国会議員にとって、そして政党にとって公約とは存在意義や価値とほぼ同一のものとオイラは思う。
 公約は目標ではなく約束であり、約束を果たせなければケジメをつけなきゃならない。

 鳩山由紀夫は普天間基地移設を高らかに掲げながら見事に失敗した。総理の職を辞するのは当然のケジメであり、
 幹事長として党を支えた小沢一郎共々身を引くのは政治家として最低限持っていなければならない良識。

 それがアホ菅が代表になってからの民主党はどうだ?

 自分が代表になった途端マニフェストとは真逆の増税を言いだした。約束を反故にされたと有権者が怒りを示すのは当たり前であり、参院選での惨敗は必然。その結果、衆参ねじれ状態を作り出して国会運営を難しくしてしまったのだ。まともな感覚を持っていれば、この時点で少なくとも党内だけでも新体制で政権運営に臨むはず。ところが、誰も選挙での敗戦の責任を取らないばかりか、いわゆる尖閣問題では責任を那覇のいち地方組織に押し付けた。

 そして、3.11。

 初動の不手際、情報隠し、決断の遅さとありとあらゆる失態続き。アホ菅は好き嫌いで人事を弄び、党内に総動員をかける前に野党に震災だからと協力を申し出るという筋の通らないことをする。特に情報隠しは呆れるばかりで、枝野の「直ちに危険ではない」というのはもう今年の流行語大賞にしてもいいくらいに見え透いた嘘であり、自らの保身のためでしかなかった。セシウムに汚染されたわらを食べた牛の肉が全国に流通しているのは情報隠しで対策が後手に回った例のひとつで完全にアホ菅内閣の責任。何一つ決断できず、口先だけの脱原発。その証拠に「脱原発は自分の考え」とアホ菅が言っているのだから。

 自分に対処能力がないなら対処できる人材を配置して「責任は自分が取る!」という態度を示すのがトップの務め。
 ところが、アホ菅と来たら「手柄は自分のもの。責任は他人に押し付ける!」ときたもんだ。挙げ句の果てが身内との内輪もめ、マニフェストに無理があったと完全降伏。フランケン岡田はさぞかし屈辱だっただろう。まあ、無能ぶりは3本の指に入るので同情は全くないが。どうせ岡田だって「こんなことになったのはアイツが辞めないからだ!」とかピンボケな恨み抱いているだろうしなwww。

 アホ菅が日本憲政史上で最悪の総理大臣、
 最悪の内閣であることはもう間違いない。

 安倍やアソーもひどかったが、アホ菅のひどさはケタが違う。じゃあ自民党に戻れるか?答えはNOだ。
 石原のボンボンは私達に対する謝罪ではなく国民に対する謝罪だと受けとめていると余裕ぶっていたが、ちゃんちゃらおかしい。民主党の支持率やアホ菅内閣の支持率が加速度的に下がっても自民党の浮揚に繋がらないのは自民党も信用されていないからだ。「公約を守れないなら信を問え!」というのは正しくても、あんたたちがそれを言うかねぇ?ってなもんだ。

 アホ菅に対する恨み言がすっかり長くなっちまった。

 小沢一郎にはもう民主党を見限るべし。この期に及んでも党員資格停止が解除されない以上代表選に出ることすら出来ないのだから、党内から変革をすることは不可能。むしろ、民主党のブランドがマイナスイメージになってしまっている現状では民主党は泥船。新党結成、新しい舟で存在価値を示して欲しい。

 壊し屋上等、旧世代上等。
 旧世代がため込んだ垢は旧世代で掃除する。それこそが最後のご奉公ってものじゃないのか?
 
今や5人の金持ちと95人の貧乏人に分断された日本。小沢一郎の新たな舟は貧民党。最後の望み。