何とも理解のない、想像力のない人間を都知事にしてしまったもんだ。たった5㎝の雪でも首都圏の交通網には重大な影響が出るってのに。雪が降ってダイヤが乱れれば復旧に時間がかかることすらわからないらしい。先日の雪でさえダイヤが正常に戻ったのは深夜2時だと聞く。雪が降るのと「積雪」は同じではないというのがわかっていないというのを証明する話である。
くろねこさんのところにお邪魔した後で恐縮なのだが、雪が降るのが当たり前な地域に住んでいるオイラからすれば今回の関東圏に降った雪は大災害、外出禁止令を発してでも被害を食い止めなくてはならないレベルである。笑っちゃう話というのはあながちウソでもない。毎日雪が降るのが当たり前な人からすれば東京は脆いよねと思うのも無理からぬ話だが、北海道の人たちが夏の暑さで「30℃は暑すぎ!」とぼやくのを東京や大阪の人たちが軟弱だと思うのと同じ。そういう意味ではお互い様なのだ。
だが、生活がかかれば話は別である。そもそも雪に対する備えからして雪に対する認識が違う。例えば住居。雪の重みはトン単位にも及ぶ。 最低気温がマイナス20℃にも達するから二重窓は当たり前。住居は何より頑丈で温かくなければ死ぬのだ。靴にしても冬靴を普通に持っている。しかも外出用のものと雪かき専用に膝近くまですっぽり覆う長靴の2種類。雪かきの道具にしてもスコップ以外に複数のものが各家庭にある。ちなみにスコップといってもプラスチックだけじゃなく金属のも大抵の家庭にあるんだわw。ママさんダンプでググるといろいろ引っかかるぞ。
前置きが長くなったが、雪が降っても融けて終わりということにはならない。特に積雪の後で踏み固められた後には融けることはなく氷になる。備えのない首都圏ではこれが非常に厄介なことになると想像できる。 鉄道ではポイント故障が発生し、冬タイヤなど持ってないのが大半だから道路では車がまともに走れない。コンビニの棚がすっからかんになった絵がネットでよく見られるが配送車が走れないのだから自明の理。
道路状況が悪い、かつ備えもなければ緊急車両が走れない。さらには除雪できる重機もない。
これで融ければそれで終わりとかほざくのがいかに無責任かわかろうというものだ。
山梨県では死者が出たらしい。 山梨に雪が降らないことはないだろうが、住民の備えはもとより自治体の対策が追いついていない(舛添のように全くやってないということではない。オーバーフローということなので念のため)。南側からの低気圧による雪なので恐らく湿った雪なのだろう。雪かきは2倍3倍の負担の大きさになるだけでなく屋根が潰れるなどの副次的災害まで引き起こしている。
さらに問題なのは雪は除ければそれで終わりではないということ。
実際に見たことはないが北陸では道路脇に雪を溶かして流す溝があるらしい。北陸の雪は比較的融けやすいのでそれでも大丈夫なのだろうが、いずれにせよ除けた雪をどこかに運ばなければならないという問題が立ちはだかる。ただでさえ大雪で持って行く場所がないのに道路が塞がれて・・・ではどうにもなるまい。さらに怖いのは風。より詳しく言うと吹雪による視界不良や吹きだまり。去年の北海道では猛吹雪で車が動けなくなり、9歳の娘を抱きかかえて父親が亡くなるという痛ましい事故が起きた。雪に慣れた北海道の人でも改めて雪は怖い、自然災害の恐ろしさを身に沁みているのだ。
この大災害、復旧に2週間はかかるんじゃなかろうか。立ち往生している車を待避させるだけでもかなりの手間だろう。交通網の復旧もさることながら孤立した地域ではそろそろ水や食糧、燃料が心配だ。寒さで死ぬことも考えると対策が急がれる。 雪に慣れていない地域が大変なのは言うまでもないが震災で被災された方々は仮設住宅で生活しているだろう。大雪、しかも重たい雪に耐えられるのかと心配になってくる。
冷血漢のハゲを選んだ都民の自己責任だろとシニカルに突き放す気はないが、政府のあまりの動きの無さには天ぷら食ってご満悦の安倍ちゃん共々引きずり降ろす価値が十分にあると思うオイラである。
