オリンピック招致合戦での猪瀬の映像を見て吐き気がしたね。ブロークンなのは百歩譲って許すとしてもまるで伝わらない英語での棒読みスピーチ。そして「カネならありまっせ!」と得意満面なあの映像。

 下品としか言いようがない。 

 お前のカネでもあるまいに、打ち出の小槌のようにカネは引き出せるものだと調子に乗っている。海外では多かれ少なかれカネだけはあると思われている日本人の薄っぺらさを見せつけられた気がしていたたまれなくなるよ。こんなのが日本の首都の首長だと思うと恥ずかしくって海外旅行なんか出来ないね。

 で、都議選。投票率が43.5%ともなればそりゃ自公が勝つに決まっている。民主党の体たらくは今さら批判の対象ですらない。ゴミ売りも流石に勝つのが分かり切っていたのをむずがゆく感じたのか民主党はだらしないとかずれたこと言ってる。

 民主党が弱いから自公が勝ったわけじゃないっての。
 民主党には衆院選の惨敗で有権者が鉄槌下しただろうが!

 民主党の議席数は今さら指摘するまでもない。よくそれだけ取れたねってなもんだが、共産党が民主党よりも上回ったのは興味深い。言うことは立派でも結局は共産党ってのが一般的なイメージだが、それでも共産党に票が集まるってのは自公NO!の票が漂流していてゼロに近い可能性でも共産党に託さざるを得ない有権者の悲鳴なのかもしれない。

 万年野党の共産党にも負ける民主党は存在自体を否定されている。消えてしまっても何の痛痒もない、どうでもいいものに成り下がっている。変えようとする意志のあった鳩山内閣はまだしも、公約を破り続けてどうでもいい、どうせ変わらないと絶望感を強力に植えつけたアホ菅、野ブタは万死に値する。