パチンコやパチスロに金を突っ込んでは負けている人たちは「(店の)養分」と揶揄されているらしい。まあ、オイラは学生時代にちょっとやった程度でやめてしまったが。パチプロとかになれるのは100人のうち3人もいればいいほうだろうし、だいたい勝ち負けからすれば絶対に店には勝てないようになっている(だからホールも増えている)。それに、目と耳に悪い。学生時代でさえどんなに頑張っても2時間しか体が保たなかった。1日中ホールにいることが出来ないんじゃ生計を立てる仕事にもなりゃしない。そういやパチンコやパチスロに対してはネトウヨは異常に敵意むき出しだよな。

 さて、ゴミ売りの1面ではアホノミクスを強引に褒め称える記事が。株価が57%も上昇しましたよ、これはダウなんか目じゃない、中国に至ってはマイナスですよpgrと高らかに喧伝し、円が20%も下落しましたって自慢げに書く神経がオイラには理解できないね。ってことは輸入する時にそれだけ損してるってことだもん。

 エネルギーや食料を輸入に頼る日本がわざわざ自国通貨の価値を下げるなんてアホとしか思えん!っていうのがオイラの身上。だいたい、日本に株持っている一般大衆がどれだけいる?株を買おうにも貯蓄がないどころか職がない。だからなけなしの貯蓄を切り崩さなきゃ生きていけない。それでいて、円安によるコスト増は国民全員が否応なく被ることになる。ってことは一般大衆の懐から金をむしり取り会社がそれを利益に替えているってこと。リスクを避けられるのは国の外に出ていける人や大企業だけ。例えばトヨタは(あくまで例えば、ですよw)現地に工場を造り現地で人を雇用するから日本国内の失業の「カイゼン」にはならない。そして会社の利益は給料には回らず株主の利益になる。つまり貧乏人から金持ちにお金が吸い上げられているってことだ。

 神々の戯れかのように金持ちはマネーゲームに興じる。そこで負けてもケジメをつけない。どんなに負けてもタネ銭は一般大衆から強制的に吸い上げるから自分の懐は痛まない。時代劇の盆暗若旦那だって身代盗られるハメになるというのに・・・。そして来年4月からは消費税が8%に上がるからいっそう一般大衆は搾り取られることになる。オリンピックっていうでっかい公共事業も果実を得るのは東京本社のゼネコンだけ。オリンピック特需に人もモノも集まるから東北の被災地は一向に日の目を見ない。入札不調なんてのは首都圏以外では至る所で起きているしね。

 とことん、一般大衆は金持ちの養分にされる。それを防ぐはずの政府が一緒になって推し進める。コイズミは日本をぶっ壊してくれた。もはや労働組合なんて死語だし、存在すら怪しい。安倍晋三は日本国民の富を金持ちに偏らせ、一般大衆は金持ちの養分にされていく。ちょっと前までは必要なものしか買わないだったのが今では必要なものすら最低限しか買わない、あるいは買えないになってる。そう思うのはオイラだけか?

 アホノミクスの名の下にこれからもずっと国民の富は融かされ続けていくのだろう。
 アメリカ見てりゃ貧乏人の行く末は・・・だいたい決まったようなもんだね。