くろねこさんのところにお邪魔した後で恐縮なのだが、雪が降るのが当たり前な地域に住んでいるオイラからすれば今回の関東圏に降った雪は大災害、外出禁止令を発してでも被害を食い止めなくてはならないレベルである。笑っちゃう話というのはあながちウソでもない。毎日雪が降るのが当たり前な人からすれば東京は脆いよねと思うのも無理からぬ話だが、北海道の人たちが夏の暑さで「30℃は暑すぎ!」とぼやくのを東京や大阪の人たちが軟弱だと思うのと同じ。そういう意味ではお互い様なのだ。
だが、生活がかかれば話は別である。そもそも雪に対する備えからして雪に対する認識が違う。例えば住居。雪の重みはトン単位にも及ぶ。 最低気温がマイナス20℃にも達するから二重窓は当たり前。住居は何より頑丈で温かくなければ死ぬのだ。靴にしても冬靴を普通に持っている。しかも外出用のものと雪かき専用に膝近くまですっぽり覆う長靴の2種類。雪かきの道具にしてもスコップ以外に複数のものが各家庭にある。ちなみにスコップといってもプラスチックだけじゃなく金属のも大抵の家庭にあるんだわw。ママさんダンプでググるといろいろ引っかかるぞ。
前置きが長くなったが、雪が降っても融けて終わりということにはならない。特に積雪の後で踏み固められた後には融けることはなく氷になる。備えのない首都圏ではこれが非常に厄介なことになると想像できる。 鉄道ではポイント故障が発生し、冬タイヤなど持ってないのが大半だから道路では車がまともに走れない。コンビニの棚がすっからかんになった絵がネットでよく見られるが配送車が走れないのだから自明の理。
道路状況が悪い、かつ備えもなければ緊急車両が走れない。さらには除雪できる重機もない。
これで融ければそれで終わりとかほざくのがいかに無責任かわかろうというものだ。
山梨県では死者が出たらしい。 山梨に雪が降らないことはないだろうが、住民の備えはもとより自治体の対策が追いついていない(舛添のように全くやってないということではない。オーバーフローということなので念のため)。南側からの低気圧による雪なので恐らく湿った雪なのだろう。雪かきは2倍3倍の負担の大きさになるだけでなく屋根が潰れるなどの副次的災害まで引き起こしている。
さらに問題なのは雪は除ければそれで終わりではないということ。
実際に見たことはないが北陸では道路脇に雪を溶かして流す溝があるらしい。北陸の雪は比較的融けやすいのでそれでも大丈夫なのだろうが、いずれにせよ除けた雪をどこかに運ばなければならないという問題が立ちはだかる。ただでさえ大雪で持って行く場所がないのに道路が塞がれて・・・ではどうにもなるまい。さらに怖いのは風。より詳しく言うと吹雪による視界不良や吹きだまり。去年の北海道では猛吹雪で車が動けなくなり、9歳の娘を抱きかかえて父親が亡くなるという痛ましい事故が起きた。雪に慣れた北海道の人でも改めて雪は怖い、自然災害の恐ろしさを身に沁みているのだ。
この大災害、復旧に2週間はかかるんじゃなかろうか。立ち往生している車を待避させるだけでもかなりの手間だろう。交通網の復旧もさることながら孤立した地域ではそろそろ水や食糧、燃料が心配だ。寒さで死ぬことも考えると対策が急がれる。 雪に慣れていない地域が大変なのは言うまでもないが震災で被災された方々は仮設住宅で生活しているだろう。大雪、しかも重たい雪に耐えられるのかと心配になってくる。
冷血漢のハゲを選んだ都民の自己責任だろとシニカルに突き放す気はないが、政府のあまりの動きの無さには天ぷら食ってご満悦の安倍ちゃん共々引きずり降ろす価値が十分にあると思うオイラである。
豪雪と災害について大変わかり易い説明ですね。
まったくそのとおりと思います。
大雪は怖いものだとの認識がない舛添。
暖房ひとつとっても、埋まった車であたたまるには排ガスで死の危険、外へ出れば凍死の危険、住宅ではストーブの排気筒が雪に埋まってこれも排ガスで死の危険。
そこに消防も救急も入れないわけですから。
緊急な事態だということのまるでわからない、とんでもない低能を知事にしてしまったものです。
それとTBはTB先のページURLにリンクが貼ってあると、通ります。