エネルギー事情の深刻化を受け、政府が米本土産の液化天然ガス(LNG)の対日輸出許可を求め、米政府と交渉に入ったことが21日、明らかになった。
日本国内の原子力発電所の相次ぐ運転停止やイラン産原油の輸入削減を受け、エネルギー調達先を多様化する狙いがある。米国はこれまでLNGを戦略物資と位置づけ、輸出を規制する姿勢をとってきたが、同盟国・日本の強い要請もあり、今春予定する野田首相訪米の際、オバマ大統領とLNG輸出で合意する方向で両政府が調整している。
関係筋によると、日本政府は、米ルイジアナ、メリーランド両州で進む民間のLNG生産プロジェクトからの輸出許可を求めている。米国では技術向上によって天然ガスの採掘量が急速に伸びており、両プロジェクトの年間輸出見込み量は計1700万トン。許可が下りれば2016年から輸出が始まる見通しで、アラスカ州を除く米本土で産出するLNGの初の対日輸出となる。プロジェクトには三菱商事などの商社、中部電力や東京ガスなどの電力・ガス大手が参入に関心を示しているという。
(2012年2月22日03時06分 読売新聞)日本:「イランからの石油が止まるとエネルギーが足りません。原発を稼働させようにも世論が五月蠅くって・・・。火力発電で電力賄わなきゃならないのにあなた方にお付き合いしてイランは油田まで諦めてるんですから何とかしてくださいよ。」
アメリカ:「あ?そんなの知ったこっちゃねーよ・・・と言いたいところだが、俺も鬼じゃねぇ。今、俺のところでLNGが出そうだから融通してやってもいいぜ。」
日本:「原発がなくなると電力不足って喧伝してるんですから代替エネルギーを確保しているのを見せとかないとこっちもやばいんですよ。」
アメリカ:「 でも、今すぐには無理だぞ?(・・・ということにしておこうか。いろいろ引っぱってこれそうだしなwww)」
日本:「とにかくください! 言い値で買うからそれでお願いします! 」
・・・なんて土下座でもしてたんだろうか。
アメリカに腹見せてキャインキャインやるだけじゃ飽きたらずに自分のキ○○マ掴ませるつもりらしい。
これでいっそうアメリカ様には頭が上がらなくなること請け合い。
記事はwebからのコピペだが、ご丁寧にゴミ売りは紙面では「原子力発電所の相次ぐ運転停止やイラン産原油の輸入削減を受け、エネルギーの調達先を多様化する狙いがある。」「米政府は国内のガス価格高騰を懸念し、自由貿易協定(FTA)非締結国への米本土産LNGの輸出を規制している。これまで認めたのは1件だけだ。」とまで書いている。
要は「野田首相は凄いんですよ!アメリカにお願いして特別にLNGを分けてもらったんですよ!」と褒めそやしたいらしい。
馬鹿じゃなかろうか。
LNGの輸入先は多国にわたるのでリスク管理ができていると言えなくもないが、結局アメリカにベッタリの構図は変わらないどころか一層加速してるじゃねーか。中東を敵に回したら尚一層アメリカ様には逆らえなくなるぞ?
輸入に頼らずにエネルギーを自前で調達するための方策はないのか?
別に太陽光に限らずに地熱発電とか急峻な地形を利用したミニ水力発電とか自然エネルギーを使った発電を強力に推進するとかブチ上げてみたらどうだ?国のトップならせめてサラリーマン金太郎の世界よりましな構想を練ってみてくれよ。