから国会議員は文法とかてにおはとかいった意味とは別に言葉の使い方に神経質になるのが当然なのだ。
　もちろん、言質を取られないようにとか低レベルな話ではなく。

　外からどう見えるかってのは鳩さんのクリミア訪問にもあてはまる。鳩山由紀夫は与党議員ではない、それどころか既に政界を引退した私人。だから自粛してくれとかいうお達しに従う謂われは何ひとつない。ましてやパスポート取り上げるぞってどこまで傲慢なのさ？いくらプーチンが武闘派とはいえ仮にも総理大臣務めた鳩さんをいきなり拘束とか乱暴な真似をするかねえ？

　クリミアにロシアが軍を派遣したのは果たして悪いことなのか？
　アメリカ＝善、ロシア＝悪という考えのままだと鳩さんが国に迷惑をかけたという呪縛から逃れられない。

　ハリウッドの映画じゃあるまいし、いつでもアメリカが正しいわけじゃない。
　イラクに大量破壊兵器があると難癖つけたことだってあるんだからさ。それに唯々諾々と従ったコイズミもいたがｗｗｗ。
　鳩さんのクリミア訪問はそれ自体にそんな考えに疑問を持たせるきっかけになっている。
　だからこそ、政府は訪問にイチャモンをつけ悪いことをしたとしたいのだろう。洗脳なんて言葉を用いるあたり、鳩さんわかってやってるよね。

　報道の自由を自ら放棄したマスメディアに覆われた日本だから報道の自由がないと言われるのも当然。
　だから日本が外からどう思われるのかは余計見えにくくなっているんだよな。