○政府、休眠預金を復興費用に 500億円の一部活用案
 政府が、金融機関で10年以上、お金が預け入れられたまま、預金者と連絡が取れなくなった「休眠口座」の預金の一部を東日本大震災の復興費用として活用する方策の検討に入ったことが15日、分かった。同日午後に古川元久経済財政担当相が議長を務めて開催する関係閣僚の「成長ファイナンス推進会議」で議題とする。
 政府関係者によると、休眠口座の預金は、毎年約850億円発生し、うち約350億円が払い戻されている。同会議では、残り約500億円のうちの一部を被災企業や民間非営利団体(NPO)に振り向けることで復興を支援する活用策を議論する。
 (2012/02/15 11:43 共同通信)

 これは47ニュースからのコピペ。
 少しでもお金の活用をするという意味ではやらないよりはましだろうが、それでもたったの500億円にしかならない。それに、この休眠口座の活用をというのは新党日本の田中康夫が以前から言っていたことで、特別新鮮味があるわけではない。 

 だいたい、他人の金を当てにする根性が気にくわない。

 官公庁のムダや埋蔵金がちっとも手つかずのまま。「増税をする前にやるべきことがあるんじゃないのか?」という国民の怨嗟の声に 向き合おうとしていない。現実に復興にはお金がいる。だったら民間だけに頼らずに役人も国会議員も少しは身銭を切ったらどうだい?ってのが一般大衆の偽らざる感情だと思うんだがなあ。消費税増税なんておもいっきり貧乏人イジメだし(きめ細かい税率を定めれば話は変わってくるが)。インフレターゲット1%目標ってのも身を削って作ったお金じゃないでしょ?国債で社債などを買い取るってのは借金の先延ばし、ツケ回しになる可能性だってあるんだから。

 兆単位のお金は無駄遣いして億単位のお金を探してくる、それも他人の金。
 順序も金銭感覚も全くもってズレているとしか思えんのはオイラだけか?